フットハットがゆく【212】「特別編ハワイ・ダンスツアー」|MK新聞連載記事

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フットハットがゆく【212】「特別編ハワイ・ダンスツアー」|MK新聞連載記事

MKタクシーの車載広報誌であるMK新聞では、塩見多一郎さんのエッセイ「フットハットがゆく」を2001年11月16日から連載しています。
MK新聞2011年7月1日号の掲載記事です。

特別編ハワイ・ダンスツアー

アロハー!
この原稿はハワイのホノルルで書いています。
しかもiPhoneで書いています。撮った写真もiPhoneです。
そしてiPhoneのWi-Fi電波を使って、ハワイから京都へデータ送信。すんごい時代ですね。

今回の旅の目的は、京都の『B-TRIBE』ストリートダンス & ダブルダッチ・チームのハワイツアーの様子を記録に収めることです(ダブルダッチは、最近人気急上昇中の二本のロープを使った縄跳びです)。写真とともにその様子を紹介しましょう!
パフォーマンス・チームです。
ダンサー4人、ダブルダッチ5人で構成されています。
「まつりインハワイ」というイベントが6月中旬にホノルルで開催され、日本をはじめとした環太平洋の国々からパフォーマーが集まります。ワイキキを中心に、特設ステージや歩行者天国、パレードなどで演技を披露します。

特設ステージでのパフォーマンスの模様です。
歩行者天国となったカラカウア通りに人が集まり、たいそうなにぎわいとなります。
とにかく、こちらのオーディエンスは盛り上げ上手ですね。
失敗すれば「オ~!」と大きな声でため息、成功すれば拍手喝采、絶叫、指笛、!!!。
アメリカはエンターテインメントの国ですが、エンターテイナーを育てているのはこのオーディエンスだと思います。

プロのダンサーやダブルダッチ・チームが登場し、難しい技を決めて盛り上がるのは当然ですが、それに負けず劣らず沸くのが、観客の参加コーナーです。
ダブルダッチの体験希望者に舞台に上がってもらい、実際に縄を跳んでもらいます。
最初はなかなかうまくいかなかったけれど、プロの指導を受けて無事跳べた時の盛り上がりは大変なものです。
特にそれがキッズちゃんだと割れんばかりの拍手が起こります。プロが乗り越える壁、素人さんが乗り越える壁、いずれにも負けず劣らずの拍手喝采…。
実力に応じたそれぞれのチャレンジに、大きな敬意を払うわけです。

こちらはワイキキパレードの模様です。
パレードの途中でパフォーマンスを披露します。
こちらも大変な盛り上がりです。
難しいのは、パレードなので前へ前へと進んでいかなければならないことです。
マーチングバンドならいざ知らず、立ち止まってパフォーマンスをするチームは、いったんパフォーマンス後、小走りで前へ進み、またパフォーマンス。小走りで通り過ぎる部分の沿道のお客が、「ここでもやってくれ!」と囃(はや)し立ててくれる感じは嬉しかったですね。

 

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