西国三十三所巡礼の魅力とは?公認先達がおすすめする効率的な回り方と初心者でも安心なバスツアー

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西国三十三所巡礼の魅力とは?公認先達がおすすめする効率的な回り方と初心者でも安心なバスツアー

三十三箇所の札所を巡る西国巡礼は魅力たっぷり。
MKトラベルでは、京都発着の西国三十三所巡礼日帰りバスツアーを多数企画しています。
日帰りバスツアーの企画者であり公認先達であるMKトラベルの牧幸代が西国三十三所巡礼の魅力や注意点、効率的な回り方について説明します。

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西国三十三所巡礼とは

観音経と御朱印帳と数珠

観音経と御朱印帳と数珠

西国三十三所巡礼の始まり

閻魔大王の命で徳道上人が始めた西国巡礼

奈良時代はじめの養老2年(718年)、病で生死の境をさまよっていた徳道上人は、冥土で地獄に墜ちる者の多い世を嘆く閻魔大王から「観音巡礼」を世に広めるように命じられました。巡礼による結縁の証とする三十三個の宝印を受け取って生き返りました。
徳道上人はさっそく三十三所の観音霊場を探し出す旅に出ます。これが西国三十三所巡礼ひいては日本における観音巡礼の創始であるといわれています。
しかし、この時点では、まだ巡礼は人々に受け入れられず、人々に信じてもらえないまま徳道上人は、80歳で没しました。徳道上人の廟所は奈良県桜井市にある「法起院」で、西国三十三所巡礼の番外札所となっています。
三十三個の宝印(現在の御朱印のこと)は各霊場に配されることなく、徳道上人の遺言により、兵庫県宝塚市の「中山寺」(西国24番札所)の石棺に納められました。

徳道上人御廟所の番外「法起院」 撮影:MKタクシー

徳道上人御廟所の番外「法起院」 撮影:MKタクシー

 

花山法皇が再興した西国三十三所巡礼

それから270年後の 寛和2年(986年)、在位わずか2年で19歳にして退位して出家した花山法皇は、その失意から、熊野に詣で、那智で修行をしました。
そんなある日、花山法皇の前に熊野三所権現が現れ、徳道上人以来観音浄土の三十三所を巡る者が途絶えているので再興するよう告げられました。花山法皇は、河内国石川寺の仏眼上人の案内で、中山寺の宝印を掘り出しました。
播磨国書写山の性空上人を先達として、中山寺の辨光僧正らを伴って、西国三十三所巡礼の再興を果たします。

三十三個の宝印が納められた中山寺 撮影:MKタクシー

三十三個の宝印が納められた24番札所「中山寺」 撮影:MKタクシー

 

徳道上人と花山法皇ゆかりの番外札所

花山法皇は西国三十三所巡礼中興の祖と称えられています。花山法皇の菩提寺が京都市山科区の花山院で、花山天皇が落飾したところが元慶寺です。「法起院」「花山院」「元慶寺」の三箇寺は、巡礼の礎を築いた徳道上人と花山法皇ゆかりの地として西国三十三所巡礼の番外に加えられました。
西国三十三所巡礼は、1300年の歴史がある日本最古の巡礼で2019年には「西国三十三所観音巡礼」として日本遺産に認定されました。満願成就した御朱印帳は「極楽浄土へのパスポート」となると信仰されています。

第一番札所の青岸渡寺 撮影:MKタクシー

第一番札所の「青岸渡寺」 撮影:MKタクシー

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西国三十三所巡礼の札所

2府5県に広がる西国三十三所巡礼の札所

西国三十三所は、33の札所と3つの番外からなります。
京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県の近畿2府4県に加えて岐阜県にまで西国三十三所は広がります。

西国三十三所早創1300年記念事業のオリジナル散華

西国三十三所早創1300年記念事業のオリジナル散華 撮影:MKタクシー

 

西国三十三所巡礼の札所一覧

札所番号寺院名寺院名のふりがなご本尊住所
第一番青岸渡寺せいがんとじ如意輪観音和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
第二番金剛宝寺(紀三井寺)こんごうほうじ(きみいでら)十一面観音和歌山県和歌山市紀三井寺1201
第三番粉河寺こかわでら千手観音和歌山県紀の川市粉河2787
第四番施福寺(槇尾寺)せふくじ(まきおでら)千手観音大阪府和泉市槇尾山町136
第五番葛井寺ふじいでら千手観音大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21
第六番南法華寺(壺阪寺)みなみほっけじ(つぼさかでら)千手観音奈良県高市郡高取町壺阪3
第七番龍蓋寺(岡寺)りゅうがいじ(おかでら)如意輪観音奈良県高市郡明日香村岡806
第八番長谷寺はせでら十一面観音奈良県桜井市初瀬731-1
第九番興福寺(南円堂)こうふくじ(なんえんどう)不空羂索観音奈良県奈良市登大路町48
第十番三室戸寺みむろとじ千手観音京都府宇治市菟道滋賀谷21
第十一番醍醐寺(准胝堂)だいごじ(じゅんていどう)准胝観音京都市伏見区醍醐醍醐山1
第十二番正法寺(岩間寺)しょうほうじ(いわまでら)千手観音滋賀県大津市石山内畑町82
第十三番石山寺いしやまでら如意輪観音滋賀県大津市石山寺1-1-1
第十四番園城寺(三井寺)おんじょうじ(みいでら)如意輪観音滋賀県大津市園城寺町246
第十五番今熊野観音寺いまくまのかんのんじ十一面観音京都市東山区泉涌寺山内町32
第十六番清水寺きよみずでら千手観音京都市東山区清水1丁目294
第十七番六波羅蜜寺ろくはらみつじ十一面観音京都市東山区五条大和大路上ル東入2丁目轆轤町81-1
第十八番頂法寺(六角堂)ちょうほうじ(ろっかくどう)如意輪観音京都市中京区六角東洞院西入堂之前町248
第十九番行願寺(革堂)ぎょうがんじ(こうどう)千手観音京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17
第二十番善峯寺よしみねでら千手観音京都市西京区大原野小塩町1372
第二十一番穴太寺あなおじ聖観音京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46
第二十二番総持寺そうじじ千手観音大阪府茨木市総持寺1-6-1
第二十三番勝尾寺かつおうじ千手観音大阪府箕面市粟生間谷2914-1
第二十四番中山寺なかやまでら十一面観音兵庫県宝塚市中山寺2-11-1
第二十五番播州清水寺ばんしゅうきよみずでら千手観音兵庫県加東市平木1194
第二十六番一乗寺いちじょうじ聖観音兵庫県加西市坂本町821-17
第二十七番圓教寺えんきょうじ如意輪観音兵庫県姫路市書写2968
第二十八番成相寺なりあいじ聖観音京都府宮津市成相寺339
第二十九番松尾寺まつのおでら馬頭観音京都府舞鶴市松尾532
第三十番宝厳寺ほうごんじ千手観音滋賀県長浜市早崎町1664-1
第三十一番長命寺ちょうめいじ千手観音、十一面観音、聖観音滋賀県近江八幡市長命寺町157
第三十二番観音正寺かんのんしょうじ千手観音滋賀県近江八幡市安土町石寺2
第三十三番華厳寺けごんじ十一面観音岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23
番外法起院ほうきいん奈良県桜井市初瀬776
番外元慶寺がんけいじ京都府京都市山科区北花山河原町13
番外花山院かざんいん兵庫県三田市尼寺352
西国三十三所巡拝地図 荻原井泉水「遍路と巡礼」出典:国立国会図書館デジタルコレクション

西国三十三所巡拝地図 荻原井泉水「遍路と巡礼」出典:国立国会図書館デジタルコレクション

第三十三番札所の谷汲山華厳寺 撮影:MKタクシー

第三十三番札所の「谷汲山華厳寺」 撮影:MKタクシー

 

西国三十三所巡礼の公認先達とは

巡礼の案内役の先達

巡礼の案内役を務める経験者を先達(せんだつ)と言います。古くから、先達に導かれて多くの巡礼者が西国三十三所を巡ってきました。
現代の西国三十三所では、西国三十三所霊場を巡礼し、西国三十三所札所会に認められた方が「公認先達」に就任できる制度があります。
古来から巡拝の案内役、おつとめの導師などを勤められる方は「先達様」と呼ばれております。現代においてはツアーなどで巡拝を企画する方、自家用車で巡礼をされる方も立派な先達とされています。
先達と共に参拝された方へ詠歌護符が授与されますので、身近に西国三十三所巡礼の公認先達がいらっしゃれば、ぜひ同行してもらってください。
後述のようにMKトラベルの日帰りバスツアーは西国三十三所巡礼の公認先達が同行してご案内します。

西国三十三霊場納経帖 撮影:MKタクシー

西国三十三霊場納経帖 撮影:MKタクシー

 

公認先達のなり方

西国三十三所巡礼の満願成就を果たしたら、札所で西国三十三所会への公認先達申請用紙をいただきます。
所定の欄に必要事項を記入して、西国三十三所会へと郵送します。約1ヶ月ほどで西国三十三所会より先達就任特典が送られてきます。私の場合は3週間ほどで届きました。
先達就任特典は袈裟、頭陀袋、軸装納経帳、名札、西国観音曼荼羅セット(八角形用紙による納経集成)の無料引換券、西国三十三所札所会主催の行事案内などです。

袈裟、頭陀袋、軸装納経帳、名札、西国観音曼荼羅セット(八角形用紙による納経集成)の無料引換券、札所会主催の行事案内

袈裟、頭陀袋、軸装納経帳、名札、西国観音曼荼羅セット(八角形用紙による納経集成)の無料引換券、札所会主催の行事案内

公認先達の資格として、西国三十三所霊場を巡拝し、信仰心のある方であれば、申請すればどなたでも資格を得ることがきます。
西国三十三所は1巡して終わるのではなく、巡礼は終わりなく繰り返すものです。巡礼回数により、先達の称号があがっていきます。先達、中先達、大先達、特任先達、特任権中先達、特任中先達、特任権大先達、特任大先達 喜達特任大先達、真達特任大先達、普明特任大先達、妙寿特任大先達となっています。
一度西国三十三所を巡拝された方は先達に、先達として二度巡拝された方は中先達に、中先達として三度巡拝された方は大先達に申請します。各階級とも西国三十三所先達委員会により審査あり、申請時に、巡拝回数は先達就任時に授与された軸装納経帳で確認することになります。

 

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西国三十三所巡礼の魅力

MKトラベルの旅行業務取扱管理者として西国三十三所巡礼のバスツアーを企画している牧幸代さんに西国三十三所巡礼の魅力について語ってもらいました。

西国三十三所巡礼との出会い

京都在住でもお寺とは縁のない生活

私が西国三十三所などの巡礼をはじめたのは、2年前の2021年のことです。
京都在住ですので、身近に魅力的な神社仏閣や価値ある歴史的建造物が多くあることはわかってはいました。
しかし、多くの京都在住者がそうであるように、近所に住んでいるとかえって近寄らないもので、私もそんな状態でした。
一方で日本史や日本文学は大好きでしたので、小説なりマンガなりアニメなり面白そうなものはわりと貪欲に読んでおりました。

洛陽三十三所観音巡礼「満願の證」

洛陽三十三所観音巡礼「満願の證」

 

六角堂で西国三十三所巡礼と出会う

いろんな読書の中で、山岸凉子著「日出処の天子(ひいづるところのてんし)」での聖徳太子の描かれ方が斬新で、聖徳太子に関係のある聖地に実際に訪れたいと思いたち、聖徳太子によって創建された六角堂にお詣りに行きました。
六角堂には本尊如意輪観音像がおられ、西国三十三所観音巡礼の第18番札所であると知りました。

参拝し納経して「御朱印」をいただき、指定された巡礼地をすべて参拝すると「結願(満願成就)」するという巡礼という参拝方法に魅力的なものを感じました。
そこで、巡礼の深い意味合いも全く知らずに、「洛陽三十三カ所観音霊場」と「西国三十三カ所観音霊場」の納経帳を購入しました。
納経帳購入時には、六角堂のご住職さんから「途中でやめずに、必ず満願果たされますように」と西国三十三所巡礼の激励されたのを今も覚えています。

1ヶ月で洛陽三十三カ所観音霊場を満願

いきなり広範囲に広がる西国三十三所を巡礼するのは大変なので、まずは京都市内のみで巡礼できる「洛陽三十三カ所観音霊場」を巡ってみました。
洛陽三十三カ所観音霊場はタクシーや市内バスを利用して巡礼できます。巡礼を初めて約1ヶ月ほどで「満願成就」しました。

巡礼中、三十三カ所のお寺の由来や宗派のちょっとした違い、弘法さん(空海)のこと、密教独自の秘法である大護摩のこと、同じ「仏様」といっても如来(にょらい)、菩薩(ぼさつ)、観音(かんのん)、明王(みょうおう)、天部(てんぶ)と悟り具合によりランクがあることを知りました。
仏教のこともほとんど知らない状態で巡礼を始めましたが、どんどん関心が高まっていきました。

洛陽三十三所観音霊場と京都十二薬師霊場の納経帖

洛陽三十三所観音霊場と京都十二薬師霊場の納経帖

 

半端ない達成感にはどっぷりまる

洛陽三十三カ所観音霊場に続いて、「京都十二薬師霊場」の巡礼に挑戦しました。
京都市内だけで完結するお手軽な巡礼で、すぐに「満願」果たしました。
このころにはもう巡礼の魅力にどっぷりとはまってしまいました。
巡礼は知れば知るほど面白く、「満願」果たした時の「達成感」が半端なかったです。
そして、いよいよ「西国」への挑戦となりました。

京都十二薬師霊場会の「成満之証」

京都十二薬師霊場会の「成満之証」

 

2年で西国三十三所巡礼を満願

いろんな観音様に会いに行く

観音様にもたくさん種類があって、真言系では聖観音、十一面観音、千手観音、馬頭観音、如意輪観音、准胝観音を六観音と称し、天台系では准胝観音の代わりに不空羂索観音を加えて六観音とします。
また、観音様が世を救済する時に、様々な声をきけるように「33の姿」に変化するそうです。西国三十三所巡礼の「33」という数字は、ここからきたと言われています。
西国三十三所巡礼とは、33種類の観音様に会いにいく旅なのです。
どこの観音様もお顔がほんとに優しいです。観音様のご尊顔を拝しつつ、お寺さんの木造建築の独特のぬくもりとお線香とろそくと護摩焚きの香の中では、心安らぐ静寂と浄化される感覚が感じられます。

わずか2年で満願成就

仏様の慈悲の御心と私たちの信じる心がひとつとなると、心願成就に絶大な効果を発揮すると言われています。
もうここまでくると、西国三十三所巡礼をやめられなくなってしまいました。
巡礼と出会ってから2年かけて、三十三箇所を巡り、2023年8月16日に西国三十三所巡礼の満願成就となりました。
すぐに西国三十三所会に公認先達の申請書類を郵送し、約3週間で先達就任特典一式が届きました。
公認先達の就任日は申請書類が届いた8月18日になっていました。

西国三十三所の巡礼と並行して、MKトラベルの担当者として西国三十三所巡礼の日帰りバスツアーの企画も行いました。
より多くの方に気軽に西国三十三所巡りの魅力を知ってもらいたいという思いからです。

 

満願成就のコツ

公認先達の証 青線の番号は「令和5年 三十三所 8月18日」を示す

公認先達の証 青線の番号は「令和5年 三十三所 8月18日」を示す

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自家用車、鉄道、タクシー、バスツアーを駆使して巡礼

1番から33番までの巡拝を終え、納経帳に参拝の証としてすべての御朱印が揃うと西国三十三所巡礼の「満願成就」となります。
私は、京都の六角堂から西国三十三所巡礼をはじめて、まず京都市内の札所((醍醐寺、今熊野観音寺、清水寺、六波羅蜜寺、革堂、善峯寺))を一気に巡礼しました。
続いて滋賀県の札所(岩間寺、石山寺、三井寺、宝厳寺、長命寺、観音正寺)へと向かい、自家用車、電車などを利用して、大阪府の札所(槇尾寺、葛井寺、総持寺、勝尾寺)、奈良県の札所(槇尾寺、葛井寺、総持寺、勝尾寺)へ巡礼しました。
和歌山県(青岸渡寺、紀三井寺、粉河寺)や兵庫県(中山寺、播州清水寺、一乗寺、圓教寺)はその遠さから、貸切タクシーやバスツアーを利用して巡礼しました。
そして最後に三十三番札所の谷汲山華厳寺(岐阜県)を訪れて満願成就しました。

車も電車もなかった時代には、ひたすら徒歩で西国三十三所を巡礼していたと思うと、それだけで昔の方へ敬意の念がわいてきます。
西国三十三所巡礼の総距離はなんと1,000kmを超えるといいます。
そのころの時代の人にとって、1番札所から順番に巡礼する西国三十三所のルートは非常によくできており、一番効率もよかったと思います。

三十三番札所の華厳寺の「満願之証」 撮影:MKタクシー

三十三番札所の華厳寺の「満願之証」 撮影:MKタクシー

 

どこから初めてもOK

西国三十三所巡礼は、ご利益や効果の点ではどこから巡礼を始めても、どの順番で巡礼しても問題ないそうです。
私がそうだったように、最初はあまり構えずに、興味のある古刹や近場からはじめてみるとよいでしょう。
ちなみに、西国三十三所を札順に巡礼することを「順打ち」、33番から逆にまわることを「逆打ち」といい、逆打ちのほうがよりご利益があると考える人もいます。
二度目の西国三十三所巡礼からは、順打ちや逆打ちなどのテーマを持って巡るのもいいでしょう。

参拝するお寺の数え方ですが、「〇カ寺打つ」といいます。
現在では、紙の納札になっていますが、昔は、木の札でした。参拝者は、お寺に釘で札を打ち付けておりましたので、今も「札を打つ」というのです。

「西国第三十三番満願霊場」の華厳寺 撮影:MKタクシー

「西国第三十三番満願霊場」の谷汲山華厳寺 撮影:MKタクシー

 

満願は第三十三番札所の華厳寺がおすすめ

西国三十三所巡礼最後の第三十三番札所の谷汲山華厳寺(岐阜県揖斐郡揖斐川町)の御朱印は、3つが1セットになっています。
本堂(現世)、おいづる堂(未来世)、満願堂(過去世)の3つをあらわしています。
谷汲山華厳寺の満願堂は「満願」とかかれた石碑があります。
西国三十三所巡礼の満願成就の申請は、どの札所でも受け付けているので、こだわる必要もありませんが、谷汲山華厳寺にはいたるところに「満願」の石碑があり、西国三十三所巡礼満願の達成感をより高めてくれるでしょう。

三十三番札所の華厳寺の「満願之証」 撮影:MKタクシー

三十三番札所の華厳寺の「満願之証」 撮影:MKタクシー

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西国三十三所巡礼の回り方

巡礼時の注意事項

西国三十三所の巡礼地は「修行の地」でもあった場所ですので、山奥や整備されていない道の先にあります。
数百段の石段 を登り切ったところにやっと本堂があったり、参道が登山道になっている場合も多くあります。 歩きなれた靴と動きやすい服装で、万全の体調管理の上に挑みましょう。

御朱印は納経をした証にいただく宝印です。かならず本堂で参拝/納経をしてから御朱印をいただくようにし ましょう。
全ての札所を巡りいただいた御朱印が証となって「先達」という公認の称号をもらうこと ができます。

本堂へお詣りする前に、必ず手水舎で手と口を清めましょう。

本堂では、お線香とろうそくをお供えしお賽銭をいたします。お線香やろうそくはその場で購入することができます。
お線香の本数は基本3本とされています。(50円納めると2本いただけるように用意をされているお寺が多いです)基本3本というのは、「三宝」といい、仏様、法の教え、僧の3宝をご供養するという意味合いからきています。
自分から見て逆三角形になるように香炉には手前に1本、奥に2本の線香をならべて立てましょう。また、お線香やろうそくの火は、すでに納められている火(他人の火)からもらい火をしないように注意しましょう。
そのろうろくの火を灯した人が悪行を背負っているかもしれません。身元が明確でない火から、その人が背負う業をもらってしまう場合があるので、お寺が用意している「種火」やマッチやライター持参(お寺によっては用意されています)で、安心できる火を灯すようにしましょう。
ろうそくは、次の人のことを思いやり、できるだけ上から順に並べます。下から並べてしまうと、まだ下段の火が灯った状態で、上に灯そうとすると危ないからです。

数珠をもって、教本(般若心経などのお経が書かれた本)を見ながらお経を唱えましょう。 納札(おさめふだ)を納札入れにいれます。住所や名前、願い事などを書いて本堂や観音堂に納める札のこと です。50~100枚綴りで購入できます。

 

 

巡礼時の服装

正式な西国三十三所巡礼の服装は、 菅笠(すげがさ)をかぶり、おいずる(いまはTシャツタイプもあります)という袖のない白衣を着用したものです。
西国巡礼用は背中に「南無観世音菩薩」または「南無阿弥陀仏」と書かれているのがよいです。
金剛杖(こん ごうつえ)をもって首からかける略式の袈裟で仏教に帰依するという意味がある輪袈裟(わげさ)を着用します
ただし、正式な服装をする必要は全くありません。西国三十三所巡礼は普段着で問題ありませんが、破れたジーンズや派手な服装などは避けましょう。

 

西国巡礼は日帰りバスツアーがおすすめ

おすすめ① 初心者でも気軽に参加可能

添乗員同行で安心

団体ツアーなので、西国巡礼が初めてという方でも気軽にご参加可能です。
MKトラベルをはじめ多くの西国巡礼バスツアーは、添乗員が同行します。
わからないことがあっても気軽に添乗員にご相談ください。
ガイド役がいるのは、とても心強いことです。

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おすすめ② 巡礼仲間と新たな出会いも

日帰りバスツアーは参加者人数により座席が前後したり、相席になることもあります。
初めて会う人たちですが、西国巡礼という同じ趣味を持った者同士です。
相席になった方とお友達になって新たな巡礼仲間を作ることもできるかも。

MKトラベルをはじめ多くの西国巡礼バスツアーは、三十三箇所を順に巡っていく形式です。
リピーターも多く、次回のツアーで再会!さらに意気投合して、楽しみや趣味がひろがることもよくあります。

 

おすすめ③ 移動はお任せで効率的

バスツアーなら、西国三十三所の札所への移動もバスで効率的な回り方ができます。
公共交通機関であれば、時刻表を調べて切符を取ってという手間暇が必要になりますが、バスツアーならバスの発着地へと集合するだけです。

マイカーであれば、移動は全て自分たちで運転する必要があります。運転好きであれば苦にならないかもしれませんが、遠方までの運転は大変です。
特に和歌山県や京都府北部、兵庫県北部など遠方へは往復するだけでぐったりしてしまいます。
西国三十三所の札所は山間部にあることも多く、事故の不安もあります。
旅先でお酒を飲むこともできません。旅の楽しみの半分は旅先での地元の料理に地元のお酒という方も多いでしょう。

 

おすすめ④ 安い!

西国三十三所の札所は、京阪神からいずれも日帰り可能な範囲にあります。
泊りがけのバスツアーもありますが、やっぱり日帰りバスツアーは安価です。

公共交通機関で三十三所札所を巡ると、遠方は日帰りは困難です。
どうしても宿泊しないと巡拝できないところが多数あります。
日帰り可能であっても、バスツアーなら一日で複数個所巡れるのに公共交通機関なら1箇所がやっとという場合も多いです。

お金に糸目をつけないのであれば、西国三十三所にもっともぴったりなのは貸切タクシーです。
運転もお任せで効率よく札所を巡ることができて最高です。
ただし、1台数万円~と日帰りバスツアーと比べるとかなり高額になります。
もちろん、人数によっては日帰りバスツアーと比べてもそん色ないお値段で利用できる場合もあるので、関心がある方はタクシー会社に相談してみるのもいいかもしれません。

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京都発着ならMKトラベルの日帰りバスツアーがおすすめ

MKトラベルでは、効率的な京都発着の西国巡礼日帰りバスツアーを催行しています。
西国巡礼の日帰りバスツアーは他の旅行会社でも催行されていますが、MKトラベルならではのおすすめポイントがたくさんあります。

おすすめ① お詣りに特化してお寺での滞在時間を確保

立ち寄り地は原則三十三所の札所のみ

MKトラベルの西国巡礼バスツアーは、お詣りに特化したツアーです。休憩を兼ねた立ち寄りを除き、原則として目的としているお寺以外には立ち寄りません。
西国巡礼のお詣り目的の方にはぴったりのシンプルなバスツアーです。
その分、お寺での滞在時間をしっかり確保しているのが特徴です。
すでに何度も西国巡礼を満願されている参加者からも「シンプルにお詣り目的に特化した内容がよかった」とのお声をいただいています。

 

昼食はバス車内でお弁当

MKトラベルの西国巡礼日帰りバスツアーは、食事もバス車内でのお弁当で時間短縮をしています。

昼食のお弁当 2023年11月20日 撮影:MKタクシー

昼食のお弁当 2023年11月20日 撮影:MKタクシー

ちょっと味気ないと感じる方もあるかもしれませんが、時間を有効に使うために、あえてバス車中での昼食にしています。

 

体力的に厳しい方は代行参拝も

一方で、お身体の不自由な方や本堂までの道中が体力的に厳しい方の参拝や朱印に関しては、同行先達が責任をもって、参拝者の思いを受け継ぎ、代行して参拝・納経・御朱印授与をおこないます。
バス内でお待ちいただきながら、本堂にむかってお詣りください。

 

おすすめ② 御朱印はご自身で

他の西国巡礼バスツアーでは、ツアー参加者の御朱印帳を添乗員が集めてまとめて御朱印をいただく方法をしていることもよくあります。
しかし、MKトラベルの西国巡礼バスツアーでは御朱印の代行はいたしません。
納経所へご自身の帳面をご提示いただき、朱印していただく手元や様子を感謝の気持ちをもって受け止め、御朱印をいただきましょう。
大切な納経帳を他人に預けることに抵抗がありませんか?納経帳は自分で大事に管理し常に手元にもっておきたい巡礼の大切な大切な証です。

もちろん、ご自身で御朱印をいただくには長い列に並んで待たなければなりませんが、それでも、自分自身で納経帳に御朱印をいただくことが大切だと考えます。
しっかり滞在時間を確保できるMKトラベルのバスツアーならではの特徴です。

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おすすめ③ お好みのペースでの自由参拝

MKトラベルの西国巡礼バスツアーは札所に到着してから出発するまでは自由参拝です。団体での参拝ではありません。
参拝の時間やお寺内の散策の順序、御朱印を授与されたいタイミングなどは、みなさまの思いやペースは人それぞれです。拝観中はみなさまそれぞれのペースで自由に行動していただけます。
もちろん、西国巡礼の初心者の方には、同行する先達がいろいろアドバイスいたします。
一方で、希望者と一緒に般若心経を唱えたり自由参拝と団体参拝のいいとこどりがMKトラベルの西国巡礼バスツアーの特徴です。

 

おすすめ④ ”専任”の公認先達がツアーに同行

他の多くの西国巡礼バスツアーと同じように、MKトラベルの日帰り西国巡礼バスツアーでも公認先達が同行します。
しかも、MKトラベルの日帰りバスツアーに同行する公認先達はMKトラベル”専任”です。

成相寺の御朱印 2023年9月4日 バスツアー参加者提供

成相寺のバスツアーに同行した公認先達の塚越さん 2023年9月4日 バスツアー参加者提供

MKトラベルの日帰り西国三十三所日帰りバスツアーでは、塚越さんとMKトラベルの牧幸代が公認先達として同行します。
塚越さんはわたし牧幸代とともに西国三十三所巡礼を行った巡礼仲間です。
わたしより一足早く西国三十三所巡礼を満願して公認先達になりました。

MKトラベルの第1回西国三十三所巡礼日帰りバスツアー(2023年9月4日催行)では公認先達として同行しました。
いわばMKトラベル西国巡礼の「専任同行先達」さんです。
西国三十三所には難所もありますが、添乗員兼公認先達としてわたし牧幸代、公認先達として塚越さんの先達2名体制で参加者の方をご案内します。

 

公認の塚越さんよりコメント

西国三十三所を巡礼する日帰りバスツアー企画が実現したのは、私が巡礼仲間の牧さんに「自由度が高くて、お寺でのしっかり滞在時間を取れる西国巡礼ツアーを作れないものか」と相談をしたのがきっかけのひとつです。
実際にツアーが実現した際に、まさか私が先達としてツアー参加者の皆さんをご案内することになるなんて…という思いです。
でも、西国三十三所巡礼ツアーに携わることになったのも何かの縁。やりたいと言ってもできることではありません。
私が今できること以上の力を出せるように頑張ろうと決め、MKトラベルの西国三十三所巡礼ツアーの公認先達を受けさせていただきました。
そんな予想もしない形で始まったツアーです。ツアー参加者の皆さんにたくさん助けていただき、第一回目を無事に終えることができました。

西国三十三所などの巡礼に興味のある方はには、きっと満足いただけるバスツアーです。
先達の私が言うのもなんですが、巡礼などには興味が無いという方も、一人でのんびりお寺巡りをしたり、カメラ片手に景色や自然を堪能したりと自由な楽しみ方ができるバスツアーです。
気になった方は、ぜひ一度参加してみて下さい。
これからもたくさんのお客様とご縁が結べることを楽しみにしています。

 

おすすめ⑤ MKグループならではの”おもてなし” 

バスはMK観光バスを使用

MKタクシーで知られるMKグループは、質の高いサービスでご評価いただいています。
MKトラベルの日帰りバスツアーは、主に同じMKグループの「MK観光バス」を利用します(場合によっては他社に依頼することがあります)。
ドライバーも添乗員もMKグループの従業員なので、安心してご参加いただけます。
MKグループの「おもてなし」の心を大切に、みなさまに快適な旅をご用意しております。
ご案内や当日の説明も丁寧にさせていただいておりますので、
「バスツアー」参加がはじめての方にも安心してご参加いただけます。

バスはMK観光バスを使用

バスはMK観光バスを使用

MKトラベルは大手旅行会社とは異なり、少人数で企画運営している小回りの利く旅行会社です。
バスツアーは、常にツアー参加者から寄せられたご意見やご要望を取り入れています。
日帰りバスツアーに参加された際は、ぜひ感想やご意見をお寄せください。
参加者の皆さまと一緒により快適な西国三十三所巡礼の日帰りバスツアーにブラッシュアップしていきます。

TACPOポイントも進呈

しかも、2023年12月以降催行の西国三十三所巡礼ツアーからは、MKグループで使えるTACPOポイントを500ポイント進呈します!

MKトラベルのツアー一覧はこちら

 

MKトラベルの西国三十三所巡礼日帰りバスツアー参加者の声

MKトラベルでは、2023年9月4日(月)に初めて京都発着の西国三十三所巡礼日帰りバスツアーを企画しました。
バスツアー参加者の声の一部を紹介します。

成相寺の御朱印 2023年9月4日 バスツアー参加者提供

成相寺の御朱印 2023年9月4日 バスツアー参加者提供

  • 楽しいお詣りでしたー。次回も楽しみで、友人と2人で申込する予定です。
  • 時間配分もちょうどよく、疲れなくて良かった
  • 車中弁当で時間短縮など、シンプルにお詣り目的に特化した内容がよかった

 

MKトラベルの日帰りツアー

MKトラベルで催行予定の京都発着西国三十三所日帰りバスツアー

集合・解散場所は、京都駅八条口のアバンティ前です。

MKトラベルで催行予定の西国巡礼バスツアー

2023年11月20日(月)催行予定 〔32・33番〕観音正寺と華厳寺
2023年12月11日(月)催行予定 〔1番〕青岸渡寺・熊野那智大社・那智の滝/飛瀧神社
2024年1月29日(月)催行予定 〔2~4番〕紀三井寺・粉河寺・施福寺

5番札所以降も順次京都発着の日帰りバスツアーを企画予定です。乞うご期待。

 

MKトラベルで催行した西国巡礼バスツアー

2023年10月9日(月)催行済〔24・25番・番外〕播州清水寺と花山院と中山寺

2023年9月4日(月)催行済〔28・29番〕成相寺と松尾寺

MKトラベルの日帰りバスツアーは京都駅八条口のアバンティ前発着 撮影:MKタクシー

MKトラベルの日帰りバスツアーは京都駅八条口のアバンティ前発着 撮影:MKタクシー

MKトラベルのツアー一覧はこちら

 

MKトラベルの日帰りツアーレポート

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