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初秋の田畑を真っ赤に染め上げる京都の「彼岸花」おすすめスポット7選

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秋のお彼岸に一斉に開花して田畑を真っ赤に染め上げ、一週間程度で一斉に散ってしまう彼岸花(ヒガンバナ)。
美しい田園を真っ赤な彼岸花が彩る景色は、京都に限らずまさに日本の原風景です。
不吉な花といわれることもありますが、9月下旬から10月初めにかけての京都では、彼岸花ほど美しい花はありません。
京都では春のソメイヨシノに対して秋のヒガンバナといったところですが、いずれもすべての個体が同じ遺伝子を持ったクローンである点が同じです。

京都にある彼岸花のおすすめスポットを7ヶ所ご紹介します。 

注:2019年は彼岸花の開花は京都では遅れており、例年より概ね一週間遅れの進行です。
  10月上旬までは京都各所で楽しめる見込みです。

 

 

彼岸花(ヒガンバナ)とは 

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彼岸花(ヒガンバナ)

ヒガンバナ科ヒガンバナ属の花です。
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)ともいい、「天上の花」という意味。

大陸から稲作とともに京都などへ伝来した有毒な植物で、田畑の畦をモグラなどの害から守るために植えられました。
日本に存在する彼岸花は、全て遺伝子的に同一です。
白い花の白花彼岸花(シロバナヒガンバナ)もあり、彼岸花と鍾馗水仙(ショウキズイセン)の雑種といわれます。
鍾馗水仙は黄花彼岸花(キバナヒガンバナ)ともいわれますが、実は彼岸花とは近縁の別種です。

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京都の彼岸花おすすめスポット7選

① 嵯峨野(さがの)

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おすすめポイント

京都で彼岸花といえば、広沢池と大沢池の間に広がる嵯峨野です。
風致地区、特別修景地域、歴史的風土保存地区に指定されており、京都市による厳しい規制により、古き良き日本の田園風景が今も残されている地域です。
ここでは、黄金色に輝く稲穂と真っ赤な彼岸花という、京都の初秋を代表する美しい景色を見ることができます。

見頃は9月下旬~10月初めごろです。

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見学情報

嵯峨野とは、広義には京都でも太秦より西のエリアを指しますが、ここでは中でも広沢池、大沢池、一条通に囲まれた狭義のエリアを指します。
平安時代から風光明媚な地として京都の貴族たちの別荘地として愛されてきました。
中でも、嵯峨野には京都近郊でも有数の美しい田園風景が残されています。
農家の方が農作業をするのどかな雰囲気の中を彼岸花を楽しみつつ気持ちよく歩くことができます。
無人販売所で売られている、地元のとれたて野菜もお楽しみのひとつです。

アクセス

市バス「広沢池・佛大広沢校前」「大覚寺」バス停など
JR「嵯峨嵐山」より徒歩20分

 

② 千本ゑんま堂(せんぼんゑんまどう)

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おすすめポイント

明るい太陽の光を浴びた彼岸花も良いですが、一味違った彼岸花を楽しめるのが京都の洛北近くにある千本ゑんま堂です。
死を連想させる花でもある彼岸花と、京都の葬送地であった蓮台野で閻魔(えんま)さんを祀る千本ゑんま堂という、ある意味では最強のタッグです。
境内の奥にある地蔵池のほとりには、付近から出土したというお地蔵さんをはじめとした石仏がずらりと並んでいます。
初秋になると、ところ狭しと並ぶ石仏の隙間から、たくさんの彼岸花が顔を出します。石仏の中で咲く彼岸花は怪しい美しさです。
石仏は古いものばかりではなく、新しくかわいらしい顔をしたものも交じっており、赤い彼岸花を従えながら咲く光景はほほえましいです。

見頃はやや早めで9月下旬ごろです。

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拝観情報

正式には引接寺(いんじょうじ)といいます。
京都の葬送の地であった蓮台野へ通ずる入口であり、閻魔王を本尊とした寺院です。閻魔王につかえたとされる小野篁が死者の魂を弔うために創建したと伝えられ、古くから京都では庶民の信仰を集めてきました。
京都三大念仏狂言の一つである「千本ゑんま堂大念佛狂言」を伝承しています。

拝観時間 9:00~16:30
拝観料 境内自由
住所 京都市上京区千本廬山寺上閻魔前町34
アクセス 市バス「千本鞍馬口」バス停から2分バス停から徒歩3分

 公式HPはこちら

 

 ③ 平野神社(ひらのじんじゃ)

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おすすめポイント

春は多くの人で賑わう京都を代表する桜の名所である平野神社ですが、この時期は訪れる人も稀です。
そんななか、密かに見頃を迎えているのが彼岸花。
桜苑を中心に、平野道沿いの「さくら通学路」など、境内各所で彼岸花が咲きます。
半分近くは彼岸花よりも早咲きの白花彼岸花が占めているのも特徴で、京都でも一足早く見頃を迎えます。

見頃は9月中旬~下旬ごろと長めです。

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拝観情報

朝廷から特別な奉幣を受ける、京都近郊を中心とした二十二社のひとつとして古くから重んじられてきた神社です。
春には境内には「平野妹背(ひらのいもせ)」「手弱女(たおやめ)」「突羽根(つくばね)」など著名な桜の原木をはじめ、約50種400本の桜が植えられており、3月からGWまで長期間にわたって順次開花が続きます。

拝観時間 日中随時
拝観料 境内自由
住所 京都市北区平野宮本町1
アクセス 市バス「衣笠校前」バス停から徒歩3分

公式HPはこちら

 

④ 高瀬川(たかせがわ)

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おすすめポイント

点々と咲いている感じで、彼岸花の美しい景色が広がるというわけではありませんが、京都の繁華街、木屋町通沿いに流れる高瀬川では各所で彼岸花が開花します。
京都ではあまり見ない、川の流れのすぐそばで咲く彼岸花を見ることができます。
御池通から七条通あたりまで、断続的に咲いています。

見頃は9月下旬~10月初めごろです。

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見学情報

角倉了以(すみのくらりょうい)によって1611年に開削された運河です。
京都市内と外港である伏見とを結ぶ物流の大動脈として約300年間にわたって利用されました。
森鴎外の小説「高瀬川」の舞台としても知られます。
高瀬川は、市内中心部では京都最大の歓楽街である木屋町通沿いに流れています。

アクセス 京阪「三条」、阪急「京都河原町」など

 

⑤ 京都府立植物園(きょうとふりつしょくぶつえん)

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桃色彼岸花(モモイロヒガンバナ)

おすすめポイント

彼岸花といえば、どれも同じ遺伝子を持っているため、どこで見ても同じ花ですが、実は彼岸花近縁種との交配などにより、多彩な園芸品種があります。
白花彼岸花(シロバナヒガンバナ)や黄花彼岸花(キバナヒガンバナ)くらいなら、京都でもいろんなところで見られますが、京都府立植物園では、桃色彼岸花(モモイロヒガンバナ)なんて品種も見ることができます。
その他にも、様々な色や形をした多彩な珍しい品種を楽しむことができます。

京都府立植物園内でも彼岸花が特に多く見られるのは賀茂川門近くの水車小屋前です。

見頃は9月中旬~10月初めです。

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井上八重

入園情報

1924年に開園した日本を代表する京都の植物園で、京都府民の休日のお出かけ定番スポットです。
広い敷地をぶらぶら歩けば、植物が約12,000種。
桜や梅、つばき、花しょうぶ、あじさいなど昔から親しまれてきた植物のほか、バラ園など左右対称の造形美が楽しめる洋風庭園など変化に富んでいます。
熱帯の植物が見られる温室もあります(別途入館料が必要です)。

休園日 12月28日~1月4日
入園時間 9:00~17:00(受付終了は16:00)
拝観料 一般   :200円
高校生  :150円
中学生以下:無料
TEL 075-701-0141
住所 京都市左京区下鴨半木町
アクセス 地下鉄「北山」よりすぐ

公式HPはこちら

 

⑥ 大原(おおはら)

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おすすめポイント

京都近郊の田園景色といえば、洛北の大原も忘れてはなりません。
まだ観光客の姿もまばらなこの時期、田畑や道端などあちこちで彼岸花が咲いています。観光資源として彼岸花を植えているのではなく、自然体で彼岸花が咲いている姿は私たちの心を捉えます。
京都大原では彼岸花の見頃にあわせてコスモスも咲きはじめており、同時の楽しめるのはうれしいところです。

見頃は9月下旬ごろです。

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見学情報

京都の洛北に佇む大原は、比叡山のおひざ元として、三千院や寂光院(じゃっこういん)をはじめとする寺院が発展してきました。
中世からは、女性たちが大原で採れた野菜や薪を京都で売り歩く大原女(おおはらめ)でも知られます。
京都近郊の静かな農村でしたが、「♪京都大原三千院~」で知られる「女ひとり」のヒットを機に多くの人が訪れる京都有数の人気観光地へとなりました。

アクセス 京阪「出町柳」より京都バスで33分
地下鉄「国際会館」より京都バスで23分
JR「京都」より京都バスで62分

 

⑦ 曽我部・彼岸花の里(そがべ)

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おすすめポイント

最後に紹介するのは、京都随一の美しい彼岸花が見られるスポットとして、最近人気急上昇中の亀岡市曽我部です。
「彼岸花の里」として売り出されるようになったのはつい最近のことで、京都市民はもちろん亀岡人にすらあまり知られていません。
しかし、彼岸花を見に来る人は年々増えており、そろそろ京都の彼岸花鑑賞の"穴場"は卒業かもしれません。

広々とした田畑の畦を彼岸花が埋め尽くす姿は絶景です。
レッドカーペットが広がっているかのようです。
天日干しの稲わらと彼岸花の景色は、まさに京都に限らず日本の原風景です。

見頃は9月下旬ごろです。

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見学情報

穴太寺(あなおじ)の南側の田んぼ一帯が美しい彼岸花スポットです。
旧曽我部村は、1890年に九ヶ村の合併により成立し、1955年の南桑田郡合併により亀岡市となりました。
京都画壇の代表である円山応挙の出身地でもあり、近くに大きな記念碑があります。
自動車で訪れた方は、穴太寺の周辺にいくつかある有料駐車場を利用可能です。
路駐は厳禁です。
関西有数の規模を誇る亀岡夢コスモス園も1kmあまりの距離にあり、歩いても回ることができます。
例年、彼岸花の見頃の時期にはコスモスは咲きはじめから三分咲きくらいです。

アクセス 京阪京都交通「穴太寺」バス停より徒歩数分

 

おわりに

静かな田園風景が良く似合うのが京都の彼岸花。
彼岸花はソメイヨシノのように一斉に咲いて一斉に散るため、見頃の時期を見計らうのが難しい花です。京都でも同じ場所の同じ日でも年によって咲きはじめだったり、散りかけだったりとバラバラなのが彼岸花です。

MKの観光貸切タクシーなら、交通の便の悪い京都郊外にも簡単にアクセスできます。予定の場所の開花状況がイマイチであったとしても、今見頃の場所にご案内することもできます。
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