柳谷観音楊谷寺のSNSで話題の紅葉と花手水!ライトアップも必見
京都西山の山中にある柳谷観音楊谷寺。古くから篤い信仰を集めてきたお寺です。
これまであまり知られていませんでしたが、今、紅葉の美しさで人気急上昇中の大注目寺院です。
特に柳谷観音楊谷寺の上書院から見た眺めは紅葉シーズンの絶景はインスタ映えすると大評判です。
柳谷観音楊谷寺は2025年には「京都西山竹あかり~幻想夜2025~」の会場にもなり、紅葉ライトアップと竹あかりを楽しむことができます。
MKトラベルなら、紅葉の柳谷観音楊谷寺をもっと楽しむ方法があるんです。
京都西山三山を巡る欲張りツアーや京都西山竹あかりの柳谷観音楊谷寺送迎ツアーを催行します。
柳谷観音楊谷寺の美しい紅葉
柳谷観音楊谷寺・参道の紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
特別公開される上書院のインスタ映えする紅葉
特別な部屋が紅葉シーズンに一般公開
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺で最も人気なのが、上書院(かみしょいん)から見る紅葉です。
上書院は、かつて皇族など特別な人しか入室できなかったお茶室です。
柳谷観音楊谷寺の上書院は2015年に一般公開が始まった新しい紅葉スポットです。
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉 2023年11月17日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺でも特別なお部屋とあって、通常一般公開は、毎月17日の縁日のみです。
しかし、紅葉ウィーク期間中(2025年は11月15日(土)~12月7日(日))は、毎日特別公開されます。
柳谷観音楊谷寺の上書院の拝観には、共通券(入山料(1,000円)+上書院特別拝観料(1,000円))として2,000円が必要ですが、是非見てほしい、インスタ映えする紅葉の絶景が広がります。
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺の上書院は、その名のとおり上に位置する書院です。
一階に相当する平地部分に通常の書院があり、二階に相当する向かい側の斜面上に格式高い上書院があるという構成です。
柳谷観音楊谷寺のような書院の配置は、他にほとんど例がないのではないでしょうか。
枯山水の名庭を上から見下ろす
目の前には江戸時代中期に作庭された京都府指定名勝の「浄土苑」が広がります。
山の斜面という立地を巧みに利用し、石組や灯籠、植栽などを利用した枯山水庭園です。
柳谷観音楊谷寺の書院は通年拝観できます。
柳谷観音楊谷寺・書院の紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
向かい側の上書院からみると、書院から見たのとはまた全く異なる庭園に見えます。
柳谷観音楊谷寺の上書院奥から見た浄土苑は、紅葉と屋根が見えます。
背の高いモミジの木が美しく紅葉した部分が手に取るような位置で見ることができます。
普通は下から見上げるモミジを柳谷観音楊谷寺のような角度で見ることはありません。
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
しかもモミジの奥にはいずれも京都府登録文化財である、17世紀末に建てられた本堂と庫裏(くり)の堂々たる屋根が見えます。
柳谷観音楊谷寺の上書院でしか見られないインスタ映えする紅葉の絶景です。
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺の上書院の窓近くで立ち上がり、斜め下を見下ろすとまた違った紅葉の景色が見えます。
浄土苑の築山を見下ろす景色となります。下からも上からもお庭を楽しめます。
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
映画のロケ地ともなった上書院
柳谷観音楊谷寺の上書院は、映画「日本のいちばん長い日(2015)」のロケ地としても使用されました。
映画のクライマックスである、主人公・阿南惟幾(あなみこれちか)の最期のシーンに柳谷観音楊谷寺の上書院が登場しています。
この作品で2016年日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞した、役所広司の名演が光るシーンです。自らの命と引き換えに日本を破滅から救ったのです。
役所広司さんが、柳谷観音楊谷寺の上書院に泊まらせて欲しいと言ったというエピソードもあります。
柳谷観音楊谷寺がロケ地となったのを機に、縁日以外にも上書院の特別公開が行われるようになりました。
まだ知名度はあまり高くありませんが、インスタ映えするとして口コミで人気急上昇中です。
柳谷観音楊谷寺・浄土苑の紅葉 色づきはじめ 2016年11月5日 撮影:MKタクシー
書院から見る一幅の絵画のような庭園
柳谷観音楊谷寺の書院前庭として作庭された浄土苑は、一階の書院から座って眺める座観式庭園です。
書院に座って眺める浄土苑もまた見事です。額縁のように切り取られた景色は、まるで一幅の絵画のようでインスタ映えします。
山の斜面を生かして築いた滝石組を組み、十三仏を象徴した立石が据えられています。立石が十三の仏を表すという造りがよく分かります。
池中には飛び石や亀島が配されています。築山式の美しい枯山水庭園です。
その築山奥の上方に見えるのが、柳谷観音楊谷寺の紅葉ウィーク期間中に特別公開される上書院です。
江戸時代中期から末期の特徴をよく残す庭園として、1987年に柳谷観音楊谷寺の浄土苑は京都府の名勝に指定されました。
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
花手水発祥の地の紅葉
インスタ映えする紅葉の花手水
柳谷観音楊谷寺の花手水「庭手水」の紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺が最近人気な理由のもう一つは、インスタ映えする花手水(はなちょうず)です。
浄土苑にある手水鉢には、四季折々の美しい花が生けられており、インスタ映えするとして大人気です。
柳谷観音楊谷寺の上書院の斜め下にある書院の縁側にあり、すぐ近くで見ることができます。
紅葉シーズンは、 緑から赤までのグラデーション上にモミジが並べられており、インスタ映えします。
柳谷観音楊谷寺の花手水「庭手水」の紅葉グラデーション 11月25日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺さん曰く
「お庭は京都府から名勝に指定されている文化財のため、新しい花を入れられません。彩りが欲しいと思っていたときにいただいたフラワーボックスがきっかけで思いつきました。山深い当院へお参りの皆さまが心穏やかになっていただければ」
とのことです。
柳谷観音楊谷寺・花手水「苔手水」の紅葉 2021年11月3日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺から始まった花手水
今や京都だけでなく日本中に広がった花手水ですが、発祥はここ柳谷観音楊谷寺です。
2017年に柳谷観音楊谷寺のご住職の夫人でもある執事が手水鉢にアジサイを入れた写真をSNSにアップしたことが始まりです。
しばらくしてから花手水(はなちょうず)と呼ばれるようになり、人気に火が付きました。
年間を通して季節の花が生けられるようになりました。
当初は浄土苑の手水鉢だけだった花手水も、やがて柳谷観音楊谷寺の境内へと広がりました。
手水鉢ごとに、龍手水、苔手水、庭手水、恋手水、琴手水などと名づけられています。
柳谷観音楊谷寺の紅葉ライトアップと花手水「龍手水」 2021年11月19日 撮影:MKタクシー
手水鉢に花を入れるということ自体は決して突飛な発想ではなく、柳谷観音楊谷寺独自のものではありません。
いろいろなところで同じような花手水が行われてきたはずですが、「花手水」という名称でSNSで発信を始めたのは柳谷観音楊谷寺です。
モミジのグラデーションなど、発想がすごいですね。
柳谷観音楊谷寺の花手水「庭手水」の紅葉 2023年11月17日 撮影:MKタクシー
花手水は、風や雨によってすぐに崩れてしまいます。
たまたま前日の風雨により、乱れてしまった花手水です。
これはこれで、とても美しい花手水です。
柳谷観音楊谷寺の花手水「庭手水」の紅葉 見頃 2018年12月5日 撮影:MKタクシー
ちょうど、柳谷観音楊谷寺の方が乱れた手水鉢の復旧作業を始められたので、見守ってきました。
徐々に色が整っていき、鮮やかになる様子は見ていて楽しかったです。
境内各所の美しい紅葉巡り
鮮やかに色付く山間部の紅葉
柳谷観音楊谷寺・奥之院の紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシーv
柳谷観音楊谷寺の紅葉と言えば、上書院と花手水が有名ですが、境内一円がインスタ映えする美しい紅葉で彩られます。
寒暖の差が大きい山間部にあるため、平地よりも鮮やかに色づいています。
柳谷観音楊谷寺・眼力稲荷の紅葉 見頃 2009年11月21日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺の境内だけではなく、山全体が色づいているといった感じです。
時間帯によっても見える景色は全く異なります。
柳谷観音楊谷寺は概ね南に開けた地形に位置するため、天気が良いとモミジを透過した光のきらめきを楽しむことができます。
柳谷観音楊谷寺・奥之院の紅葉 見頃 2018年11月27日 撮影:MKタクシー
寺宝庫も特別公開
紅葉ウィーク期間中は、柳谷観音楊谷寺の寺宝庫も特別公開されます。
年によっては寺宝庫で「謎の生物のミイラ」が特別展示されています。
近年柳谷観音楊谷寺の蔵から発見され、2021年には「ナニコレ珍百景」でも取り上げられたミイラです。
柳谷観音楊谷寺の水に映る紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
限定の紅葉ライトアップ
6日間のみの限定ライトアップ
明るい時間帯も美しい紅葉ですが、柳谷観音楊谷寺では夜間に紅葉ライトアップも行われています。
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉ライトアップ 2021年11月19日 撮影:MKタクシー
2025年の柳谷観音楊谷寺の紅葉ライトアップは2024年に引き続き「京都西山竹あかり~幻想夜2025~」の一環として開催されます。
京都西山に位置する大歳神社(10月18日(土)~20(月)、善峯寺(10月31日(金)~11月3日(月祝)に次ぐトリとして、柳谷観音楊谷寺で2025年11月21日(金)~24日(月祝)、29日(土)、30日(日)の6日間開催されます。
以前は人数限定の事前予約制で開催されたこともありますが、2025年は予約不要です。
以前のようにあっという間に定員が埋まってしまうことはありません。
柳谷観音楊谷寺・書院庭園の紅葉ライトアップ 2023年11月18日 撮影:MKタクシー
「竹あかり」と紅葉の美しい光景
他の紅葉スポットとは異なり、柳谷観音楊谷寺の紅葉ライトアップは荒れていた放置竹林から切り出された竹を利用した「竹あかり」が各所を照らし出す点も特徴です。
夜の闇に浮かび上がる竹の光と、赤や黄色に染まったモミジのコントラストが、昼間とは一味違う幻想的な美しさを演出します。
竹あかりは竹の穴あけ作業もボランティアたちが担当しており、単なる観光イベントではなく地域を挙げた事業です。
2024年の竹あかりイベントに訪れた観光客の82%が放置竹林問題に関心を持ったと回答するなど、環境保全や地域活性化にもつながる事業です。
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉ライトアップ 2023年11月18日 撮影:MKタクシー
もともと山間部にあって寒い柳谷観音楊谷寺ですが、紅葉ライトアップの行われる11月下旬ともなるとかなり冷え込みます。
屋内も開け放たれており寒いので、防寒対策は万全にしましょう。
紅葉ライトアップはMKトラベルで
MKトラベルのライトアップ送迎プラン
「京都西山竹あかり~幻想夜2025~」が開催される2025年11月21日(金)~24日(月祝)、29日(土)、30日(日)にあわせて、MKトラベルではタクシー送迎ツアーを催行します。
後述のとおり、柳谷観音楊谷寺は公共交通機関ではアクセスが困難な立地にあります。
アクセスは事実上タクシーかマイカーに限られています。
柳谷観音楊谷寺には長岡京方面から山道を登って行かなければなりません。昼間ならまだしも夜間は運転に慣れた人以外は避けた方がいいでしょう。
MKトラベルのライトアップ貸切拝観
MKトラベルでは前述の6日間とは別に、柳谷観音楊谷寺で紅葉ライトアップの貸切拝観の送迎ツアーを3日間行います。
2025年12月3日(水)はカメラ好きな方向けの開催です。
通常の紅葉ライトアップでは使用できない三脚の使用もOKで、限定20名募集の特別プランです。
一般の観光客がいないので、じっくりと心行くまで撮影を楽しむことができます。
上書院や書院だけでなく境内各所での撮影が可能です。
2025年12月6日(土)、12月7日(日)は一般向けの開催です。
上書院で柳谷観音楊谷寺のご住職の法話を聞きながら、ゆっくりと紅葉ライトアップを楽しめます。
限定30名の募集なので、混雑とも無縁です。
楊谷寺紅葉ライトアップイベント送迎ツアー
柳谷観音楊谷寺へのアクセスはMKトラベルで
公共交通機関ではアクセス困難な立地
シャトルバス
毎月17日の縁日のみ阪急「西山天王山」、JR「長岡京」より、柳谷観音楊谷寺までシャトルバスが運行されます。
紅葉ウィーク期間中は柳谷観音楊谷寺までシャトルバスが運行される年もありますが、2025年は11月17日(月)のみの運行です。
タクシー
阪急「西山天王山」より約10分
阪急「長岡天神」より約15分
JR「長岡京」より約15分
路線バス
阪急バス「奥海印寺」より柳谷観音楊谷寺まで徒歩40分
ハイキング
JR「山崎」、阪急「大山崎」より柳谷観音楊谷寺までコースタイム2:10
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉 見頃 2024年11月30日 撮影:MKタクシー
MKトラベルの乗合タクシーツアー
2025年は、MKトラベルの旅行商品として柳谷観音楊谷寺へのツアーを行います。
おすすめです。
楊谷寺紅葉ライトアップイベント送迎ツアー
2025年12月3日(水)、6日(土)、12月7日(日)
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柳谷観音楊谷寺・門前からの紅葉 色づきはじめ 2021年11月3日 撮影:MKタクシー
拝観情報
柳谷観音楊谷寺は、長岡京から西山へと分け入った、標高240m付近の山中にあります。
毎月17日のみ阪急西山天王山駅・JR長岡京駅と柳谷観音楊谷寺を結ぶシャトルバスが運行されますが、17日以外はバスでのアクセスはできません。
柳谷観音楊谷寺の紅葉花手水 2018年12月5日 撮影:MKタクシー
タクシーだと、柳谷観音楊谷寺まで西山天王山駅から約10分、JR長岡京駅から約15分です。
車だと、柳谷観音楊谷寺まで京都縦貫道長岡京ICから約4km、新名神高槻ICから約10kmの道のりです。
柳谷観音楊谷寺は天王山とポンポン山とを結ぶ人気ハイキングコースの途中にあるため、休憩がてら立ち寄るハイカーでも賑わいます。
柳谷観音楊谷寺・浄土苑の花手水「恋手水」と散紅葉 2018年12月5日 撮影:MKタクシー
| 拝観時間 | 9:00~16:00(上書院と寺宝庫は15:00まで) |
| 拝観料 | 入山料 1,000円 (柳谷観音紅葉ウィーク期間外は500円) 上書院拝観料 別途 1,000円 |
| TEL | 075-956-0017 |
| 住所 | 長岡京市浄土谷堂ノ谷2 |
| 紅葉ウィーク期間 | 2025年11月17日(土)~12月7日(日) |
柳谷観音楊谷寺の紅葉ライトアップと花手水「恋手水」 2021年11月19日 撮影:MKタクシー
ライトアップ
柳谷観音楊谷寺では2018年から紅葉ライトアップが始まりました。
しかし、開催日は2025年の場合わずか6日間です。
| 開催日 | 2025年11月21日(金)~24日(月祝)、29日(土)、30日(日) |
| 開催時間 | 18:00~20:30 |
| 拝観料 | 2,000円(入山料・上書院拝観料・お茶お菓子・お土産つき) |
柳谷観音楊谷寺の紅葉ライトアップ拝観は、MKトラベルのタクシーツアーがおすすめです。
柳谷観音楊谷寺・上書院の紅葉ライトアップ 2023年11月18日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺について
柳谷観音楊谷寺の紅葉 見頃 2017年11月17日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺とは
眼病平癒の御利益
柳谷観音楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)は、大同元年(806年)開創と伝わる古刹です。
弘法大師空海が猿の眼病を直す不思議な湧き水を発見し、「独鈷水(おこうずい)」として広めたのがはじまりです。
柳谷観音楊谷寺は眼病平癒の寺院として、広く信仰を集めるようになりました。
柳谷観音楊谷寺の花手水「庭手水」の紅葉 2018年12月4日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺は天皇家とも縁が深い格式高い寺院でもあります。
江戸時代の霊元天皇の眼病が独鈷水で治癒しました。
柳谷観音楊谷見た寺・上書院から見た紅葉 2024年11月30日 撮影:MKタクシー
全国に広がる観音信仰の聖地
柳谷観音楊谷寺は観音信仰の聖地として庶民からも人気ある寺院です。
京都府だけでなく、大阪府、滋賀県、奈良県、兵庫県、三重県、愛知県には「柳谷講」という柳谷観音楊谷寺の信者らの組織が作られました。
1915年時点では、今よりさらに広範囲にわたって317組もの柳谷講があったことが記録に残っています。
毎月17日の縁日になると、あちこちの柳谷講から多数の参詣者が柳谷観音楊谷寺に押し寄せてきました。
石清水八幡宮や比叡山延暦寺のように、ケーブルカーの建設も計画されたほどです。
古写真を見ると、今は茶寮玉家が残るのみの門前には、多くの茶屋がびっしりと立ち並び大いににぎわっていたことがわかります。
伏見の大手筋にある柳谷講の拠点 2022年10月23日 撮影:MKタクシー
柳谷観音楊谷寺は秋の紅葉だけではなく、5千株のアジサイが咲く初夏など、四季折々の景観が人気を集めています。
2004年からは柳谷観音楊谷寺と善峯寺、光明寺で「西山三山」が立ち上げられ、三ヶ寺を結ぶ西山古道が復活するなど今注目の寺院です。
1932年に制定された新西国三十三所霊場の第17番札所でもあります。
1887年刊行 石山旭山編「京都名所案内図会」 出典:国立国会図書館デジタルコレクション
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おわりに
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