車窓から楽しむ京都の美しい桜並木！MKタクシーのおすすめスポット9選
目次
特別な観光スポットじゃなくても、ふとしたところに情緒ある風景が広がっているのも京都の魅力の一つ。
街と自然が近いこともあって、春にはいたる所で桜が咲き、京都の街全体の雰囲気をガラッと変えてくれるんです！
移動中にも目を向けていただきたいスポットが本当にたくさんあります。
毎日京都の街を走るMKタクシーのドライバーは、車窓からでも桜を楽しんでいます。
MKタクシーのドライバーが選んだ、車窓から楽しめるおすすめの桜スポットを9つご紹介します！
はじめに
桜はゆっくりと座ってお花見を楽しむのも良いですが、車からの景色を楽しむのもまた違った良さがあります。
観光タクシーの場合、桜スポットと桜スポットを移動する途中でも車窓から桜を楽しめるのが、大きなメリットのひとつです。
日々京都を走り回っている、MKタクシーの観光ドライバーは車窓から楽しむ桜については、誰よりも詳しい存在です。
まもなく桜シーズンへ入ろうとする2021年の3月初めに、京都観光のプロであるMKタクシーのドライバーら100人以上に、車窓から楽しめるおすすめ桜スポットについて聞きました。
思い浮かぶスポットを数を制限しずに列挙してもらいました。
さて、いったいどのような結果になったでしょうか？
【第1位】賀茂川
鴨西通の桜のトンネル 2019年4月8日 撮影：MKタクシー
京都の街を北から南へと流れる、母なる川である鴨川。
正式には、源流部から桂川に合流するまでを全て鴨川と言いますが、ほとんどの京都人は、出町柳の鴨川デルタ以北は賀茂川と漢字を変えて書きます。
賀茂川の西岸に沿って南北に続く道は加茂街道と呼ばれていて、京都でも人気の桜のトンネルが見られるスポットです。
鴨西通の桜のトンネル 2018年4月1日 撮影：MKタクシー
加茂街道は北上するほど交通量も人の姿も減るのが特徴。
賀茂川の向こう側には、送り火の大文字山が見えます。
上賀茂の豊かな自然の中に、京都の原風景が広がる光景に癒されます。特に上賀茂橋の周辺は山の緑と川のせせらぎが最高です。
ソメイヨシノが終わってからも、半木の道（なからぎのみち）の八重紅枝垂桜を対岸から楽しむことができます。
さらに北へと進み、MKボウル上賀茂やMKバイキングへと遊びにいくのもおすすめです。
賀茂川よりMKボウル上賀茂遠望 2007年4月5日 撮影：MKタクシー
賀茂川の東岸（御薗橋～北山大橋）の鴨西通は、さらにおすすめです。
加茂街道のように大きな道路ではありませんが、その分桜が覆いかぶさるように開花し、まさに桜のトンネルとなります。
高野川と合流する直前の葵橋の上から見た上流の景色も見事です。
賀茂川の両岸に並ぶソメイヨシノの桜並木は、ため息がでるほどの美しさです。
鴨西通の桜のトンネル 2019年4月8日 撮影：MKタクシー
下流の鴨川よりも人が少ない穴場なので、賀茂川の方がおすすめという声も少なくありません。
初めて訪れてもどこか懐かしい、ノスタルジックな桜の風景が見られます。
桜のトンネルは車窓から眺めてもそのダイナミックな美しさに感動してもらえるはず！
春の京都観光で上賀茂神社を訪れる際には、賀茂川沿いを流れる加茂街道を通るルートでアクセスしてみてください！
鴨西通の桜のトンネル 2019年4月7日 撮影：MKタクシー
数ある車窓から楽しめる桜スポットの中でも、賀茂川が第1位に輝いた理由のひとつは、MKタクシーの上賀茂営業所の存在があります。
賀茂川沿いにある上賀茂営業所は、MKグループ最大の拠点です。
タクシー、ハイヤーの営業所をはじめ、MKボウル上賀茂、MKバイキング、新人教育の教習センター、上賀茂寮などが並びます。
営業所の行き帰りにいつも賀茂川沿いを通るというドライバーがたくさんいます。
北大路橋で三色だんご 2019年4月7日 撮影：MKタクシー
【第2位】鴨川（川端通）
七条大橋から鴨川沿いの桜並木 2019年3月29日 撮影：MKタクシー
賀茂川は出町柳のデルタで高野川と合流し、鴨川と名を変えます。
その鴨川東岸の道路が川端通（かわばたどおり）です。
東山方面を南北に移動する際は、車窓から桜を楽しめる川端通を通るのがおすすめです。
川端通はその名の通り、京都市内を南北に流れる鴨川の川端に沿って伸びる通り。
繁華街へのアクセスもよく、たくさんの車が行きかう賑やかな川端通ですが、南は七条から北は出町柳まで、桜並木が目を楽しませてくれます。
鴨川の休日 2018年3月31日 撮影：MKタクシー
川端通の沿道だけでなく、車窓から眼下に見える鴨川の河川敷にもたくさんの桜が植えられています。
桜の見頃の季節には、お弁当を持ち寄ってお花見を楽しんでいる人の姿も。
車の近くを流れていく桜の姿を追いかけるもよし、河川敷の桜のピンクのラインを辿るもよし…。
南北に長い鴨川沿いはエリアによって雰囲気が変わっていくので、車窓からずっと眺めていても飽きることがありません。
桜の種類もソメイヨシノだけでなく、枝垂桜や八重紅枝垂桜などが開花し、長期間桜を楽しめるのもうれしいところです。
川端正面の枝垂桜 2020年3月30日 撮影：MKタクシー
鴨川は京都人が思い思いの時間を過ごす憩いの場所。
移動中でもぜひ、車窓からお花見気分をお楽しみください。
三条大橋の弥次喜多像と八重紅枝垂桜 2020年4月5日 撮影：MKタクシー
【第3位】高野川〈左京区〉
河合橋からの見た高野川の桜並木 2019年4月13日 撮影：MKタクシー
鴨川最大の支流は、出町柳の通称デルタで合流する高野川。
大原から流れてくる、本流の賀茂川に匹敵する支流です。
高野川の東岸には、ずらりとソメイヨシノの桜並木が並び、桜シーズンには見事な桜のトンネルを作り出します。
馬橋付近の桜並木 2017年4月13日 撮影：MKタクシー
高野川の桜の楽しみ方は、大きく三通りあります。
まずは、高野川沿いの川端通から見た桜並木。
川端通に覆いかぶさるように開花する桜は、車窓から楽しむのに最適です。
満開時は渋滞も発生しますが、よりゆっくり楽しめるので嬉しい渋滞ですね。
途中で隠れ桜スポットである北白川疎水沿いに走るのもおすすめです。
松ヶ崎橋と桜並木 2014年4月4日 撮影：MKタクシー
2つ目は、高野川沿いの遊歩道から楽しむ桜並木です。
2km以上にわたる桜並木の下は、川沿いに遊歩道が整備されています。
休憩ポイントも多数あり、途中で休み休みお散歩ができます。
河合橋からの桜並木 2005年4月9日 撮影：MKタクシー
3つ目は、高野橋にかかる橋から眺める桜並木です。
鴨川デルタにかかる河合橋からは、川沿いに延々と連なる桜並木と重畳たる京都北山の山並みが眺められます。
【第4位】岡崎疎水〈左京区〉
岡崎十石舟と桜 2019年4月11日 撮影：MKタクシー
琵琶湖から京都に続く琵琶湖疏水のうち、岡崎エリアを流れる部分を一般に岡崎疎水と通称します。
平安神宮の鎮座する岡崎エリアを流れる岡崎疎水は、京都でも人気の桜の名所の一つ。
春になると疎水の両岸に桜が咲き誇り、遊覧船の岡崎十石舟（じっこくぶね）が運行します。
岡崎十石舟と桜 2018年3月26日 撮影：MKタクシー
岡崎十石舟が浮かぶ岡崎疎水の風景は春の風物詩です。
岡崎疎水沿いからは、車窓からこの光景を眺めることができます。
岡崎疎水の桜 2019年4月5日 撮影：MKタクシー
岡崎エリアには平安神宮以外にも、多数の美術館やコンサートホール、動物園などが集まります。
広大な公園も広がる閑静な雰囲気のエリアなので、他のスポットとは違うゆったりとした雰囲気を感じていただけます。
岡崎疎水のMK観光バスと桜並木 2018年3月28日 撮影：MKタクシー
【第5位】天神川〈右京区〉
天神川の桜並木 2020年4月5日 撮影：MKタクシー
京都の右京区を流れる天神川に沿って、総延長2kmという京都でも屈指の桜並木が続きます。
川に覆いかぶさるように乗り出してくる桜は迫力あり！
特に四条通から五条通にかけての東岸は見事な桜並木が続き、地元の方のお花見スポットとして人気です。
西京極橋から見た桜並木 2020年4月6日
天神川の桜は、川沿いの天神川通（国道162号線）の車窓からも楽しむことができます。
京都駅付近から嵐山方面へタクシーで向かうときは、あえて天神川通りを通って車窓風景を楽しむという裏技もあります。
時間帯によっては込み合うこともありますが、渋滞するのでかえって桜を眺める時間が増えてよいかもしれません。
西高辻橋付近の桜並木 2012年4月12日 撮影：MKタクシー
【第6位】 祇園白川〈東山区〉
巽橋と桜 2020年3月30日 撮影：MKタクシー
京都観光の定番スポットでもある祇園白川は、車窓から桜を楽しめるスポットでもあります。
石畳の小道に昔ながらの京都の家屋が並ぶ、朱色の玉垣が目に鮮やかな人気のフォトスポットです。
祇園新橋と桜 撮影：MKタクシー
通りの脇を流れる白川疎水沿いは桜並木になっていて、春は京都の情緒がさらに深まる格別の光景が広がります。
祇園白川の桜 2020年4月2日 撮影：MKタクシー
春に限らずたくさんの人が行きかう祇園白川ですが、歩行者天国ではないので車で通り抜けることができます。
車窓から景色を眺めるだけでも、京都の雰囲気を存分に楽しんでいただける桜スポットです。
繁華街から一本入るだけで、突然一昔前の京都にタイムスリップしたかのような感覚を味わえるはず！
日中はいつも込み合うスポットなので、車で通るなら朝うちがおすすめです。
祇園白川の桜とMKタクシー 2014年4月5日 撮影：MKタクシー
【第8位】背割堤〈八幡市〉
背割堤の桜並木 2019年4月8日 撮影：MKタクシー
八幡市にある背割堤（せわりてい）、宇治川・桂川・木津川の三川が合流する地点にある桜スポットです。
2021年は中止が発表されていますが、毎年桜のシーズンには「桜まつり」が開催され、背割堤は地元ではとても人気があります。
背割堤は徒歩での散策しかできませんが、川の対岸や木津川・宇治川にかかる御幸橋から望むと堤防沿いに続く迫力ある桜並木が見られます。
ちょうど御幸橋をわたってすぐのところにある八幡営業所のドライバーから熱い支持を受けました。
背割堤の桜とお花見ボート 2019年4月8日 撮影：MKタクシー
京都市から八幡市は少し足を伸ばさなければいけないので、桜を見るためだけに訪れるのはもったいないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
背割堤の近くには、国宝指定もされている石清水八幡宮があります。
あわせて訪れやすいロケーションなので、ぜひ春の観光に足を運んでみてください！
【第12位】高瀬川（木屋町通）
高瀬川の夜桜 2008年4月5日 撮影：MKタクシー
高瀬川は京都と伏見をつなぐ、かつては京都の水運を担う重要な運河として利用されていた人口河川です。
高瀬川沿いの木屋町通は飲食店が立ち並ぶ飲み屋街で、特に三条～五条の間は他では見られないちょっぴりディープな世界が広がります。
京都人も御用達のこのエリアは、実は桜の名所でもあるんです。
夜には桜並木がライトアップされ、お店の灯りが並ぶ中に桜が浮かび上がります。
高瀬川・一之船入の桜 2020年4月8日 撮影：MKタクシー
高瀬川の北端にあたる一之船入（いちのふないり）には、当時利用されていた船が残されていて、水運が盛んだった頃の京都の姿が残ります。
京都の歴史が偲ばれる風景が広がる場所で見る桜はまた格別！
【第12位】嵐電北野線（宇多野駅～鳴滝駅）〈右京区〉
嵐電北野線の車両と桜 2018年3月30日 撮影：MKタクシー
最後に電車の車窓から見られる桜の風景をご紹介します。
嵐電北野線の宇多野駅～鳴滝駅間は、線路の両脇に桜並木が続く区間です。
外から見ると、レトロで味のある小さな電車が、桜のトンネルをとっとこ走るかわいい姿が見られます。
嵐電北野線の車両から見た桜並木 2020年3月29日 撮影：MKタクシー
車両の先頭から眺めると、線路と桜というどこかノスタルジックな光景が広がります。
線路沿いということもあり、人のいない静かな桜並木が見られます。
嵐電北野線は主に地元住民が利用する路線ですが、嵐山エリアと北野天満宮エリアをつなぐ路線ということもあり、京都観光でも利用しやすいのがポイント。
京都のローカル線の雰囲気も合わせて、春の旅をお楽しみください。
その他のランキング上位スポット
- 第6位 南禅寺前〈左京区〉
- 第8位 桂川
- 第8位 嵐山高雄パークウェイ〈右京区〉
- 第11位 観光道路（一条通）〈右京区〉
おわりに
春の京都観光ならMKタクシーの観光貸切タクシーにおまかせください！
MKタクシーの観光貸切タクシーはお客様だけのプライベートツアー。
観光スポット間の移動はもちろん、訪問先ではお客様だけの観光ガイドを務めます。
もし行き先に迷った時は、担当の観光ドライバ―にご相談ください。
ドライバ―のおすすめを交えながら、観光の行程つくりのサポートもいたします。
今度の京都観光は、観光貸切タクシーで特別な旅にしてみませんか？
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