三室戸寺で“幸せを呼ぶハートあじさい”を探そう｜京都の人気あじさい寺

2025.06.12 観光

ハート型のあじさい発祥の地の三室戸寺
ハート型のあじさいを探せ！
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京都で「あじさい寺」として有名な観光スポットといえば、宇治市にある三室戸寺（みむろとじ）です。梅雨時期になると、境内に広がる2万株ものあじさいが一斉に咲き誇り、多くの参拝者や観光客がその美しさを楽しみに訪れます。
そして、三室戸寺が発祥の地とも言われるのが「ハート型のあじさい」です。幸せを呼ぶハート型のあじさい探しは大人気です。
2万株ある三室戸寺のあじさいのなかから、ハート型のあじさいを探してみましょう。

京都のあじさい寺・三室戸寺の楽しみ方｜昼と夜間ライトアップの2つの絶景を満喫

ハート型のあじさい発祥の地の三室戸寺

三室戸寺が「あじさいのハート型ブーム」の発祥地とされていることをご存知でしょうか。
今では全国のあじさいスポットで「恋が叶う」と、あじさい探しが定番となっています。その始まりは2010年に三室戸寺のあじさい園で営業していた岩井製菓の茶店「花の茶屋」がきっかけでした。
岩井製菓の社長がハート型のあじさいを発見し、「幸せをよぶハート形のあじさい」として紹介したところから人気に火がつきました。
今やハートのあじさい探しは定番の楽しみ方となっています。

三室戸寺・ハート型のあじさい　2018年6月10日　撮影：MKタクシー

花の茶屋はあじさいやつつじなどの開花シーズンのみ期間限定で開店する茶屋でした。
三室知事の花の茶屋は2023年のあじさいシーズンを最後に閉店しましたが、その文化はしっかりと残っています。
今も毎年多くの人が「ハート型のあじさい」を求めて園内を歩き回っています。

三室戸寺・ハート型のあじさい　2018年6月13日　撮影：MKタクシー

岩井製菓といえば、あじさいシーズンに販売されている紫陽花金平糖（あじさいこんぺいとう）がおすすめです。
カラフルな小粒の金平糖があじさいをイメージした色合いで詰められており、見た目も可愛らしく、三室戸寺のあじさいの思い出としてもぴったりな一品です。
あじさいシーズンには三室戸寺でも販売されるので、お土産にも大人気の商品です。

幸せの「ハートのあじさい」の探し方！見つけて恋を叶えよう

岩井製菓の紫陽花金平糖　2021年6月3日　撮影：MKタクシー

岩井製菓について

岩井製菓は1964年創業と、老舗が多い京菓子界にあっては新参の企業です。ハートのあじさいを発信した岩井正和社長が2代目です。
当初は卸売り中心でしたが、2代目になってからはいち早くインターネットを通じた小売販売にも力を入れて業績を伸ばしてきました。
あらたに「とになる」や「憩和井（いわい）」ブランドも展開しています。

とにまる茶づな本店
とにまるぶんぱく店
とにまる茶わん坂店
京の飴工房　憩和井(iwai) 平等院店
京の飴工房　憩和井(iwai) 八坂店
京の飴工房　憩和井(iwai) JR宇治駅前店

三室戸寺・ハート型のあじさい　2015年6月14日　撮影：MKタクシー

ハート型のあじさいを探せ！

三室戸寺には、20,000株もあります。あじさいが見頃の時期には時間さえかけて探せば必ずどこかに見つかるはずです。ただし、ハート型のあじさいは、満開を迎えたあとの花が垂れ下がってできるので、見頃ピーク前は全く見つからない可能性もあります。
三室戸寺はハート型のあじさいの聖地（？）だけあって、スマホやカメラを片手に熱心に探している人の姿も多いです。

三室戸寺・ハート型のあじさい　見頃　2021年6月8日　撮影：MKタクシー

ハート型のあじさいの周りには人だかりができていることもありますが、せっかくなので、自分だけのハート型のあじさいを探してみましょう。
多彩な色があるあじさいですが、やはり人気は赤いハートのあじさいです。
しかし、三室戸寺では赤いあじさいは数が少なく、かなりハードルが高めです。
赤いハートのあじさいが見つかれば、かなりの幸運が期待できますよ！