関西随一!「淀の河津桜」は超早咲きで2022年は3月上旬から見頃に

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関西随一!「淀の河津桜」は超早咲きで2022年は3月上旬から見頃に

近年関西でもあちこちで見られるようになってきた超早咲きの河津桜。
2月から見頃を迎える桜として、どんどん人気が高まっています。
関西でも随一の河津桜の名所といえば、京都市伏見区の「淀水路」です。
2月から美しい桜並木を楽しむことができるスポットとして、2月から3月の淀水路には関西一円から観光客が集まります。
関西でもいち早く桜シーズンを迎える京都の淀水路を紹介します。

2022年は例年より河津桜の開花が遅かったですが、3月13日(日)には一気に見頃となりました。
春分の日の三連休過ぎまで満開が続く見込みです。
その後も例年より遅い3月下旬ごろまで場所によって見頃が続くでしょう。

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淀水路の河津桜

京都どころか西日本随一の河津桜スポットである、淀水路の河津桜を紹介します。

関西随一の300本の河津桜並木

淀水路の河津桜とメジロ 2019年2月23日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ 2019年2月23日 撮影:MKタクシー

静岡県の伊豆半島生まれの河津桜は、近年関西でもあちこちで見られるようになってきました。
しかし、大規模な桜並木が見られるのは、関西でもまだ京都市伏見区の淀水路だけです。
淀水路では、300本の河津桜が並ぶ美しい桜並木を楽しむことができます。
まだ歴史の浅い淀水路の河津桜ですが、例年は2月下旬から3月下旬にかけて、長期間見頃が続きます。

淀水路・天神橋からの河津桜 五分咲き 2022年3月12日 撮影:MKタクシー 淀水路・天神橋からの河津桜 五分咲き 2022年3月12日 撮影:MKタクシー[/caption]

関西や京都には、秋や冬から開花する桜を含めて早咲きの桜は多数あります。
しかし、桜がずらりと並ぶ「桜並木」として最初に見ごろを迎えるのは、伏見区淀にある淀水路の河津桜です。

淀水路・孫橋から見る河津桜 見頃 2022年3月16日 撮影:MKタクシー

淀水路・孫橋から見る河津桜 見頃 2022年3月16日 撮影:MKタクシー

淀水路に初めて河津桜が植えられたのは比較的最近のことです。
今まさに有名になりつつある桜スポットで、年々河津桜を目当てに淀水路を訪れる人の数も増えています。

淀水路の雨にぬれた河津桜 見頃 2020年2月16日 撮影:MKタクシー

淀水路の雨にぬれた河津桜 見頃 2020年2月16日 撮影:MKタクシー

淀水路の両側の遊歩道がある緑地帯は淀緑地と言います。
「淀緑地の河津桜」と呼ばれることもあります。

淀水路の早咲きの正月桜 五分咲き 2021年1月31日 撮影:MKタクシー

淀水路の早咲きの正月桜 五分咲き 2021年1月31日 撮影:MKタクシー

「淀地域を桜の名勝にする」という目標のもと、河津桜を中心とした様々な取り組みが行われています。
まだ植えられてそれほどたっていない河津桜たちもぐんぐん成長中です。淀水路では、今後数十年にわたってさらに見事な桜を楽しませてくれることでしょう。

淀水路・カバ公園の河津桜と菜の花 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀水路・カバ公園の河津桜と菜の花 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

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2月初めに見頃を迎える「正月桜」

淀水路の早咲きの正月桜 見頃 2021年2月11日 撮影:MKタクシー

淀水路の早咲きの正月桜 見頃 2021年2月11日 撮影:MKタクシー

早咲きの河津桜ですが、淀水路では中でも2002年に最初に植えられたという河津桜が「超早咲き」です。
淀水路の他の河津桜はまだちらほら咲き程度のときに、2本だけ満開になります。
通称「正月桜」ともいわれるくらいの早咲きの河津桜です。

淀水路 咲きはじめ 2019年2月23日(平年2月28日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 咲きはじめ 2019年2月23日(平年2月28日相当) 撮影:MKタクシー

さすがにお正月には咲いていませんが、淀水路の正月桜は梅よりもさらに見頃が早いくらいの早咲きぶりです。
淀水路でも河津桜は全ての個体が同じ遺伝子を持つはずなのに、理由は不明です。
しいて言うと樹齢が高い点が違いますが、河津桜の本場である河津町でも樹齢が高い河津桜が早く咲くという話しは聞いたことがありません。

淀水路の早咲きの正月桜 見頃 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

淀水路の早咲きの正月桜 見頃 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

2022年も2月上旬から既に正月桜は見頃を迎えています。
かなり早咲きだった2021年よりは遅めです。

淀水路の菜の花と正月桜 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

淀水路の菜の花と正月桜 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

近くの緑地には、菜の花も植えられています。
正月桜と同時に見頃を迎えるので、鮮やかな黄色とピンクの共演を楽しむことができます。

淀水路の河津桜 咲きはじめ 2019年2月23日(平年2月28日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 咲きはじめ 2019年2月23日(平年2月28日相当) 撮影:MKタクシー

正月桜が咲くのは、淀水路から少し淀駅方面への脇に入った遊歩道にあります。
新町緑道といい、かつては水路でした。今も遊歩道に地下には排水路があります。
かつては薄暗い道でしたが、今は朝夕には多くの人が行きかう遊歩道へと生まれ変わりました。

淀水路の正月桜案内板 2021年2月8日 撮影:MKタクシー

淀水路の正月桜案内板 2021年2月8日 撮影:MKタクシー

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河津桜+京阪電車の撮り鉄スポット

淀水路の河津桜並木の北端は、京阪本線と交差しています。
本線だけあって頻繁に電車が行き交い、淀水路ではかなりの確率で桜+電車の景色を撮影できます。
日中は平日・土休日ともに1時間に特急が4本、快速急行が2本、準急が4本通過します。
往復あわせるとその倍なので、特急だけでも15分に2本通過します。
加えて、淀車庫からの回送車両も走行します。
淀水路 咲きはじめ 2018年3月10日(平年3月7日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路・天神橋から見た河津桜と京阪電車 咲きはじめ 2018年3月10日(平年3月7日相当) 撮影:MKタクシー淀水路は河津桜+鉄道の景色を目当てに撮り鉄にも人気のスポットです。
淀水路にかかる天神橋からは、河津桜と京阪電車がよく見えます。

 

河津桜と京阪8000系 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

淀水路・天神橋から見た河津桜と京阪8000系 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

京阪電車といえば、何といってもダブルデッカー車の8000系でしょう。
関西だけでなく全国的に有名な車両です。
追加料金が不要な車両としては、関西一どころか日本一といっても良いでしょう。見た目だけでなく、独特の深めの座り心地は最高です。

京阪特急のプレミアムカーと淀水路の河津桜 五分咲き 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

京阪特急のプレミアムカーと淀水路の河津桜 五分咲き 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

2017年に、座席指定の有料特別車両「プレミアムカー」が導入されました。
京都大阪間をプラス500円で乗車することができます。

京阪3000系と淀水路の河津桜 五分咲き 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

京阪3000系と淀水路の河津桜 五分咲き 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

8000系と並んで京阪特急に使用されるのは、紺色(エレガント・ブルー)の3000系です。
2021年には3000系にもプレミアムカーが導入されました。

河津桜と回送車両 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

淀水路・天神橋から見たの河津桜と京阪回送車両 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

京阪淀駅の西側(大阪側)には、京阪電車の淀車庫があります。
淀車庫と淀駅の間にある淀水路では、回送車両も行きかいます。
淀駅に入線時には、ちょうど淀水路のあたりでいったん停車することもあります。
鉄道写真といえば、一瞬が命ですが淀水路ではとまっている電車をゆっくり撮ることもできます。

淀水路・天神橋から見た河津桜とダブルデッカー車 見頃 2019年3月9日(平年3月14日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路・天神橋から見た河津桜とダブルデッカー車 見頃 2019年3月9日(平年3月14日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路で鉄道写真を撮る場合は、当然のことながら撮影マナーには細心の注意を払うようにしてください。
普段はともかく、込み合う河津桜の開花シーズンはなおさらです。

河津桜と京阪8000系 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

淀水路・天神橋から見た河津桜と京阪8000系 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

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京阪の車窓から見る淀水路の河津桜

京阪の上り列車内から見た淀水路の河津桜 見頃 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京阪の上り列車の車窓から見た淀水路の河津桜 見頃 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

河津桜と鉄道の景色が見られるということは、逆に京阪電車の車窓からも淀水路の河津桜並木を眺めることができるということです。
住宅街の中ということもあって防音板が設置されており、綺麗に見えるわけではありませんが、車窓からも淀水路の河津桜を見られます。
淀水路は京阪電車の南側にあるため、より近い下り列車(大阪行き)内から見た方が淀水路の河津桜はよく見えます。

 

京阪特急の下り列車の2階車窓から見た淀水路の河津桜 見頃 2022年3月21日 撮影:MKタクシー

京阪特急の下り列車の2階車窓から見た淀水路の河津桜 見頃 2022年3月21日 撮影:MKタクシー

京阪特急のダブルデッカー車の2階からなら、防音板を越えて淀水路の河津桜の全体が見えます。
2階席からの車窓は素晴らしいです。淀水路の河津桜並木も見どころのひとつです。

車窓を見ていると、淀水路は突然現れます。写真を撮るのであれば、事前に構えていないと間に合いません。
京阪本線は、淀駅から大阪方面の淀車庫にかけて高架化されていますが、唯一淀水路の部分のみ一瞬地上を走ります。
府道15号線の跨線橋をくぐりぬけるためです。

京阪特急の上り列車の2階車窓から見た淀水路の河津桜 見頃 2022年3月21日 撮影:MKタクシー

京阪特急の上り列車の2階車窓から見た淀水路の河津桜 見頃 2022年3月21日 撮影:MKタクシー

上り列車でも、下り列車でも、地上に降りた一瞬に淀水路が見えます。
わずかな時間なので、車窓を楽しむというほどではありませんが、開花状況は車窓からでもじゅうぶんに判断できます。
たまたま車窓で淀水路の河津桜を見かけて途中下車したという人もいるのではないでしょうか。

上り列車の場合、対向車両が通りかかって淀水路側が見えないというオチの可能性もあります。

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1ヶ月にわたって開花し続ける河津桜並木

約200本の河津桜が並ぶ淀水路ですが、開花は北側(京阪側)の方がやや早めです。南側(京都競馬場側)の河津桜はやや遅れて見頃を迎えます。

淀水路・孫橋から見た河津桜 見頃 2020年3月6日 撮影:MKタクシー

淀水路・孫橋から見た河津桜 見頃 2020年3月6日 撮影:MKタクシー

淀水路の中央にかかる孫橋は、微高地を通る京街道を通っているため、淀水路よりも結構高い位置にあります。
河津桜並木を横から眺めることができます。

淀水路の河津桜 五分咲き 2021年2月23日 撮影:MKタクシー

淀水路・孫橋の河津桜 五分咲き 2021年2月23日 撮影:MKタクシー

開花期間が長いのが河津桜の特徴であり、人気を集める理由のひとです。
淀水路では、場所によって河津桜の開花時期が異なるため、実質1ヶ月程度にわたって見頃が続きます。
淀水路は桜を長期間にわたって楽しめるスポットなのです。

淀水路 見頃 2019年3月9日(平年3月14日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 見頃 2019年3月9日(平年3月14日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜は、3月下旬でもまだ見頃の木が残っています。
北部(京阪側)は早く散りますが、南側(競馬場側)の河津桜は比較的遅くまで残っています。
ソメイヨシノが見頃を迎えはじめるころに、淀水路の河津桜は終わりを迎えます。

淀水路の河津桜とメジロ ちらほら 2021年2月7日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜から飛び立つメジロ ちらほら 2021年2月7日 撮影:MKタクシー

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淀河津さくらまつり(2022年は中止)

2019年には、淀さくらを育てる会が主体となって、「淀河津さくらまつり」が開催されました。
2019年の3月9日(土)・10日(日)には、淀水路沿いの淀緑地公園では、無料で酒粕汁の提供が行われました。

河津桜とメジロ 三分咲き 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ 三分咲き 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

淀連合自治会、淀観光協会、地域女性会や淀老人会の協力により、2日間で500食の粕汁が提供されました。
その他、地元の和菓子店などの出店もあり、淀河津さくらまつりは大いににぎわいました。
露店などの利益は淀さくらを育てる会の活動資金として活用されました。

淀水路の河津桜とメジロ ちらほら 2021年2月7日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ ちらほら 2021年2月7日 撮影:MKタクシー

2020年、2021年と3月初旬に「淀河津さくらまつり」の開催が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響により、2年連続で中止となりました。
今のところ、まだ2019年に1回開催されたのみです。
2023年こそは淀河津さくらまつりが開催できる状況になっていてほしいものです。

孫橋西詰の露店 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

孫橋西詰の淀観光協会の露店 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

2022年も週末には孫橋西詰に焼鯖寿司や巻き寿司を売る淀観光協会による露店が出ていました。
まん延防止等重点措置が継続されても、週末には露店が出るのではないでしょうか。

古地図では、かつて鯖寿司の露店が出ているたりには淀姫明神(與杼神社)の御旅所が記載されていますが、今は跡形もありません。
戦前の地図でも見当たらないので、早い段階で廃絶してしまったようです。
今の與杼神社は淀城址にあり、明治までの旧地には別の御旅所があります。

淀水路 見頃 2019年3月9日(平年3月14日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ 見頃 2019年3月9日(平年3月14日相当) 撮影:MKタクシー

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「淀さくらを育てる会」が大臣表彰

淀水路とその水辺は今は美しい河津桜の並木が整備されていますが、河津桜を中心とした整備が始まる前まではかなりひどかったそうです。
淀城の外堀としての役割も、淀港の運河としての機能も失った淀水路は、単なる排水路になっていました。
流れる水もドブ川といわれるくらい汚れており、ゴミが散乱する今とはまったく違った荒れた景色が広がっていました。

淀水路・カバ公園の河津桜と菜の花 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀水路・カバ公園の河津桜と菜の花 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

以前は淀水路は「旧巨椋池悪水路」というのが正式名称でした。
ここでの悪水とは、排水すべき不要な水という意味ではあって、汚ない水という意味ではありませんが、どういう扱いを受けていたかは想像に難くはないでしょう。
もとは今の川幅部分だけでなく、両側の遊歩道までまたがり、川幅は20メートルほどありました。

淀水路の河津桜 三分咲き 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

淀水路・天神橋から見た河津桜 三分咲き 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

しかし、京阪淀駅の移設・高架化工事に伴い、地元住民が整備活動に尽力し、淀水路はここまで美しく生まれ変わりました。
河津桜並木の植樹も淀水路の整備活動の一環です。
近年は、関西に限らず全国的にドブ川と化したかつての運河・水路を親水空間としてよみがえらせる取り組みが行われています。

淀水路・孫橋から見た河津桜 見頃 2020年3月6日 撮影:MKタクシー

淀水路・孫橋から見た河津桜 見頃 2020年3月6日 撮影:MKタクシー

なかでも、淀水路は地元住民が主体となって成功した取り組みとして、典型的な成功例です。
おかげで淀水路ではこのような美しい河津桜の並木を楽しむことができるのです。ありがたいことです。

淀水路の超早咲きの正月桜とメジロ 見頃 2021年2月7日 撮影:MKタクシー

淀水路の早咲きの正月桜とメジロ 見頃 2021年2月7日 撮影:MKタクシー

淀水路などで河津桜の整備活動を行っている市民団体が、2020年度の「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰に選ばれました1
淀水路近隣の住民が、たまたま2002年に河津桜発祥の地である河津町を旅行したときに桜並木に感銘を受けたのが始まりです。

淀水路の早咲きの正月桜 見頃 2021年2月11日 撮影:MKタクシー

淀水路の早咲きの正月桜とメジロ 見頃 2021年2月11日 撮影:MKタクシー

地元の淀にも河津桜を植えたい、宿泊した宿に河津桜の苗木を2本送ってもらいました。2002年に京都市の許可を受けて手に入れた2本の河津桜を植樹しました。今も開花する「超早咲き」の河津桜が最初の2本です。
この偶然の河津桜との出会いが、今の関西随一といわれる淀水路の河津桜並木の始まりとなりました。
なお、初めて河津桜を植えたのは、出典によって2002年と2003年という表記が混在しています。
桜を定植するのは12月から3月くらいが適しているので、2002年~2003年の冬のどこかで植えたのでしょう。
今となっては、河津桜を植えたのが何月だったか定かではないといったところなのでしょう。

淀水路・「淀さくらを育てる会」ののぼり 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀水路・「淀さくらを育てる会」ののぼり 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

2006年には、愛護会の新町会、下津会、水垂会から約80人が集まり、今の「淀さくらを育てる会」に衣替えしました。
2006年度には約100本の河津桜を植樹しました。その後も京都市の緑地管理課からアドバイスを受けつつ、自治会や老人会とも連携して伊豆の河津町から取り寄せた河津桜の苗木を毎年10~20本植樹する活動を続けてきました。

 

淀水路・天神橋から見る河津桜と京阪特急 ちらほら 2021年2月19日 撮影:MKタクシー
今では淀水路以外の淀城跡や桂川左岸なども含めて307本の河津桜が早春の淀を彩っています。
今や淀の春といえば、河津桜と京都競馬場での春の天皇賞です。

淀水路 見頃 2020年2月29日(平年3月17日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路・桜橋から見た河津桜 見頃 2020年2月29日(平年3月17日相当) 撮影:MKタクシー

河津桜が華やかなのは2月から3月だけですが、毎年美しく花を咲かせるには、一年を通しての世話が欠かせません。
夏には毛虫などの害虫駆除を農薬を使わず手作業で行い、秋には落ち葉の清掃は欠かせません。
年間を通して毎月2回の手入れが行われています。
このような地元・淀の方々による、目立たないが粘り強い活動により、毎年2月・3月には淀水路で美しい河津桜が見られるのです。感謝です。

淀水路の河津桜 三分咲き 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 三分咲き 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

淀水路の整備事業が国土交通大臣表彰を受けるほどの活動ができたのは、植樹する木として河津桜を選択したことも大きいでしょう。
関西随一とも言われる美しい河津桜並木を生み出し、維持していこうとする思いは、活動を続けるために大きな推進力となったことでしょう。
河津桜を植えたことは偶然だったかもしれませんが、地元・淀の方々の強い地元愛に加えて河津桜の魅力が、今の美しい淀水路を作り上げたのです。

淀水路の清掃ボランティア活動 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

淀水路の清掃ボランティア活動 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

淀水路を早い時間に訪れると、地元のボランティアの方々が清掃活動などをしているところをよく見かけます。
2022年も河津桜シーズン本番を前に、淀水路の中に入ってまでの清掃活動をしていました。
とても寒い中、水に浸かっての作業はとても大変でしょう。いつもありがとうございます。

コンクリートで覆われた淀水路と河津桜並木 2021年3月10日 撮影:MKタクシー

コンクリートで覆われた淀水路と河津桜並木 2021年3月10日 撮影:MKタクシー

河津桜が並ぶ部分の水路は、コンクリートで覆われています。
淀水路は河津桜は美しいが、水路のコンクリートが台無しにしているという感想は良く聞きます。
かつての堀川がそうだったように、淀水路自体の景観は美しいとは言い難いものです。
しかし、それは言い換えれば大いに伸びしろがあるということです。
京都市内の堀川が再整備によって美しく生まれ変わったように、淀水路も再整備されれば景観が一変するはずです。

淀水路に映る河津桜並木 2021年3月10日 撮影:MKタクシー

淀水路に映る河津桜並木 2021年3月10日 撮影:MKタクシー

川のすぐ横の遊歩道を歩きながら河津桜を楽しめたらどんなに幸せなことでしょう。
具体的な淀水路再整備計画があるわけではありませんし、いろいろハードルもあることでしょう。
今の淀水路も、ほんの十数年前からは想像もできないくらい美しくなっています。
これからの十数年後の淀水路は、いったいどうなっていることでしょう。
伸びしろ豊かな淀水路には、これからも要注目です。

淀水路に新たに設置されたトイレ 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

淀水路に新たに設置されたトイレ 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

2022年には、正月桜付近に新たに公衆トイレが設置されました。
京都淀ライオンズクラブのCN45周年記念事業として、2022年2月吉日に設置されました。
男子は小便器と大便器が1つずつあるだけの小さなトイレです。
これまで淀水路では、河津桜開花期間中に仮設トイレが設置されるのみでした。
他にトイレはなく、近くのスーパーやコンビニ等で拝借するしかありませんでした。これは便利です。

公衆トイレは、淀水路から正月桜のところに少し入ったところです。
水路沿いからはほんの10メートルほどですが、脇に入ったところになります。

淀水路・「淀さくらを育てる会」ののぼり 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

淀水路・「淀さくらを育てる会」ののぼり 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

 

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淀水路の河津桜に集うメジロ

淀水路の河津桜並木では、蜜を求めて多くの鳥たちが集まります。
特にメジロとヒヨドリがたくさん集まり、とても賑やかです。
1本の河津桜の木に数十羽のヒヨドリが群れ集う姿は、なかなか壮観です。

淀水路の河津桜とメジロ 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ 2021年2月21日 撮影:MKタクシー

見た目も鳴き声も人気の「メジロ(目白)」

メジロは、メジロ科メジロ属の鳥です。
全長は12cmほどで、スズメよりもさらに少し小さいくらいの小鳥です。
日本から東南アジアにかけて分布し、京都では一年中見られる留鳥です。
メジロは、漢字で書くと「目白」です。その名のとおり、目の周りが白いので識別はとっても簡単です。

淀水路の河津桜とメジロ 2019年2月23日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ 2019年2月23日 撮影:MKタクシー

鮮やかな黄緑色が美しく、軽やかな鳴き声も心地よく、メジロはとても人気の高い鳥です。
あちこち飛び回りながら、一生懸命河津桜の蜜を吸う姿は、とてもかわいらしいです。

淀水路の河津桜とメジロ 2021年2月8日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ 2021年2月8日 撮影:MKタクシー

メジロは虫なども捕食しますが、花の蜜や果実が主食です。
冬の間は花も果実も少なく、わずかな花と果実や虫を食べて過ごしています。

淀水路の河津桜とメジロ 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

早春一番に開花する河津桜は、梅と並んでメジロにとっては久々の御馳走です。
何とか冬を乗り越えて出会えた御馳走を前に、メジロがあんなにうれしそうに河津桜の蜜を吸いに集まるのも納得です。

淀水路の河津桜とメジロ 2019年2月23日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ 2019年2月23日 撮影:MKタクシー

とにかく動きを見ているだけでも楽しいのがメジロです。
結構すごい姿勢で河津桜の蜜を吸っていることもあります。
メジロは本当にかわいいです。

淀水路の河津桜とメジロ 2021年3月10日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ 2021年3月10日 撮影:MKタクシー

メジロはいわゆる鶯色(うぐいすいろ)をしていますが、メジロとウグイスは全然別の鳥です。
メジロはメジロ科ですが、ウグイスはウグイス科です。
河津桜開花期間中は、お天気が良い日の日中であれば、必ずメジロと出会えるはずです。
ぜひメジロを探してみましょう。

淀水路の河津桜とメジロ 2021年2月11日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とメジロ 2021年2月11日 撮影:MKタクシー

メジロは比較的人間への警戒心は強くありません。結構近くまで近づけることもあります。
ただし、飼育禁止の保護鳥獣なので、絶対に去ったりはしないように注意しましょう。
大きく撮影するなら、望遠が必須でしょう。

淀水路の正月桜とメジロ 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

淀水路の正月桜とメジロ 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

ちなみに桜や梅は、鳥が花粉を媒介する鳥媒花ではなく、虫媒花です。
メジロやヒヨドリが蜜を吸いに集まってくるのは基本的には迷惑でしかないのです。
なお園芸品種である河津桜同士では受粉しないため、あまり関係ないことではありますが。
河津桜は、人の手で接ぎ木によって増やします。

淀水路の河津桜とヒヨドリ 2019年3月9日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とヒヨドリ 2019年3月9日 撮影:MKタクシー

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メジロのライバル「ヒヨドリ(鵯)」

ヒヨドリは、ヒヨドリ科ヒヨドリ属の鳥です。
ハトよりやや小さいくらいの鳥です。
カラスと同じく都市生活に適応した鳥で、京都でもどこでもよく見られる非常にポピュラーな鳥です。

淀水路の河津桜とヒヨドリ 2021年3月10日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とヒヨドリ 2021年3月10日 撮影:MKタクシー

ヒヨドリという名称は、「ヒーヨ、ヒーヨ」という鳴き声が由来です。
メジロと同様に虫なども捕食しますが、花の蜜や果実が主食です。
食性が似ているので、メジロがいるところでは、だいたいヒヨドリも見られます。
メジロとヒヨドリは同じ食べ物を取り合うライバルになります。

淀水路の河津桜とヒヨドリ 2019年3月9日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とヒヨドリ 2019年3月9日 撮影:MKタクシー

体の大きいヒヨドリの方が圧倒的に有利で、メジロが吸っている蜜をヒヨドリが横取りする光景はよく見ます。
ただし、すばしっこいメジロはすぐに別の花の蜜を吸い始めるのでご心配はなく。

淀水路の河津桜とヒヨドリ 2019年3月9日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とヒヨドリ 2019年3月9日 撮影:MKタクシー

人気者のメジロに比べて、ヒヨドリはあまり人気がありません。
見た目も地味だし、鳴き声はちょっと怖いと感じる人もいるでしょう。
でも、じっくり見てるとやっぱりかわいい鳥です。
メジロと同じく、お天気の良い日であればほぼ必ず見ることができます。

淀水路の河津桜とヒヨドリ 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とヒヨドリ 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

 

その他の小鳥

淀水路の河津桜とショウビタキ 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とショウビタキ 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

メジロやヒヨドリの他にも、ジョウビタキやシジュウカラ、スズメ、カラス、ムクドリなど様々な鳥たちが淀水路の河津桜に集まってきます。

淀水路の河津桜とショウビタキ 2022年3月16日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜とショウビタキ 2022年3月16日 撮影:MKタクシー

 

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2022年の河津桜の開花状況

2022年の淀水路の河津桜は、かなり開花が早かった2021年と比べて開花が大きく遅れています。
例年と比べても2022年の河津桜の開花は遅めでした。

2月中旬 つぼみ

 

淀水路・天神橋から見る河津桜と京阪特急 ちらほら 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

淀水路・天神橋から見る早咲きの河津桜と京阪特急 ちらほら 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

2月中旬時点では、前述した早咲きの正月桜を除くとごく一部の早咲きの河津桜のみが咲き始めていました。
京阪本線付近にある一本の河津桜だけが五分咲きくらいまで開花していました。
この木は、毎年正月桜に次いで早く開花する河津桜です。
まだ若木なので特に固有名詞を与えられていませんが、もう少し大きく育ったら、早咲きの河津桜として名前が与えられるのではないでしょうか。
正月桜の次なので、節分桜とかでしょうか。

河津桜並木はまだ見どころはゼロですが、立派な正月桜が楽しめます。
次善の策があるのはうれしいところです。

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2月下旬・つぼみ

淀水路・天神橋から見る河津桜 ちらほら 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

淀水路・天神橋から見る河津桜 ちらほら 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

2月下旬に入っても、なかなか開花は進みません。
淀水路の河津桜並木は、2月下旬でも数本の早咲きの桜のみがちらほら咲きはじめという状態でした。
2021年は2月末には満開を迎えていましたが、2022年はまだまだでした。

相変わらず正月桜は満開が続いています。

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3月上旬・咲きはじめ

淀水路・孫橋から見る河津桜 咲きはじめ 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

淀水路・孫橋から見る河津桜 咲きはじめ 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

3月に入ってようやく淀水路の河津桜が咲き始めました。
3月上旬は開花が早い一部の河津桜のみある程度開花は進みましたが、全体としては開花が遅いままでした。
ごく一部の桜にのみ人が集中している状態でした。

淀水路・桜橋付近の早咲き河津桜 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

淀水路・桜橋付近の早咲き河津桜 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

淀水路の孫橋より東側(京都競馬場側)では、桜橋付近にも早咲きの河津桜が一本あります。
開花が早い河津桜では、記念撮影に訪れた人が早咲きの河津桜に集まります。
満開のときは撮影スポットは選びたい放題ですが、一部のみ開花が進んでいる場合は、記念撮影スポットは限られます。

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3月中旬・一気に見頃に

淀水路・孫橋と河津桜 五分咲き 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀水路・孫橋と河津桜 五分咲き 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

3月中旬になると、気温が急に高くなったこともあり、一気に開花が進みました。
3月12日には、河津桜が五分咲きまで開花が進み、いよいよ淀水路に河津桜の季節が到来しました。

淀水路の河津桜 見頃 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 見頃 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

4月下旬並みという高温もあり、翌3月13日には見頃となりました。
わずか一日であっという間につぼみが開いたのです。
これまでつぼみからなかなか開花が進まなかったのですが、びっくりするほど早い開花です。

淀水路の河津桜 見頃 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 見頃 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

好天の日曜日ということもあり、淀水路は多くの花見客で賑わいました。

淀水路の河津桜 見頃 2022年3月16日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 見頃 2022年3月16日 撮影:MKタクシー

河津桜が本領を発揮するのはこれからです。
ソメイヨシノなど他の桜と異なり、河津桜は開花期間が長いのが特徴です。
3月16日の段階でも、まだ多数のつぼみがあります。

その後雨にも見舞われましたが、3月19日(土)~21日(月・祝)の三連休でもまだ十分河津桜を楽しめました。

淀水路の河津桜 見頃 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 見頃 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

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3月下旬・見頃続く

2022年は3月下旬に入っても、まだ淀水路の河津桜は見頃が続いています。
やや開花が早めだった河津桜は、鮮やかな緑色の新芽が出てきています。
開花が遅めの河津桜は、まだつぼみも残しています。

淀水路の河津桜 見頃 2022年3月21日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 見頃 2022年3月21日 撮影:MKタクシー

同じ河津桜とはいえ、約200本の桜並木が並ぶ淀水路は、ちょっとした日照や土壌の違いによって開花時期がややずれます。
ぱっと見ただけでは見頃は終わってしまったかのうように思えても、場所を変えたらまだまだ満開の河津桜を楽しむことができます。

淀水路の河津桜の花筏 見頃 2022年3月21日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜の花筏 見頃 2022年3月21日 撮影:MKタクシー

桜のピーク過ぎごろから楽しめるのは、散った桜が織りなす景色です。
淀水路沿いに並ぶ河津桜並木では、水路に浮かぶ花びらの花筏を見られます。
水面がピンクに染まる景色は、桜シーズン後半戦のお楽しみです。

淀水路の河津桜の花筏 見頃 2022年3月21日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜の花筏 見頃 2022年3月21日 撮影:MKタクシー

例年より遅れはしましたが、淀水路の河津桜を満喫しましょう!

 

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淀水路について

三川合流地点で栄えた淀

淀の町は、琵琶湖から流れ出た宇治川、丹波から流れる桂川、伊賀・大和から流れる木津川の「三川合流地点」にあります。
合流地点で川が淀んでいたことが「淀」という地名の由来です。淀川の名称も、淀を流れる川が由来です。
古代から淀津という河港が置かれ、京都の外港として発展してきました。
江戸時代には、淀藩が置かれ、元和9年(1623年)の伏見廃城後は、山城国では唯一の城下町でした。要衝である淀藩には、代々譜代大名が置かれました。
京街道の宿場町として、淀川の河港として大いに栄えました。

山城国淀城絵図(「日本古城絵図」畿内之部)出典:国立国会図書館デジタルコレクション

山城国淀城絵図(「日本古城絵図」畿内之部)出典:国立国会図書館デジタルコレクション

 

水陸の要衝であった淀の陸の交通路として重要なのは、京街道です。
京都と大坂を結ぶメインルートとして、大名行列をはじめ多くの人々が行き交いました。
東海道五十三次に京街道の四宿(伏見宿、淀宿、枚方宿、守口宿)を合わせて、三都を結ぶ東海道五十七次と言われることもあります。

古くから京都と大阪湾を淀川沿いに結ぶルートとして存在しましたが、今の形に整備されたのは、文禄5年(1596年)のことです。
豊臣秀吉が京都・伏見・大坂を結ぶ街道として淀川の堤防修築とあわせて整備しました。

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未発に終わった天下分け目の淀決戦

京都と大阪の中間であり、宇治川、桂川、木津川の合流地という要地にある淀城で天下分け目の決戦が行われようとしたのが、幕末維新期。
大政奉還後の主導権を巡り、大阪城から京都へ進軍した旧幕府軍と新政府軍が激突した鳥羽伏見の戦い。

1935年刊行 吉田東伍「大日本読史地図」 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

1935年刊行 吉田東伍「大日本読史地図」 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

激戦の末、緒戦で敗れた旧幕府軍はいったん伏見と鳥羽から退却し、本営を置いていた淀城を拠点に新政府軍を迎え撃とうとします。
大阪城から徳川慶喜率いる本隊が駆けつければ、一気に形勢は逆転します。淀城において、一大決戦が起ころうとしていました。

納所妙徳寺の「戊辰役戦場址」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

納所妙徳寺の「戊辰役戦場址」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

しかし、何と淀藩が旧幕府軍の入城を拒否するという予想外のできごとが起きます。
当時の淀藩主は現職の老中として江戸にいましたが、新政府側の事前工作と緒戦での敗退を見て、淀藩の留守居役が寝返ったのです。
この予想もしなかった裏切りにより、撤退しつつ逆襲を試みていた旧幕府軍は大阪へと壊走。
新政府軍の進軍を防ぐため、旧幕府軍は宇治川にかかる淀小橋、木津川にかかる淀大橋をはじめ、淀城の城下町に火を放ちました。

淀千両松の「戊辰役激戦の址」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

淀千両松の「戊辰役激戦の址」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

ここに、新政府軍と旧幕府軍の天下分け目の決戦は新政府軍の勝利に終わりました。
幻の淀城決戦は、時代の流れに押し流されて未発に終わりました。
もし淀城で戦いが行われていれば、兵力・装備に勝る旧幕府軍にもじゅうぶん勝ち目はあったと言われています。

淀藩は正確には「裏切り」ではなく「中立」を宣言したのですが、あのタイミングで中立を選ぶというのは事実上の裏切りであることに違いはありません。
難しい決断だったでしょうが、結果的に日本の歴史を大きく変えた判断でした。

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淀水路畔に残る鳥羽伏見の戦いの戦跡

長円寺 2020年2月29日 撮影:MKタクシー

長円寺 2020年2月29日 撮影:MKタクシー

淀水路に隣接した長円寺には、幕府の野戦病院が置かれました。
新選組らを含む旧幕府軍の傷ついた将兵らが運び込まれました。
長円寺は、両隣の高福寺、東雲寺と並んで「三軒寺」と称されました。小規模な寺町で、いざという時は城を守る砦になったのでしょう。

戊辰の役東軍戦死者之碑 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

長円寺「戊辰の役東軍戦死者之碑」 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

長円寺の門前には、榎本武揚の揮毫による「戊辰役東軍戦死者之碑」が1907年に建てられました。
淀付近では、新政府軍が東から西へ、旧幕府軍が西から東へと進みましたが、東軍=旧幕府軍です。

長円寺 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

長円寺 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

長円寺の門前の掲示板には、沖田総司の「動かねば 闇にへだつや 花と水」という辞世の句が貼られていました。
沖田総司自身は、既に病のために鳥羽・伏見の戦いに参加していないというのが定説です。
鳥羽・伏見・淀の一連の戦いで150名いた新選組のうち生き延びたのは80名です。
新選組幹部では、六番隊組長の井上源三郎が淀千両松の戦いで戦死し、監察の山﨑丞(すすむ)が淀での戦いで重傷を負いまもなく死亡しました2

東運寺の「戊辰役東軍戦死者」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

長円寺の「戊辰役東軍戦死者」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

長円寺では、山門をくぐってすぐのところに東軍戦死者の碑が、奥の墓地内に東軍戦死者埋骨地の碑があります。
淀水路の河津桜を訪れた際には、ぜひ長円寺の戦死者碑と埋骨地碑に手を合わせてみてください。

長円寺の「戊辰役東軍戦死者埋骨地」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

長円寺の「戊辰役東軍戦死者埋骨地」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

ただし、2022年は新型コロナ感染防止対策として、長円寺の門内への立ち入りは檀家のみに限られています。
長円寺境内の拝観はできないので、ご注意ください(ただし、日によっては立入禁止標識なし)。

東運寺の「戊辰役東軍戦死者埋骨地」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

東運寺の「戊辰役東軍戦死者埋骨地」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

三軒寺のひとつである隣の東運寺にも、墓地内に埋骨地碑があります。
淀水路沿いではありませんが、淀には他に文相寺、大専寺、光明寺跡に東軍戦死者埋骨地の碑があります。
歴史好きな方は、訪ね歩くのも楽しいですよ。

ホームページ:戊辰駅東軍戦死者招魂関係碑一覧

光明寺跡の「戊辰役東軍戦死者埋骨地」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

光明寺跡の「戊辰役東軍戦死者埋骨地」碑 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

つい最近の2022年2月28日には、京都競馬場敷地内から淀藩の家老屋敷跡が発掘されたことが京都市埋蔵文化財研究所より発表されました。
三川合流地点の軟弱地盤を克服するため、西日本では初めての珍しい建築技法が使われていたことが確認されました。

明治以降には淀城の廃城、木津川の付け替え、宇治川の付け替え、桂川の大規模な改修が行われ、かつてとは地形も大きく変わりました。
淀は今も京都の南玄関として、京都と大阪のベッドタウンとして、京都競馬場のお膝元として賑わいを残しています。

淀水路の河津桜と猫 見頃 2020年2月29日(平年3月17日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜と猫 見頃 2020年2月29日(平年3月17日相当) 撮影:MKタクシー

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淀を流れる「淀水路」

京阪淀駅から南へ徒歩10分ほどのところに、淀水路があります。
今は「水路」という名前がついていますが、もともとは宇治川の分流のひとつです。
淀城の城下町整備によって、淀城の外堀の一部にもなっていました。

淀城址の山城国淀城図 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

淀城址の山城国淀城図 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

2022年3月9日付け京都新聞で淀城址に「新たに設置」と紹介されていた淀城図で言うと、上部の小さな橋(孫橋)がかかる堀が今の淀水路に当たります。
さらにその上の大きな橋は、木津川にかかる淀大橋です。

水位差があるため水が流れない淀水路の取水口 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

水位差があるため水が流れない淀水路の取水口 2022年3月5日 撮影:MKタクシー

今は宇治川から京都競馬場付近で分流し、京阪本線を超えて桂川に合流しています。
ただし、宇治川改良に伴う河床低下によって、淀水路とは概ね1メートルほどの水位差があり、宇治川から淀水路への流れはありません。
京都競馬場を中心とする宇治川右岸(北岸)の堤防内から水が流れ込んでいます。
そのため、淀水路の水はお世辞にもきれいとは言えません。

桂川へと合流する淀水路 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

桂川へと合流する淀水路 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀の町中を東から西へと流れる淀水路は、京阪本線、旧京阪国道をくぐって桂川へと流れ込みます。
合流地点には淀排水機場があり、桂川増水時には桂川から淀水路への逆流を防いでいます。

淀排水機場 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀排水機場 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀水路とは現代風の名称ですが、かつては孫橋川と呼ばれていました。今も淀水路にかかる孫橋が由来です。
孫橋は、「間小橋」から転じた名称です。
木津川にかかる淀大橋と宇治川にかかる淀小橋の間にある小さな橋という意味です。
孫橋川は、淀城の外堀であるとともに、木津川の堤防外の低湿地の排水路でもありました。

淀水路付近はもともと木津川の川底でしたが、寛永14年(1637年)から3年にわたって行われた木津川の付け替えられました。
木津川の付け替えにより、旧河床に城下町が拡大され、新たに淀新町と淀水路が誕生しました。

淀大橋孫橋「拾遺都名所図会」出典:国際日本文化研究センター

淀大橋孫橋「拾遺都名所図会」出典:国際日本文化研究センター

「淀大橋孫橋」では、上が南側、下が北側になっています。左右に横切る街道が、大阪と京都を結ぶ京街道です。
右上から左下へと流れる大河が木津川で、そのすぐ左側を流れる小さな川が孫橋川(淀水路)です。
木津川は明治時代に付け替えられ、今は淀大橋は残っていません(宇治川にかかる橋として淀大橋という名称は受け継がれています)。
淀水路誕生時に次いで、木津川の付け替えはこれが2回目になります。
宇治川の付け替えによって、淀小橋も失われましたが、孫橋は今も健在です。

淀新町天満宮の紅梅 見頃 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

淀新町天満宮の紅梅 見頃 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

奥の池は弁天池といいます。豪商として知られる淀屋辰五郎の別荘内にありました。
すでに明治時代の地図には記載されておらず、早いうちになくなったようです。
弁天池の弁天様は、今も京街道沿いの淀新町天満宮で祀られています。
淀新町天満宮は、淀水路の孫橋から京阪淀駅方面に1000メートルほど進んだところにあります。
正月桜と同時期に紅梅が見頃を迎えています。

橋の間にある三つの建物が、前述の長円寺、高福寺、東雲寺の三軒寺です。

淀水路 見頃 2014年3月23日(平年3月18日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路・孫橋から見た河津桜 見頃 2014年3月23日(平年3月18日相当) 撮影:MKタクシー

1867年の木津川付け替え、1925年の宇治川付け替えに伴い周辺は大きく変わりました。
今は宇治川と桂川を結ぶ水路として残っています。

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淀と言えば京都競馬場

淀といえば、河津桜と並んで京都競馬場でしょう。
単に「淀」と言えば京都競馬場のことを指す場合も少なくありません。

巨椋池の名残の京都競馬場内の池 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

巨椋池の名残の京都競馬場内の池 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京都競馬場は、かつての宇治川の河道や巨椋池の跡に建設されました。
今もコースの真ん中に池があるのは川や池の名残です。

改装工事中の京都競馬場 2022年3月13日 撮影:MKタクシー 改装工事中の京都競馬場 2022年3月13日 撮影:MKタクシー[/caption]

1925年に建設された京都競馬場では、春の天皇賞や秋華賞、菊花賞、エリザベス女王杯など数々のG1レースが行われます。

京都競馬場の収容能力は何と12万人もあります。ディープインパクトが三冠を達成した2005年の菊花賞では、13,601人もの入場者数がありました。3

京都競馬場のディープインパクト像 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京都競馬場のディープインパクト像 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京都競馬場の周囲には公園や食事コーナーもあり、家族連れも一日楽しく過ごせる観光スポットです。
2020年11月から全面的な改造工事に伴い、競馬の開催は中止されています。新しい京都競馬場の完成は2024年の予定です。
一部立入禁止エリアはあるものの、競馬開催時は競馬場内部には入ることができます。

京都競馬場のソメイヨシノ 見頃 2009年4月4日 撮影:MKタクシー

京都競馬場のソメイヨシノ 見頃 2009年4月4日 撮影:MKタクシー

改装前は、競馬場内にお花見コーナーがあり、地元の淀の方々のお花見で賑わっていました。
ただし、河津桜ではなくソメイヨシノなのでお花見の時期は4月初めでした。

淀水路 終わり近し 2020年3月20日(平年3月27日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 終わり近し 2020年3月20日(平年3月27日相当) 撮影:MKタクシー

淀水路沿いの淀緑地の東口は、京都競馬場の真裏にあたります。
東から西へと流れる淀水路の主たる水源も、実は京都競馬場です。

淀緑地の東口 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

淀緑地の東口 2022年2月19日 撮影:MKタクシー

京都競馬場内から流れ出た水が淀水路へと流れ込んでいます。
淀水路自体の水質が良いとは言えない原因も、水源が京都競馬場であることにもあります。
京都競馬場と淀水路は切っても切れない関係にあります。

京都競馬場のスタンドから見る淀水路方面 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京都競馬場のスタンドから見る淀水路方面 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

ちょうど淀水路へと流れ込むあたりの柵の向こう側が京都競馬場の3コーナーです。
京都競馬場の名物として有名な、高低差4.3メートルの通称「淀の坂」という坂道です。
淀の坂をいかに攻略するかが京都競馬場のポイントです。
幾多の名勝負が淀の坂を中心に繰り広げられてきました。

京都競馬場のメモリアルコーナー 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京都競馬場のメモリアルコーナー 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

かつての宇治川や巨椋池の跡地にできた京都競馬場は地形的には平坦です。
ただ3コーナーのあたりは巨椋池に築かれた堤防である大池堤にかぶります。
1935年の京都競馬場拡大時、すでに宇治川の流路変更によって役割を終えていた大池堤の一部が競馬場に取り込まれました。
このとき、堤防を削平してしまうのではなく、堤防の高低差をそのまま競馬場に取り込んだことが、淀の坂のはじまりではないかと思われます。

京都競馬場のライスシャワー碑 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京都競馬場のライスシャワー碑 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京都競馬場は、競馬好きでなくても楽しめます。
淀の河津桜の見物ついでに、ぜひ訪ねてみましょう。

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淀水路付近の複雑な市町村境

淀水路は、京都市伏見区淀にあるのですが、一部久世郡久御山町に接しています。
淀水路の主要部ではありませんが、東側(京都競馬場側)の南側(宇治川側)は、久御山町大橋辺(おおはしべり)です。
大橋辺とは、木津川にかかる淀大橋のへりという意味です。
かつて明治初期以前まで、大橋辺の西側には木津川が流れていました。

淀水路の南側から西側は、京都市の淀と久御山町、さらには八幡市の飛び地が複雑に入り組んでいます。
なお、久御山町大橋辺と八幡長町は、京都市の小中学校区になっています。一方で八幡長町の伏見警察署ですが、久御山大橋辺は宇治警察署の管轄になります。
このような複雑な市町境になった原因は、木津川の付け替えです。
木津川の付け替えにより土地を失った人々が、木津川の廃川跡に代替地を与えられたため、このような複雑なことが生じました。

淀水路一帯を歩くと、かつての木津川や宇治川の痕跡があちこちに残っており、なかなか楽しめます。
「高低差」「河川付け替え」「飛び地」がそろい、ブラタモリのネタにはぴったりなので、遠からず番組に取り上げられる可能性大です。

その他にも、淀水路の東口付近の久御山町森中内も不思議な形状をしています。
かつての巨椋池と宇治川の結ぶ水路の跡地に作られた町です。

同じく淀水路の東口付近は、向島又兵衛と言います。京都競馬場の住所でもあります。
向島ニュータウンや向島駅とは遠く離れており、意外です。
かつては、宇治川と巨椋池に挟まれた中州が向島だった名残です。
宇治川の付け替えによって、向島又兵衛のみが宇治川の北岸に取り残されたのです。

淀水路の河津桜 2020年3月6日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 2020年3月6日 撮影:MKタクシー

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淀水路へのアクセス

淀水路の地図

淀水路の地図

京阪淀駅

淀水路へのアクセスは、京阪淀駅からが基本です。
1999年から14年かけた高架工事が2013年に完成しました。

淀駅前の河津桜 五分咲き 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

淀駅前の河津桜 五分咲き 2022年3月12日 撮影:MKタクシー

京阪淀駅は、京阪本線の石清水八幡宮前駅と中書島駅の間にあります。
淀駅には特急や快速急行は停車しませんが、急行、準急、普通が停車します。
急行と普通は朝夕のラッシュ時間帯と早朝深夜のみの運行です。
日中は、準急が毎時4本運行されます。

大阪の淀屋橋からは樟葉乗り換えで最速40分、京橋からは最速36分です。
京都の出町柳からは丹波橋乗り換えで最速26分、三条からは最速21分です。
大阪からの京都からもアクセス良好です。

京阪淀駅前の淀の水車 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京阪淀駅前の淀の水車 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京阪淀駅前のロータリーには、かつて淀のシンボルだった淀の水車が復元されています。
ロータリー付近には、河津桜が多数植えられています。

京阪淀駅前の河津桜 見頃 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

京阪淀駅前の河津桜 見頃 2022年3月13日 撮影:MKタクシー

駅を出てすぐに河津桜が出迎えてくれます。
開花シーズンには、「淀の河津桜」というのぼりがあちこちに設置されています。
淀水路の河津桜本番へ向けて、胸が高鳴るでしょう。

 

京阪電車でのアクセス

 

京阪淀駅中央改札口の淀の河津桜への案内図 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

京阪淀駅中央改札口の淀の河津桜への案内図 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

京阪淀駅から淀水路へは、3つのルートがあります。
いずれも、淀駅の中央改札口から出ます。中央とは言いますが、最も西側(大阪側)になります。
他に北口と京都競馬場への臨時改札口があります。中央改札口は、最も規模が大きい臨時改札口の逆側にあります。

 

① 京阪沿いルート(西出入口)

淀水路まで最も近い徒歩8分のルートです。
淀駅でもこのルートが淀水路までの経路として紹介されています。

淀の河津桜への案内表示 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

淀の河津桜への案内表示 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

京阪淀駅の中央改札口を南に出て、京阪の線路沿いに西側(大阪側)へと進みます。
京阪の高架線が地上に降りてくるところに淀水路の西出入口があります。
迷うこともない、わかりやすいルートです。

 

② 京街道ルート(孫橋)

淀水路まで京街道に沿って歩く徒歩10分のルートです。
京街道の街並みの中を歩くことができ、淀水路のど真ん中に出ることから、最も推奨するルートです。

京阪淀駅の中央改札口を南に出て、京阪の線路沿い50メートルほど進むと、淀城跡の交差点に出ます。
南に左折し、ここからが京街道になります。
100メートルほど進むとセブンイレブンのT字路があり、西へ右折します。
あとは旧淀城下町の淀池上町、淀下津町、淀新町の街並みを進むと、淀水路の真ん中にかかる孫橋へと出ます。

なお、厳密にはかつての京街道はローソン淀下津店のところから右にコの字型に迂回したルートになります。

 

③ 東口ルート

淀水路の東口へと出る徒歩10分のルートです。
あまり使われることはありませんが、京阪淀駅までの帰路には便利です。

京街道ルートと東口ルートの分岐点 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

京街道ルートと東口ルートの分岐点 2022年2月27日 撮影:MKタクシー

京阪淀駅からセブンイレブン前までは、京街道ルートと同じです。
T字路を右折して50メートルほど進んだふたば薬局の角で左折します。
あとは住宅街の中を、左手に明親小学校、右手に大淀中学校があり、京都競馬場の照明塔の直下に淀水路の東口があります。
淀水路へは、京阪淀駅から徒歩11分ほどです。

 

路線バス・マイカーでのアクセス

路線バスでのアクセス

淀水路へは、淀新町バス停から40メートルほどです。
京阪淀駅と近鉄大久保駅を結ぶ京都京阪バスの路線バスが、日中は毎時3本程度走っています。
京阪淀駅から淀新町バス停は、4分230円です。

淀水路の河津桜 2020年3月6日 撮影:MKタクシー

淀水路の河津桜 2020年3月6日 撮影:MKタクシー

マイカーでのアクセス

淀水路付近に観光用の駐車場はありません。
一般のコインパーキングを利用することになります。
淀水路の周囲にはいくつかのコインパーキングがあります。
淀駅周辺には、京都競馬場利用者向けの有料駐車場も多数あります。

京街道の孫橋から宇治淀線は、朝7:30~9:00は、南向き(西向き)一方通行となるので、ご注意ください。


公式ホームページ:
淀観光協会

淀水路の菜の花と河津桜 2020年3月6日 撮影:MKタクシー

淀水路の菜の花と河津桜 2020年3月6日 撮影:MKタクシー

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おわりに

関西の桜の季節は、例年2月に開花する河津桜から始まります。
まだまだ寒い時期ですが、河津桜の桜並木では美しい桜を楽しむことができます。
淀水路の河津桜は、まだまだ若くこれからが楽しみです。
関西でいち早く桜を楽しみたいなら、ぜひ京都市伏見区の淀水路へ行ってみましょう。

MKタクシーの観光ドライバーであれば、まだガイドブックにも載らないような新しい名所の情報も引き出しにたくさん入っています。

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  1. 京都市内では、前後に2021年は「梅小路公園花と緑のサポーターの会」、2019年は「名神深草森の会」と「新京都駅頭会」が同功労者表彰を受けている[]
  2. 淀近辺で戦死したという説、大坂で戦傷死したという説、江戸へと向かう船上で戦傷死したという説あり[]
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