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2月下旬から咲く京都の河津桜(カワヅザクラ)おすすめスポット10選

京都の河津桜おすすめスポット

2月下旬ごろからいち早く美しい大輪の花を長期間咲かせ続けることで、近年人気が急上昇中の河津桜。
これからの桜の季節を想像するだけでワクワクがとまらない桜です。
京都でもいろんなところで見かけるようになりました。京都で河津桜を見られるスポットもあわせて紹介します。

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河津桜(カワヅザクラ)とは

二条大橋西詰の河津桜

二条大橋西詰 見頃 2019年3月20日(平年3月24日相当) 撮影:MKタクシー

河津桜の概要

河津桜は、代表的な桜の早咲き品種のひとつです。

秋咲きや冬咲き、二季咲きの桜の品種を別にすると、寒桜(カンザクラ)に次いで早く開花します。
京都では、例年2月下旬になると、各所で咲きはじめます。
今や全国的に人気な河津桜ですが、1955年に伊豆の河津町で発見されたのがはじまりという、比較的新しい品種です。

河津桜は、大島桜(オオシマザクラ)と寒緋桜(カンヒザクラ)の自然交雑種とされます。
河津桜は今も残る一本の原木から増殖されたもので、ソメイヨシノと同じく、全ての個体が同じ遺伝子を持っています。
花は淡紅色でほぼピンク色をしており、大輪の美しい花を咲かせることで人気です。
開花期間の長さも人気に秘訣で、1ヶ月近く開花することもあるくらいです。
ソメイヨシノをはじめとする、普通の桜の概ね2倍近くの期間咲いています。

恵心院の河津桜

恵心院 咲きはじめ 2018年3月10日(平年3月7日相当) 撮影:MKタクシー

河津桜の発見と河津桜まつり

河津桜は、偶然発見された一本の桜から始まりました。
人為的に交配して作られたわけではなく、自然に交雑した原木が偶然発見されたのが始まりです。

1955年、伊豆半島の河津川沿いに生えていた桜の苗を、河津町役場付近の現在地へと植え替えました。
やがて苗が成長して花を咲かせるようになると、季節外れの2月から開花し、その美しい花とあわせて注目を集め始めました。
1974年に正式に新しい品種として認められ、河津桜(カワヅザクラ)と命名されました。河津町の木として町内のあちこちに植えられるようになりました。

原産地である伊豆の河津町では、河津川沿いに850本の河津桜並木が作られています。
京都より温暖な河津町では、2月上旬から咲きはじめ、開花期には「河津桜まつり」が催され、1ヶ月で200万人もの人々が集まり、大いに賑わいます。

平野神社の河津桜

平野神社 2019年3月2日(平年3月7日相当) 撮影:MKタクシー

河津桜の両親であるオオシマザクラ(大島桜)とカンヒザクラ(寒緋桜)

河津桜は、自生種であるオオシマザクラとカンヒザクラの種間雑種とされます。
両親であるオオシマザクラとカンヒザクラを簡単に紹介します。

オオシマザクラ(大島桜)

梅小路公園のオオシマザクラ

オオシマザクラ 梅小路公園 2019年4月5日(平年4月6日相当) 撮影:MKタクシー

オオシマザクラは、伊豆諸島から関東の関東南部の海岸沿いに自生する野生種です。
特に伊豆大島に多いことが、名称の由来です。
純白で大輪の花を咲かせ、開花と同時に鮮やかな緑色をした葉が開くのが特徴です。

オオシマザクラは、桜の仲間のなかでも特に変異しやすいという性質があります。桜の園芸品種の総称であるいわゆるサトザクラの多くは、オオシマザクラが元であったり、片親です。
ソメイヨシノもオオシマザクラとエドヒガン(江戸彼岸)の交配種です。
もともと京都には分布していない桜でしたが、鎌倉に幕府ができて以降、オオシマザクラを元に様々な園芸品種が作出され、京都にも持ち込まれてきました。

オオシマザクラの若葉にはクマリンという物質が含まれており、独特の芳香を放ちます。
桜餅には、オオシマザクラの若葉を塩漬けにしたものが用いられます。
木材としても硬く均質なため、版木や家具の材料として利用されます。

河津桜の大輪の花と、鮮やかな緑色の新芽は、オオシマザクラから引き継いだものです。

カンヒザクラ(寒緋桜)

長徳寺の寒緋桜

カンヒザクラ 長徳寺 2019年3月24日(平年3月27日相当) 撮影:MKタクシー

カンヒザクラ(寒緋桜)は、中国南部から台湾南部に分布するサクラの野生種です。
沖縄の石垣島などでは自生していますが、人間が持ち込んだものが野生化したものと考えられています。
日本の桜の中でも、早咲き・花が下向きに咲く。花が濃紅色、など際だった特徴があります。

多くの早咲きの園芸品種の片親となっています。オオシマザクラとの交雑種であるカワヅザクラ(河津桜)のほか、マメザクラ(豆桜)との交雑種であるオカメ桜、ヤマザクラ(山桜)との交雑種であるカンザクラ(寒桜)、シナノミザクラ(支那実桜)との交雑種である啓翁桜(けいおうざくら)、天城吉野(あまぎよしの)との交雑種である陽光などが知られます。
いずれも早咲きというのが特徴です。

かつてはヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれることが多かったのですが、エドヒガン(江戸彼岸)の別名であるヒガンザクラ(彼岸桜)との混同を避けるため、近年はカンヒザクラ(寒緋桜)と呼ぶことが主流になっています。

河津桜の濃紅色の花色と、早い開花期は、カンヒザクラから引き継いだものです。

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京都で見られる河津桜(カワヅザクラ)スポット10選

河津桜は、京都でもいろいろなところで見ることができます。
京都で河津桜を見られる代表的なスポットを10ヶ所紹介します。

① 淀水路〈伏見区〉

淀水路の河津桜

淀水路 咲きはじめ 2019年2月23日(平年2月28日相当) 撮影:MKタクシー

京都には、秋や冬から開花する桜を含めて早咲きの桜は多数あります。
しかし、「桜並木」として最初に見ごろを迎えるのは、伏見区淀にある淀水路の河津桜です。
初めて河津桜が植えられたのは2002年と、比較的最近のことです。
今まさに有名になりつつある桜スポットで、年々淀水路を訪れる人の数も増えています。
まだ桜も若くぐんぐん成長中です。今後数十年にわたってさらに見事な桜を楽しませてくれることでしょう。 

淀水路の河津桜

淀水路 咲きはじめ(超早咲きの木は見頃) 2019年2月23(平年2月28日相当)日 撮影:MKタクシー

早咲きの河津桜ですが、淀水路では中でも2002年に最初に植えられたという河津桜が「超早咲き」です。
他の河津桜はまだちらほら咲き程度のときに、2本だけ満開になります。
全ての個体が同じ遺伝子を持つはずなのに、理由は不明です。

淀水路の河津桜

淀水路 咲きはじめ 2018年3月10日(平年3月7日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜並木の北端は、京阪本線と交差しています。
本線だけあって頻繁に電車が行き交い、かなりの確率で桜+電車の景色を撮影できます。
撮り鉄にも人気のスポットです。
逆に京阪の車窓からも河津桜並木を眺めることができます。

約200本が並ぶ淀水路ですが、開花は北側(京阪側)の方がやや早めです。南側(京都競馬場側)はやや遅れて見頃を迎えます。
開花期間が長いのが河津桜の特徴であり、人気を集める理由のひとですが、淀水路では、場所によって開花時期が異なるため、実質1ヶ月程度にわたって見頃が続きます。

淀水路の河津桜

淀水路 見頃 2019年3月9日(平年3月14日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜並木では、蜜を求めて多くの鳥たちが集まります。
特にヒヨドリとメジロがたくさん集まり、とても賑やかです。
1本の木に数十羽のヒヨドリが群れ集う姿は、なかなか壮観です。

淀水路の河津桜は、3月下旬でもまだ見頃の木が残っています。
北部(京阪側)は早く散りますが、南側(競馬場側)は比較的遅くまで残っています。
ソメイヨシノが見頃を迎えはじめるころに、淀水路の河津桜は終わりを迎えます。

今は美しい桜並木が整備されていますが、少し前まではかなりひどかったそうです。
川の水もかなり汚れており、今とは違い荒れた景色が広がっていました。
しかし、京阪淀駅の移設・高架化工事に伴い、地元住民が整備活動に尽力し、ここまで美しく生まれ変わりました。
河津桜並木の植樹もその整備活動の一環です。
おかげでこのような美しい桜並木を楽しむことができるのです。ありがたいことです。

淀水路の河津桜

淀水路 見頃 2019年3月9日(平年3月14日相当) 撮影:MKタクシー
見学情報

京阪淀駅から南へ徒歩10分ほどのところに、淀水路があります。
今は「水路」という名前がついていますが、もともとは宇治川の分流のひとつです。
江戸時代には、淀城の外堀の一部を構成していました。
1867年の木津川付け替え、1925年の宇治川付け替えに伴い周辺は大きく変わりました。
今は宇治川と桂川を結ぶ水路として残っています。

淀水路の河津桜

淀水路 見頃 2014年3月23日(平年3月18日相当) 撮影:MKタクシー
アクセス 京阪「淀」より10分

淀観光協会の公式HP

② 淀城〈伏見区〉 

淀城の河津桜

淀城 ちらほら 2019年2月23日(平年2月28日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜並木が人気を集めている淀の町では、河津桜を使ったちょっとした町おこしが行われています。
開花期には、京阪淀駅前などには「淀の河津桜」というのぼりが多数はためきます。
淀の中心にある淀城にも、河津桜が10本ほど植えられており、3月上旬から中旬ごろに見頃を迎えます。

淀城内には、藩主の稲葉氏を祀る稲葉神社と、淀の産土神である與杼神社(よどじんじゃ)があります。
與杼神社は、は桂川の拡幅工事によって境内地が水没するため、明治時代に淀城内に移転しました。
境内には数本の河津桜が植えられています。

淀城の河津桜

淀城 三分咲き 2018年3月10日(平年3月7日相当) 撮影:MKタクシー
入城情報

淀は、かつて稲葉氏の淀藩10万石の城下町でした。
稲葉氏は、春日局の子孫にあたり、代々老中などを輩出し、幕府の要職を務めてきました。
幕末の鳥羽伏見の戦いでは、鳥羽と伏見から撤退してきた旧幕府軍が淀城へと入城するのを拒否し、旧幕府軍を敗走に追い込みました。
明治以降、木津川や淀川の付け替え工事や京阪本線の開通により、かつての城域のほとんどは破壊されましたが、今も天守台をはじめ本丸周辺は保存されています。

與杼神社の河津桜

與杼神社 見頃 2019年3月9日(平年3月14日相当) 撮影:MKタクシー
入城時間 日中随時
入城料 無料
住所 京都市伏見区淀本町167
アクセス 京阪「淀」より2分

與杼神社の公式HP

③ 一条戻り橋〈上京区〉

一条戻り橋の河津桜

一条戻り橋 咲きはじめ 2019年2月26日(平年3月3日相当) 撮影:MKタクシー

京都で最も立派な河津桜の木といえば、一条戻り橋の東詰の河津桜でしょう。
樹齢はわかりませんが、桜として最も元気が良い年頃のようで、毎年盛大に花を咲かせています。
京都の南北の大動脈である堀川通沿いにあるため、季節外れの桜として知名度は高く、開花すると毎年のように新聞の紙面を飾ります。
もともと開花期が長い河津桜ですが、一条戻り橋の河津桜はとりわけ長く咲いている印象があります。

一条戻り橋の河津桜

一条戻り橋 見頃 2018年3月13日(平年3月12日相当) 撮影:MKタクシー

道行く人も季節外れの時期に咲いている桜っぽいこの木を見つけて、つい足を止めて撮影するという姿をよく見かけます。
ちゃんと「河津桜」という札もついているため、「あ~これが噂の河津桜なのか」と納得する姿の人もいれば、「ほんまにこの時期に桜?」と納得いかないような姿の人もいます。

一条戻り橋の河津桜

一条戻り橋 見頃 2017年3月17日(平年3月15日相当) 撮影:MKタクシー
見学情報

堀川に架かる一条通の橋です。
「戻り橋」の名前は、918年に亡くなった三善清行の葬列がこの橋を渡るときに一時生き返ったのが由来です。
すぐ近くの晴明神社の地に屋敷があった安倍晴明が橋の下に式神を隠したことでも知られます
婚礼のお供をするタクシーが決してわたってはならないことでも有名な京都のしきたりです。

今の一条戻り橋は、1995年に架け替えられたものです。
晴明神社の境内に、かつて一条戻り橋で使われていた石材を使った一条戻り橋のミニチュアが復元されています。 

一条戻り橋の河津桜

一条戻り橋 見頃過ぎ 2019年3月22日(平年3月26日相当) 撮影:MKタクシー
アクセス 地下鉄「今出川」より12分

 

④ 三条大橋西詰〈中京区〉

三条大橋西詰の河津桜

三条大橋西詰 五分咲き 2020年2月21日(平年2月26日相当) 撮影:MKタクシー

三条大橋の西詰のやや下流側に、2本の河津桜が植えられています。
まだ若い木ですが、繁華街のすぐ近くというロケーションの良さと、鴨川沿いという景観の良さで、知る人ぞ知る河津桜の名所です。
鴨川沿いでは、やや上流の二条大橋西詰の北側にも、美しい河津桜が咲いています。

河津桜のすぐ北側には、東海道中膝栗毛の弥次喜多像があります。
三条大橋は、江戸から旅をしてきた弥次喜多の終着地です。

三条大橋西詰の河津桜

三条大橋西詰 見頃 2017年3月4日(平年3月8日相当) 撮影:MKタクシー

ちょうど河津桜の反対側には、瑞泉寺の通用門があります。
瑞泉寺は、豊臣秀次の菩提寺として知られます。
豊臣秀次の自害の真相はいまだ諸説ありますが、死後に怒り狂った養父であり叔父である秀吉が、秀次の妻、側室、子ら39人がここ三条河原で処刑しました。
死体は河原の脇に作られた穴に放り込まれました。ちょうどこのあたりです。
1611年に、角倉了以が遺骨を拾い集めて建立したのが瑞泉寺です。

石田三成をはじめ、長宗我部盛親、近藤勇らの首がさらされたのも、ここ三条河原です。

三条大橋西詰の河津桜

三条大橋西詰 見頃 2019年3月7日(平年3月12日相当) 撮影:MKタクシー
見学情報

鴨川にかかる三条大橋は、長らく京都の東の出入り口として重要視され、古くから橋が架けられてきました。
1590年に豊臣秀吉により、日本で初めての石柱を使った立派な橋が架けられました。

江戸時代になると、日本の大動脈である東海道の西の起点とされました。
今の三条大橋は1950年に再建されたものですが、擬宝珠の一部は秀吉の時代にものが今も使われています。

三条大橋西詰の河津桜

三条大橋西詰 散りはじめ 2019年3月20日(平年3月24日相当) 撮影:MKタクシー
アクセス 京阪「三条」より1分

⑤ 東寺〈南区〉

東寺の河津桜

東寺 見頃 2012年3月24日(平年3月17日相当) 撮影:MKタクシー

枝垂桜である不二桜で知られる東寺ですが、一足早く河津桜が見頃を迎えます。
境内に数本の河津桜が植えられており、艶やかな大輪の花を咲かせます。

有料エリアだけではなく、御影堂などがある境内自由エリアにも河津桜が植えられています。
御影堂の修復工事に伴い、一時的に移植されていましたが、2020年に戻されました。鐘楼の周辺に3本の河津桜が咲いています。

東寺でもっともみごたえある河津桜は、有料エリアの五重塔の西側にある河津桜です。
西側から見ると五重塔をバックにした絵になる景色を楽しむことができます。
金堂と講堂の付近にも河津桜があり、角度によって金堂や講堂をバックにした美しい景色も見ることができます。 

東寺の河津桜

東寺 見頃 2017年3月24日(平年3月20日相当) 撮影:MKタクシー
拝観情報

新幹線からもよく見え、京都タワーと並ぶ京都のシンボルといえば、東寺の五重塔です。
高さ55メートルは、木造の塔としては日本一の高さを誇ります。
東寺は正式には教王護国寺といい、平安京造営と同じころに建立されました。
国を護るという意味の寺名で、のちに真言宗の開祖である弘法大師空海に与えられました。
講堂の中にある21体の仏像は、立体マンダラとして知られます。
毎月21日には縁日の「弘法市」が開かれ、とてもにぎやかです。掘り出し物のお宝がみつかるかもしれません。

東寺の河津桜

東寺 散りはじめ 2019年3月26日(平年3月28日相当) 撮影:MKタクシー

 

開門時間 5:00~17:00
拝観時間 8:00~17:00(受付は16:30)
拝観料 一般    500円
高校生   400円
中学生以下 300円
ただし、五重塔初層公開時やライトアップ字は変動します
TEL 075-691-3325
住所 京都市南区九条町1
アクセス 近鉄「東寺」より10分
JR「京都」より15分

東寺の公式HP

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⑥ 知恩院前(華頂道)〈東山区〉 

知恩院前の河津桜

知恩院前 咲きはじめ 2019年2月28(平年3月4日相当)日 撮影:MKタクシー

東大路通の知恩院前から東へ、知恩院の黒門前まで伸びる華頂道(かちょうみち)には、街路樹として6本の河津桜が植えられています。
東山界隈でもひときわ早く開花する桜として、知る人ぞ知る存在です。
最も東側(知恩院側)の早咲きの桜は、河津桜ではなくオカメ桜です。

華頂通の知恩院前交差点よりも西側は古門前通(ふるもんぜんどおり)といい、骨董品店、美術品店が並ぶ通りとして知られます。

知恩院前の河津桜

知恩院前 見頃 2019年3月8日(平年3月13日相当) 撮影:MKタクシー

華頂通とは、知恩院の山号である「華頂山」に由来します。山号は知恩院の背後にそびえる東山三十六峰のひとつ、華頂山(201m)からとったものです。
知恩院境内の阿弥陀堂前には、秋から冬に咲く冬桜(フユザクラ)があり、他の桜が咲く前から花を付けています。

知恩院前の河津桜

知恩院前 五分咲き 2020年2月21日 撮影:MKタクシー
見学情報

かつては華頂通の両側には知恩院の塔頭群がずらりとならんでしました。
今も一部が京都華頂大学・短大、華頂女子高校、浄土宗宗務庁になった以外は、塔頭が残っています。

アクセス 地下鉄「東山」より10分
京阪「祇園四条」より10分

⑦ 車折神社〈右京区〉

車折神社の河津桜

車折神社 咲きはじめ 2018年3月7日(平年3月4日相当) 撮影:MKタクシー

「桜の宮」とも言われた車折神社(くるまざきじんじゃ)は、知る人ぞ知る桜の穴場スポットです。
有名なのは、枝垂桜の「渓仙桜(けいせんざくら)」ですが、車折神社の桜の主役は河津桜といっても過言ではありません。
境内には10本ほどの河津桜があり、京都でも淀水路に次いで多くの河津桜を見られるスポットです。
3月上旬から下旬まで長期間にわたって境内を彩り続けます。

車折神社の河津桜

車折神社 見頃 2017年3月5日(平年3月9日相当) 撮影:MKタクシー

境内では、中門前の枝垂梅が河津桜よりもやや早く開花し、二の鳥居跡の寒緋桜(カンヒザクラ)がやや遅れて開花します。
他にもやや細々とですが、冬桜(フユザクラ)や子福桜(コブクザクラ)、寒桜(カンザクラ)と思われる桜が咲いています。
河津桜がピークを過ぎた頃に渓仙桜が咲きはじめ、渓仙桜が見頃を迎えるころには河津桜は散りはじめます。

車折神社の河津桜

車折神社 見頃 2019年3月10日(平年3月16日相当) 撮影:MKタクシー
拝観情報

本社よりも有名なのが、末社である「芸能神社」です。
近隣にある太秦界隈の映画関係者から信仰を集めるようになり、今でも有名な芸能人の名前が記された赤い玉垣が奉納されています。
京都を訪れた修学旅行生が、ファンの芸能人の名前を探しているのをよく見かけます。

車折神社の河津桜

車折神社のメジロ 見頃 2018年3月17日(平年3月20日相当) 撮影:MKタクシー
拝観時間 日中随時
拝観料 境内自由
TEL 075-861-0039
住所 京都市右京区嵯峨朝日町23
アクセス 嵐電「車折神社前」よりすぐ

車折神社の公式HP

⑧ 清凉寺〈右京区〉

清凉寺の河津桜

清凉寺 咲きはじめ 2019年3月1日(平年3月6日相当) 撮影:MKタクシー

清凉寺には、多宝塔の北側に3本の河津桜が植えられており、毎年3月には見事に咲き誇ります。
本数は少ないですが、見る角度によってバックに風格ある多宝塔、楼門、本堂を入れることができ、絵になる景色を楽しむことができます。

清凉寺の河津桜

清凉寺の松明 見頃 2018年3月15日(平年3月16日相当) 撮影:MKタクシー

清凉寺では、毎年3月15日にお松明式(おたいまつしき)が開催されますが、例年ちょうどお松明式の時期に河津桜が見頃を迎えます。
河津桜が咲く頃になると、河津桜のすぐ前にお松明式で使う木材等が集積されます。
3月15日に向けて徐々に巨大な松明が作られていきます。
そして3月15日の夜には、巨大な3基の大松明に点火され、激しく燃え盛ります。

清凉寺の河津桜

清凉寺 見頃 2017年3月29日(平年3月25日相当) 撮影:MKタクシー
拝観情報

嵯峨釈迦堂として親しまれる清凉寺。
インド、中国、日本を経て伝わった「三国伝来」という本尊の釈迦如来像(国宝)は香木で彫られた少しエキゾチックな顔立ちの仏様です。
非常に人気が高く、清凉寺式釈迦如来像として京都に限らず全国各地に模刻像が遺されています。
1953年の調査により絹製の五臓六腑(ごぞうろっぷ。いわゆる内臓)が発見され、大きな話題になりました。普段は複製を見ることができます。

清凉寺の河津桜

清凉寺 散りはじめ 2018年3月24日(平年3月31日相当) 撮影:MKタクシー
拝観時間 9:00~16:00
開門は早朝より
拝観料 境内自由
本堂と庭園は
一般  400円
中高生 300円
小学生 200円
TEL 075-861-0343
住所 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
アクセス 嵐電「嵐山」より12分
JR「嵯峨嵐山」より12分
阪急「嵐山」より22分

清凉寺の公式HP

⑨ 京都府立植物園〈左京区〉 

京都府立植物園の河津桜

京都府立植物園 ちらほら 2019年2月24日(平年3月1日相当) 撮影:MKタクシー

京都府立植物園には、半木神社の南側の一角に秋冬咲きや早咲きの桜を集めたコーナーがあります。
秋から冬に咲く、十月桜(ジュウガツザクラ)、四季桜(シキザクラ)、冬桜(フユザクラ)、不断桜(フダンザクラ)、アーコレード、子福桜(コブクザクラ)、エレガンスみゆきと、早咲きの河津桜が植えられています。
中でも3月に盛大に開花するのが、河津桜です。

京都府立植物園の河津桜

京都府立植物園 見頃 2019年3月16日(平年3月21日相当) 撮影:MKタクシー

京都府立植物園内の別の場所では、河津桜よりやや早く寒桜(カンザクラ)が開花します。
河津桜とほぼ同じころに椿寒桜(ツバキカンザクラ)や修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)が開花します。
やや遅れて寒緋桜(カンヒザクラ)やオカメ桜、支那実桜(シナノミザクラ)などが開花します。
たくさんの早咲きの桜たちが見られるのも、京都府立植物園ならではです。

京都府立植物園の河津桜

京都府立植物園 見頃 2019年3月24日(平年3月27日相当) 撮影:MKタクシー
入園情報

1924年に開園した日本を代表する京都の植物園です。京都府民の休日のお出かけ定番スポットです。
広い敷地をぶらぶら歩けば、植物が約12,000種。
桜や梅、つばき、花しょうぶ、あじさいなど昔から親しまれてきた植物のほか、バラ園など左右対称の造形美が楽しめる洋風庭園など変化に富んでいます。
熱帯の植物が見られる温室もあります(別途入館料が必要です)。

京都府立植物園の河津桜

京都府立植物園 散りはじめ 2018年3月24日(平年3月31日相当) 撮影:MKタクシー
休園日 12月28日~1月4日
入園時間 9:00~17:00(受付終了は16:00)
拝観料 一般   :200円
高校生  :150円
中学生以下:無料
TEL 075-701-0141
住所 京都市左京区下鴨半木町
アクセス 地下鉄「北山」よりすぐ

京都府立植物園の公式HP

⑩ 宇治市植物公園〈宇治市〉

宇治市植物公園の河津桜

宇治市植物公園 三分咲き 2018年3月10日(平年3月7日相当) 撮影:MKタクシー

植物園だけあって、宇治市植物公園では様々な桜が咲きます。
3月上旬でも河津桜だけでなく、秋から冬咲きの子福桜(コブクザクラ)、冬桜(フユザクラ)、十月桜(ジュウガツザクラ)、アーコレードや、早咲きの修善寺寒桜が咲いています。

河津桜は、春のゾーンの上部に植えられており、大きな枝垂桜の足下あたりに数本植えられています。

宇治市植物公園の河津桜

宇治市植物公園 見頃 2019年3月9日(平年3月14日相当) 撮影:MKタクシー

宇治市植物公園でしか見られないのが、河津桜のライトアップです。
河津桜のおすすめスポットのなかでは、京都府立植物園でもライトアップは行われます。
しかし、ソメイヨシノの開花にあわせているので、河津桜はほぼ散っていますし、主たるライトアップエリアからは外れています。
宇治市植物公園では、比較的早くからライトアップが始まります。期間の初めの方では、美しく照らし出された河津桜が主役を張っている年もあります。
河津桜の向こう側に夜景が広がる絶景を楽しむことができます。

宇治市植物公園の河津桜

河津桜 見頃 2019年3月21日(平年3月25日相当) 撮影:MKタクシー
入園情報

1996年に開園したまだ歴史の浅い植物園です。
10haの園内には1,450種類もの植物が植えられています。
園内は春・夏・秋のゾーンに分かれ、四季を通じて多彩なイベント・展覧会が催されます。

宇治市植物公園の河津桜

宇治市植物公園 見頃 2019年3月21日(平年3月25日相当) 撮影:MKタクシー
休園日 月曜日(祝日の場合は翌日)
入園時間 9:00~17:00(受付終了は16:00)
入園料 大人:600円
小人:300円
幼児:無料
TEL 0774-39-9387
住所 京都府宇治市広野町八軒屋谷25-1
アクセス JR「宇治」よりバス
近鉄「大久保」よりバス

宇治市植物公園の公式HP

 

おわりに

京都に桜の季節のはじまりを告げるのは、2月下旬から咲きはじめ、3月上旬から下旬にかけて長期間見頃が続く河津桜です。
河津桜自体が全国的に人気となったのはそれほど古いことではありません。
一番人気である淀水路の河津桜も21世紀に入って誕生した名所です。
おそらく、今後も京都には新しい河津桜の名所が誕生していくことでしょう。

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