観光ドライバーに直撃!長崎裕史社員「名古屋観光を好きになるのに大切なこと」
目次
MKタクシーの観光ドライバーは、観光地への送迎だけではなく、同行しての説明案内や観光プランの提案など、豊富な知識と洗練された接客で多くのお客様よりご好評をいただいております。
今回は、名古屋MK本社営業所で観光ドライバーを務める長崎裕史(ながさき ひろし)社員に話をうかがいました。
記事は、MK新聞2014年7月1日号の再録です。
原則として、掲載時点の情報です。
長崎裕史社員インタビュー
長崎裕史社員プロフィール
ながさき ひろし
- 愛知県出身
- 1959年生まれ(54歳)
- 2005年1月 名古屋MK入社
- 趣味
「旅行と自転車が好きで、若い頃に自転車で日本全国を回りました。おかげで、お客様の出身地を聞くと、『あそこか!』『きれいだった!』『おいしかった!』と思い出し、お客様とその土地の話で盛り上がります」
観光を好きになるのが一番
名古屋MKでは、有志の観光ドライバーが現地勉強会を月1回程度行っております。
最近では伊勢神宮を勉強しました。飛騨高山、白川郷なども需要が多いので勉強します。
観光の仕事は、歴史や文化の説明もできなくてはいけません。
何度も下見をしたり、普段から休みを利用して観光地を巡ったりしますから、歴史や観光を好きになることが一番大切です。
私は、博物館を隅から隅まで見て、解説文を読んで勉強します。そこにはガイドブックには出ていない情報がたくさんあります。
隅から隅まで見ることで、歴史にまつわるエピソードを蓄えることで、「戦国武将がここで生まれた、ここで遊んだ」と一見何気ない場所もタクシー車中の観光につながるものです。
「県を越えての観光も多いです。周辺の府県の地図も重宝します」
旅程ばかりに追われない
お客様のニーズを捉えるのが重要で、私は名古屋に来られたきっかけをできるだけお聞きします。
そして、昔の思い出の場所など、一番喜んでいただけそうなところを最優先に行きます。
中国から観光に来られたお客様をご案内したときのこと。
当初は美術館なども予定に入れていました。ところが、訪れた大須観音で骨董市が開催されており、それに興味を持たれました。
あまりに楽しんで見ていらっしゃったので、そこで時間いっぱい費やしました。予定通りでなくてもお客様は満足されました。
観光名物たるドライバーの姿
ドライバーの姿はお客様の印象に残るものです。
ドライバーが良ければ、「名古屋観光は楽しい」となり、逆にドライバーで全てが台無しにもなります。
観光名所と同じくらい大切で、経験が浅くても一生懸命に準備や手配をして素敵なドライバーになってほしいです。
おすすめ観光スポット
個人的には徳川美術館が好きです。
展示品が多く、頻繁に展示内容が入れ替えられており、行く度に初めて見るものに出会います。50回以上は行きましたが、まだまだ勉強不足と感じます。
観光ドライバーについて
観光ドライバーは、観光ガイド兼運転業務をする観光タクシーのドライバーです。
高い運転技術はもちろん、豊富な観光知識やホスピタリティが必要とされる職種です。
MKタクシーでは、社内で観光勉強会の座学や現地勉強会などが行われており、体系的に観光知識を学ぶことができます。
英語をはじめとする外国語勉強会も開かれており、社内の選抜を通過すると海外留学にも派遣されます。
高い接客技術と語学を身に着けることで、国賓クラスのVIPや国内外の著名人などの送迎を担当するファーストハイヤードライバーを目指すことも可能です。
観光ドライバーに直撃!シリーズ