亀岡市曽我部の「彼岸花の里」は京都随一の彼岸花が咲き乱れる穴場
目次
夏が終わり秋がはじまるころ、京都近郊の農村は彼岸花で真っ赤に染まります。
なかでも「彼岸花の里」として人気が高いのが、亀岡市曽我部です。
亀岡では、収穫前後の田畑のあぜが美しい彼岸花で彩られます。
昔ながらの農村風景が美しい亀岡市曽我部の彼岸花の里をはじめ、亀岡の美しい彼岸花を紹介します。
2024年の彼岸花の開花は遅めで見頃を迎えるのは9月末~10月初とずれこむ見込みです。
亀岡市曽我部の「彼岸花の里」
亀岡市曽我部について
彼岸花の里のある亀岡市の曽我部は、亀岡駅から西南西に2kmほど離れたところにある農村地帯です。
旧曽我部村は、1890年に九ヶ村の合併により成立し、1955年の南桑田郡合併により亀岡市となりました。
農村と民家が広がる農村地域ですが、京都先端科学大学(旧京都学園大学)の京都亀岡キャンパスや、亀岡運動公園などもあります。
亀岡市の曽我部という地名は、平安中期に編纂された辞書である「和名類聚抄」にも宗我部郷として登場する古い地名です。
もとは蘇我氏が支配していた「部」であったことに由来すると考えられます。
亀岡市に限らず全国的にある地名ですが、土佐国長岡郡の宗我部出身の長宗我部氏(長岡郡の宗我部氏の意)が有名です。
曽我部の「彼岸花の里」へのアクセス
亀岡市曽我部の彼岸花の里へは、いくつかのアクセス方法があります。
路線バスでのアクセス
彼岸花の里付近の穴太寺前バス停、京都先端科学大学京都亀岡キャンパスバス停付近が最寄りになります。
京都先端科学大学京都亀岡キャンパスへは、JR亀岡駅南口、JR並河駅、桂駅・桂川駅から京阪京都交通の路線バスが走っています。
中でもJR亀岡駅南口からの路線は、平日は毎時3本ほど、土日も毎時2本ほどあります。
終点の京都先端科学大学京都亀岡キャンパスより手前の南条局前か穴太口のバス停の方が、彼岸花の里への中心エリアには近いです。
穴太寺前からは、JR亀岡駅南口、JR並河駅から京阪京都交通の路線バスが走っています。
毎時1本程度なので、京都先端科学大学京都亀岡キャンパスよりは少なめです。
マイカーでのアクセス
曽我部の彼岸花の里は、京都縦貫道の亀岡インターからも1kmと近く、マイカーでのアクセスの良好です。
彼岸花の里そのものの駐車場はありませんが、穴太寺の有料駐車場や、その他仮設の有料駐車場などが利用可能です。
徒歩で20分ほど離れた亀岡運動公園の駐車場であれば、無料で利用することもできます。
マイカー利用時は、絶対に路上駐車はしないようにしてください。
彼岸花の里は、地元の方々の協力があって成り立っているものです。
道路も細く、邪魔であるだけでなく、危険です。たとえ短時間であってもきちんと駐車場にとめるようにしましょう。
車窓からの彼岸花見物も危険なので、避けしましょう。
脇見運転は非常に危険です。安全第一で彼岸花を楽しみましょう。
徒歩でのアクセス
JR亀岡駅から曽我部の彼岸花の里までは、最短で4km弱です。歩いても片道50分程度です。
亀山城や城下町散策と組み合わせて、ハイキングがてらアクセスするのもおすすめです。
途中には道の駅ガレリアかめおかもあり、地元の新鮮な農産物なども手に入れることができます。
彼岸花の里へはやや遠回りにはなりますが、篠山街道経由もおすすめです。
レンタサイクルでのアクセス
彼岸花の開花時期は気候も良く、レンタサイクルでのアクセスがおすすめです。
亀岡駅から彼岸花の里なら、亀岡市観光協会が運営する「かめまる観光レンタサイクル」を利用できます。
事前にアプリをダウンロードしておけば、24時間簡単な手続きで借りることができます。
半日の4時間なら、基本料金1,500円とお手軽な価格です。
自転車であれば、亀岡駅から曽我部の彼岸花の里まで20分もかかりません。
機動力ある自転車であれば、彼岸花の里を隅から隅まで巡ることができます。
亀岡の城下町や曽我部の彼岸花だけであれば、レンタサイクルを使えば半日あれば巡ることができます。
一日かけて、曽我部の彼岸花の里以外のいろいろな亀岡の観光スポットを巡るのおすすめです。
気候のよい彼岸花シーズンなので、快適な亀岡サイクリングが楽しめることでしょう。
公式ホームページ:かめまる観光レンタサイクル
見学情報
見学時間 | 日中随時 |
見学料 | 自由 |
住所 | 亀岡市曽我部町 |
アクセス | 京阪京都交通「穴太寺」・「京都先端科学大学」バス停より徒歩数分 |
あっという間に人気になった彼岸花スポット
関西随一の美しい彼岸花が見られる名所として、曽我部をはじめとした亀岡一帯は最近人気急上昇中です。
これぞ日本の原風景といった景色が彼岸花の里をはじめとする亀岡の彼岸花の見どころです。
亀岡市の曽我部は「彼岸花の里」として売り出されるようになったのは、早くとも2010年以降という、最近できた穴場です。
有名になりはじめたタイミングの2017年には、彼岸花が満開を迎えた晴天の週末にも関わらず、カメラを持っている人は1人しか見かけなかったくらいの穴場でした。
亀岡市民に聞いても「彼岸花の里?どこそれ?」と言われたりもしました。
これほど美しい彼岸花を見られる亀岡市曽我部の彼岸花の里ですが、少し前までは関西人はもちろん、亀岡市民ですらあまり知られていない穴場でした。
何だか今日は人が多いなあ、と思ったらちょうどその日の朝刊一面に曽我部の彼岸花の里の写真が掲載されていたからだったりします。
しかし、彼岸花の里を訪れる人は年々増えており、曽我部はそろそろ関西の彼岸花鑑賞の”穴場”はもう卒業したといってよいでしょう。
亀岡どころか、関西中から彼岸花を目当てのカメラマンたちが彼岸花の里へと集まってくるようになりました。
日本の原風景に咲く真っ赤な彼岸花
亀岡市の曽我部地区の彼岸花の里の魅力は、広々とした田畑に咲く点です。
比較的広い亀岡盆地の郊外では、平地に田畑が連なっています。
その畦を彼岸花が埋め尽くす姿は絶景です。
彼岸花の里ではレッドカーペットが広がっているかのような美しい光景が広がります。
亀岡市曽我部の彼岸花の里は、関西でも最大級の彼岸花が咲き誇る名所です。
晴天時は、真っ赤な彼岸花が青空に美しく映えます。まさに”天上の花”です。
彼岸花の里では、普段は軽トラが行きかう農道の道端には、お地蔵さんや石仏などがたたずみます。
石仏をバックに咲く彼岸花は、風情があふれます。
こういった景色が亀岡市曽我部の彼岸花の里ではそこかしこで見ることができます。
集落から少し外れた田畑の中に、重利(しげとし)八幡宮があります。
社殿は江戸時代建立という、なかなか歴史あるものです。彼岸花とのとりあわせが見事です。
重利という地名は本来「十里」と記載し、条里制に由来する地名だるとの説が亀岡市史に記載されています。
稲わら干しと彼岸花
京都に限らなければ、全国には他にも彼岸花の名所はあります。
なかでも、亀岡市曽我部の彼岸花の里で咲く彼岸花が、特におすすめなだとイチオシするのは、他では見られない景色が見られるためです。
亀岡市曽我部の彼岸花の里では、稲わら干しと彼岸花の競演を見ることができます。
刈り取った稲わらを、田んぼで三角形に縛って天日干しにしてあります。
かつては干し方の違いはあれど、彼岸花のシーズンになると日本中で見られた景色なのでしょう。
わらの用途がほとんどなくなった現代では、あまり見ることのない景色です。
天日干しの稲わらと彼岸花が広がる亀岡市曽我部の彼岸花の里の景色は、まさに関西に限らず日本の原風景です。
曽我部の彼岸花の里は9月下旬が見頃
亀岡市曽我部の彼岸花の里の見頃は例年だと9月下旬ごろです。早い年は9月中旬から見頃を迎えます。
一部白花彼岸花もありますが、ほぼ全てが彼岸花です。
開花時期が一斉にそろうため、彼岸花が満開を迎える時期の景色は圧巻です。
その分、彼岸花の里は彼岸花が見頃の期間は案外短い名所なのでご注意を。
2019年ごろから、亀岡市の曽我部地区では順次圃場整備が行われています。
圃場整備では、田畑の土が掘り返されるので、一時的には彼岸花に大きな影響があります。
2020年は、圃場整備のために田んぼの畦が掘り返され、例年通りの開花ではありませんでした。
亀岡市曽我部町の彼岸花の里に広がる田畑の主役はあくまで作物であり、彼岸花は脇役に過ぎません。
圃場整備を進めることは田畑として本来の役割を果たすためには当然のことです。
しかし、ちょっと残念な気もしてしまうのは事実です。
曽我部の南東部にある山の上には、かめおか霧のテラスという展望台があります。
霧のテラスから見下ろした曽我部の中でも、もっとも彼岸花が美しいエリアですが、2020年はほとんど彼岸花が見当たりません。
よく見ると、畦道に咲いていますが、2020年は赤いじゅうたんとは程遠い状態でした。
ただし、曽我部の彼岸花の里は広大です。
見事な彼岸花が見られるところはたくさんあるので、心配は無用です。
田園のそこかしこで、美しい彼岸花が咲いているのを見ることができます。
地元亀岡の農家さんたちにとって、彼岸花見物の観光客は、決してありがたい存在ではないでしょう。
農作業の邪魔や渋滞の原因になります。田畑へとずかずかと入り込むマナーの悪い観光客だって目につきます。
あくまで彼岸花を見せていただいているという心を、忘れないように肝に銘じましょう。
曽我部以外の亀岡の彼岸花
亀岡市内では、曽我部ほどまとまってはいませんが、他にもあちこちで彼岸花を咲いているのを見ることができます。
いずれも彼岸花ばかりで、白花彼岸花はほとんど見かけないのが、亀岡の特徴かもしれません。
亀岡各所の彼岸花
美濃田付近の彼岸花
亀岡市内でも北東部にある美濃田では、田畑の畔を彼岸花が真っ赤に染め上げています。
基本的には観光地ではないので、彼岸花見物の人は誰もいません。
穴場の亀岡でも、さらにいちだんと穴場スポットです。
亀岡夢コスモス園の彼岸花
曽我部から1kmあまりの距離にある、亀岡夢コスモス園でも彼岸花が咲きます。
関西有数の規模を誇るコスモスの名所である亀岡夢コスモス園は、例年彼岸花の見頃の時期にはコスモスは咲きはじめから三分咲きくらいです。
2024年の亀岡夢コスモス園の開園は、10月1日(火)~11月4日(月)です。
彼岸花のピークの時期には開園前のため、外から眺めるだけにはなります。
入園情報
開園日 | 2024年10月1日(火)~11月4日(月) |
入園時間 | 9:00~16:00受付終了(平日) 9:00~16:30受付終了(土休日) |
入園料 | 一般 800円(平日) 1,000円(土休日)小中学生未満 無料 |
TEL | 0771-55-9111 |
住所 | 京都府亀岡市吉川町穴川野水 |
アクセス | 京阪京都交通「運動公園前」バス停すぐ |
公式ホームページ:京都丹波/亀岡の「夢コスモス園」オフィシャルホームページ
その他、亀岡盆地のあちこちで彼岸花が美しく咲いています。
曽我部だけではなく、あちこちの彼岸花を楽しみましょう。
圃場整備事業と亀岡の彼岸花
かつては、大堰川の北側である亀岡市千歳町でも、大規模な彼岸花畑が見られました。
しかし、2008年ごろに行われた圃場整備によって大打撃を受け、今は彼岸花は多くは見られません。
十数年前には、まだ彼岸花は亀岡の観光資源としての地位は高くありませんでした。部分的には、事前に採取した彼岸花の球根を整備後の水田畦に移植する取り組みも行われたものの、整備された直線的な田畑に咲く彼岸花の人気は今ひとつです。
今も残っていれば、曽我部と並ぶ「ひがん花の里」として人気を博していたかもしれません。圃場整備自体は進めるべきことではありますが、残念な気持ちは禁じえません。
これらの圃場整備は、国営農地再編整備事業「亀岡地区」として行われ、2011年に完成しました。
続いて2014年に、国営緊急農地再編整備事業「亀岡中部地区」が開始されました。
曽我部のほぼ全域も整備事業の対象となっており、前述のとおり、2018年に着工されています。
曽我部では千歳町よりも慎重に進められている様子ですが、2026年(予定)の完工時には、曽我部では今とはかなり様子が変わっていることでしょう。
公式ホームページ:ぶらり亀岡 亀岡市観光協会
彼岸花の里以外の亀岡市曽我部の観光スポット
亀岡市曽我部の観光スポットは彼岸花の里だけではありません。
彼岸花シーズンに彼岸花の里を訪れた際や、彼岸花シーズン以外に曽我部を訪れた際には、ぜひ訪問してみてください。
西国三十三所札所の「穴太寺」
西国三十三箇霊場の第二十一番札所である穴太寺(あなおじ)が観光スポットとして有名です。
穴太寺の南側に広がる田んぼ一帯が、初秋には美しい彼岸花スポットになります。
穴太寺は創建が慶雲2年(705年)にさかのぼるという、亀岡でも屈指の古刹です。
平安時代には西国三十三所霊場と札所となり、多くの巡礼者が訪れるようになりました。
本堂内には本物のふとんをかぶった釈迦涅槃像が安置されており、「なで仏」として有名です。
自分の体の悪いところをなでると病気が治ると言われています。
江戸時代中期に作庭された池泉座鑑式庭園は京都府の名勝に指定されています。
亀岡市曽我部の彼岸花の里を訪れた際には、西国三十三箇所の穴太寺も訪れましょう。
穴太寺は「あなおじ」と読みます。穴太積みで有名な大津市坂本の穴太は「あのう」です。
末尾も「でら」ではなく「じ」と読みます。湯桶(ゆとう)読みの寺名になっています。
穴太寺の境内には、特に彼岸花は見当たりません。
その代わり、初秋には秋明菊が咲き始めています。
拝観時間 | 8:00~17:00 |
拝観料 | 500円 拝観料が必要なのは、本堂と庭園のみ |
TEL | 0771-24-0809 |
住所 | 亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46 |
アクセス | 京阪京都交通「穴太寺」バス停すぐ |
円山応挙ゆかりの「金剛寺」
彼岸花の里の亀岡市曽我部は、京都画壇の代表である円山応挙(まるやまおうきょ)の出身地でもあります。
農家の次男として生まれた円山応挙は、近隣の金剛寺の住職に画才を認められて京都へと送り出され、京都画壇を代表する画家として活躍しました。
穴太寺から東に50メートルほど行ったところに円山応挙の生誕地を示す大きな記念碑がありました。
しかし、石碑は近年撤去されて今は円山応挙の墓がある太秦の悟真寺へと移されました。
グーグルマップのストリートビューで確認すると、少なくとも2017年以前に移設されています。
穴太寺から北東へ300メートルほどのところにある金剛寺(曽我部町宮垣内)は、「応挙寺」とも言われる円山応挙ゆかりの寺院です。
金剛寺は、正応2年(1289年)創建の臨済宗寺院です。
応挙が金剛寺で小僧生活を行っていたときに、住職に絵の才能を認められたのが世に出るきっかけになりました。
円山応挙が56歳のときに、金剛寺に障壁画を寄進しました。今も金剛寺は重要文化財の「群仙図」を所蔵し、毎年11月3日の「応挙展」で一般公開されています。
2023年は4年ぶりに応挙展が開催予定です。
同時に寄進された「波涛図」と「山水図」は、東京国立博物館に寄託されています。
公式ホームページ:臨済宗天龍寺派 福寿山金剛寺(一名応挙寺)
拝観情報
拝観 | 本堂内の拝観は要予約 |
TEL | 0771-22-2871 |
住所 | 亀岡市曽我部町穴太東辻46 |
アクセス | JR「亀岡」から京都交通バス「おばた橋」から徒歩5分 |
丹波霧の新名所「かめおか霧のテラス」
亀岡をはじめとする丹波地方は「丹波霧」と言われる霧の名所でもあります。
特に秋から冬にかけての早朝には、頻繁に霧が見られます。
ちょうど彼岸花開花期ごろから霧のシーズンが始まります。
普段の生活にはどちらかというと困りものの霧ですが、亀岡では観光資源としても活用されています。
2018年に開設されたかめおか霧のテラスは、雲海に沈んだ亀岡盆地の絶景が見られる、人気の新観光スポットです。
雲海で知られる亀岡盆地を眺望するいくつかのスポットから、ちょうど曽我部を見下ろす位置が展望台の建設地に選ばれました。
霧が出やすいのは、前日の日中は暖かく夜は冷え込んだ日の翌朝です。
風も少なければ少ないほど美しい霧に出会うことができます。
霧は午前中には消えてしまうので、朝早くがおすすめです。
亀岡市観光協会のホームページ内にはライブカメラ映像も公開されており、2020年10月~2021年2月だけでも延べ11万人以上の閲覧がありました。
秋冬でも毎日霧が出るわけではないので、ライブカメラで状況を確認してからかめおか霧のテラスへと出かけるのもおすすめです。
かめおか霧のテラスは標高412メートルの竜ヶ尾山の山頂付近にあります。
標高約390メートルに位置し、直下の標高約110メートルの曽我部町とは比高280メートル、標高約90メートルの亀岡駅付近とは比高300メートルあります。
京都で言うと、大文字の火床から見た京都市街と同じくらいの比高があります。
霧の時期以外にも、亀岡盆地を見渡す展望台として人気で、夜には夜景スポットにもなっています。
見学情報
時間 | 24時間 |
アクセス | 京都縦貫道亀岡インターより車で10分 |
住所 | 京都府亀岡市曽我部町南条大谷 |
コスモス園もある「亀岡運動公園」
亀岡運動公園
曽我部町穴太にある亀岡運動公園は、1977年に第一期が開園し、1991年に完成しました。
敷地面積は19.4ヘクタールあり、公園内には陸上競技場、体育館、野球場、テニスコート、プールなどの運動施設が並びます。
他にも野外ステージや多目的広場、スティルウォーターランドなどの施設があり、家族連れでにぎわいます。
夏季限定のプールは全長100メートルのウォータースライダーを備えるなど、「かめぷー」という名前で亀岡市民に親しまれています。
陸上競技場では、毎年12月には京都亀岡ハーフマラソンが開催されています。
亀岡運動公園には、約700台の無料駐車場があります。
曽我部の彼岸花の里は駐車場も限られています。亀岡運動公園であれば、確実に駐車することができます。
彼岸花の里までは歩いて20分ほどの距離になります。
春にはライトアップも行われるなど、亀岡を代表するお花見スポットでもあります。
入園料 | 無料 |
入園時間 | 24時間 |
住所 | 亀岡市曽我部町穴太土渕33-1 |
アクセス | JR「亀岡」から京阪京都交通バス「亀岡運動公園競技場前」すぐ |
公式ホームページ:亀岡運動公園/さくら公園
京都丹波/亀岡夢コスモス園
すぐ東には京都丹波/亀岡夢コスモス園が広がります。
住所は亀岡市吉川町ですが、コスモス園の半分は曽我部町穴太になります。
コスモス園は関西でも有数の4.2ヘクタールの広さはあり、20品種800万ほんものコスモスが咲きます。
2024年の亀岡夢コスモス園は10月1日(火)~11月4日(月)の開園です。
10月初めであれば、曽我部の彼岸花の里と亀岡夢コスモス園の両方を楽しめます。
例年彼岸花の里が開花のピークを迎える9月末でも、亀岡夢コスモス園ではすでにコスモスは咲きはじめているので、外から眺めることができます。
開園日 | 2024年10月1日(火)~11月4日(月) |
入園時間 | 9:00~16:00受付終了(平日) 9:00~16:30受付終了(土休日) |
入園料 | 一般 800円(平日) 1,000円(土休日)小中学生未満 無料 |
TEL | 0771-55-9111 |
住所 | 京都府亀岡市吉川町穴川野水 |
アクセス | 京阪京都交通「運動公園前」バス停すぐ |
公式ホームページ:京都丹波/亀岡の「夢コスモス園」オフィシャルホームページ
おわりに
京都府亀岡市は、彼岸花の名所がてんこもりです。
街中からちょっと出ると、いたるところで彼岸花が咲いています。
彼岸花の里をはじめ、最近は人気が出始めていますが、まあまだ混雑することなく楽しめる穴場揃いです。
みなさんもぜひ少し足を伸ばして亀岡の彼岸花スポットを訪れてみてください。
京都市内から亀岡までタクシーで彼岸花を楽しみに行くのもおすすめですよ。
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