御朱印の初心者ガイド|もらい方・マナーと御朱印帳の選び方
2026年11月6日更新
御朱印の初心者の方に向けて、御朱印のもらい方・マナーと御朱印帳の選び方を、MKトラベルの西国巡礼公認先達である牧と塚越がまとめました。
御朱印は、お寺や神社にお参りした証としていただくものです。御朱印帳を1冊用意し、お参りを済ませてから窓口でお願いすれば、初めてでも心配はいりません。
西国三十三所巡礼などの札所巡りはもちろん、ふだんの寺社めぐりにもぜひ用意したいのが御朱印帳です。
関心はあるけれど初心者にはちょっと難しいかな、と考えている方も多いでしょう。
これから御朱印デビューする方のために、「ご朱印」と書かれることもある御朱印の基本から、ちょっと変わった御朱印まで、実際にいただいたものを交えてご紹介します。
御朱印の初心者がまず知りたい基本|もらい方は4ステップ
御朱印のもらい方の流れ
御朱印をいただくまでの流れは、どの寺社でもおおむね同じです。
初めての方は、次の4つの順番だけ覚えておけば十分です。
| 順番 | すること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 御朱印帳を用意する | 最初の1冊を、初めて訪れる寺社の授与所で求めるのも記念になる |
| 2 | 本堂や本殿でお参りする | 御朱印はお参りを済ませてからいただく |
| 3 | 窓口で御朱印帳を預ける | お寺は納経所、神社は授与所や社務所が窓口になることが多い |
| 4 | 納経料を納めて受け取る | お釣りが出ないよう100円玉を多めに持っておく |
御朱印デビューの持ち物
必要なのは、御朱印帳と小銭の2つだけです。
筆や墨は寺社の方が用意してくださるので、こちらで持っていくものはありません。
あると便利なのは、御朱印帳を包む布の袋やビニールのカバーです。雨の日や、バッグの中で他の荷物とこすれるのを防げます。
書き置きの御朱印をいただくこともあるので、A5サイズほどのクリアファイルを1枚入れておくと、持ち帰るまでに折れたり汚れたりしません。
最初の1冊はお寺用?神社用?
初心者の方からよくいただくのが、最初の1冊をどう使えばいいかという質問です。
お寺と神社で分けなければいけないという決まりはないので、気軽に始めてかまいません。
巡礼に出る予定がある方は、その巡礼専用の納経帳を用意すると、あとから札所ごとに見返しやすくなります。
御朱印帳の種類や選び方は、このあと詳しくご紹介します。
何から始めればいいかわからないという方も、MKトラベルの巡礼ツアーなら心配いりません。
ツアーには、MKトラベル専任の西国巡礼公認先達が同行します。お参りの作法から窓口でのお願いの仕方まで、その場でお教えします。
御朱印とは?意味と歴史をわかりやすく解説
御朱印の意味とは?【参拝と納経の証】
御朱印の基本的な役割と意義
御朱印は「神仏の分身」とされており、古来より大切にされてきました。
祀られている神仏の名前やお姿、紋などの「御印」をご参拝の証として授与することは、神仏との「ご縁」が結ばれた証でもあります。
御朱印は参拝の証であるとともに、お守り(護符)としての意味合いももつと考えられています。
お寺や神社の御朱印は、お渡しされる方とお受け取りされる方の双方が御朱印を「尊いもの」であると意識することが大切です。
朱印の歴史|公式な文書から信仰の証へ
朱印とは、もともと文字通り朱肉を使った印章と押印を意味します。
その歴史は律令の時代までさかのぼり、墨を用いた黒印よりも格式の高いものとして扱われてきました。
平安時代以降は、署名を図案化した花押が広まり、朱印はいったん使われなくなります。
室町時代の後期になると、戦国大名が出す文書に印を押すことが慣例となり、朱印はふたたび正式な文書に欠かせないものとなりました。朱印を押印した書類を朱印状と呼びます。
江戸時代には、家臣の領地を保証するときや寺社に土地を寄進するときにも、朱印状が用いられました。
徳川幕府が海外貿易の許可証として発行した「朱印状」も有名で、この朱印状を持つ貿易船は「朱印船」と呼ばれました。
今も日本では、契約書などの重要な文書に朱の実印が押されています。その伝統は今日の御朱印文化にもつながっています。
高野山奥之院の御朱印 撮影:MKトラベル
御朱印の始まり|写経を納めた証から参拝の証へ
現在、「御朱印」といえば、お寺や神社でいただく朱色の印章と墨書きのことを指します。
御朱印は、もともとお寺に写経を奉納した証としていただく印だったとされています。今も御朱印を「納経印」、御朱印帳を「納経帳」と呼ぶのはその名残です。
起源を古い時代に求める説もありますが、納経の証として寺院が参拝者に朱印を授けるようになったのは、江戸時代に寺社参詣の旅が広まってからと考えられています。
やがて寺社参詣が観光の旅と結びつき、お経を納めなくても、参拝した証として御朱印が授与されるようになりました。
この習わしが神社にも広がり、お寺だけでなく神社でも御朱印をいただけるようになったとみられています。
諏訪大社の御朱印 撮影:MKトラベル
戦後の巡礼ブームから御朱印ブームへ
戦前にも、西国三十三所巡礼や四国遍路、各地の一宮を巡拝して御朱印を集める人は少なくありませんでした。
戦後になると、西国巡礼や四国遍路が新しい旅のスタイルとして定着し、巡礼での御朱印集めが大きく広まります。
2000年代にはスピリチュアルブームやパワースポットブームが起こり、その流れを受けて、2010年代には若い世代、とくに女性の間で御朱印ブームが広がりました。
ブームのおかげで、ふだんお寺や神社になじみのなかった方が御朱印帳を手に訪れるようになりました。
その一方で、御朱印を記念スタンプのように扱う参拝者が増えたことに、頭を悩ませるお寺もあると報じられています。
御朱印帳を差し出す前に、まずお参りをすることを忘れないようにしたいものです。
工夫を凝らした御朱印が人気に
御朱印は、墨で記した寺社名と日付に朱印を押した形が基本です。ご本尊やご祭神が記されている御朱印も多いです。
近年では御朱印のデザインがますます多様化しています。
イラストやカラフルな装飾、特別な書体を用いたもの、切り絵を用いたものなど、趣向を凝らした御朱印も増えています。
季節限定や行事限定の御朱印も人気を集めており、同じお寺や神社を訪れても、異なる御朱印をいただける楽しみがあります。
桜や紅葉の季節に合わせたデザインや、特定の祭礼にちなんだ特別な朱印など、コレクション性の高い御朱印が数多く授与されています。
花の窟神社(三重県熊野市)の20周年限定御朱印 2024年3月3日 撮影:岩本真輝
さらに、御朱印の文化は他の分野にも広がりを見せています。御朱印を模した「御城印」や「御宿場印」など、歴史的なスポットを訪れた証として受け取れる印も注目されています。
これらの新しいスタイルの印は、旅の記念としてだけでなく、地域活性化の一環としても人気を集めています。
御朱印と巡礼の魅力
御朱印を見ると蘇るいろんな思い出
珍しく大雪となった日向大神宮(京都市山科区)の御朱印 撮影:MKトラベル
御朱印の本来の意味は納経の証であり、参拝の証です。私たちにとって、御朱印はただの印ではなく、巡礼の足跡を刻む大切な記録でもあります。
お参りするすべての神社仏閣で、御守りを受けるような気持ちで御朱印をいただいています。
御朱印帳を開けば、そこに記された御朱印が、その時の参拝の様子や巡礼の旅の風景を思い出させてくれます。
御朱印を受けたお寺や神社の情景はもちろん、巡礼をともにした仲間との会話や、そこで味わった地元の料理、訪れた季節の美しさなど、多くの思い出が蘇ってきます。
不思議なことに、写真を見るよりも御朱印を眺めたほうが、鮮明に記憶がよみがえることもあります。
御朱印を求めて寺社を巡る楽しさ
船で訪れた自凝神社(兵庫県南あわじ市)の御朱印 撮影:MKトラベル
お寺や神社を訪れるのは、お参りすることが目的ではありますが、御朱印をいただくこと自体が巡礼の目的になることもあります。
とても美しい御朱印がある場合や、季節限定、行事限定の御朱印の場合などです。
御朱印巡りを始めたことで、これまで訪れたことのない地域に足を運ぶ機会が増えました。
御朱印をいただくために山道を登ることもあり、自然の中を歩くことが運動不足の解消にもなっています。
御朱印をきっかけとして、いろんなお寺や神社、地域を巡り、歴史や文化に触れることが増えました。
正月三が日限定の智恩寺(京都府宮津市)の御朱印 撮影:MKトラベル
山の上の札所は道が険しく、自分で運転して行くのは不安なものです。
MKトラベルのバスツアーは主にグループ会社のMK観光バスで運行し、山寺へ向かう日は、急な坂道やカーブの多い道を走り慣れたドライバーが担当します。
本堂までの石段が体力的に厳しい方には、同行の先達が代わってお参りし、御朱印をいただきます。
寺社の巡礼と御朱印の深いつながり
お寺や神社の参拝には、いくつかの札所を巡る「巡礼」というスタイルがあります。代表的なのは、西国三十三所巡礼や四国八十八箇所巡礼です。
西国三十三所巡礼は、養老2年(718年)に長谷寺の徳道上人が始めたと伝わり、日本で最も古い巡礼の一つとされています。
長いあいだ僧侶や身分の高い人々のものだった巡礼は、江戸時代に街道や宿場が整うと、庶民の間にも一気に広まりました。
札所を順番に巡る巡礼と、参詣の証である御朱印は非常に相性がよく、ほとんどの巡礼者は各札所で御朱印も集めています。
御朱印は単なる記念品ではなく、参拝の証としての役割を持ち、巡礼文化と深く結びついています。
城南宮の「しだれ梅と椿まつり」限定の切り絵御朱印 2023年2月27日 撮影:MKトラベル
西国三十三所巡礼や四国八十八箇所巡礼のような大規模な巡礼だけでなく、全国各地の個性的な御朱印を集めることも旅の楽しみの一つとなっています。
明治維新後に廃絶していた京都の洛陽三十三所観音霊場が2005年に再興するなど、かつての巡礼文化も復興しつつあります。
伝統的な巡礼以外にも、特定の地域やテーマに沿った巡礼が人気を集めており、御朱印を通じて地域の魅力を再発見する旅が増えています。
観光地やお土産店への立ち寄りが多いツアーでは、肝心のお参りが慌ただしくなりがちです。
MKトラベルの巡礼ツアーは、休憩を除けば立ち寄るのは原則として札所だけなので、お参りにじっくり時間を使えます。
御朱印の種類と特徴
直書きと書き置き(どっちが良い?)
書いてもらう直書きと張り付ける書き置き
御朱印には、直書きと書き置きの二種類あります。
直書きの御朱印は、参拝した際にその場で御朱印帳に直接墨書きしてもらう御朱印です。
書き置きの御朱印は、あらかじめ紙に書かれた御朱印を授与してもらい、御朱印帳に貼り付けて使います。
書き置きの場合、神社の方がお寺より一回り大きい御朱印が多いのでやや注意が必要です。
伝統的な御朱印は御朱印帳に墨書きする直書きです。
大きな寺社であれば、窓口の受付時間内はいつでも直書きの御朱印をいただけます。
一方、小さな寺社では、いつも墨書きできる方がいらっしゃるとは限りません。その場合は書き置きの御朱印が便利です。
善光寺の切り絵御朱印 撮影:MKトラベル
種類の豊富な書き置きの御朱印
書き置きの御朱印には、金色の台紙に書かれたものや、特殊な加工が施されたものなど、独特なデザインが増えてきています。直書きの御朱印にはできないことです。
特に近年は、切り絵を取り入れた御朱印が人気を集めており、精巧な細工の美しいものがたくさん登場しています。
直書きと書き置きの御朱印は、どちらが良いというものではありません。
好みに合わせて選べばよいですし、両方選べるなら両方いただくのもよいでしょう。
お寺の御朱印と神社の御朱印の違い
中央に書かれる文字の違い
お寺と神社の御朱印は、ぱっと見ると似ていますが、中央に書かれる文字に違いがあります。
神社の御朱印は、中央に神社名を書いて朱印を押すものが多く、参拝の証としての意味合いが強くなります。
お寺の御朱印は、「〇〇観世音」「〇〇地蔵」「不動明王」など、ご本尊の名前を中央に書くものが多く見られます。
仏さまの名前が中央に記されているため、お寺の御朱印はお守りとしての性格がより強いといわれます。
日蓮宗の「御首題」
日蓮宗のお寺では、御朱印の代わりに「南無妙法蓮華経」のお題目を書いていただく「御首題(ごしゅだい)」が授与されます。
江戸時代の法華信徒は、日蓮宗の寺院だけを巡拝し、それぞれのお寺で御首題帳にお題目を書いていただいていたといいます。
日蓮宗のお寺を巡るときは、御首題専用の「御首題帳」を用意しておくと安心です。
西国三十三所巡礼には太字と細字の御朱印
那智山青岸渡寺の太字の御朱印 撮影:MKトラベル
文字を太筆で書いた「太字」とご詠歌を書く「細字」
西国三十三所巡礼では、一般的な御朱印とは異なり、特有の書体や形式を持つ御朱印が授与されます。
「大悲殿」や「千手観音」といった文字を太筆で書いていただく「太字」の御朱印と、ご詠歌を墨書していただく「細字」の御朱印があります。
那智山青岸渡寺の細字の御朱印 撮影:MKトラベル
西国巡礼ならではの「八角曼荼羅御朱印」
西国巡礼では、通常の御朱印とは別に「八角曼荼羅御朱印」という御朱印もあります。
私も公認先達になってからは、ご詠歌(細字)、八角曼荼羅御朱印、巻物納経帳と、3つもお願いしていた時期がありました。
那智山青岸渡寺の八角曼荼羅御朱印 撮影:MKトラベル
巡礼では、納経帳だけでなく、おいづるや掛け軸に御朱印をいただく方もおり、巡礼の形によって様々な方法で御朱印を受けることができます。
どの形でいただいた御朱印も、巡礼の証として長く大切に残るものです。
西国巡礼の御朱印は種類が多く、初心者は何をお願いすればいいか迷いがちです。
MKトラベルのツアーなら、同行する先達に相談しながら選べます。
御朱印のもらい方とマナー|初心者も安心
御朱印をいただく基本ルール
御朱印をいただく前にまず参拝
善光寺の御朱印 撮影:MKトラベル
御朱印をいただく際には、正しい参拝マナーを守ることが大切です。
お寺や神社にはそれぞれの伝統や信仰があります。参拝マナーを大切にすることで、より気持ちの良い御朱印巡りができます。
まず、お寺や神社の境内に入る前に鳥居や山門の前で一礼をし、神仏の世界へ足を踏み入れます。
次に、手水舎(ちょうずや)で手と口を清めます。柄杓を使い、左手、右手、口の順で清めるのが基本です。
心身を清浄にしてから参拝に臨みましょう。
北向山不動院(京都市伏見区)の御朱印 撮影:MKトラベル
感謝の気持ちを込めてお参り
続いて、本堂や本殿へ向かい、心を込めて参拝します。参拝の証である御朱印をいただく前に、ご本尊やご祭神にきちんとお参りすることはとても大切です。
神社では「二礼二拍手一礼」、お寺では静かに手を合わせるのが一般的な作法です。
願いごとをするのではなく、まず神仏に感謝の気持ちを伝えましょう。
お経の唱え方がわからず、本堂の前で戸惑う初心者の方も少なくありません。
MKトラベルのツアーでは、同行の先達が般若心経などのお経を先導して唱えるので、声を合わせてお参りできます(参拝者の多い日や天候によっては唱和しないこともあります)。
お参りが終わったら、いよいよ御朱印をいただきます。
参拝の作法
お寺や神社の基本的な参拝作法については、こちらの記事をご覧ください。
お寺は「納経所」で神社は「授与所」
西国巡礼の札所など大きなお寺では、御朱印をいただく窓口の「納経所」があります。
本来は写経を納めるための場所でしたが、現在では御朱印をいただく場として多くの参拝者が訪れます。
神社の場合は、お札やお守りを授与する「授与所」で御朱印をいただくことも多いです。中小規模の寺社では、寺務所や社務所が御朱印の窓口になります。
熊野那智大社の御朱印 撮影:MKトラベル
御朱印受付でのマナー
納経所や授与所での受付の流れと納経料の目安
御朱印をいただく際には、静かに列に並び、順番を守ることが基本です。
御朱印の窓口で御朱印帳を預けます。
多くのお寺や神社では、300~500円の納経料(神社の場合は初穂料)をお納めします。
御朱印を書いていただく間は静かに待ち、受け取る際には「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えましょう。
納経料は「代金」ではなく「お納めするもの」
御朱印は、お店で品物を買うのとは違い、神仏とのご縁の証として授けていただくものです。
そのため、お金を「払う」ではなく「お納めする」、御朱印を「買う」ではなく「いただく」と言い表します。
窓口では、おつりのないように用意した納経料を、両手で丁寧にお渡ししましょう。
御朱印をいただくときに気をつけたいマナー
筆を運んでいる方には、書き終わるまで話しかけないようにしましょう。
書いている様子を許可なく撮影するのも控えましょう。
文字の形や配置に細かな注文をつけるのは失礼にあたります。御朱印は、その日その場で書いていただいた一期一会のものとして受け取りましょう。
行列ができているときに何冊もまとめて出すと、後ろの方を長く待たせてしまいます。混雑時は1冊ずつにするなど、周りへの気配りも忘れずにいたいものです。
窓口での伝え方と御朱印帳の渡し方
窓口では「御朱印をお願いします」と伝えれば大丈夫です。
御朱印帳はカバーや袋から出し、書いていただきたいページを開いてお渡しします。
複数の種類の御朱印がある寺社では、どれをお願いしたいかをはっきり伝えましょう。
混み合う時期の大きな寺社では、御朱印帳を預けて番号札を受け取り、お参りや拝観の間に書いていただく方式をとるところもあります。
御朱印を待つ列が長くなると、ツアーでは集合時間が気になってしまいがちです。
MKトラベルのツアーは、昼食をバス車内のお弁当にするなどして寺社での時間を多めに残しているので、行列があっても慌てずに待てます。
御朱印受付時間の確認【時間外はNG】
納経所と授与所の受付時間には注意してください。
開門時間と同じであることが多いですが、閉門よりも早く受付が終了する場合もあります。
小さなお寺や神社では、御朱印をいただける日や時間が決められている場合が多くあります。
毎月特定の日の特定の時間のみということもあります。
決まりがなくても、事前に連絡しておかないと御朱印をいただけないこともあります。
一人の住職や宮司が複数のお寺や神社を管理していることも、今では珍しくありません。
寺社ごとに受付時間を調べるのは、初心者には負担になりがちです。
MKトラベルのツアーは、企画担当者と先達、ドライバーが事前に打ち合わせを重ねて行程を組んでいるので、時間の心配はお任せいただけます。
御朱印の自動販売機?!
玉簾神社(神奈川県箱根町)の御朱印の自販機 撮影:MKトラベル
箱根にある玉簾神社には、なんと御朱印の自動販売機があります。初めて見たときはびっくりしました。
たしかに、自動販売機であればお寺や神社の方がお留守のときでも、確実に御朱印をいただくことができます。
書き置きの御朱印の貼り方
書き置きの御朱印は、持ち帰ってから御朱印帳に貼ります。
水分の多い液体のりを使うと紙が波打ちやすいので、スティックのりやテープのりがおすすめです。
四隅だけでなく周りにも薄くのりを付けておくと、ページをめくるときに端がめくれません。
すぐに貼れないときは、クリアファイルに挟んで保管しておきましょう。
初心者がやりがちな失敗と対処法
初めての御朱印巡りでつまずきやすい点を、対処法とあわせてまとめました。
| よくある失敗 | 対処法 |
|---|---|
| 御朱印帳を家に忘れた | 紙でいただける書き置きを選ぶか、その寺社で新しい御朱印帳を求める |
| お参りより先に窓口へ行ってしまった | 受け付けの方式は寺社ごとに違うので、窓口の案内に従う |
| 着いたら受付が終わっていた | 公式サイトなどで受付時間を確かめ、遅い時間の寺社は避けて計画する |
| ふつうのノートを差し出した | 御朱印帳以外への記帳は断られる場合があるので、専用の帳面を使う |
| 細かいお金がなかった | 出発前に100円玉を用意しておく |
失敗しても、寺社の方に事情を伝えれば、たいていは丁寧に教えていただけます。
気負いすぎず、わからないことは窓口で尋ねてみましょう。
多くの巡礼ツアーでは添乗員が御朱印帳をまとめて預かりますが、MKトラベルでは窓口にご自身で足を運んでいただきます。
初めてで戸惑っても、先達がそばで手順を教えるので、こうした失敗をせずに窓口でのやり取りを覚えていけます。
御朱印帳の選び方|初心者の最初の一冊から巡礼用まで
御朱印帳とは?
御朱印専用の帳面である御朱印帳
蛇腹式の洛陽三十三所観音巡礼の御朱印帳 撮影:MKトラベル
お寺や神社でいただいた御朱印を記す帳面が御朱印帳です。「御朱印帖」と書かれることもあり、御朱印を楽しむには欠かせないアイテムです。
多くの方は専用の御朱印帳を使っています。
専用の御朱印帳は、墨や朱印がにじみにくい和紙で作られており、長期間の保存に適しているのが特徴です。
御朱印帳や、御朱印をいただく掛け軸の「御朱印軸」が登場したのは、明治以降に庶民の寺社参詣が大きく増えてからのことです。
御朱印帳の種類【蛇腹式vs綴じ本式】
和紙綴じ式の大和路秀麗 八十八面観音巡礼の御朱印帳 撮影:MKトラベル
御朱印帳にはいくつかの種類がありますが、最も一般的なのは蛇腹式と綴じ本式の2つです。
蛇腹式御朱印帳のメリットと用途
片面または両面に御朱印を記帳でき、ページを折りたたんでコンパクトに持ち運べるのが特徴です。
広げるとすべての御朱印を一覧できるため、巡礼の御朱印集めに人気です。
綴じ本式御朱印帳のメリットと用途
一冊の本のようにページが綴じられたタイプで、通常のノートに近い感覚で使用できます。
書き置きの御朱印を貼り付けるのにも適しています。
いろんなタイプの御朱印が混在していても、気になりません。
御朱印と同様に、近年はバインダータイプや、御朱印が書きやすい特殊な紙を使用したものなど、様々な形や素材、デザインの御朱印帳があります。
御朱印帳の多彩さも、御朱印人気の高まりに一役買っています。
御朱印帳の選び方
デザインだけでなく、使用目的に合わせた御朱印帳を選ぶことで、より快適な御朱印巡りを楽しむことができます。
巡礼には専用の御朱印帳がおすすめ
西国三十三所巡礼や四国八十八箇所巡礼など、特定の霊場巡礼を目指す場合には、専用の納経帳を最初にそろえておくのがおすすめです。
巡礼ごとに専用の御朱印帳があり、各札所の御朱印を統一感のある形で収めることができます。
ただし、それも守るべきルールというわけではありません。お寺の御朱印と神社の御朱印が入り混じっていても問題ありません。
1つの御朱印帳を順番に埋めていくのもいいですが、好きなテーマを考えて、こだわりをもって御朱印帳を使い分けるのもおすすめです。
洛陽三十三所観音霊場の納経帳 撮影:MKトラベル
書店・雑貨店やオンラインでも買える御朱印帳
御朱印帳は、以下の場所で購入できます。
- お寺や神社の納経所・授与所(その寺社限定のオリジナルデザインが多い)
- 書店や雑貨店(シンプルなデザインのものが多い)
- 観光地やお土産店(ご当地デザインや限定品もあり)
- オンラインショップ(豊富な種類から選べる)
巡礼専用の納経帳は、札所の寺社でのみ授与されることが多いため、購入の際は注意が必要です。
西国三十三所専用の納経帳も、各札所や霊場会の公式販売所で求めるのが一般的です。
巡礼専用の納経帳をどこで手に入れればいいか、迷う必要はありません。
MKトラベルのツアーでは札所で納経帳を求める時間をとっているので、手ぶらで参加しても、その日から巡礼用の1冊を使い始められます。
最近ではキャラクターやアニメとコラボした御朱印帳も登場し、若い世代の巡礼者にも人気があります。
旅先で気に入った御朱印帳を見つけたら、その場で購入して、御朱印巡りの記録を増やしていくのも楽しみの一つです。
いろんなサイズの御朱印帳 撮影:MKトラベル
御朱印帳の価格
御朱印帳の価格は、素材やデザインによって異なりますが、一般的には1,500~5,000円ほどです。
| 価格帯の目安 | 特徴 |
|---|---|
| 1,500円~2,500円 | シンプルなデザイン・一般的なサイズ |
| 2,500円~5,000円 | 豪華な装飾・特別な和紙使用 |
| 5,000円以上 | 限定デザイン・職人手作り |
御朱印帳のサイズは大判と小判
御朱印帳のサイズは、大きく分けて大判と小判の2種類が一般的です。
大判御朱印帳(約18cm×12cm)
御朱印の筆文字を大きく書いていただけるため、細かい筆遣いまで楽しめるのが魅力です。
納経帳としての役割が強い巡礼専用の御朱印帳も、大判サイズが多く見られます。
小判御朱印帳(約16cm×11cm)
コンパクトで持ち運びやすく、気軽に御朱印巡りを楽しみたい方に最適です。
不意に素敵な御朱印に出会ったときのために、いつも小判の御朱印帳をバッグに入れているという方もいます。
最近ではバインダー式の御朱印帳も登場し、書き置きの御朱印を整理しやすいというメリットから人気が高まっています。
御朱印帳のデザインはアイデアを駆使した多彩な種類があります。
デザイン性の高いものやテーマのある御朱印帳は素敵なので、ついついお参りのたびに衝動買いしてしまいます。
でも、衝動買いも含めていい思い出になります。
壬生寺(京都市中京区)の新選組の御朱印帳 撮影:MKトラベル
限定の御朱印帳を求めて
大福寺(京都市中京区)の元三大師の御朱印帳 撮影:MKトラベル
御朱印帳には、特定の行事や期間限定で授与されるものもあります。御朱印だけではなく御朱印帳も、集める楽しみの大きいアイテムとなっています。
例えば、
- 初詣限定の御朱印帳
- 桜や紅葉の季節限定デザイン
- 特定の祭事限定デザイン
- 周年記念の特別御朱印帳
など、その時期にしか手に入らない御朱印帳が数多く存在します。
これらの御朱印帳を求めて旅をする人も増えており、御朱印帳そのものが寺社を訪れる目的となることもあります。
お気に入りの色や絵柄の御朱印帳を持ち歩くことで、御朱印巡りの楽しさがさらに広がります。
勝尾寺(大阪府箕面市)のだるまの御朱印帳 撮影:MKトラベル
個人的には、西国三十三所の第23番札所である勝尾寺の「だるまの御朱印帳」はユニークでかわいらしく、おすすめの一つです。
同じ寺社で同じ御朱印帳を2冊求めて、家族や友人とおそろいにするのも楽しいものです。
夫婦でおそろいの御朱印帳 撮影:MKトラベル
団体で参拝するツアーでは、授与所で御朱印帳をゆっくり選ぶ時間はなかなかとれません。
MKトラベルのツアーは札所に着いてからは自由参拝なので、気になる御朱印帳をじっくり選べます。迷ったときは、何冊も使ってきた先達に相談できます。
御朱印帳の使い方|初心者が迷いやすいポイント
御朱印帳の使い方
御朱印以外でも自由に使おう
御朱印帳は、お寺や神社でいただく御朱印を記帳するための帳面ですが、使い方に厳密な決まりはなく、自分なりの工夫で活用することができます。
例えば、参拝時の感想を書き込んだり、いただいた散華や由緒書きを貼ることで、旅の記録としても使えます。
特に巡礼を行う際には、移動ルートや巡った札所のメモを加えることで、より詳しい巡礼記録を残せます。
一方で、御朱印をいただく際に注意したい点もあります。
厚みのあるものを貼りすぎると、御朱印を書いていただく際に書きにくくなってしまうことがあります。
御朱印帳の開きが悪くなり、次回の記帳に支障をきたすこともあります。
書き置きの御朱印以外のものを貼る場合は、貼る位置や厚みに気を配りましょう。
南禅寺(京都市左京区)の水吞みの虎の御朱印帳 撮影:MKトラベル
御朱印帳は1ページ目から順に
御朱印帳は、1ページ目から順に使っていくのが一般的です。
蛇腹式の場合は、表面を使い切ってから裏面へ進むと、あとで見返すときに順番がわかりやすくなります。
裏面は使わず、表面だけで1冊を終えるという方もいます。
どちらでも間違いではないので、自分が見返しやすい使い方を選びましょう。
切り絵御朱印などは専用の御朱印帳に
特に最近増えている「切り絵御朱印」や、「見開きサイズの大きな書き置き御朱印」は、そのまま糊付けすると折れたり傷ついたりします。
御朱印帳に貼り付けるのではなく、専用のクリアファイル型の御朱印帳や、バインダー式の収納ファイルを活用すると良いでしょう。
最初は自分でもテーマを決めて御朱印帳を使い分けるのですが、途中でテーマが崩れてしまうこともたびたびです。
あまりルールにこだわりすぎず、柔軟に使うことで御朱印巡りの楽しみがさらに広がります。
切り絵御朱印用のファイル 撮影:MKトラベル
御朱印帳の魅力
思い出のアルバムとしての御朱印帳
江島神社(神奈川県藤沢市)の御朱印帳 撮影:MKトラベル
御朱印帳は、巡礼の思い出を刻む写真のアルバムのようなものです。
ぱらぱらとめくっているだけで、訪れたお寺や神社だけでなくいろんな思い出が蘇ってきます。
御朱印帳に御朱印を記録することで、巡礼の足跡を形として残し、訪れた場所ごとの思い出をより深く刻むことができます。
お寺や神社でいただいた由緒書きや、おみくじを貼り付ける人も多く、自由にアレンジできる点も魅力の一つです。
あなたの御朱印帳には、どんな巡礼の思い出が刻まれていますか?
御朱印帳が満願を目指すモチベーションに
四国八十八箇所の御朱印帳 撮影:MKトラベル
西国巡礼などテーマをもった巡礼では、専用の御朱印帳を使う場合が多いです。
札所は西国巡礼なら33箇所に番外札所を加えた数、四国巡礼なら88箇所もあります。巡礼では、すべての札所を巡り終えることを「満願」と呼びます。
巡礼を始めた当初は、本当に満願できるのだろうかという気持ちになります。
巡礼が進むにつれて、御朱印帳のページが埋まっていく喜びがモチベーションとなり、満願を達成したいという気持ちが強まりました。
満願を達成し、全て埋まった御朱印帳を手にしたときの達成感は格別です。
御朱印帳は、単なる紙の帳面ではなく、巡礼の旅を続ける励みとなる大切な存在です。
一人では満願まで続けられるか不安という方も、MKトラベルなら満願を目指すシリーズのツアーがあります。
2023年9月に始まった西国巡礼ツアーは2024年11月25日に札所を一巡し、ツアーを通じて満願を果たした参加者も生まれました。
ちょっと変わった御朱印【切り絵・刺繍・限定】
テーマのある御朱印と限定の御朱印
テーマ性のある御朱印と巡礼の多様化
御朱印には、一般的な寺社名やご本尊、ご祭神の名前が記されたものだけでなく、特定のテーマに基づいたデザインの御朱印も数多く存在します。
歴史上の人物や文化的な要素を取り入れた御朱印は、多くの参拝者や巡礼者の注目を集めています。
新選組や戦国武将をテーマにした御朱印、大河ドラマの放送に合わせた特別な御朱印など、寺社によってさまざまな趣向が凝らされています。
映画やアニメとのコラボ御朱印もあり、従来の巡礼とは異なる形で寺社を訪れるきっかけとなっています。
大きな寺社では定期的に新しい御朱印が登場するため、何度お参りしても新しい発見があり、御朱印巡りを続けるモチベーションとなります。
テーマ性のある御朱印を求めて再訪する人も少なくありません。
長円寺(京都市伏見区)の新選組御朱印 撮影:MKトラベル
御朱印のデザインと個性が光る巡礼
寺社ごとに趣向を凝らした個性あふれる御朱印があり、そのデザイン性の高さが評価されて、御朱印巡りがさらに楽しいものになっています。
特殊な和紙を使用したものや、金箔押しの豪華なもの、さらには香り付きの御朱印なども増えてきました。
最近では「〇〇巡礼」と称して、特定のテーマに沿った寺社巡りも注目されています。
「神仏習合の名残をたどる巡礼」や「花の名所を巡る御朱印巡礼」など、自分でテーマを決めた一味違った楽しみ方も広がりつつあります。
アマビエの御朱印
村屋坐彌冨都比賣神社(奈良県田原本町)のアマビエの御朱印 撮影:MKトラベル
コロナウイルスに人々が不安を感じていたころ、村屋坐彌冨都比賣神社でアマビエの御朱印をいただきました。
疫病封じの妖怪「アマビエ」をモチーフにした「悪疫退散」の御朱印です。
お寺も神社も一緒になってコロナ終息を願っていました。
干支の御朱印
その年の干支をモチーフにした特別な御朱印も人気です。
多くの寺社では、新年の初詣や節分などの時期に、干支をテーマにした御朱印を授与しています。
特に、干支にゆかりのある神社仏閣では、特別なデザインの御朱印が人気を集めています。
長建寺(京都市伏見区)の御朱印 撮影:MKトラベル
干支の御朱印には、墨書で干支の名前が書かれたものや、干支の動物が描かれたもの、金箔やカラフルな装飾が施されたものなど、寺社ごとに個性豊かなデザインがあります。
卯年の御朱印
宇治神社のみかえりうさぎ御朱印 撮影:MKトラベル
宇治神社のご祭神である菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)は、うさぎに道案内されたと伝わる、うさぎゆかりの神社です。
うさぎにゆかりの神社は少ないため、卯年の2023年は大賑わいでした。
宇治神社でいただいた御朱印は、シンボルの「見返り兎」をかたどった可愛い御朱印です。
干支の御朱印は、その年が終わるといただけなくなるものも多いので、気になる寺社は早めに訪ねてみてください。
知らない土地の寺社めぐりは、移動手段の手配が悩みどころです。
MKトラベルのバスツアーは、運転手から添乗員までMKグループの社員がそろっているので、初めての方も安心して移動を任せられます。
珍しい御朱印の実例
その他の変わり種の御朱印
長谷寺の刺繍の御朱印
長谷寺(鎌倉市)の刺繍の御朱印 撮影:MKトラベル
御朱印は押印したり書いたりするものですが、鎌倉の長谷寺の御朱印はなんと「刺繍」でできています。
長谷寺のご本尊である十一面観音菩薩が描かれています。
私は御朱印帳には貼らず、写真立てに入れて御影として飾っています。
チベット文字の御朱印
圓教寺(姫路市)のチベット文字の御朱印 撮影:MKトラベル
御朱印で使われる文字はふつう漢字・かな・梵字ですが、こちらはチベット文字の御朱印です。
梵字と同じくインド系の文字なので、ぱっと見ではあまり違和感はありません。
インドでチベット仏教の修行をされた日本人僧侶の方が、縁あって圓教寺の開山堂におられた際に書いてくださいました(2025年時点では、圓教寺にはいらっしゃいません)。
お願いしたら「八」が「鳩」に
八の字が鳩になっている石清水八幡宮(京都府八幡市)の御朱印 撮影:MKトラベル
宇佐八幡宮から石清水八幡宮へ八幡神を勧請したとき、白い鳩が道案内をしたと伝えられています。
石清水八幡宮では、それ以来「鳩」は「神様の使い」とされています。
御朱印をお願いするときに、八幡の「八の字を鳩にしてください」とお願いすると、運が良ければ鳩で書いていただけます。
猫にちなんだ御朱印
猫の日限定の御朱印
白鷺神社(栃木県上三川町)の猫の日の御朱印 撮影:MKトラベル
ねこちゃんとわんちゃんの健康と幸せを願っていただいた御朱印です。
白鷺神社では、11日にはわんちゃん御朱印を、22日にはねこちゃん御朱印を授与されています。
「スーパーねこの日」ともいわれた2022年2月22日の御朱印です。
最近は白鷺神社だけでなく、いろんなお寺や神社でもペット用のお守りをいただけるところが増えています。
京都で猫と言えば革堂行願寺
「猫のいる寺」革堂行願寺(京都市中京区)の御朱印 撮影:MKトラベル
西国三十三所巡礼の第19番札所で、年間を通じて多くの巡礼者が訪れる革堂行願寺でも猫の御朱印がいただけます。
千年の歴史を持つお寺は、近年、地域猫が行き来する「猫寺」としても知られるようになりました。
「ここの文字が好き」な御朱印
檀王法林寺(京都市左京区)の御朱印 撮影:MKトラベル
檀王法林寺に祀られている加茂川龍神の御朱印と十一面観音の御朱印です。
この他にも主夜神とそのお使いの猫の御朱印など、ご縁日にのみいただける御朱印があります。
御朱印のデザインと文字の美しさにも魅了され、毎年通っているお寺です。
ちょっと変わった御朱印帳【木製・キャラクター・手作り】
特別仕様の御朱印帳
木製の御朱印帳
紀伊山地三霊場会の木製の御朱印帳 撮影:MKトラベル
御朱印帳の素材やデザインは多種多様で、最近では個性的なものが増えてきています。
中でも珍しいものとして、「紀伊山地の霊場と参詣道」の御朱印帳があります。
表紙が木製で、手に取るだけで重厚感と特別感を味わえます。
思わず一目ぼれして購入してしまいました。
ただし、木製の御朱印帳は通常のものよりも重く、書く際に少し不便なこともあります。
お寺の方が筆を運びにくそうにしていることもあり、使用する際には注意が必要です。
ドクターイエローの御朱印帳
東海道新幹線60周年記念の「ドクターイエロー御朱印帳」 撮影:MKトラベル
孫が御朱印大好きな私の真似をして、御朱印が欲しいと言い出しました。
見ているだけでワクワクするドクターイエローの御朱印帳を孫にプレゼントしました。
2歳にして御朱印デビューです。将来が楽しみです。
刺繍の御朱印帳
星田妙見宮(大阪府交野市)の刺繍の御朱印帳 撮影:MKトラベル
「弘法大師の秘法で、天上より七曜の星(北斗七星)が降り、それらの星が3箇所に分かれて地上に落ちた」という星田妙見宮のご由緒が刺繍で描かれた、美しい御朱印帳です。
手作りの御朱印帳
究極の御朱印帳は手作り
御朱印帳は、既製品を買うだけではなく、好みの柄の和紙を選んで自分で作るという選択肢もあります。
昔の人たちはみな、自分の御朱印帳は自分で作っていたのです。
手作りの御朱印帳 撮影:MKトラベル
蛇腹の台紙を作るのはなかなか難しいので、厚紙と蛇腹(中身)をセットにしたキットも販売されています。初心者でも簡単にオリジナル御朱印帳を作れます。
キットは和紙の専門店や通販で手に入ります。
自作の御朱印帳なら、紙の種類やデザインを自分好みにアレンジできるため、より思い入れのある一冊になります。
MKトラベルの巡礼ツアーには、初めての方から、すでに満願を果たした方まで参加しています。
2冊目、3冊目の納経帳を手にした先輩から、御朱印帳の選び方や使い方を聞けるのも、ツアーならではの楽しみです。
御朱印初心者によくある質問
御朱印デビューのQ&A
御朱印は信仰がなくてもいただけますか?
はい、いただけます。信仰の有無にかかわらず、お参りを済ませてからお願いすれば、どなたでも御朱印を授与していただけます。
1日に何箇所の寺社で御朱印をいただいてもいいですか?
数に決まりはありません。1箇所ずつ落ち着いてお参りできる数にとどめると、慌ただしくならず思い出にも残ります。
家族や友人の分も代わりにいただけますか?
御朱印はお参りした本人の証なので、ご自身でいただくのが基本です。代わりの方への授与に応じるかどうかは寺社によって違うため、窓口で確かめましょう。
御朱印帳に名前は書いたほうがいいですか?
書いておくと、窓口で預けたときの取り違えや置き忘れを防げます。表紙の題箋は空けておき、裏表紙の内側などに書いておくと目立ちません。
御朱印帳はどこに保管すればいいですか?
直射日光と湿気を避け、本棚の上段など丁寧に扱える場所に置きましょう。仏壇や神棚にお供えしている方もいます。
使い終わった御朱印帳はどうすればいいですか?
参拝の記録として、手元で大切に保管するのが一般的です。西国巡礼の納経帳には、棺に納めると極楽往生できるという言い伝えもあります。
ここにない疑問も、MKトラベルのツアーなら道中で先達やスタッフに気軽に尋ねられます。
少人数で企画運営している旅行会社なので、参加者のみなさんの声をすぐ次のツアーづくりに生かしています。
御朱印集めをもっと楽しむために
MKトラベルの巡礼ツアーの特徴
貴船神社(京都市左京区)の御朱印帳 撮影:MKトラベル
御朱印はツアー参加者がご自身で
京都発着の巡礼ツアーを、MKトラベルは西国三十三所巡礼を中心に数多く催行しています。
一般的な西国巡礼ツアーでは、効率を重視して添乗員がツアー参加者の御朱印帳をまとめて預かり、添乗員が御朱印をいただく場合が多いです。
しかし、MKトラベルの巡礼ツアーでは、御朱印はご自身でいただくのが原則です。
竹生島宝厳寺(滋賀県長浜市)の御朱印 撮影:MKトラベル
納経の証であり参拝の証である御朱印は、自らいただくのが本来のあり方です。
MKトラベルでは、非効率かもしれませんが、本来の巡礼のあり方を重視しています。
ご自身で納経所や授与所に御朱印帳を預け、感謝の気持ちをもって御朱印をいただいて欲しいと考えています。
大切な御朱印帳を他人である添乗員に預けることに、抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、体調や体力の都合でご自身で納経所までたどり着くのが難しい場合には、添乗員が御朱印帳をお預かりします。
山道もバスやタクシーで楽々 撮影:MKトラベル
寺社の滞在時間をたっぷり確保
御朱印を自分の手で受け取るには、納経所や授与所の列に並ぶ必要があり、どうしても時間がかかります。
西国巡礼のようなメジャーな札所の繁忙期は、行列ができることもあります。
MKトラベルの巡礼ツアーでは、御朱印をいただく寺社での滞在時間をたっぷりとったスケジュールを組んでいます。
思わぬ行列があっても、しっかり御朱印をいただくことが可能です。
那智山青岸渡寺でいただく「お滝もち」 撮影:MKトラベル
御朱印をいただいたあとは、時間の許す限りあちこちをお参りすることができます。
御朱印には関心がないという方も、境内の隅々までお参りするなど、いろんな楽しみ方ができます。
ツアー参加者のペースでお参りしていただける、余裕をもったスケジュールにしています。
ただし、寺社での滞在時間を確保する代わりに、他の観光スポットへの滞在は最低限になっています。
ツアーによっては、昼食も車内でお弁当ということもあります。
巡礼が大好きという方に特化した巡礼ツアーというのがMKトラベルの大きな特色です。
巡礼仲間と出会えるかも
御朱印集めに特化したMKトラベルの巡礼ツアーには、御朱印好きの方々がリピーターとしてたくさん参加します。
同じ御朱印集めの巡礼という趣味を持つ仲間と出会えるかもしれません。
バスツアーはもちろん、少人数のタクシーツアーでは参加者同士の距離が近いため、ツアーを通して自然と交流が生まれます。
同じツアーに参加した方と、次のツアーでまた再会するなんてこともあります。
御朱印集めを楽しみながら、新しい巡礼仲間が増えることでしょう。
公認先達同行で初心者も安心
MKトラベルのツアーに同行する公認先達(本稿共同執筆の塚越(左)と牧幸代(右))
MKトラベルの巡礼ツアーでは、西国三十三所霊場の公認先達が添乗員として同行します。
ツアー企画者であり、西国巡礼の公認先達である牧幸代と塚越が担当します。
初めて巡礼する方には、同行する先達が参拝作法や御朱印のもらい方、巡礼のマナー、御朱印帳の選び方まで何でもアドバイスいたします。
初心者でも安心して巡礼の旅を楽しんでいただけます。
西国巡礼の旅をもっと充実したものにするために、ぜひMKトラベルの巡礼ツアーに参加してみませんか?
牧幸代よりひとこと
参拝記念と思って御朱印をいただいたのが、私と御朱印との出会いです。
今では巡礼での納経の証としてたくさんのお寺や神社を巡り、御朱印をいただいてきました。
強いご縁のある寺社(何度も足を運ぶチャンスが訪れる札所)の御朱印帳は真っ赤になります。
ご縁の強さから、特定の寺社への思い入れも強くなり、不思議と参拝のチャンスが巡ってきます。
2025年2月時点では四国とのご縁に呼ばれており、四国八十八箇所お遍路の2巡目にチャレンジ中です。
並行して、四国三十六不動尊と別格二十霊場にも挑戦中ですが、まだまだかかりそうです。
私たちが企画しているのは、西国巡礼を中心とした京都発着の日帰りツアーです。
四国お遍路も京都発着のツアーを企画したいと念願しているのですが、実現できる日はいつ来るやら…といったところです。
今は、各所でいただいた御朱印とご縁を大切に巡礼しています。
いま、この記事を読んでおられるのも何かのご縁です。
みなさまもぜひMKトラベルの巡礼ツアーに呼ばれてください。
素敵なご縁を心よりお待ちしております。
牧執筆記事
塚越よりひとこと
御朱印には不思議な魅力があります。
文字や絵を見ることで癒されたり、持つことでお守りのような心強さを感じたりと、心の面に与える良い影響があります。
御朱印をいただくことは、間接的にはお寺や神社の修繕保存に微力ながらも協力することにもなります。
様々なお寺や神社を巡礼することで、今まで知らなかった文化や歴史に触れる機会になります。
自然と歩く機会にもなったりと、行動の面にも良い影響があります。
50歳を過ぎて御朱印に出会ってから、また世界が広がりました。
最初は「スタンプラリーじゃない」という言葉に、自分の御朱印巡りは間違っているのかなと悩んだこともあります。
しかし、御朱印というきっかけがあったからこそ、今こうやって巡礼ツアーの公認先達として、誰かの巡礼やお参りのお手伝いをし、その魅力を伝えることができています。
あらためて、御朱印ってすごいパワーを持っているんだなと思います。
MKトラベルの巡礼ツアーにご参加いただくことで、お参りに必要な交通手段の手配やスケジュール管理はプロに任せることができます。
ツアー参加者のみなさんは、神仏に手を合わせて心静かにその場所の空気に触れ、御朱印をいただく…。
そのことにゆっくり気持ちを向けてみられてはいかがでしょうか。
私たちがそんな魅力あふれる巡礼ツアーをご用意しています。
塚越執筆記事
MKトラベルの巡礼ツアー
MKトラベルの巡礼ツアー関連記事
巡礼情報の記事
巡礼ツアーのレポート記事
主要参考文献
津幡法胤「現代人の御朱印巡り行動と宗教意識について―今後の研究に向けて―」『現代宗教研究』第50号、日蓮宗現代宗教研究所、2016年
MKトラベルの巡礼ツアーの責任者である旅行業取扱管理者。巡礼ツアーでは公認先達兼添乗員を担当
