名古屋でハイヤー育成部門設立!教官を務める杉浦勝巳社員インタビュー

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名古屋でハイヤー育成部門設立!教官を務める杉浦勝巳社員インタビュー

名古屋MKタクシーでは、2021年3月に国際会議等の対応を可能とするドライバーを育成するハイヤートレーニングセンターを立ち上げました。
ハイヤートレーニングセンターをゼロから立ち上げ、教官を務める杉浦勝巳社員は、運転技術や観光知識、外国語はもちろん、ハイヤーとしての心得、心構えを教えています。
人間力を磨き、コロナ収束後は「観光大使」として活躍できる人材の育成に努めています。

感染症対策にともなう新しい生活が始まり、今後は自動運転による新しい時代を迎えます。
MKタクシーとしましては、変化が激しい中でも、各人ができること、やるべきことを進めていくほかありません。
特に現場では日々試行錯誤を繰り返しながら、お客様へのサービス向上に努めています。
ここでは、そんな現場の努力を伝えていきたいと思います。
今回、名古屋MKでハイヤードライバー育成を始めた担当ドライバーに聞くと、ハイヤーの心構えから実践的な教育まで教え、自らも学んでいきたいと話していました。

杉浦勝巳社員インタビュー

杉浦 勝巳 社員

2009年5月 名古屋MK入社
2021年3月 ハイヤートレーニングセンター教官に就任

コロナ禍でも新たなニーズ

観光ドライバー・英会話ドライバーを務めている杉浦勝巳社員。まずはコロナ禍でどのような変化があったか聞きました。
「確かにインバウンド需要はなくなり、外国からのお客様はほぼいらっしゃいません。しかし、医療従事者やコロナ患者様の送迎需要があり、名古屋MKでもその専門部隊ができました。私が担っているハイヤー部門としては、海外から帰国し空港近くで待機宿泊を終えた方をご自宅へ送迎する仕事や、街中では通勤手段として、公共交通機関を避けてハイヤーをご利用いただく新しい仕事が増えています。」

観光についても前向きに捉えていました。
「感染状況が落ち着いていた時期には、観光プランを企画し、大河ドラマにちなんだプランにお客様が申込まれました。観光ニーズは確実にありますので、ターゲットを明確にすれば、厳しい中でも新しい仕事は見つけられると思います。」

G7関連会合でMKが担当した送迎の様子

今年度立ち上げたハイヤー育成部門

そのような中で、今年度名古屋MKではハイヤーを育成するトレーニングセンターを立ち上げました。
その立ち上げを担当したのが杉浦勝巳社員です。
杉浦勝巳社員は、ハイヤードライバーの必要性、そのための教育の必要性を感じていたと言います。

「2016年G7伊勢志摩サミット、2019年G20大阪サミット、それぞれ関連会合などの仕事を担当しました。その時一緒に仕事をした京都MKのファーストハイヤーなどのクオリティの高さを見て、名古屋MKもレベルアップを図りたいと考えました

 

「これまで、新人教育以降の教育がなく、個々人の経験だけが頼りでした。そこで基本を教える一貫した教育の必要性を感じました。でも、どうやって教育したらいいのか。京都MKの人事部に相談し、2年前、京都MKへ勉強させてもらいました。英会話実地研修、トレーニングセンター、多くの部門で教育の実態を見させてもらい、それを倣って名古屋での教育部門の立ち上げました。」

立ち上げた「ハイヤートレーニングセンター」は現在、教官は杉浦勝巳社員1人。
生徒は、観光・ハイヤードライバーを目指す若手社員5人と、新卒トラベルコーディネーターの3人の合計8人です。
毎月テーマを組んで座学をしているそうです。

最初のオープニングでは、ハイヤーの心得・心構えを伝えました。タクシーもハイヤーも基本は同じで、お客様から選ばれるMKでなければなりません。ドライバーの基本姿勢はMKブランドにあぐらをかいてはならず、ハイヤードライバーだからと言っておごり高ぶってはいけません。」
「私は以前、勉強のためにと京都MKのファーストハイヤーを一日貸切で利用したことがありますが、そのドライバーも一歩引いて、あくまでお客様が主人公でした」。

ポイントを突いた実践的な教育

そして、運転技術や知識は自分で求めて身につけるもので、常におもてなしの心を持って「お客様の喜びが、自分の喜び」だと思える心が、ハイヤードライバーを育てていくと話します。
その中で、教官としてはポイントを伝え、生徒が自ら学ぶように工夫を考えているとのこと。
「地理の勉強、地図の見方では、例えば、各市町村役場を地図で確認させます。そして名古屋の中心からその場所へ行くにはどのルートがよいか考えてもらいます」。

観光の勉強についても例を聞きました。
「コロナ禍が収束したら3ヵ月に1回程度、観光ルートを実際に回る予定です。そのため、応募多数の中から、1台のジャンボに乗れる8名に人数を絞り、少数精鋭でのスタートにしたのです。現地ではどこに車を停めて案内を開始するのか、どのように案内するか、実際に自分の言葉で案内の実践をしてもらいます。」

教室でハイヤードライバーに必要なポイントを教える

英会話の教育についても、「生徒8名については、京都MKの英会話サロンにテレビ会議システムで参加するか、9月から始める名古屋独自の初心者コースのどちらかに参加してもらいます。お客様と英語でコミュニケーションできることがどれだけ大切か、私は経験してきましたから。」

やりがいを感じ教官自身も学ぶ

教官という立場の杉浦勝巳社員ですが、講義しているなかで自分自身も学ぶところが多いと話します。
「例えば、若いメンバーからインスタグラムで名古屋MKの発信を始めたいと提案がありました。私にはなかった発想でしたので、私も共に学ぶという考えを忘れず持っておきたいと思いました」。

そして「生涯現役」が一番のやりがいと続けます。
「私は会社を辞めるまで、ドライバーをやりながら教官もしていきたいです。私自身がドライバーとして、日常生活ではお会いできないような各界のお客様に関わり、世界の方々と触れ合って自分の世界が一気に広がったことが良かったことです。この経験を後輩や若いメンバーにも味わってほしいのです。お客様とのコミュニケーションから学べることも多いので、もちろん失礼のない範囲で、ふれあいを大切に知見を広げてもらいたいと思います。」
教官の立場としても「後輩たちが『学んだことを活かしてお客様に満足していただいた』と報告をしてくれるととても嬉しいです。きっとそれは、教官である私の意図を汲んでポイントを抑えつつ、自分自身で学び考え対応した結果でしょうから。」

杉浦社員はドライバーとしても「生涯現役」を続けたいと話す

杉浦勝巳社員は今後の目標についても、「今年組んだカリキュラムを、来年も項目を増やして新しいことにチャレジしながら続けていきます。私も後輩たちも一緒に、ドライバーとしての技術や知識だけでなく、人間力を磨いて、おもてなしの心を常に持てるようになりたいです。将来的にはインバウンドの方も戻ってこられるので、その時には私たちはいわば『観光大使』となっておもてなしすることが夢です」。

おわりに

MKタクシーのドライバーの最高峰であるファーストハイヤードライバー。
世界中から集まるVIPたちをおもてなしする仕事です。
MKタクシーでは、やる気ある人材には様々な勉強の場を提供しています。
現在は中断を余儀なくされていますが、海外研修制度も用意されています。

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