京都ほど混雑しない穴場がたくさん!宇治の紅葉おすすめスポット12選
京都府内で京都市に次ぐ紅葉スポットが集まるところと言えば、宇治です。
京都の陰に隠れがちな穴場の宇治ですが、美しい紅葉を見られるスポットが徒歩圏内にまとまっているのがありがたいところです。
京都よりも混雑することなく、宇治なら比較的ゆっくりと紅葉を楽しむことができます。
宇治での紅葉の見頃は京都市よりも遅めで、例年なら12月に入ってもじゅうぶん楽しめるところがたくさんあります。
特に色づきが遅い2024年は宇治ではかなり遅くまで紅葉を楽しめるのではないでしょうか。
そんな宇治でおすすめの紅葉スポットを12ヶ所紹介します!!
2024年はJR東海の「そうだ 京都、行こう。」のCMでも宇治が取り上げられました。
大河ドラマ「光る君へ」でも宇治が重要な舞台のひとつです。
2024年の宇治は例年以上に多くの観光客が紅葉を見に訪れることでしょう。
宇治の紅葉について
宇治市は、京都の南に位置する人口18万人の京都府内でも京都市に次ぐ第2の都市です。
京都に住む平安貴族から景勝地として愛され、宇治は藤原氏などの別荘地として発展してきました。
今も昔も風光明媚な美しいエリアです。
宇治の紅葉がおすすめな理由は3つあります。
理由その① あまり混雑しない
宇治の紅葉がおすすめな理由の1つ目は、京都と比べて宇治はあまり混雑しないという点です。
宇治には、今回紹介する12ヶ所をはじめ、多くの紅葉スポットがあります。
いずれも京都市内の有名紅葉スポットにひけをとらない美しさの宇治の紅葉スポットですが、混雑度は全然違います。
ゆっくり紅葉を楽しみたいという方は、京都だけでなく宇治も有力な選択肢です。
理由その② 見頃が遅くまで続く
2つ目は、宇治の紅葉の見頃は遅くまで続くという点です。
宇治の中心部は、京都市よりも標高が低く南にあるだけあって若干温暖です。京都市内よりも概ね一週間程見頃がずれ込みます。
一方で宇治市内でも丘陵地では京都市内よりも早めに色づきます。長く紅葉を楽しめるのが宇治の特徴です。
12月上旬でも、宇治ならまだ紅葉を楽しめます。年によっては12月中旬でも楽しめるくらいなのが、宇治の紅葉の特徴です。
2020年は、場所によっては12月半ばまで宇治で紅葉を楽しむことができました。
一方で2021年は12月に入ると多くのスポットでは早々に宇治の紅葉は終わりました。
2022年は平年並なので、12月に入ってもしばらくは宇治の紅葉見頃が続くのではないでしょうか。
そんな宇治の厳選したおすすめ紅葉スポットを12ヶ所紹介します。
2020年~2021年の2年は、「京都・宇治灯りのみち」というライトアップイベントが行われました。
2022年はNAKED GARDEN ONE KYOTOの一環として、朝霧橋が鮮やかにライトアップされました。
理由その③ 紅葉スポットがコンパクトにまとまっている
3つ目は、紅葉スポットがコンパクトにまとまってより、まわりやすいという点です。
例えば、今回紹介した12のスポットのうち、宇治市の主要エリアにある8ヶ所を以下のとおり歩いて回ったとします。
三室戸寺 → 宇治市源氏物語ミュージアム → さわらびの道 → 宇治上神社 → 朝霧通り → 興聖寺・琴坂 → あじろぎの道 → 平等院
総距離は何と4km足らずにしかなりません。普通に歩いたら移動時間に限ると1時間にしかなりません。
これに残りの4スポットを加えても
萬福寺 +2km
天ヶ瀬ダム +4km
太陽が丘公園・宇治市植物公園 +3km
仮に宇治の主たる紅葉スポットを12ヶ所全て歩いても、13kmあまりです。
もちろん、一箇所ずつじっくり見ていたら一日12スポットで全部は回りきることはできませんが、宇治の主要エリアの8スポットだけであれば、ちょうど一日で収まります。ささっと巡れば半日コースです。
京都では、嵐山や東山界隈も多くの紅葉スポットが集まっていますが、宇治はそれほど混雑はしません。
宇治なら週末でもちゃんと人ではなく紅葉を楽しむことができますよ。
宇治の主要部にある紅葉スポットを結ぶルートも、さわらびの道、朝霧通り、あじろぎの道と宇治の紅葉巡りルート自体が紅葉スポットになっています。
紅葉で彩られた美しい道を楽しく歩きながら、次々にあらわれる宇治の紅葉スポットを回ることができます。
平等院の表参道をはじめ、食事処やお土産屋さんもあちこちにあります。
宇治といえば、宇治茶を使った料理やスイーツが有名です。
途中であっちこっち寄りながら紅葉狩りをするのにぴったりです。
お茶と宇治のまち交流館「茶づな」
2021年10月1日(金)、お茶と宇治のまち交流館「茶づな」が開館しました。
茶づなは、京阪宇治駅の隣接地にあり、駅ホーム上や車窓からもよく見える位置にあります。
建物内部のミュージアム(入場料600円)と、屋外の太閤堤跡(無料)が主な見どころです。
2024年は大河ドラマ「光る君へ」の「大河ドラマ展」も開催されています。
大河ドラマで実際に使われた衣装・道具や大河ドラマ関連のいろんな資料が展示されています。
大河ドラマ自体も紅葉シーズンにあわせて宇治十帖編に入りましたね。
ミュージアムでは、宇治茶の歴史や製法などが映像などを用いて分かりやすく説明されています。
屋外の太閤堤跡は、秀吉が築いた護岸が再現されています。
これからの宇治観光の拠点となる施設です。
宇治を紅葉見物に訪れた際には、ぜひ訪れてみましょう!
入館時間 | 9:00~17:00(ミュージアムの最終入場時間は16:30) |
休館日 | なし(年中無休) |
入場料 | 一般 600円 小中学生 300円 幼児 無料 ミュージアム以外は入場無料 |
住所 | 宇治市菟道丸山203-1 |
アクセス | 京阪「宇治」から徒歩4分 JR「宇治」から徒歩12分 |
公式ホームページ:https://uji-chazuna.kyoto/
光る君へ 宇治 大河ドラマ展
開館期間 | 2024年3月11日~2025年1月13日 |
入館時間 | 9:00~17:00(ミュージアムの最終入場時間は16:30) |
入場料 | 大人 500円 小中学生 250円 幼児 無料 |
公式ホームページ:光る君へ 宇治 大河ドラマ展 ~都のたつみ 道長が築いたまち~ (uji-dramaten.jp)
宇治の紅葉おすすめスポット10選
① この世に紅葉の極楽浄土が現れる「平等院」
平等院の紅葉おすすめポイント
宇治といえば絶対にはずせない超有名観光スポットが、平等院でしょう。
2016~2017年に宇治市が行った「宇治市観光動向調査」でも、宇治を訪れた観光客の77%が平等院を訪れたと回答しています。
平等院は四季を通じて人気が高く、特別に紅葉の名所というわけではありません。
むしろゴールデンウィークごろの藤の花の方が有名ですが、実は境内各地に点在している約200本の紅葉を味わうことができます。
特に2024年はJR東海の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンのポスターに平等院の紅葉が採用されました。
例年、ポスターに採用された寺社はたくさんの観光客が訪れます。
2024年の平等院の紅葉は大注目です。
以前は平等院自身も特に紅葉を売りにはしていませんでしたが、2017年から紅葉ライトアップがはじまりました。
2019年までの3年間は、毎年週末のみ「瑞光照歓―錦秋のあかり―」と題した紅葉ライトアップが行われていました。
もともと平等院は、この世に極楽浄土を再現するために作られました。
鳳凰堂と紅葉が池の水面に映り込んだ様子は、まさにこの世に極楽浄土があらわれたかのようです。
池へと流れ込んでくる川がないため、風がなければ、まるで鏡のように鮮やかに映ります。
平等院をつくったときに、ライトアップしたらどう見えるかを検討しているわけはありませんが、見事なものです。
平等院では2017年からは土日祝限定の紅葉ライトアップが始まりました。
コロナ禍の中断をはさみ、「瑞光照歓‐錦秋のあかり‐」として再開しました。
2024年は11月16日(土)~12月1日(日)までの土日祝の開催されます。
ただし、事前予約制です。各日人数限定なので、確実に拝観するには予約が必要です。
人気の日は早めに埋まってしまうので、ご注意を。
上記の夜間特別拝観とは別に、2024年11月22日(金)と25日(月)~29日(金)の6日間は、JR東海の「ずらし旅」限定の夜間貸切特別拝観となります。
ずらし旅対象の旅行限定での公開となります。
対象者も事前にWEB予約が必要なので、ご注意ください。
平等院について
日本で最も有名な建造物かもしれないのが、宇治の平等院鳳凰堂。
10円玉にデザインされていることで、日本人なら誰でも知っています。もしかしたら、日本で最も有名な建築物のひとつかもしれません。
鳳凰が翼を広げたような形の鳳凰堂には、阿弥陀如来像(国宝)が安置されています。
末法の世が始まると言われたのが永承7年(1052年)。
不安な社会の中で、まさにその年、阿弥陀仏を本尊とした極楽浄土の世界が宇治に作られたのでした。
1994年には、「古都京都の文化財」のひとつとして、世界文化遺産に登録されました。
宇治からは平等院に加えて宇治上神社も同時に世界遺産に登録されました。
拝観情報
拝観時間 | 8:30~17:30(受付終了は17:15) |
拝観料 | 大人 600円 中高生 400円 小学生 300円 いずれも鳳凰堂内部拝観は別途300円 |
TEL | 0774-21-2861 |
住所 | 宇治市宇治蓮華116 |
アクセス | 京阪「宇治」から徒歩10分 JR「宇治」から徒歩10分 |
公式ホームページ:世界遺産 平等院
夜間特別拝観「瑞光照歓‐錦秋のあかり‐」
開催期間 | 2024年11月16日(土)~12月1日(日)の土日祝 ※事前予約制 |
開催時間 | 18:00~20:30(20:00受付終了) |
拝観料 | 大人 1,500円 小中高生 1,000円 |
公式ホームページ:夜間特別拝観「瑞光照歓-錦秋のあかり-」
② 300年前から宇治の紅葉といえば「三室戸寺」
三室戸寺の紅葉おすすめポイント
宇治の「花の寺」として四季を通じて人気の三室戸寺は、秋の紅葉も負けてはいません。
山の斜面を埋め尽くすようなモミジは、頭上からかぶさってくるかのようです。
本堂前の展望台から下を見渡すと、赤・オレンジ・黄・緑の極彩色で彩られた絶景を観ることができます。
本堂などがあるエリアから一段下にある石庭と池泉庭園は、昭和の小堀遠州と称された作庭家・中根金作氏によるものです。
四季を通じて見どころがあるように設計されていますが、とりわけ美しいのが秋の紅葉です。
いろんな紅葉の見どころが満載なのが三室戸寺です。
貞享2年(1685年)に刊行された京都の観光ガイドブックである「京羽二重(きょうはぶたえ)」に、宇治十二景という宇治の景勝地が紹介されています。
そのなかで三室戸寺は「三室紅楓(みむろのこうふう)」と挙げられています。
三室戸寺は、300年以上前から宇治を代表する紅葉スポットでした。
宇治というくくりではなく、京都というくくりでも有数の紅葉スポットです。
2000年ごろには本堂前にあったカエデの大木が枯れるなど、紅葉シーズンは訪れる人も多くはなくなってしまいました。
2010年ごろから、かつての紅葉の名所を復活させるべく、境内で新たに500本のカエデを植え始めました。
今では植樹されたカエデも成長し、かつてを上回るほどの美しい紅葉が見られるようになりました。
毎年紅葉シーズンには、秋の特別拝観として「紅葉と観音様の足の裏を拝する会」が開催されます。
宝物館に安置されている、正座をした観音様の仏像を拝観することができます。
三室戸寺について
西国三十三観音霊場の第十番札所で、多くの巡礼者が訪れます。
境内には5千坪もの庭園に季節の花が咲き乱れる事から、「花の寺」とも呼ばれています。
4月下旬~5月上旬には「つつじ」、6月には「あじさい」、6月下旬~8月上旬には「蓮」が美しいお寺です。
11月中旬から12月上旬にかけては、紅葉の名所の一つでもあります。
安永9年(1780年)刊行の都名所図会で描かれた三室戸寺には、三重塔もなければ広大な庭園もありません。
多くの神社仏閣は、江戸時代と比べると伽藍も境内も縮小していますが、三室戸寺はむしろ大きく拡大しています。
これからの三室戸寺にはますます期待です。
なお、寺の名称は「みむろとじ」ですが、最寄りの京阪の駅名は「みむろど」です。
小学校をはじめ、多くの施設は「みむろど」と読みます。
本堂前階段下に「みむろどう」という石碑があるとおり、もとは三室堂(みむろどう)と呼ばれていました。
拝観情報
拝観時間 | 8:30~16:30(4月~10月) 8:30~16:00(11月~3月) 受付は30分前まで |
拝観料 | 大人 500円 小人 300円 |
TEL | 0774-21-2067 |
住所 | 宇治市莵道滋賀谷21 |
アクセス | 京阪「三室戸」から徒歩15分 |
公式ホームページ:京都・宇治 西国第十番札所 三室戸寺
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③ 紅葉シーズンは人でいっぱいの「興聖寺(こうしょうじ)・琴坂」
興聖寺・琴坂の紅葉おすすめポイント
普段は閑散としているのに、紅葉シーズンになると多くの人が訪れる宇治の紅葉スポットといえば、興聖寺の琴坂でしょう。
興聖寺へと向かう約200メートルの参道は、両脇を流れる川のせせらぎの音が琴のように聞こえることから「琴坂」と言われます。
参道の両側を美しい紅葉で覆われ、宇治川の流れと風に揺れるモミジの音とあわさり、目だけではなく耳でも楽しむことができます。
散紅葉も美しく、12月に入っても紅葉を味わえます。
2024年は、JR東海の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンのCMでも興聖寺が登場します。
CMを見てあのお寺の紅葉に行ってみたい!と思った方も多いでしょう。
2024年の開催はありませんが、2023年はJR東海の「夜間貸切特別拝観」も開催されました。
朝霧通から塔の島・宇治灯りのみち 2020年11月22日 撮影:MKタクシー
興聖寺について
正式には、観音導利興正聖宝林禅寺といいます。
日本曹洞宗の開祖である道元が開いた道場に始まるという、日本最古の曹洞宗の寺院です。
延暦寺の弾圧を受けていったんは荒廃しましたが、慶安2年(1649年)に淀藩主である永井尚政によって宇治に再興されました。
宇治自体は幕府の宇治代官領でした。
江戸時代の都名所図会では、宇治川の河畔から続く、切り通しになった琴坂の先に堂々たる伽藍の興正寺の姿が描かれています。
琴坂の両側もモミジと思われる樹が描かれています。
京都では少数派の曹洞宗ですが、今も曹洞五箇禅林のひとつに数えられる名刹です。
宇治川から本堂へ伸びる参道は「琴坂」と言われます。
よく見ると、岩盤をくり抜いて道が作られているところもあります。
琴坂は「宇治十二景」の一つに数えられると紹介されることがありますが、興聖寺は「興聖晩鐘(こうしょうのばんしょう」として選ばれています。
琴坂ではなく、鐘の音を愛でて選定されているのが正確なところです。
西陣にも同じく「興聖寺」という名のお寺があります。
古田織部の墓所があるなどゆかりの寺院で「織部寺」と言われています。
観光寺院ではありませんが、座禅会なども開催されています。
うっかり間違えないように気を付けましょう。
拝観情報
拝観時間 | 10:00~16:00 |
拝観料 | 500円 |
TEL | 0774-21-2040 |
住所 | 宇治市宇治山田27-1 |
アクセス | 京阪「宇治」から徒歩15分 JR「宇治」より徒歩25分 |
公式ホームページ:曹洞宗仏徳山 興聖寺
④ 中国風の建物と紅葉が相性抜群の「萬福寺」
萬福寺の紅葉おすすめポイント
「山門を出れば日本ぞ茶摘みうた」と詠んだのは、江戸時代の女流歌人・菊舎(きくしゃ)です。
中国のお寺のような萬福寺の山門から一歩出ると、日本らしい茶摘み歌が聞こえてくるという歌です。
萬福寺は、江戸時代に日本へと伝えられた黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山です。
日本らしくない情緒が広がる萬福寺も、モミジとの相性は抜群です。
枯淡というよりも、原色系の色彩がやや多めの境内に、真っ赤なモミジがうまく調和しています。
他では味わうことができない、不思議な紅葉を宇治で是非味わってみてください。
萬福寺について
萬福寺は、禅宗のひとつである黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山です。
日本にある伝統的な仏教宗派のなかではもっとも新しく、江戸時代初めに中国から渡来した隠元禅師(いんげん ぜんじ)が宇治に開いた中国式の禅寺です。
仏事や読経は今も全て当時の中国式に行われています。
天王殿には、中国では弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身といわれ、都七福神のうちの一人である「布袋尊(ほていそん)」が祀られています。
宇治ですが、都七福神の一員です。
安永9年(1780年)刊行の都名所図会でも、萬福寺は今と変わらぬ壮大な伽藍の姿が描かれています。
二百数十年を経ても、ほとんどそっくりそのままです。
萬福寺では、隠元禅師が中国から宇治に伝えた「普茶(ふちゃ)料理」をいただくことができます。
中国風の精進料理である普茶料理は、日本の精進料理とは異なり、大皿から各自で取り分けて食べるのが大きな特徴です。
普茶料理によって、炒めたり揚げたりという調理法が日本に広まったとも言われます。
事前予約が必要ですが、是非味わってください。コースだと、概ね5,000円くらいからとなります。
2021年の紅葉シーズンからは、新型コロナウイルス感染防止対策のため、本来の皿盛り形式ではなく、お弁当形式での料理になっています。
数量限定で通常の普茶料理よりもいっそう手間ひまかけて作られお得なお弁当が9,900円(拝観料+消費税込、特典付き)です。
2024年には、万福寺の大雄宝殿、法堂(はっとう)、天王殿の3つの建造物が国宝に指定されることが決まりました。
日本と中国を折衷した万福寺独自の建築様式が高く評価されたのです。
拝観情報
拝観時間 | 9:00~17:00(受付は16:30まで) |
拝観料 | 大人 500円 中学生以下 300円 |
TEL | 0774-32-3900 |
住所 | 宇治市五ケ庄三番割34 |
アクセス | 京阪「黄檗」から徒歩5分 JR「黄檗」より徒歩5分 |
公式ホームページ:黄檗宗大本山萬福寺 ‐京都府宇治市
⑤ いろんな紅葉・黄葉が見られる「宇治市植物公園」
宇治市植物公園の紅葉おすすめポイント
園内北側の秋のゾーンでは、イロハモミジの森が見事に真っ赤に色づきます。
秋のゾーンの他にも、修景池の岸では赤褐色に色づくヌマスギが見られます。
紅葉だけではなく、十月桜やアーコレードなどの秋咲きの桜も咲いています。
桜のシーズンは混雑する宇治市植物公園ですが、紅葉シーズンはそれほどではなく、穴場です。
宇治市植物公園といえば、モミジとサクラに加えてヌマスギ(沼杉)の紅葉ならぬ褐葉も見事です。
修景池の北側に並んだヌマスギが見事に染まります。
メタセコイアに似ていますが、ヌマスギの方がやや早めに色づきます。
ヌマスギは、ラクウショウ(落羽松)ともいいます。
2024年は、11月9日(土)~12月1日(日)まで「紅葉フェスタ」が開催されます。
期間中は例年、各種体験や物品販売が行われます。
紅葉フェスタ期間中の11月16日(土)、17日(日)、23日(土祝)、24日(日)は紅葉ライトアップも開催されます。
19時まで閉園時間が延長されます。
丘陵部にある宇治市植物公園からは、紅葉の向こう側に夜景も見えます。
宇治市植物公園について
1996年に開園したまだ歴史の浅い宇治市立の植物園です。
20万人に満たない宇治の人口でこの規模の植物園が維持できているのは驚くべきことです。
ご近所の方なら年間パスポートがお得なのでおすすめです。
10haの園内には1,450種類もの植物が植えられています。
園内は春・夏・秋のゾーンに分かれ、四季を通じて多彩なイベント・展覧会が催されます。
入園情報
休園日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
入園時間 | 9:00~17:00(受付終了は16:00) 2024年11月16日(土)、17日(日)、22日(土祝)、23日(日)は19:00まで |
入園料 | 大人:600円 小人:300円 幼児:無料11月23日(水・祝)は無料 |
TEL | 0774-39-9387 |
住所 | 京都府宇治市広野町八軒屋谷25-1 |
アクセス | JR「宇治」よりバス 近鉄「大久保」よりバス |
公式ホームページ:宇治市植物公園(公式ホームページ)
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⑥ 風光明媚な宇治川西岸をゆく「あじろぎの道」
あじろぎの道の紅葉おすすめポイント
宇治川べりの散策路であるあじろぎの道は、宇治橋方面から歩くと左手には宇治川が広がります。
紅葉の向こう側には、宇治川に浮かぶ塔の島があります。
右手には、世界遺産の平等院が見えます。有名な鳳凰堂がちらちらと見えます。
あじろぎの道では、歩くだけではなく宇治川べりにあるベンチに座り、ゆっくりと紅葉を眺めるのがおすすめです。
宇治川が滔々と流れる音を聞きながら、時を過ごしてみましょう。
ライトアップイベントの「京都・宇治灯りのみち」では、あじろぎの道の紅葉が美しく照らし出されます。
宇治川を隔てた塔の島や橘橋、朝霧橋なども多彩な色で照らし出されます。
ただし、2024年の開催はありません。
あじろぎの道について
漢字表記すると「網代木の道」と書き、宇治川の伝統漁法にちなんだ名称です。
宇治の二大散策路であるさわらびの道とよくどっちがどっちか分からなくなりますが、漁法ということを覚えていれば、宇治川沿いの道があじろぎの道だと連想できるでしょう。
網代木漁とは、宇治川に打った網代木という杭を漁網代わりとして集まってきた鮎を網でとる漁です。
江戸時代も都名所図会でも、宇治川に打ちこまれている杭の下流で鮎を掬おうと待ち構えている漁師の姿が描かれています。
あじろぎの道は、ふるさと創生事業の一環として、源氏物語散策の道としてさわらびの道と同じ1991年に整備されました。
同じ年に開催された全国植樹祭の関連事業でもあります。
1993年には、市営茶室の対鳳庵(たいほうあん)が建て替えられました。
アニメ「響け!ユーフォニアム」の聖地巡礼スポットとしても注目を集めています。
2024年に完結した作です。
あじろぎの道の南側の入口にあたる「花やしき浮舟園(うきふねえん)」は、宇治を代表する名旅館です。
戦前の政治家として知られる「山宣(やません)」こと山本宣治の実家であり、主人を務めていました。
「山宣独り孤塁を守る。だが僕は淋しくない、背後には多くの大衆が支持しているから」との治安維持法改悪に反対する演説で歴史に名を残しています。
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⑦ 源氏物語のスポットをつなぐ「さわらびの道」
さわらびの道の紅葉おすすめポイント
宇治川沿いのあじろぎの道に対して、宇治川から宇治上神社、源氏物語ミュージアムを山裾沿いにつなぐ散策路なのがさわらびの道です。
秋には美しい紅葉のトンネルとなります。
道の両側にはたくさんのモミジがあり、宇治十帖(うじじゅうじょう)に関する碑をたどりつつ、紅葉狩りを楽しむことができます。
全体に紅葉の見頃が遅めの宇治でも特に遅くまで見頃が続き、12月半ばまで美しい紅葉を見られることもあります。
さわらびの道について
「さわらびの道」は、源氏物語ミュージアム内の散策路からはじまり、宇治上神社、宇治神社を経て宇治川へと続く散策路です。
正式には市道宇治18号線といいます。
漢字で書くと「早蕨の道」。宇治十帖ゆかりの早蕨之古蹟があることにちなんだ名称です。
なお早蕨とは、芽を出したばかりの蕨(ワラビ)のことです。
さわらびの道は、ふるさと創生事業の一環として、源氏物語散策の道としてあじろぎの道と同じ1991年に整備されました。
1992年には建設省の「手づくり(ふるさと)賞」を受賞し、さわらびの道には記念碑が建てられています。
⑧ 参道が紅葉のトンネルの世界遺産「宇治上神社」
宇治上神社の紅葉おすすめポイント
京都に17ある世界文化遺産の中でも、最も穴場な存在である宇治上神社です。
世界文化遺産となるまでは全国的には全く無名でした。1994年の世界文化遺産指定時に初めて名前を聞いたという人も多いでしょう。
今は宇治でも平等院に次ぐ観光スポットです。
晩秋には参道が美しい紅葉で彩られます。
大きな宇治上神社の鳥居をくぐると、参道は美しく色づいたモミジのトンネルとなります。
なお、紅葉が楽しめるのは参道で、宇治上神社の境内には、数えるほどのモミジしかありません。
2024年の開催はありませんが、2021年までは「宇治・あかりのみち」では、宇治上神社の参道から、源氏物語ミュージアムの前までがライトアップされました。
朱塗りの鳥居に赤く照らし出された紅葉が映えます。
拝観料等は不要の無料で楽しめる紅葉ライトアップです。
週末でも混雑とは無縁で、ゆっくりと紅葉をあじわうことができておすすめです。
写真を撮ってもほとんど誰も映り込まないくらいです。
宇治上神社について
かつて、すぐ西側にある宇治神社とあわせて宇治離宮明神と称された、宇治の歴史の古い神社です。
1994年には、「古都京都の文化財」のひとつとして、世界文化遺産に登録されました。
宇治上神社の本殿は康平3年(1060年)頃創建の最古の神社建築として知られており、世界的にも高く評価されています。
お寺の場合、約1300年前に建立された法隆寺を筆頭に、1,000年超の寺院建築は珍しくはありません。
神社は、今も伝わる伊勢神宮の式年遷宮のように、定期的に建て替えられるのが普通だったため、それほど古い建築物が残っていません。
古都京都の文化財には、17の寺社等が登録されていますが、宇治上神社は中でも最もマイナーな世界遺産としても知られます。
世界文化遺産に登録された当時、ビッグネームがずらりと並ぶ中、宇治上神社???と思った人も少なくないでしょう。
境内に今も湧く「桐原水」は、かつて存在した宇治七名水のうち唯一現存するものです。
拝観情報
拝観時間 | 9:00~16:30 参道は日中随時 |
拝観料 | 境内自由 |
TEL | 0774-21-4634 |
住所 | 宇治市宇治山田59 |
アクセス | 京阪「宇治」から徒歩10分 |
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⑨ 遊歩道の紅葉が美しい「宇治市源氏物語ミュージアム」
宇治市源氏物語ミュージアムの紅葉おすすめポイント
さわらびの道の終着点にある宇治市源氏物語ミュージアムは、エントランスへと向かう遊歩道にモミジが植えられています。
11月中旬から12月上旬にかけて、美しい紅葉のトンネルとなります。
源氏物語ミュージアムの散策路は入館料は必要ないので、気軽に訪れることができます。
モミジの成長に従い、年々見ごたえが出てきているように思います。
2024年の10月2日(水)~12月15日(日)には企画展「光る君の面影をもとめて」が開催されています。
宇治市源氏物語ミュージアムについて
宇治市が1998年に開館した源氏物語をテーマとした宇治市立のミュージアムです。
宇治を舞台とした宇治十帖だけではなく、源氏物語全体をカバーしており、王朝文化を視覚的に学ぶことができます。
2019年度には、年間109,752人(有料ゾーンは80,582人)の入館者があり、開館以来累計2,356,402人にのぼります。
2020年度はコロナ禍もあって年間 46,746 人(有料ゾーンは31,621 人)人にとどまりました。
2018年にリニューアルされ、体験型展示も取り入れられました。
開館から10年の2008年にも1回目のリニューアルが行われいるため、次のリニューアルは2028年頃でしょうか。
3千冊以上の関連図書を所蔵する図書室やミュージアムショップ、喫茶室は無料で利用することができます。
歩き疲れたら、喫茶室で一服するもよし、図書室で源氏物語について学ぶのもよし。
ミュージアム前の散策路は、開館中でなくても入ることができます。
休館日である月曜日や、開館時間の9:00より早くてもゆっくりと紅葉を楽しむことができます。
源氏物語ミュージアムの隣は、小さな公園になっています。
地元宇治市民のちびっこたちがいつも楽しそうに遊んでいます。
入館情報
観覧時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) 散策路は日中随時 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合はその翌日)・年末年始 |
観覧料 | 大人 600円 小人 300円 散策路は無料 |
TEL | 0774-39-9300 |
住所 | 宇治市宇治東内45-26 |
アクセス | 京阪「宇治」から徒歩8分 JR「宇治」から徒歩15分 |
公式ホームページ:https://www.city.uji.kyoto.jp/soshiki/33/
⑩ 紅葉スポットがずらりと並ぶ「朝霧通」
朝霧通の紅葉おすすめポイント
朝霧通と言われても、どこのことかわからないという方のほうが多いでしょう。
あじろぎの道の対岸にある、宇治川右岸の道路を「朝霧通」と言います。
宇治十二景で「朝日靄暉(あさひのあいき)」とあるとおり、宇治川は朝霧で古くから知られます。
宇治川から立ち上ってくる朝霧によって葉が霜害から守られることも、宇治がお茶の名所になった一因です。
ただし、気候の変化からか現在はそれほど頻繁に朝霧が出るわけではありません。気象データによると、京都市内も数十年前までは今の亀岡並みに霧が出ていたそうです。
道のあちこちを美しい紅葉が彩ります。
自動車が通る車道なので、くれぐれも事故に遭わないよう気を付けてください。
「京都・宇治灯りのみち」では、宇治橋の東詰から興聖寺までの河畔がライトアップされます。
朝霧通沿いのあちこちにある紅葉が美しく照らされます。ただし、2022年の開催はありません。
2022年は、NAKED GARDEN ONE KYOTOの一環として朝霧通と宇治公園を結ぶ朝霧橋のライトアップが行われました。
青や赤、黄色、オレンジ、緑などカラフルにライトアップされました。
朝霧通りについて
正式には、朝霧橋より下流を京都府道247号宇治公園線、朝霧橋より上流を宇治市道宇治志津川線といいいます。
宇治川右岸(東岸)と塔の島を結ぶ朝霧橋は、1972年に架橋されました。
名前の由来は、小倉百人一首の「朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらはれ渡る 瀬々の あじろ木」で知られる宇治の朝霧にちなんだものです。「朝霧」という響きが希望や明るさを感じさせることも選定理由のひとつです。
京阪宇治駅から天ヶ瀬ダムへと続く朝霧通には、橋寺、朝霧橋、恵心院、興聖寺など比較的穴場な紅葉スポットがずらりと並びます。
茶業会館前や宇治神社の紅葉もなかなかのものです。
1928年に建てられた京都府茶業会館は、2017年に大規模修理工事が完成しました。
宇治茶道場「匠の館(たくみのやかた)」が併設されています。
東国と京都を結ぶ位置にある宇治は、瀬田と並んで交通の要衝でした。
日本の歴史に残る激戦地となってきました。
まず、治承4年(1180年)の以仁王の挙兵では、奈良へと脱出しようとする以仁王と源頼政を追う平家の大軍の戦いが行われました。
敗れた源頼政は平等院で自害し、以仁王も敗走中に討ち死にしました。
続いては、寿永3年(1184年)の戦いです。
源義経率いる鎌倉軍と、京都を守る源義仲方との戦いが行われました。
有名な「宇治川の先陣争い」の末に源義経が宇治川から突破し、京都へ突入しました。
敗れた源義仲は敗走中に戦死しました。
最後は、承久3年(1221年)の戦いです。
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のクライマックスとなる承久の乱では、最激戦地となりました。
北条泰時率いる鎌倉幕府の大軍が上皇方を破り、京都を占領しました。
承久の乱の結果、幕府と朝廷の力は逆転し、日本史の大きなターニングポイントとなりました。
鎌倉殿の13人でも最終回で宇治川の戦いが描かれました。
朝日焼関連動画
⑪ ダム湖に映る紅葉が美しい「天ヶ瀬ダム湖」
天ヶ瀬ダム湖の紅葉おすすめポイント
宇治橋から宇治川を3kmほどさかのぼったところには、高さ73メートルの巨大なアーチ式ダムの天ヶ瀬ダムがあります。
京都や大阪を洪水から守ってくれている大切なダムです。
天ヶ瀬ダムのダム湖である鳳凰湖は、紅葉の名所でもあります。
宇治川が近江盆地から京都盆地へと流れだす山間部の峡谷は、古くから渓谷美を楽しむ景勝地でした。
醍醐山地の山並みに深い峡谷を刻み込んでいます。
急流が生み出す景観は宇治川ラインと称えられ、保津峡と並び称されていました。
天ヶ瀬ダムの建設により、かつての景観は一変しましたが、今も美しい渓谷を味わうことができます。
天ヶ瀬ダム湖の紅葉は、ダム湖に映る紅葉が見事です。
無風時には、鏡のようになった水面に、赤や黄色に染まった急峻な山肌の鮮やかな紅葉が映り込みます。
宇治川沿いには整備された車道が通っており、車窓からも紅葉を楽しむことができます。
ただい、交通量は多めなので、じゅうぶん気を付けてください。
ダムからさらに4kmほど宇治川をさかのぼったところにある、大峰橋が天ヶ瀬ダム湖の紅葉の最大のみどころです。
人専用の釣り橋である大峰橋からは、上流を見ても下流を見ても深い峡谷です。
混みあうことはないので、ゆっくりと紅葉を堪能することができます。
この大峰橋付近には、かつて大峰ダム(志津川ダムとも)がありました。
堤高35メートルで初期の重力式コンクリートダムを代表するダムとして1924年に建設されました。
今は天ヶ瀬ダム湖の下に沈んでいます。
天ヶ瀬ダムについて
天ヶ瀬ダムは、宇治川に建設されたアーチ式のコンクリートダムです。
1953年の台風13号では、宇治川をはじめとする淀川流域で堤防が数箇所で決壊し、京都府内だけでも死者・行方不明者119名が出ました。
この被害を受けて淀川水系改修基本計画が策定され、その中心として天ヶ瀬ダムの建設が決まりました。2013年の台風18号襲来時には、緊急放流を行いながらも限界まで貯水して下流部の洪水を防ぐなど、その能力を遺憾なく発揮しています。
天ヶ瀬ダムは1964年に完成し、治水のほか水力発電など多目的ダムとして今も活躍しています。
ダム湖は、ダムの形が翼を広げた鳥の姿に見えることから「鳳凰湖」と名づけられました。ただし、鳳凰湖という名称はあまり一般には普及していません。
昼間はダム見学のためにダム堤上に入ることができます。
現在、2022年の完成に向けて改修工事が行われており、一部立入禁止となっています。
1970年に完成した揚水式の喜撰山ダムとあわせて、55万キロワットの出力を持っています。
夜間電力を用いた揚水式発電のため、夜間は水面が1メートルほど下がります。
天ヶ瀬ダムの北側には、約90ヘクタールの天ヶ瀬森林公園が広がります。
標高365mの槙尾山から天ヶ瀬ダム湖にかけて広がる自然豊かな公園です。
公園内には遊歩道や展望台が整備されています。
天ヶ瀬ダムやダム湖を望む展望台からは、素晴らしい景色を楽しみことができます。
天ヶ瀬ダムのすぐ下流には天ヶ瀬吊り橋が架かります。
天ヶ瀬ダムの建設に先立つ1942年に最初に架橋され、2020年に大規模な修繕工事が行われました。
周囲の景観に溶け込んだ、美しい吊り橋です。
ほとんど揺れることはないので、安心して渡ってください。
見学情報
見学時間 | 8:00~16:45 |
見学料 | 無料 |
TEL | 0774-22-2188 |
住所 | 宇治市宇治金井戸 |
アクセス | 京阪・JR「宇治」から徒歩50分 |
⑫ 宇治市民憩いの公園「太陽が丘公園」
太陽が丘公園の紅葉おすすめポイント
正式には京都府立山城総合運動公園といいます。
宇治市植物公園に隣接する丘陵部に広がる都市公園です。
園内の車道や遊歩道の街路樹として、様々な種類の樹が植えられており、秋には紅葉します。
モミジ、ケヤキ、桜、フウ、メタセコイアなどが次々と見頃を迎えます。
見頃は11月上旬~中旬と、標高が高いことを差し引いても、かなり早めです。
「運動の秋」には、園内の陸上競技場、球技場、体育館、野球場などでは毎週のように小中高の大会が開催されます。
週末になると小さな子供連れなど、多くの人々で賑わいます。
宇治の丘陵地にあるため、西側や北側の展望が良く、京都盆地を一望できる美しい景色を楽しむことができます。
太陽が丘公園について
宇治市の80~150mの丘陵地に108ヘクタールにわたって広がる公園です。
1988年の京都国体に向けて整備が開始され、1982年から順次開園しました。
1991年には全国植樹祭の会場ともなりました。
陸上競技場、野球場、体育館、球技場などがあり、様々な大会が開催されています。
日本公園緑地協会が1989年に選定した「日本の都市公園100選」にも選ばれています。京都では、他に円山公園と宝ヶ池公園が選定されています。
毎年7月に開催される野外フェス「京都大作戦」の会場としても知られます。
公式ホームページ:京都府立山城総合運動公園
おわりに
京都市内より情報が少ない宇治の紅葉スポットですが、MKタクシーの観光ドライバーは、宇治も守備範囲です。
知名度は高くなくても、実はすばらしい宇治の穴場紅葉スポットを効率よくご案内することができます。
MKの観光貸切タクシーなら、京都だけでなく宇治の紅葉を心ゆくまで楽しむことができます。
観光・おもてなしのプロといっしょに一味ちがう京都・宇治旅行を体験してみませんか?
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紅葉シーズンには、京都各地の紅葉をライブ中継します。
原則として毎週木曜日のお昼12時15分頃から約30分配信します。
その他、夜間や土日祝の特別配信も予定しています。
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