グローバル・ビジネス・レポート【114】新型コロナウイルスとオープンキャンパス(後編)|MK新聞連載記事

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グローバル・ビジネス・レポート【114】新型コロナウイルスとオープンキャンパス(後編)|MK新聞連載記事

MKタクシーの車載広報誌であるMK新聞では、「グローバル・ビジネス・レポート」を2012年2月1日から連載しています。
MK新聞2022年11月1日号の掲載記事です。筆者プロフィールは新聞掲載時点のものです。

長岡技術科学大学経営戦略・技術経営・ものづくり経営研究室 小山祥吾さんの執筆です。

本研究室のブース。左側から2番目が筆者 (鈴木信貴准教授撮影)

本研究室のブース。左側から2番目が筆者 (鈴木信貴准教授撮影)

新型コロナウイルスとオープンキャンパス(後編)

8月6日(土)に長岡技術科学大学にて3年ぶりの対面形式でのオープンキャンパスが実施された。前回の記事では、長岡技大のオープンキャンパスの概要や準備について書いた。今回の記事では、当日の公開研究室の活動について書いていく。

公開研究室は、研究室単位で参加し、その研究室がどのような研究をしているのか、普段はどのような活動を行っているかといった説明をする。研究室によっては、実際の研究室にて実験道具、実験設備などを見せながら来場者に説明する研究室もある。しかし、本研究室に来てもパソコン、本、論文といったものしか無い。そのため、本研究室は、他の研究室と合同で来場者入口近くの教室を借り、ブースを作った。このブースにて、作成したポスターと研究室ガイドブックで研究室の説明を行った。

オープンキャンパス当日は、新型コロナウイルス対策として、まず、研究室単位で体温測定などの確認を行い、一連の確認後、その証明として大学から付与されたリストバンドを腕に付けた。その後、教室に移動し、ブースの設営を行った。

オープンキャンパスが始まってからは、本研究室のブースに多くの来場者が来られ、その対応を行った。主な来場者は高校生、高専生、その親、高校・高専の先生である。来場者への説明では、少しでも来場者にとって理解がしやすいように心がけて説明を行った。例えば、研究の説明では、イメージが伝わりやすいように、身近な例を用いて説明するといったことを行った。

新型コロナウイルスのため、例年よりも全体の来場者は少なく、新潟県の来場者が多かった。しかし、中には、山梨県や長野県から来てくれた人もいた。最終的に我々のブースには24人の人が来てくれた。訪れた学生に話を聞いてみると、高校・高専での所属が普通科(理系)、機械、電気、物質、情報など様々な分野に渡っていた。高校・高専の所属がこれらの分野にもかかわらず、本研究室のブースに来るということは、それだけ経営学に対する関心が高いということであろう。

私自身、できるだけ研究室の特徴や魅力を来場者に伝えられるように努めたが、残念ながら、それらを最大限、伝えることはできなかったと思っている。私は今回のような経験が少なく、必ずしも思うように来場者に説明ができなかった。伝えたいことを予め整理し、用意しておくことが重要だと思った。最後に、新型コロナウイルス禍の中、オープンキャンパスの開催に尽力いただいた大学関係者の皆様と来場者の皆様に改めて感謝を申し上げる。

筆者プロフィール

新潟県出身。長岡高専卒。現在、長岡技術科学大学情報・経営システム工学課程の第4学年に在籍。

 

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