新卒トラベルコーディネーターに聞く!吉田皓一朗「班長として年上のドライバーも指導」
目次
MKタクシーのドライバーは、観光のお客様・海外のお客様、ビジネスのお客様などそれぞれのお客様に合った対応を日々追及しています。
時には上司や先輩からノウハウを受け継ぎ、時には新たなニーズに応えるべく創意工夫を重ねています。
今回は、大卒トラベルコーディネーターで現在ジャンボハイヤーの班長を務める吉田皓一朗社員に話を聞きました。
記事は、MK新聞2015年9月1日号の再録です。
原則として、掲載時点の情報です。
吉田皓一朗インタビュー
吉田皓一朗社員のプロフィール
よしだ こういちろう
- 第19期大学新卒トラベルコーディネーター
- 1988年9月 大阪府生まれ(26歳)
- 2011年3月 大学卒業、MKタクシー入社
- 「トラベルコーディネーターのメンバーでフットサルをしたり、国道十条のメンバーでソフトボールをしたり。クラブ活動を通して、普段会わない先輩方とお話ができ、社内交流が深まります」
好きなことで お客様を笑顔に
私は観光するのが好きで、京都の大学に通ううちに京都も好きになりました。
教えることも好きで、教職課程も履修しました。ですので、京都の魅力を伝える仕事は私にぴったりだと思い入社しました。
実際仕事をする中で何よりうれしい瞬間は、お客様のことを思いながら自分で観光プランを考え、ご案内の方法を工夫したことが成功して、そのお客様に心から喜んでいただけたときです。
今後は国内のお客様だけでなく海外からのお客様にもご満足いただけるようにと、英語や外国の文化・習慣などを学んでいます。
間もなく英会話ドライバー(ESD/English Spwaking Driver)の社内試験があります。1つでも上の級を取得することが目標です。
現在は、ジャンボハイヤー班長として班員の指導にも当たっています。
9割以上の班員は自分より年齢が上の方ですが、運転の工夫、接客の心構え、観光についての勉強方法などをアドバイスしています。
接客は心配り気配りが大切だと伝えます。
空港送迎スカイゲイトシャトルを運行することが多い私自身の例を挙げると、乗車される前にパスポート・財布・携帯電話などのお忘れ物がないか、マニュアルにはないお声がけをします。
多くのお客様が乗り合うので、車内の温度は一人ひとりに聞いて気兼ねなく答えていただき、そのお客様に合わせて風向き調整などを行っています
観光の知識については、私自身は、過去の大河ドラマを見ることから入りました。
まずは大河ドラマで興味を持ち、次に歴史の本を読んだり、先輩に聞いたいり、現地に行ったりしました。
ドライバーそれぞれが好きなことから始めればよいと思います。
好きなことに関する知識をお客様のことを考えながら広げたり深めたりすることで、お客様の満足につなげることができる、観光ドライバーはそういう仕事だと思います
学生時代に しておきたいこと
私は幸せにもMKタクシーで海外留学をさせてもらいましたが、学生のうちに留学できるのであればされたほうがよいと思います。
これまで以上に英語が必要とされている時代ですし、海外の方の考え方や「日本とはどんな国か」を知るチャンスです。
社会人として身に着けたいのは、自分から聞きに行く姿勢、質問の仕方です。
少なくともMKタクシーでは、知識やノウハウを人に教えたくないと思う先輩はいません。
皆、新卒ドライバーには期待をして目をかけててくれているので、熱意をもって話しかけるとよいでしょう。
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トラベルコーディネーターについて
トラベルコーディネーターとは、観光ガイド兼運転業務をする新卒採用ドライバーのMKタクシー内での呼称です。
単なる運転職でも観光ガイドでもなく、観光をトータルコーディネートする仕事です。
ホスピタリティに特化し、日本が誇る「おもてなし」を日本だけでなく世界中のお客様に提供します。
運転技術はもとより、世界レベルの接客サービスと語学を身に着け、将来的には国賓クラスのVIPや国内外の著名人などの送迎を担当するファーストハイヤードライバーを目指します。
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