MKタクシーの山科営業所が新築オープン!原点から次世代へ

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MKタクシーの山科営業所が新築オープン!原点から次世代へ

2023年8月4日にエムケイ株式会社の山科営業所が新築移転しました。
新しい山科営業所は、落ち着いた落ち着いた雰囲気でまとめられた休憩室が特徴です。

新山科営業所の竣工式及び開所式

多数の関係者による竣工式及び開所式

新社屋竣工にあたり、8月4日(金)に竣工式及び開所式が行われました。当日はエムケイホールディングス株式会社関係役職員に加え、京都中央信用金庫、設計と建設に関わった創都設計株式会社、日本建設株式会社の関係者にご出席いただきました。

山科営業所の開所式 2023年8月4日

折上稲荷神社より斎主を招いての山科営業所の開所式 2023年8月4日

前川博司(エムケイ社長)のあいさつ

本日はMKタクシーの新たな一歩を祝う開所式にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
1月の厳しい寒さのなか工事が始まり、最近は連日の酷暑のなかこのような素晴らしい新社屋を建設いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。さて、この新社屋完成をもって山科営業所は三代目となります。
実は初代の山科営業所は三代目と同じこの場所にありました。私はまだ小さかったのですが、大きな営業所であったと記憶しております。
今回ちょうど50年ぶりに原点ともいえるこの場所に山科営業所は戻ってまいりました。
これからこの場所で新たな挑戦と成長の日々が始まりますが、お客様の期待に応えるために努力していく所存でございます。
この山科新社屋が私たちにとって学びと成長の場となることを願っております。

新営業所棟前での記念撮影 2023年8月4日

新営業所棟前での記念撮影 2023年8月4日

 

大谷岳生(ドライバー代表)の決意表明

私たちにこのような素晴らしい営業所をご用意くださりありがとうございます。
私たち162名は、本日より新たな山科営業所の歴史をスタートさせます。
MKブランドに恥じない、最高のサービスをお客様に提供し、MKグループの一員として会社の発展に貢献できるよう、全社員一丸となって日々無事故の入庫を行います。

休憩室は落ち着いた雰囲気でまとめられている 2023年8月4日

休憩室は落ち着いた雰囲気でまとめられている 2023年8月4日

 

山科営業所について

新しい山科営業所の特徴

新山科営業所では、本来別々で行っていた給油、洗車の設備が一体となっておりドライバーの負担軽減が図られています。
隣接するエムケイ石油のMKボウル山科ボウル前SSでは新しい整備ブースと、セルフ洗車機が一レーン追加されました。

山科営業所の休憩室 2023年8月4日

山科営業所の自然の色合いを意識した快適な休憩室 2023年8月4日

また、休憩スペースは大型のソファーやテーブルを配置し、他の営業所と一線を画すスペースになっています。
ドライバーが少しでも快適に過ごせるように、自然の色合いを意識したスペースとなっています

屋上に太陽光発電パネルを設置した営業所と屋上緑化した車庫

屋上に太陽光発電パネルを設置した営業所と屋上緑化した車庫

屋上には太陽光発電パネルが設置されています。
新山科営業所ではEV車両の充電スポットの設置も予定されており次世代の営業所として運用されます。

給油、洗車の設備が一体となった新営業所 2023年8月4日

給油、洗車の設備が一体となった新営業所 2023年8月4日

セルフサービスの洗車機は、MKタクシーのドライバーだけでなく、一般の皆様にもご利用いただけます

 

山科営業所の位置

京都市山科区西野楳本町97

新しい山科営業所は、2021年までグランドボウル山科(2013年まではMKボウル山科)があった敷地に新築移転されました。
旧営業所より200m西になります。
楳本町は「むめもとちょう」と読みます。

山科営業所の空撮

山科営業所の空撮(南西より北東)

すぐ南側には京都の東西の大動脈である国道1号線が通っており、東側は旧安祥寺川が流れています。
元は田畑が広がっていましたが、1967年の国道1号線(五条バイパス)の開通に伴い、急速に開発が進みました。
同じ敷地内には、セルフMK山科ボウル前SSや、同じくMK石油が運営するローソンMK山科ボウル前店、ドコモショップ山科店があります。
MKグループの京都東部における拠点となっています。

旧安祥寺川は、毘沙門堂のさらに奥を源流とする川です。
現在、安祥寺川は山科駅付近からまっすぐ南へと流れて東野で山科川に合流しています。
明治以前の安祥寺川は、山科駅付近から概ね今のJRに沿って西へ流れてから南へと流れを変え、勧修寺で山科川へと合流する旧安祥寺川が本流でした。

 

山科営業所の歴史

建設中のMKボウル山科。仮称は永井石油(現MK石油)の名を冠した「永井ボウリングセンター」だった。

建設中のMKボウル山科。仮称は永井石油(現MK石油)の名を冠した「永井ボウリングセンター」だった

MKグループが山科へ進出したのは、ボウリング事業が最初です。
世を上げてのボウリングブームに参入すべく、MKグループはボウリング場を建設し、1971年7月30日にMKボウルとして開業しました。
今もボウリング場やバイキングなどを経営するエムケイ株式会社アミューズメント部門の始まりです。
山科区が東山区から分区されるのは1976年のことなので、当時は東山区西野楳本町でした。

MKボウルのイメージ図

MKボウルのイメージ図

ボウリングブームに乗って華々しくオープンしたMKボウルですが、ボウリングブームにも陰りが見えてきました。
ボウリング場の大きな駐車場にも空きが目立ってくるようになりました。
そこで、ボウリング場の駐車場を活用してタクシーの営業所を作ることになりました。

オープンしたばかりの山科営業所(2代目) 1982年6月21日

オープンしたばかりの山科営業所(2代目) 1982年6月21日

1973年1月21日に、ボウリング場の一部を間借りする形でMKタクシーの前身であるミナミタクシーと桂タクシーの山科営業所(初代)が開設されました。
両社は1977年に合併し、エムケイ株式会社の山科営業所となります。
山科営業所は2023年でちょうど50周年を迎えました。現存するエムケイ株式会社の営業所としては、伏見営業所に次いで歴史ある営業所です。

オープンしたばかりの山科営業所(2代目) 1982年6月21日

オープンしたばかりの山科営業所(2代目) 1982年6月21日

1982年6月21日に、山科営業所(2代目)は200メートルほど東の西野小柳町へと新築移転します。
1990年には新しい営業所棟が完成しました。しかし、開業から40年を経て各所に老朽化が目立ち始めていました。

2013年にMKボウル山科が閉店となり、運営を引き継いだグランドボウル山科も2021年3月31日に閉店となりました。
ボウリング場の跡地を有効活用するため、老朽化が目立ち始めた山科営業所を移転することになりました。

山科営業所(2代目)の位置

 

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