あじさいの穴場!さすてな京都(南部クリーンセンター)のアジサイの小径

観光
あじさいの穴場!さすてな京都(南部クリーンセンター)のアジサイの小径

2020年に誕生した、まだ穴場のあじさい名所をご存知でしょうか?
いまだ知られざる穴場スポットですが、18,000株もあるというすごい規模のあじさいスポットです。
場所は、伏見区横大路にあるさすてな京都(南部クリーンセンター)内の「アジサイの小径(こみち)」です。
観光スポットとはちょっと様子が異なりますが、さすてな京都はあじさい好きなら必ず行くべき名所です。
2023年6月7日の京都新聞でもさすてな京都が「アジサイの新名所として注目を集めている」と紹介されました。

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さすてな京都の「アジサイの小径」

さすてな京都(南部クリーンセンター)について

1936年に横大路塵芥焼却場が開設

さすてな京都 ごみ処理の歴史 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「ごみ処理の変遷」 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の地は、すぐ東側には巨椋池の一部であった横大路沼があり、田んぼが広がる湿地地帯でした。
1936年に京都市初の大規模なごみ処理である横大路塵芥焼却場が完成しました。周囲に人家が比較的少ないため、横大路が塵芥焼却場の適地として選定されました。
焼却残灰や不燃ごみは、すぐ東側の横大路埋立地で処分されていました。
横大路塵芥焼却場のある紀伊郡横大路村は、1931年に京都市に編入されて京都市伏見区となったばかりでした。

1946年の航空写真 出典:国土地理院

1946年の航空写真。中央やや左下の煙を出している施設が横大路塵芥焼却場 出典:国土地理院

1946年時点でも周囲は田畑ばかりでほとんど人家がなく、かつ京阪国道(現:旧京阪国道)から近い立地であることがわかります。
横大路塵芥焼却場からは盛大に煙が排出されています。
以来、京都市で発生する大量のごみ処理を担ってきました。

1938年刊行「京都市政概要」出典:国立国会図書館デジタルコレクション

1938年刊行「京都市政概要」出典:国立国会図書館デジタルコレクション

1998年に南部クリーンセンターに

1962年に南清掃工場、1998年に南部クリーンセンターと改称し、設備を増強してきました。
第二工場の老朽化にともない、2015年から建て替え工事が行われてきました。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

京都市南部クリーンセンターには、2019年10月に最新の施設である第二工場が開業しました。
なお、2021年4月1日に第一工場が稼働終了し、南部クリーンセンター第二工場は、「南部クリーンセンター」に改称されました。以下、本記事では必要に応じて旧称の第二工場を使用する場合もあります。

南部クリーンセンター(第二工場)の開業にあわせて、工場の周囲には18,000株ものあじさいが植えられた「アジサイの小径」と環境学習施設である「さすてな京都」がオープンしました。

敷地案内図 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の敷地案内図 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

 

隣接地には京都消防ヘリポートや横大路運動公園

京都市南部クリーンセンター内には、南部クリーンセンター第一工場と第二工場があり、さすてな京都は第二工場の建物内にあります。
さすてな京都付近をのぞいて一般は立ち入り禁止ですが、同じ敷地内の東隣には、京都市伏見美化事務所や京都市消防局の京都消防ヘリポート、障害者就労継続支援事業所の京都市横大路学園があります。これらの敷地の多くは、かつて焼却残灰や不燃ごみを埋めた横大路埋立地でした。

さすてな京都の南側には運動場や野球場などを備えた京都市横大路運動公園があります。横大路運動公園は、1982年に開設されました。体育館や洋弓場、野球場などの施設が揃っています。京都市南部クリーンセンターの焼却炉の余熱は横大路体育館でも活用されています。
京都サンガのサッカー専用スタジアムを横大路運動公園内に作る計画もありました。京都では2022年ワールドカップに向けて、城陽市内に4万人収容のサッカースタジアムを建設する計画がありましたが、開催地から漏れたために頓挫しました。
2003年に京都サンガの専用スタジアムとして、京都市が横大路運動公園内にサッカースタジアムを建設する計画が持ち上がり、基本合意まで至りましたが、京都市の財政難もあり計画は中止となりました。
2010年には京都府の主導でサイド京都サンガの専用スタジアム計画が再度始まりました。横大路運動公園は、亀岡、城陽市長池とな並んで最終候補になりましたが、結局交通アクセスの問題などが解決せず2012年に亀岡が選ばれました。京都サンガスタジアムがオープンしたのは2020年のことです。
もし横大路運動公園に25,000人収容のサッカースタジアムができていたら、京阪の横大路新駅構想もあり、さすてな京都周辺の様子も一変していたでしょう。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都のすぐ西側には室町時代に富ノ森城がありました。室町幕府の奉公衆である横大路被官衆の城だったと推定されています。
区画整理事業に伴い、2020年に発掘調査が行われました。
土塁や居館跡などは検出されませんでしたが、掘立柱建物や井戸、墓などの集落跡が発掘されました。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

 

誰でも無料で立ち入りOK

土日祝も見学可能な施設

クリーンセンター(ごみ処理場)というと、一般の人はあまり縁がない施設だと思うかもしれません。
しかし、アジサイの小径やさすてな京都などのエリアは、誰でも気軽に無料で入ることができます。
さすてな京都には無料の駐車場や駐輪場も完備されており、日曜日には中書島駅から無料送迎バスも運行されています。
ただし無料送迎バスの運行は毎週ではないので、さすてな京都のホームページを確認してください。
加えて、2024年6月1日、2日の「1万本のアジサイ大満喫DAY」 には、竹田駅からの臨時バスも運行されます。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

 

京都市には、さすてな京都(南部クリーンセンター)の他に、市原の東北部クリーンセンター、梅ヶ畑の北部クリーンセンターがあります。
東北部クリーンセンターと北部クリーンセンターは平日の火~金のみ見学可能です。北部クリーンセンターは事前に電話予約が必要です。
土日祝でも見学が可能なのは、さすてな京都のある京都市南部クリーンセンターのみです。

クリーンセンター以外には、埋立処分地のエコランド音羽の杜も見学可能です。
ただし、月~金限定で個人の受け入れはしておらず、2週間前までに予約が必要となかなかハードルが高めです。

 

さまざまなイベントプログラム開催

さすてな京都☆アジサイフェアのいろんなイベント

学習施設でもあるさすてな京都では、環境や植物について学ぶ様々なイベントプログラムが開催されます。
特に2024年のあじさいシーズンは「さすてな京都☆アジサイフェア2024」として、あじさい関連のイベントも開催されます。
さすてな京都では一般向けのイベントも行われますが、あじさい関連は全て子ども向け、家族向けです。
2024年の場合は、次のようなイベントプログラムがさすてな京都で行われます。

6月1日(土)、2日(日)アジサイや生きものを撮影して観察しよう! ~プロカメラマンによる上手なスマホカメラの使い方と自然観察~
6月8日(土)、16日(日)幼児大歓迎!アジサイ塗り絵を楽しもう!
6月9日(日)、23日(日)幼児大歓迎!福笑いとぬりえでオリジナルポスター作り・アジサイバージョン
6月15日(土)観察と実験で「アジサイ博士」になろう!
6月22日(土)挿し木でアジサイを育てよう!
6月29日(土)アジサイで押し花のしおりを作ろう!
6月30日(日)葉っぱのスタンプで「葉っぱずかん」を作ろう!
京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

 

アクセス

公式ホームページ:アクセス | さすてな京都

路線バス

京都市バス・京阪バス「南横大路(さすてな京都前)」から5分
京都市バス「横大路車庫前」から20分

無料シャトルバス

運行日  日曜日のみ
運行区間 さすてな京都~横大路車庫前~中書島駅~京エコロジーセンター~竹田駅
運行本数 1日6便(さすてな京都着時間は、10:00、11:20、12:40、14:00、15:20、16:40)

鉄道

京阪「淀」から30分

自動車

京都南ICから、約10分

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

 

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18,000株のアジサイの小径

さすてな京都に2019年10月に整備されたアジサイの小径が、2020年、初めての開花期を迎えました。
ほとんど知られることのない新名所ではありましたが、2020年6月23日(火)の京都新聞朝刊に「あの名刹にも『負けてない』ハート型など1万8000株、新名所に名乗り」として掲載されました。
「あの名刹」とは同じく京都南部に位置する三室戸寺です。
掲載当時は、京都新聞の記事以外にはほとんど情報がなく、さすてな京都は謎に満ちたあじさいの新名所でした。
2023年の京都新聞記事によると、あじさい目当てにさすてな京都を訪れる人は年々増えているそうです。

アジサイの小径の位置

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径案内図 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

さすてな京都のアジサイの小径案内図 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

広大な敷地の京都市南部クリーンセンターですが、 北西側の入口を入ってすぐのところに、第二工場・さすてな京都・アジサイの小径があります。
アジサイの小径案内図が掲示されています。左が北になります。歩道沿いに300メートルにわってアジサイが咲きます。
入口で警備員に止められますが、「見学」と言えば駐車場・駐輪場の位置等を指示してもらえます。
横断歩道がないため、駐車場・駐輪場からは遠回りになりますが、安全のため歩道を歩くようにしましょう。

アジサイの小径は、第二工場の北側から東側にかけて広がります(案内図だと左側から上側)。
オープンした2020年はアジサイの小径を訪れる人もまばらでした。
しかし、次第にアジサイ見物客は増えており、2024年は人も増えてくるのではないでしょうか。

さすてな京都の敷地案内図では、アジサイの小径が敷地外周部だけでなく、第二工場の南側から工事中エリアへも分岐していますが、この部分は2021年時点では立ち入り禁止となっていました。
工事中エリアの階段部分にあじさいが植栽されているのが遠望できますが、それほど多くはありません。

 

まずはヤマアジサイから

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」のヤマアジサイ 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

小ぶりで多彩な色のヤマアジサイ

まず、京都市南部クリーンセンター第二工場の北側の歩道沿いに咲くあじさいを見に行きます。
最初に並ぶのは、ヤマアジサイです。日本の山間部を中心に自生するあじさいの一種です。
ガクアジサイのような花を咲かせますが、全体的にやや小ぶりです。
決定的に異なるのは葉です。ガクアジサイの葉はてかっているのに対し、ヤマアジサイの葉はてかっていません。
ヤマアジサイは花の色が多彩なのも特徴です。

さすてな京都の「アジサイの小径」のヤマアジサイ 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」のヤマアジサイ 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

やや早咲きのヤマアジサイ

開花はアジサイよりも早いのも特徴です。あじさいがピークを迎えるころには、ピークをやや超えてしまっています。
アジサイの開花が平年並みの2022年でも、6月中旬には見頃は越えていました。
ヤマアジサイは例年でも6月上旬ごろが見頃となります。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径のヤマアジサイ 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」のヤマアジサイ 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

遊歩道の左側(北側)をヤマアジサイの群落が彩ります。
ヤマアジサイの園芸品種である甘茶もあります。

 

白いあじさい・アナベル

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」のアナベル 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

アメリカ生まれの園芸品種

続いて、白い大ぶりのあじさいが出てきます。
あじさいは日本原産の花ですが、アナベルはおなじアジサイ属で北アメリカ原産のアメリカノリノキの園芸品種です。
大きな白い花が人気で、京都でも民家でもよく見かける人気のあじさいです。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」のアナベル 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

やや遅咲きのアナベル

あじさいよりも開花は遅く、見頃は6月中旬から下旬ごろです。
手前のヤマアジサイとはちょうど開花期がずれます。
あじさいのピークは越えたタイミングでも、アナベルを楽しめるかもしれません。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径のカシワバアジサイ 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」のカシワバアジサイ 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

アナベルのさらに奥には、カシワバアジサイがあります。
カシワバアジサイもアナベルの原種であるアメリカノリノキの近縁種で、北アメリカ原産です。
葉がカシワに似ているのが特徴です。
アジサイよりも開花が早く、ヤマアジサイと同時期の6月上旬に見頃を迎えます。

 

あじさいの大群落

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月24日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月24日 撮影:MKタクシー

8品種のアジサイが乱れ咲く

アナベルからさらに進むと、アジサイの小径の両側を赤や青、白、紫のあじさいが彩ります。
セイヨウアジサイ(ホンアジサイ)です。
さすてな京都には、合計8品種あるそうですが、変わった形のあじさいはありません。
色とりどりなのが美しいです。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2020年6月25日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2020年6月25日 撮影:MKタクシー

そして、メインは第二工場西側の水路沿いです。
水路の両側でアジサイが見事に咲いています。
開花状況は、京都市内としてはほぼ標準的です。
平年並みであれば、6月中旬から下旬にかけてがおすすめです。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

横大路沼の名残りの水路

アジサイの小径の水路は洛南承水路という名称で、かつて存在した横大路沼の名残りです。
横大路沼とは、豊臣秀吉が宇治川を改修したときに誕生した沼です。
巨椋池(おぐらいけ)を横切るように伏見と淀を結ぶ淀堤が築造され、広大な巨椋池の北西部が分離された湖沼です。
横大路沼は1947~50年に干拓され、今は上下水道局や工業団地が広がっています。
巨椋池の干拓が1941年なので、横大路沼の干拓は数年遅れになりました。

さすてな京都の「アジサイの小径」と洛南承水路 2023年6月24日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」と洛南承水路 2023年6月24日 撮影:MKタクシー

京都市南部クリーンセンターは横大路沼の西端部にあたります。
アジサイの小径の水路は干拓に必要な排水路兼農業用水路として整備された水路です。
洛南承水路の水は、すぐ南の松林排水機場から宇治川に排水されています。

さすてな京都の「アジサイの小径」と洛南承水路 2023年6月24日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」と洛南承水路 2023年6月24日 撮影:MKタクシー

「承水路」とは、干拓地の排水用の水路を意味します。池沼の水を抜いて作った干拓地は常時排水を行わないと水没してしまいます。
排水路なので、水位は日によってかなり変動します。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

寺社とは雰囲気が異なるアジサイの群落

水路の水はおせじにもきれいとは言い難いですが、異臭がするほど汚れているわけではありません。
他の有名なあじさいスポットである三室戸寺や藤森神社、善峯寺、柳谷観音楊谷寺などとはかなり雰囲気が異なります。

斜面を多彩なあじさいが埋め尽くしています。
なかなか見事な景色です。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

平日は、近くを廃棄物などを運搬するトラックが行き交います。
信号も設置されていますが、じゅうぶんに気を付けるようにしましょう。
土日はそれほどトラックは通りませんが、安全第一です。

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月24日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月24日 撮影:MKタクシー

 

「1万株のアジサイ大満喫DAY」開催

2024年は6月1日(土)と2日(日)開催

2020年にオープンしたさすてな京都のアジサイの小径ですが、ちょうどコロナ禍と重なっていました。
コロナ禍が収束した2023年よりにさすてな京都では、「1万株のアジサイ大満喫DAY」というイベントが初開催されました。
2024年も6月1日(土)と2日(日)に開催されます。2023年は6月17日(土)と18日(日)だったので半月も前倒しでの開催となるのでご注意ください。

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

車道も開放

さすてな京都の1万株のアジサイ大満喫DAYでは、9:30から16:30まで普段は歩けない車道の一部も歩道として開放されます。
いつもは行きかう自動車の横でのアジサイ鑑賞ですが、この2日間は自動車に邪魔されずにゆっくりとアジサイを楽しむことができます。

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

「アジサイ&はたらくくるま!フォトスポット」コーナーも設置されます。
子どもたちに大人気のはたらくくるまのひとつであるゴミ収集車が展示されます。
お馴染みのゴミ収集車ですが、イベントで展示されることはまれです。
さすがはさすてな京都です。レアなゴミ収集車との記念撮影をお楽しみください。

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

「工場見学&アジサイ観賞ツアー」も行われます。
自由見学のゴミ処理工場内をガイド付きで見学し、専門家の解説付きでアジサイの鑑賞を行います。もちろん無料で参加できます。

6月1日(土)と2日(日)は、中書島駅や竹田駅からさすてな京都への無料シャトルバスも運行されます。
この機会に、一度さすてな京都の1万株のアジサイをご覧ください!

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

開催概要

日程2024年6月1日(土)・2日(日)
時間9:00~17:00

これからの成長に期待のあじさい穴場スポット

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

三室戸寺に勝るとも劣らない規模のアジサイ

色とりどりのあじさいがアジサイの小径を彩ります。
8品種だけということですが、もっとあるのではないでしょうか。
種類は少なくても色とりどりに見えるようにうまく配置されているのでしょうか。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2020年6月25日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2020年6月25日 撮影:MKタクシー

京都新聞記事やさすてな京都の公式ホームページよると、アジサイの小径には18,000株あるとのことです。
18,000株といえば、あの三室戸寺の20,000株にも迫る数です。
しかし、三室戸寺と比べるとそれほどの株数があるようには見えません。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2020年6月25日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2020年6月25日 撮影:MKタクシー

株数が少な目に見えるのは、まだ1年目というのが大きな要因でしょう。
まだ小ぶりな株ばかりです。
順調に成長すると、数年後には三室戸寺に勝るとも劣らぬ姿を見せてくれるかもしれません。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

「横大路のあじさい」の名物スポットに

いずれは上下水道局における蹴上のツツジや上鳥羽の藤と並んで、京都市南部クリーンセンターは「横大路のあじさい」と称されるようになるかもしれません。
蹴上のツツジや上鳥羽の藤の一般公開が今後も継続するか不透明な今はなおさらです。
今はまだ超穴場のあじさいスポットですが、さすてな京都のこれからには、要注目です。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

 

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さすてな京都にで環境について学ぼう

環境学習施設「さすてな京都」とは

「さすてな」の意味

環境学習施設である「さすてな京都」の展示施設も要注目です。

最新のごみ処理施設である第二工場の環境学習施設の愛称です。
最近よく言われる「サステナブル(持続可能な)」という意味とともに、最先端の「さ」、素晴らしいの「す」、展望台の「て」、南部クリーンセンターの「な」を取って名づけられた施設です。
英語表記だと”SUMTAINA”です。
ごみ処理施設に隣接するという特色を生かし、展示と見学を組み合わせてごみ問題や環境問題について学べる施設です。

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

 

大人も楽しめる学習施設

さすてな京都の展示は、子供がごみ処理や環境について楽しく学べるだけでなく、大人もしっかりと楽しめます。
個人であれば、予約等も不要です。

説明の映像も子供用と大人用の2パターンが用意されています。
1階のエントランスから入り、環境学習に関する展示を見学します。
2階の見学ルートへと進み、南部クリーンセンターの見学になります。

さすてな京都 ごみピット 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都のごみピット 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

途中で5階へとエレベーターで進み、巨大なごみピットを見学します。
さすてな京都の見学コース中でも、メインともいうべきなのが、巨大なごみピットのクレーン見学です。
大量のごみ袋が巨大なクレーンでかき混ぜられる様子は、圧巻です。

さすてな京都 ごみピット 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都のごみピット 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

ゴミピット自体があまりにも巨大なので小さく見えますが、ごみクレーンはとても巨大です。
ひとつかみで何と4トンものごみを持ち上げます。

さすてな京都 ごみピット 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都のごみピット 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

このひとつかみで4トンです。ごみ収集車2台分のごみをひとつかみです。
しばらく見ていても飽きない豪快さです。

再びエレベーターで2階の見学ルートへと戻り、いったん1階に降ります。
すぐ横に隣接するエレベーターへと乗り込みます。

アジサイの小径から見上げたさすてな展望台 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

アジサイの小径から見上げた「さすてな展望台」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

横大路沼を再現したビオトープ

さすてな京都の入り口前には、かつてここにあった横大路沼の生態系の復元をテーマとしたビオトープが整備されています。植栽されているのは、横大路沼を含む旧巨椋池氾濫原に由来する植物のみです。
2006年に京都市南部クリーンセンターの第二工場建て替えにあたっての環境調査をおこなったところ、オニバスやミズアオイが自生しているのが発見されました。

京都市南部クリーンセンターのビオトープ 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

京都市南部クリーンセンターのビオトープ 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

かつて横大路沼に自生していたオニバスは干拓に伴い絶滅したと思われていました。土地区画整理に伴い土をかく乱したため、埋まっていたオニバスなどの種が発芽したものと考えられています。
他にも調査の結果発見された土中のオニバスやコガマなどの種を発芽させ、育成するプロジェクトが始まりました。
今では近隣の横大路小学校の協力もあり、どんどん広がりつつあります。
2021年からはさすてな京都が主催する「オニバス里親プロジェクト」も始まっています。

京都市南部クリーンセンターのビオトープ 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

京都市南部クリーンセンターのビオトープ 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

 

高さ66メートルの「さすてな展望台」から京都を一望

高さ78メートルの第二工場の煙突を利用して作られた、「さすてな展望台」へと上っていきます。

「さすてな展望台」は高さ66メートルもあります。
京都盆地が一望できる素晴らしい眺めです。

京都市南部クリーンセンター さすてな展望台より北側 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

京都市南部クリーンセンターの「さすてな展望台」より北方面遠望 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

北側の眺望

さすてな京都展望台から北側を見ると、京都市内中心部が一望できます。
右奥の山が比叡山、左奥の山が愛宕山です。
高層ビルが左右奥に2つ見えています。右が京セラ本社(95m)、左が日本電産本社(100m)です。
2003年に竣工した日本電産本社ビルは、1998年に竣工したライバルの京セラ本社ビルを上回るように設計したとうわさされています。
はるかかなたには京都タワー(131m)がちょこんと見えています。
改めて、京都にはほとんど高い建物がないことがよく分かります。

京都市南部クリーンセンター さすてな展望台より東山方面遠望 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

京都市南部クリーンセンターの「さすてな展望台」より東山方面遠望 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

東山方面の眺望

さすてな京都展望台から北北東の東山方面を遠望します。
右下の茶色い建物は龍谷大学の深草キャンパスです。
その左後方の大きな二つの屋根は、東福寺の山門と法堂(はっとう)。さすがに伽藍面(がらんづら)で知られるお寺です。
東福寺左後方は、京都女子大のキャンパス群。
その上の山の中腹には、清水寺が見えます。朱塗りが見えるのが三重塔。その右手には本堂がギリギリ見えています。
さらに上の山の稜線には、将軍塚の青龍殿の屋根が見えています。
その後ろの山並みには、黄緑色をした大文字の火床がちらりと見えます。

京都市南部クリーンセンター さすてな展望台より東側 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

京都市南部クリーンセンターの「さすてな展望台」より東方面遠望 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

東側の眺望

さすてな京都展望台から東側を見ると、広大な巨椋池干拓地が一目でわかります。
干拓地を左右に横切る高架は、京都高速道路です。
奥には向島ニュータウンの団地群が見えます。

京都市南部クリーンセンター さすてな展望台より西側 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

京都市南部クリーンセンターの「さすてな展望台」より西側 2021年6月20日 撮影:MKタクシー

西側の眺望

さすてな京都展望台から西側を見ると、すぐ隣には旧第一工場です。2021年3月に稼働を終えました。
紅白の煙突は、高さ100メートルと第二工場をしのぐ高さです。京都タワーの131mには及びませんが、94mの京セラ本社ビルより高く、100mのニデック本社ビルと同じ高さです。
かなり遠くからも見ることができる紅白の煙突は、京都盆地南部のちょっとしたランドマークです。

旧第一工場の紅白の煙突の向こう側は、石清水八幡宮のある男山。
男山の左手前に見える更地は、京都競馬場です。撮影した2021年6月現在改修中で、スタンドはほぼ解体されています。
右奥は天王山から続く京都西山。左奥は、京阪奈丘陵から生駒山です。

京都市南部クリーンセンター さすてな展望台よりアジサイの小径 2022年6月18日 撮影:MKタクシ

京都市南部クリーンセンターの「さすてな展望台」より見下ろすアジサイの小径 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

真下の景色

さらにさすてな京都展望台から直下を見ると、ちょうどアジサイの小径があります。
水路の両脇にびっしりとあじさいが咲いています。

水曜日など、さすてな京都の定休日はあじさいの見学はできますが、さすてな展望台などへは入れないので、ご注意を。

アジサイの小径から見上げたさすてな展望台 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

アジサイの小径から見上げた「さすてな展望台」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の屋上の芝生広場にある足湯もぜひ訪れて欲しいスポットです。
ゴミを燃やした排熱を利用した足湯です。
ごみの持つエネルギーを使って温められています。

京都市南部クリーンセンター 芝生広場の足湯 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の芝生広場の足湯 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

気持ちよい空のもと、ゆったり足湯に入ることができます。
ただし屋根がないのであじさいシーズンのカンカン照りの日はちょっとつらいです。
ほどよく曇っているお天気のときがおすすめです。

京都市南部クリーンセンター 芝生広場の足湯 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の芝生広場の足湯 2022年6月18日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の足湯には、タオル等の設置はないので準備が必要です。
といっても、外で足をぶらぶらさせていれば数分で乾きますが。

さすてな京都は、土日であっても訪れている人は多くはありません。
あちこちで「密」にならないような工夫もされており、団体でさえなければ心配は無用です。

さすてな京都見学の標準所要時間は90~120分とされていますが、実際それくらいの時間はかかります。
時間には余裕を持って行きましょう。

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月3日 撮影:MKタクシー

 

開館情報

休館日水曜日(祝日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日~31日,1月1日~1月3日)
見学時間9:00~17:00
見学料無料
TEL075-606-2548
住所京都市伏見区横大路八反田29番地

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

 

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おわりに

京都では、今も新しい花の名所が誕生し続けています。
鳴り物入りでオープンする名所もあれば、さすてな京都(南部クリーンセンター)のアジサイの小径のように、密かにこっそりと誕生しているところもあります。

MKの観光タクシーなら、定番のスポットはもちろん、さすてな京都のようなあまり知られていない穴場スポットまで、お客様の要望にあわせて効率よくご案内することができます。

MKの観光貸切タクシーなら、京都のあじさいを心行くまで楽しむことができます。
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京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

京都市南部クリーンセンター アジサイの小径 2021年6月9日 撮影:MKタクシー

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さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月24日 撮影:MKタクシー

さすてな京都の「アジサイの小径」 2023年6月24日 撮影:MKタクシー

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