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一年の始まりに見たい!初日の出が美しい京都のおすすめスポット4選

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新年の最初に是非チャレンジしたいのが、初日の出です。
初日の出を拝むと、理屈抜きに自然とありがたい気持ちが湧いてきます。
内陸にある京都市では、初日の出を見られるのはほとんど山の山頂や中腹からです。
そんななかでも比較的手軽に行ける、京都の初日の出スポットを4ヶ所紹介します。

 

 

京都から見る初日の出

初日の出はなぜめでたい

京都の初日の出

新年を迎えた1月1日の日の出は特別に「初日の出」と呼ばれています。
初日の出を拝むのはおめでたいこととして、日本では京都に限らず古くから行われてきました。特に明治以降に盛んになったと言われています。
由来はいろいろ言われていますが、日本の国旗は日の丸であり、日本とは「ひのもと」という意味であり、日本神話の中心である天照大御神(アマテラスオオミカミ)が太陽神であるように、日本では古くからの太陽信仰が盛んでした。
新しい年を迎えた最初の日の出を拝むというのは、ややこしい理屈抜きに単純に太陽信仰のあらわれである、と考えてよいのではないでしょうか。

初日の出スポットの条件

京都の初日の出

京都の初日の出スポット

太陽は東から出て西に沈むため、初日の出は東側が開けた地形のところから眺めることができます。
京都だと、東に京都盆地が開けた京都西山や、東に山科盆地が開けた東山が初日の出スポットになります。他には東に琵琶湖が広がる比叡山も初日の出スポットです。
特に京都西山は各所に初日の出ポイントがあり、山ではなく平地からでも見ることができるところもあります。
一方東山は東に展望が開けているところは少なく、限られたところでしか見ることができません。

初日の出の方向

京都の初日の出


日の出の方向をざっくり「東」と表現しましたが、京都での初日の出は、真東ではなく東南東からになります。
地軸の傾きの関係で、日の出の方向は年間を通して一定ではありません。冬至に最も南よりになり、夏至に最も北になります。
例えば京都タワーから日の出を見るとすると、冬至には醍醐山方向、夏至には大文字山方向から日が上ります。同じ日の出であっても、季節によってかなり方向が違うことがわかるかと思います。
夏に日の出が見えたスポットだとしても、初日の出が見られるとは限りません。

初日の出の時刻

京都市の1月1日の日の出時刻は7:05前後です。
しかし、これは山などの障害物がない前提の時刻です。
日の出方向に山があるとそれだけ日の出は遅れます。

初日の出を見る場所の標高と、初日の出の方向の山の標高によって変わりますが、実際の京都での初日の出は数分~十数分ほど遅れることになります。
逆に見る場所の標高が高く、初日の出方向の山の標高が低いと、7:05よりも早くなります。

1月1日の気象

最低気温の平年値は1.8度です。
初日の出を見るには、一日で最も気温の低い夜明け前からスタンバイする必要があるため、最低気温に耐える防寒が必要です。
標高300mを越えるところでは、平均でも氷点下になるのでより一層の注意が必要です。

初日の出は、当然のことながら雲があっては見ることができません。
しかも、ピンポイントで初日の出の方向に雲がないという条件が必要です。晴れてても見られないこともあれば、どんより曇っていても見られることもあります。

近年では、2019年は快晴に恵まれ、京都各地で見事な初日の出を見ることができました。
2018年は空には雲が広がりましたが、幸運にも日の出の方向には雲がなく、場所にもよりますが初日の出を見ることができました。
2017年は日の出方向も含めて雲が多く、ちょうど雲の切れ間から初日の出が見られたスポットと、雲で隠れて見えなかったスポットで明暗がわかれました。
天気予報では雲の多い少ないはわかっても、ピンポイントで日の出方向に雲が出るかどうかはわかりようがありません。
結局のところ、初日の出が見られるかどうかは運次第です。

京都の初日の出スポット4選

京都の初日の出スポットのうち、ちょっとした山登りが必要なところや、車でアクセスできるところを含めた4ヶ所を紹介します。

① 西山御所こと「善峯寺」から見る初日の出

善峯寺から見える初日の出の方向

善峯寺の初日の出

京都南部の南山城最高峰である鷲峰山(じゅうぶせん)のすぐ右側(西側)から登ります。
鷲峰山の手前には宇治市、宇治田原町、城陽市にまたがる丘陵地帯があり、善峯寺のすぐ前には光明寺裏から西山へとつながる尾根があります。

善峯寺からの初日の出レポート

善峯寺は京都盆地の西側に位置するため、まさに絶好の初日の出スポットです。
そのため、元旦は特別に6:30に開門され、初日の出を楽しむことができます。
山や公園から見る初日の出も良いですが、やはりお寺から見る初日の出は一味違います。
以下は2013年1月1日のレポートです。

善峯寺の初日の出

駐車場 撮影:MKタクシー

初日の出の時間帯は路線バスの運行はないため、マイカーかタクシーによるアクセスになります。
京都でも山間部のため路面凍結の可能性が高く、じゅうぶんに気を付けてください。
阪急やJRなどの鉄道は終夜運行しているため、徒歩でのアクセスも可能ですが、街灯も少ない真っ暗な道を含めて7kmも歩かなければならないため、おすすめはできません。

善峯寺の駐車場は、6:00ごろに開門されます。
空が明るみ始める頃には、初日の出を見に来た多くの拝観者が集まります。

 

善峯寺の初日の出

初日の出 撮影:MKタクシー

広い善峯寺の境内ですが、中でも京都盆地の雄大な景色の楽しめる釈迦堂前が一番人気ポイントです。
多くの人が集まります。

邪魔な雲もなく、美しい初日の出が期待できそうです。
今年は京都各所で初日の出が見られそうな絶好のお天気です。

善峯寺の初日の出

初日の出 撮影:MKタクシー

待つことしばらく。
出た!初日の出!
2013年が明けました。

なお「日の出」とは、太陽がわずかでも地平線から見えた瞬間のことをいいます。
まさに初日の出の瞬間です。
京都南部の南山城で最も高い鷲峯山のすぐ右側から上ってきました。

善峯寺の初日の出

釈迦堂前 撮影:MKタクシー

太陽が京都盆地を刻々と照らし出すのをゆっくりと眺めます。
標高が高い善峯寺では、京都盆地より一足早く初日の出を楽しめます。

遠景に見える山々は、やや左の高い山が比叡山、右奥の山々が醍醐山地です。
手前に見える緑のラインは長岡丘陵です。
快晴のため、遠くまでくっきり見えます。

善峯寺の初日の出

釈迦堂前 撮影:MKタクシー

標高が高いだけあって、京都といえどもこの季節の早朝は氷点下が当たり前。
手水舎では水滴が分厚く凍り付いています。
この日は風がなかったのでましでしたが、風が吹くとかなりの寒さになります。
京都市内で最低気温が-0.9度でしたので、善峯寺では少なくとも-3度は下回っていたはずです。
防寒対策には細心の注意を。
特に写真を撮る方は指先がやばいです。

善峯寺の初日の出

白山あじさい苑 撮影:MKタクシー

朝日を浴びて山肌や伽藍が輝きだします。
初日の出もですが、この夜明けの景色も普段の善峯寺では見られない貴重な光景です。
じっくりと味わってから下山しました。
今年は良い年でありますように。

善峯寺の初日の出

善峯寺の初日の出 撮影:MKタクシー

こちらは2018年1月1日の初日の出です。

② 天下分け目の「天王山」から見る初日の出

天王山から見える初日の出の方向

天王山の初日の出

京都と大阪の間にそびえる天王山中腹にある旗立松展望台からは、東南東にある南山城最高峰の鷲峰山(じゅうぶせん)方向より日が上ります。
正確には、鷲峰山の西に連なる井手町の高尾山のわずかに東の、ちょうど城陽市、宇治田原町、井手町の境界あたりになります。

天王山からの初日の出レポート

車で見に行ける初日の出スポットは少し物足りないけど、登山装備が必要な山登りはちょっと怖い、という方にお勧めなのが天王山の旗立松展望台からの初日の出です。
20分ほどとはいえ登山道を登ってたどりつくという満足感があり、ほとんど危険箇所もありません。
以下は2017年1月1日のレポートです。

天王山の初日の出

JR山崎駅 6:24 標高17m 撮影:MKタクシー

初日の出時刻は7:05。
30分前のJR山崎駅はまだ真っ暗です。
山崎駅は京都府と大阪府にまたがっていることでも知られます。
今回のルートは終始京都府側を歩きます。

JR山崎駅から踏切を渡ると、すぐに天王山への登りが始まります。
宝積寺や大山崎山荘へ向けての急坂の車道です。

天王山の初日の出

宝積寺仁王門 6:32 標高70m 撮影:MKタクシー

急坂を上りきると、宝積寺への入口にある仁王門に到着。
少しづつ明るくはなってきました。境内にも街灯がついているので安心して歩けます。
明るくなると初詣客でにぎわうであろう参道も夜のまだ眠りについています。

天王山の初日の出

宝積寺本堂 6:35 標高100m 撮影:MKタクシー

本堂右奥からいよいよ天王山への登山道へと入ります。
登山道へ入ると街灯も絶えるのでライトがあった方が無難です。特に慣れていない人は、手持ちの懐中電灯でも良いので、必ず用意しておきましょう。

天王山の初日の出

青木葉谷展望広場 6:44 標高150m 撮影:MKタクシー

登り始めて10分足らずで展望広場へと到着。初日の出20分前ですが一気に明るくなりました。
見えているのは淀川下流方面。朝靄の中に浮かぶ左側の高層ビルはくずはタワーシティ。その奥の山が生駒山。
南西方向が開けたこの角度からは初日の出は見えないので誰もいません。

天王山の初日の出

旗立松展望台 6:49 標高190m 撮影:MKタクシー

目的の旗立松展望台へと到着。もう普通に明るくなっています。
大きな鳥居は中腹にある酒解神社のものです。30人ほどの先客がいます。良い場所を取りたいならもう少し早めに登る必要があります。

天王山の初日の出

旗立松展望台 7:01 撮影:MKタクシー

初日の出が見える東南東が徐々に赤くなってきました。
今日は比較的雲が広がっており、しかも東の方向にも雲が垂れ込めています。
しかし、幸運にもここからはちょうど雲が切れています。

左下には京都盆地を流れる宇治川、中央下に木津川が薄く輝いています。
到着がギリギリだったため、やや前方に邪魔な木があります。

天王山の初日の出

旗立松展望台 7:05 撮影:MKタクシー

見えました。太陽です。
2017年の初日の出です。
おそらく京都でも初日の出は見られなかったというスポットも多いでしょうが、ここ天王山は当りです”

井出町の高雄山(443m)や井手町と宇治田原町の境界の艮山(444m)などの山塊の中から上ってきました。
左に連なる高い山が南山城最高峰の鷲峰山(682m)です。
鷲峰山の山頂付近には金胎寺(こんたいじ)という古くからの修験道の寺院があり、今も行場めぐりをすることができます。

天王山の初日の出

旗立松展望台 7:07 撮影:MKタクシー

やや雲がかかり気味ですが、みるみる太陽が大きくなります
たった2分で太陽が全て出ました。

天王山の初日の出

旗立松展望台 7:11 撮影:MKタクシー

いつの間にか、50人ほどの人が集まっています。
大阪からも京都からもアクセス良好で気軽に行ける初日の出スポットとして知る人ぞ知る存在です。
ところどころから万歳三唱も聞こえてきました。
太陽が全部出ると、みなさん続々と下山し始めます。

天王山の初日の出

旗立松展望台 7:18 撮影:MKタクシー

東の方へ目を向けると、眼下に山崎の戦の古戦場が広がります。
天正10年(1582年)6月13日、本能寺の変で織田信長を倒した明智光秀と、主君の仇を討つべく中国大返しに成功した羽柴秀吉が激突した天下分け目の戦場です。
ちょうど名神高速と京都縦貫道が交わる大山崎ジャンクションのあたりが最大の激戦地でした。

展望台の 「旗立松」という名も、山崎の戦いの途中に秀吉がここに生えていた松の上で旗印を掲げて味方を鼓舞したことに由来します。
もちろん激戦の途中に総大将がここまで登ってくる余裕などあったとは思えないので、伝説でしょうが、ここに部隊が配置されていたのは確かでしょう。
そういう伝説ができるくらい、戦場を見事に俯瞰できます。

山とはいえ、駅との比高は150m程度なので、寒さは大したことはありません。
京都市内での最低気温も3.5度と例年より高めです。
煙がほぼまっすぐ登っていることからわかるとおり、風も弱く、日の光を浴びるとぽかぽかするくらいです。

天王山の初日の出

登山道 7:26 撮影

登りのときは薄暗くてよくわかりませんでしたが、登山道の脇には整備された竹林が広がります。
このとおり整備された登山道が多く、危険個所はほとんどありません。
運動靴でも十分です。
とはいえ山登りではあるので、未経験者が一人で入山するのは危険です。
できるだけ経験者と一緒に、複数人で行動するようにしましょう。

天王山の初日の出

JR山崎駅 7:40 撮影:MKタクシー

出発から1:20ほどで山崎駅へと帰ってきました。
2018年最初の小旅行でした。 
今年は良い年でありますように。

③ 嵐山の奥「小倉山」から見る初日の出

小倉山から見える初日の出の方向

小倉山の初日の出

小倉山からの初日の出は、ちょうど醍醐寺の上醍醐の伽藍が広がる醍醐山のやや南側から上ります。
その手前には伏見稲荷大社の最高所である一ノ峰のある稲荷山があります。

小倉山からの初日の出レポート

嵐山・小倉山の標高約200m付近からは、美しい初日の出を見ることができます。
小倉山からだと、醍醐山・稲荷山の向こう側から日が上ってきます。
一部、本格的な登山道も通るので、ライトの用意や最低限の登山装備もお忘れなく。

以下は2018年1月1日のレポートです。

小倉山の初日の出

色別標高図(地理院地図Globeより作成)

北西から南東へかけて明瞭にわかる越畑断層により、小倉山の東側は斜面になっています。
そのため、小倉山か東の京都盆地方面へ向けては良好な眺望が得られます

小倉山の初日の出

阪急嵐山駅 6:14 撮影:MKタクシー

大晦日終夜運転中の阪急電車で嵐山駅に到着。
嵐山エリアには初詣スポットはあまりないため、閑散としています。
まだ夜中同然の闇の中です。

小倉山の初日の出

渡月橋 6:26 撮影:MKタクシー

まだ暗い渡月橋には多くの人が集まっています。渡月橋も平地ながら京都でも有名な初日の出スポットです。
ちょうど川が東南東へと流れているため、初日の出方向への眺望がよいためです。

東の方を見ると、空もかなり明るみかけています。
橋の奥に見える山は初日の出が上ってくる醍醐山地です。

小倉山の初日の出

保津峡展望台 6:37 撮影:MKタクシー

大堰川側から亀山公園を登り、保津峡展望台へ。
川沿いの明るい施設はほしのやさんです。
左の山腹にぽつんとある灯りは大悲閣千光寺です。

小倉山の初日の出

登山道 6:43 撮影:MKタクシー

やがて道は本格的な登山道へと変わります。
尾根上を北西へと登っていきます。

天王山旗立松展望台への道は遊歩道に近い登山道でしたが、こちらはちゃんとした登山道です。
できるだけ登山靴で来ましょう。
この時間帯だったらライトが無くても登れますが、もう少し早く来るにはライトがないと危険です。
右手にはちらほら京都タワーなど京都市街の夜景が見えます。

小倉山の初日の出

小倉山 6:44 撮影:MKタクシー

京都市街が一望できる地点に到着。
山頂は296mですが、山頂部が平べったい山容のため、山頂よりはその手前の方が良い眺望を期待できます。概ね標高220mくらいです。

左の高い山が比叡山で、中央が大文字山、手前が双ヶ岡です
ほぼ真東を向いているので、春分の日・秋分の日だったら大文字付近からの日の出ですが、元旦はもっと南側からになります。
真下に見えているのは二尊院です。

小倉山の初日の出

小倉山 6:52 撮影:MKタクシー

展望ポイントには、既に先客がたくさんいます。
意外と前の木々が邪魔になるため、特等席は限られており、狭い場所に密集しています。
京都市内の最低気温も2.6度とやや暖かめで、小倉山でも氷点下にはなっていません。

小倉山の初日の出

小倉山 7:05 撮影:MKタクシー

特等席は満席なので、ちょっと枝が邪魔ですが、初日の出が見える場所にスタンバイ。京都盆地を隔てて左が醍醐山地、右が鷲峰山などの山々、手前の丸っこい山が稲荷山です。
空はほぼ一面がどんよりとした雲で覆われていますが、ちょうど東の空だけが雲が切れています。何という幸運でしょうか。

1月1日の京都での日の出時刻である7:05になりました。
しかし、この時刻は山がない前提での時刻のため、500m級の醍醐山地からの日の出は7:05より遅れます 。

空が明るいオレンジに染まってきました。上空は雲が広がっていますが、初日の出スポットは雲がなく、上々のコンディションです。

小倉山の初日の出

小倉山 7:08 撮影:MKタクシー

ついに出ました。2018年の初日の出です!
上醍醐の裏から上ってきました。
ちょうど山と山の間から上ってきましたが、醍醐山は左側の低い方です。
山頂の右側(南側)一帯に上醍醐の伽藍が広がります。
右側は標高476mの三角点がある本宮の峰です。みるみる太陽が大きくなっていきます。

小倉山の初日の出

小倉山 7:13 撮影:MKタクシー

ついに太陽が全容を見せました。
桂川が朝日を浴びてオレンジ色に輝いています。
初日の出を見終えて帰り支度をはじめる人、まだまだカメラを構え続ける人。

小倉山の初日の出

小倉山 7:39 撮影:MKタクシー

初日の出を満喫し、下山を開始。
小倉山のメインの展望ポイントは標高200m付近ですが、途中にも京都盆地方面への展望が開けるポイントがあり、そこも初日の出スポットになります。

今年は良い年でありますように。

④ 車でも行ける「東山山頂公園」の初日の出

東山山頂公園から見える初日の出の方向

東山山頂公園の初日の出

東山山頂公園から見える初日の出は、醍醐山地でも最も高い千頭岳から音羽山にかけての鉄塔がならぶ稜線から出てきます。
千頭山の方がやや高いのですが、遠近法の加減で高くみえる音羽山のやや右側(南側)から上ります。 

以下は2019年1月1日のレポートです。

東山山頂公園からの初日の出レポート

東山山頂公園の初日の出

八坂神社 5:54 撮影:MKタクシー

京都の大晦日の恒例行事であるおけら参りで大混雑していた八坂神社ですが、夜明け前の時間帯はそれほど人もいません。

東山山頂公園の初日の出

円山公園 6:01 撮影:MKタクシー

東山山頂公園への行き方はいろいろあり、ほとんどの人は東山ドライブウェイから自動車でアクセスしますが、今回は円山公園側から歩いて登ります。 

東山山頂公園の初日の出

聖天堂 6:18 撮影:MKタクシー

円山公園の最も奥にある聖天堂から登山道へと入ります。
昼間でも聖天堂まで訪れる人はまれですが、この時間帯は誰もいません。
ここから30分あまりで将軍塚付近へと出ます。
途中登山道が錯綜している部分もありますが、将軍塚は円山公園の直上にあるので、とりあえず上へ上へと登っていけばOKです。

道は整備されていますが、他の初日の出スポットと異なり、途中誰とも出会いませんでした。
途中何があるかわからないので、山道に慣れた人以外は避けてください。

東山山頂公園の初日の出

東山山頂公園 7:05 撮影:MKタクシー

東山山頂公園で初日の出を待ちます。
いちおう7:05に日の出のはずですが、500m級の醍醐山地に対して東山山頂公園は220mなので、日の出はかなり遅れます。
空は雲ひとつない快晴です。
これだけコンディションのよい初日の出はそうはありません。
期待が高まります。

なお東山山頂公園とは聞きなれないかもしれませんが、将軍塚の駐車場のすぐ東に隣接する広場のことです。
西側の京都盆地の展望は有名ですが、東の山科側にも展望が開けています。

東山山頂公園の初日の出

山科盆地 7:10 撮影:MKタクシー

徐々に明るくなってきました。
眼下には山科盆地が広がります。
手前の土手はJR琵琶湖線です、中央には山科団地の建物群が目立ちます。

東山山頂公園の初日の出

東山山頂公園 7:17 撮影:MKタクシー

鉄塔の向こう側がかなり明るみはじめてきました。
稜線沿いにある鉄塔は、関西電力の京北開閉所と宇治田原町にある南京都変電所を結ぶ山城北線です。
若狭湾沿いの原子力発電所の電気を近畿の南部へと運んでいます。

東山山頂公園の初日の出

東山山頂公園 7:19 撮影:MKタクシー

さらに待つこと2分。
太陽が見えました!2019年の初日の出です!

日の出時刻から14分を経過し、ようやく日の出を迎えました。

東山山頂公園の初日の出

東山山頂公園 7:22 撮影:MKタクシー

太陽はみるみる大きくなり、宝石のように光輝きます。

日の出の左側の山が音羽山(593m)です。
ほぼ同じ高さの右奥の山が醍醐山系最高峰の千頭岳(600m)です。
ちょうど京都府と滋賀県を分かつ稜線上にあります。

東山山頂公園の初日の出

東山山頂公園 7:23 撮影:MKタクシー

東山山頂公園には、たくさんの人が集まっています。
最短経路の登山道で誰にも出会わなかったように、ほとんどが自動車で来た人です。
それ以外に、自転車で上ってきたという強者も結構います。
東山山頂公園の駐車場は一杯で、ドライブウェイまではみだして駐車しています。

東山山頂公園の初日の出

比叡山遠望 7:24 撮影:MKタクシー

ふと北を見ると、比叡山(848m)が見えます。
頂上付近は白く染まっており、とても寒そうです。
京都市内の最低気温は0.6度とやや低めです。それでも東山山頂公園では氷点下になるかならないかという程度ですが、比叡山は-5度くらいの酷寒でしょう。

比叡山も東には広大な琵琶湖が広がり、有名な初日の出スポットです。
坂本ケーブルは運行していませんが、叡山ケーブル・ロープウェイは初日の出にあわせて6:05から運行します。
夜間通行止めの比叡山ドライブウェイも大晦日には終夜営業しています。
ただし初日の出が見られるスポットは京都ではなく大津市内なので、厳密には京都の初日の出スポットではありません。
京都から比叡山への登山道に積雪が残っている可能性が高く、歩いて登るのは道をよく知っており、夜間登山の経験豊かなベテランのみに許されます。

東山山頂公園の初日の出

将軍塚 7:30 撮影:MKタクシー

西側が見える将軍塚の展望台へと移動。
京都盆地がみるみる初日の出で染まっていきます。
右奥の嵐山付近では、保津峡からあふれた霧が京都盆地へと流れ出しています。亀岡盆地は霧なのかもしれません。

東山山頂公園の初日の出

登山道 7:54 撮影:MKタクシー

そのまま円山公園へ下山しても良いのですが、せっかくなので清水寺へと下山を始めます。
登山道にはまだ9月の台風21号の傷跡が残ります。

東山山頂公園の初日の出

清水寺 8:02 撮影:MKタクシー

清水寺の南門から入り、谷を隔てた本堂を拝んで初日の出の旅を終えました。

今年は良い年でありますように。

おわりに

一年のはじめに拝みたい初日の出。
今回は京都の

  • 自動車で行けるお寺
  • 遊歩道に近い登山道を上る山
  • 普通の登山道を上る山
  • 自動車で行ける公園

とバラエティに富んだ4ヶ所を紹介しました。
自分の足で上るのも良いですが、何だかんだ言って自動車で行けるところの方が楽です。
そんなときに便利なのは、やはりタクシーです。
山間部では路面が凍結している可能性もあり、運転には自信がないという方もタクシーなら安心です。

ぜひ初日の出から2020年をはじめてみましょう!

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