京都から「諏訪大社」と「善光寺」を巡るMKトラベルの宿坊ツアー参加者インタビュー
目次
MKトラベルでは、長野県のパワースポットである諏訪大社と善光寺を巡る宿坊ツアーを2024年9月30日(月)~10月1日(火)に催行しました。
諏訪大社の四社をガイド付きで巡り、善光寺の宿坊に宿泊。翌早朝は善光寺のお朝事に参加するツアーです。
ツアーに参加されたTさんに、ツアーに参加したきっかけやツアーの様子、MKトラベルのツアーのおすすめポイントについて伺いました。
同行程のツアーは2025年4月14日~15日にも催行予定です。
ちょっとマニアックな長野旅行への参加を即決
同じ趣味の友人と念願の長野旅行
暦は秋のはずなのに、まだまだ夏から抜け出せない9月末に「西国巡礼【特別編】善光寺で宿坊宿泊・諏訪大社めぐり」に友人と一緒に参加しました。
神社仏閣や神話、不思議なことが大好きな友人とともに、以前から長野に行きたいねと話をしていました。
実は、私はずいぶん昔に諏訪大社も善光寺も行ったことはあるのですが、そのころは全く知識も興味も薄くうっすらとした記憶しか残っていません。今回のMKさんのツアーを知ったときには、その場で手を挙げてツアーへの参加を決めました。
久しぶりのラクチン旅行に膨らむ期待
荷物さえ持っていれば、行きたいところに連れて行ってもらえる、なんてラクチンでありがたいことでしょう。
旅行は本当に久しぶりです。しかも「ザ・観光」ではなく、ほんの少しマニアックな感じがするツアーなのがさらに良いところ。
期待は膨らむ一方でした。
一日目の諏訪大社巡り
熱のこもったガイドさんの説明に気持ちが高揚
京都をジャンボタクシーで出発し、まずは諏訪大社へ。
諏訪大社では専門のガイドさんが諏訪大社四社をそれぞれ説明をしてくださいました。
ガイドさんご自身の「好き」が溢れんばかりの熱のこもった説明に、今まで知識としてしか知らなかったことが、その時代に居るかのうように目に浮かびます。目の前の光景を見ながら、想像に気持ちが高揚していきます。
諏訪大社の御柱祭りは、テレビ映像などで知ったつもりでしたが、その詳細なところは初めて知ることばかりでした。
代々受け継いできた儀式というかしきたりというか、そういうことを改めて知り、衝撃を受けました。そもそも、諏訪大社が四社から成るということすら知りませんでしたから・・・。
これまでは、「この土地の人々が生活しながら伝統として守り受け継いできた」と思っていたことが、ガイドさんの説明を聞き、四社すべて巡り実際に見て触れてみると、「この土地の人々は、諏訪大社を守り受け継ぐことが生活」だったのだと感じました。
宿坊初挑戦にドキドキ
さて、諏訪大社をすべて巡り、そのまま宿泊する善光寺の宿坊へジャンボタクシーで移動です。
「宿坊」ときくと、修行するイメージです。規律が厳しんじゃないか・・・と、怖いもの見たさのドキドキ感です。
宿坊は「お寺」なんですね。それぞれにご住職がおられる。そんな当たり前のことすら知らなかった自分がちょっと恥ずかしい。
お食事はもちろん「精進料理」です。
食材の美味しさを引き出し、工夫して調理してあることに感心しながらいただくことができます。精進料理は初めてではありませんでしたので、場所によっての違いが楽しめることがわかりました。
今回お世話になった善光寺の薬王院も、全国、全世界からの訪問があるからか、いろいろ工夫しておられるのがわかりました。
食事を楽しんだ後は、明日の善光寺のために早めに休みます。
二日目の善光寺まいり
お朝事の感動体験
早朝5時に宿坊の薬王院入り口に集合です。日中はまだまだ暑いですが、この時間はさすが長野、少し寒いくらいです。
宿坊の方の案内で、善光寺のお朝事(おあさじ)に出かけます。
普通に歩いて五分程度で着くところを、善光寺の由来等の説明を受けながら、ゆっくり進みます。ひんやり冷たい空気が、徐々に明るくなるにつれ柔らかいものに変わってくるのが感じられて、気持ちも穏やかになってきます。
そしていよいよ、参道に跪き「お数珠頂戴」を初体験。そのまま善光寺の本堂でのお朝事に参加させていただきます。
お朝事は善光寺の全ての僧侶の方によって毎日欠かさず行われる法要です。しかも、天台宗と浄土宗が順番に行うのです。無宗派のお寺である善光寺だからこその法要だと思います。
「仏教」とひとくくりでいいますが、天台宗と浄土宗では全く違うお作法で進められます。
それぞれの宗派のお坊様が一斉に一定の拍子に合わせ声を揃えて読経される姿、独特な音程のある声明、またその声が素晴らしい。
神仏に祈る言葉と声と音と所作とすべてが合わさり、その場の空間いっぱいに広がり本堂が中から膨張しているかのような感覚になりました。またちょうどそれに合わせるように朝日が本堂に差し込むのです。
闇の中で仏様に出会う「お戒壇めぐり」
次に「お戒壇めぐり」をさせていただきます。
“瑠璃檀の下の真っ暗な回廊をめぐり、ご本尊の下にかかる極楽の錠前に触れて、ご本尊と結縁を果たす”のです。
これが本当に真っ暗で全く見えない。空間に厚みを感じて、上下左右がわからなくなるような初めての感覚でした。
そして「錠前」に触れることができてホッとする。全くの闇の中(生きること)で仏様に出会える喜びを象徴しているのかもしれません。
最後にもう一度お数珠頂戴して、お朝事体験終了です。
外はすっかり明けています。
本当に素晴らしい経験をさせてもらいました。
MKトラベルの巡礼ツアーのおすすめポイント
西国巡礼をしていなくても大満足
今回参加させていただいたMKトラベルの「西国巡礼」シリーズの特別編ツアーではありますが、私自身は巡礼もしていませんし、御朱印も集めていません。
ただ諏訪大社や善光寺に行ってみたいという気持ちだけでの参加でしたが、それでも大丈夫です。
あくまでも私自身の感想を書かせていただきましたが、細かい部分は参加される方のそれぞれの背景があって、ご自身で体験されるのが一番だと思います。
ドライバーや添乗員の心遣いが最高
道中お一人でジャンボタクシーの運転を担ってくださったドライバーの右近さんに感謝。ツアーを滞りなく進めるためアシストしてくださった牧さんに感謝。
臨機応変に対応いただき、美味しいお蕎麦や買い物も楽しめました。本当に快適で楽しく、感動の連続の旅を満喫できました。
長野にもう一度行きたいです。他にも気になるツアーまだまだあるので、さて、どうしましょうか・・・。
善光寺・諏訪大社ツアーについて
MKトラベルの牧よりTさんへ
この度は善光寺ツアーにご参加ありがとうございます。
西国巡礼のお礼参りとして「善光寺」をメインにしておりましたので、御朱印帳をもってお詣りされていないお客様とのご縁は新鮮でした。
また新しい旅の楽しみ方を教えていただいたように思います。
MKトラベルの西国巡礼ツアーは、ツアーによってはバスではなくジャンボタクシーを使用します。
諏訪大社と善光寺のツアーも10名以下の少人数でジャンボタクシーでの実施でした。
お客様との距離が近く、友人同士のグループ旅行のような雰囲気で運営側もとても楽しかったです。
今回のツアーで訪れた善光寺や諏訪大社はパワースポットでもあり、そのパワーがTさんはじめご参加の皆様に集まっているように感じました。
道中、道の駅立ち寄りのご提案や急な行程調整へのご協力など本当にありがとうございました。
ぜひ今後のプランにもご参加ください。心よりお待ちしております。
2025年4月14日(月)~15日(火)に善光寺・諏訪大社ツアーを催行
MKトラベルでは、2025年春にも本記事と同行程での善光寺と諏訪大社を巡るツアーを催行します。
MKトラベルの善光寺ツアーは、ジャンボタクシーを使用した少人数ツアーで実施します。
善光寺滞在時間もたっぷり設定しており、他社のバスツアーよりおすすめです。