京都観光の第一線で活躍！観光ドライバーのお仕事紹介
国際観光都市の京都には、毎年たくさんの観光客が訪れます。
そんな京都のタクシー会社には、観光ドライバーと呼ばれる人たちが在籍しています。
タクシーで京都中の観光スポットへお客様をご案内する、京都観光の第一線で活躍するドライバーです。
ここでは観光ドライバーのお仕事について詳しくご紹介します。
観光ドライバーってどんなお仕事？
京都の観光ドライバーは、一般のお客様から修学旅行生まで、京都を観光するたくさんのお客様の旅のお供をするお仕事です。
行先はお客様の要望に沿ってさまざま。
具体的にお客様から行先の指定があることもあれば、京都観光のプロとしてお客様の希望に沿ったご提案をすることもあります。
京都の四季ごとにおすすめの名所や穴場、グルメやお土産情報、記念撮影で写真映えするポイントなど…
楽しい時間を過ごしていただけるよう、お客様ごとにあわせたご案内をします。
単にお客様を観光スポットへお連れするだけでなく、訪問先では観光ガイドを務め、快適に観光をお楽しみいただくためのあらゆるエスコートを行います。
観光ドライバーは単なるタクシードライバーではなく、京都観光のプライベートコンシェルジュです。
MKタクシーで大切にしていること
京都に関する知識も大切ですが、MKタクシーで最も重視しているのは、ドライバーの丁寧な接客サービスです。
新卒者・中途採用者を問わず、MKタクシーの新人研修では一人一人がしっかりと挨拶をすることから鍛えられます。
単純なことのように思われますが、挨拶は丁寧な接客の基本中の基本。
MKブランドを支えるハイクオリティな接客は、第一線でお客様をご案内するドライバーが基本の挨拶を実践するところからはじまっているのです。
その他にも、安全運転はもちろんのこと、ご乗車時のドアサービス、様々なアメニティなど、快適に過ごしていただくためのきめ細やかなサービスによって、どんなお客様にも安心してご利用いただけるタクシーとしてご好評いただくようになりました。
観光ドライバーの１日
具体的に観光ドライバーはどのような1日を過ごしているのでしょうか。
ここでは修学旅行のご案内をする日のお仕事の流れをタイムスケジュールでご紹介します。
7:30 営業所へ出社
観光ドライバーは所属のタクシー営業所へ出社します。
京都のMKタクシーの場合は、上賀茂・洛西・国道十条・伏見・山科・宇治城陽・八幡の7つのタクシー営業所があります。
営業所に着いたら検温・血圧検査・アルコールチェックをした後、異常がなければ営業所職員による点呼を受けます。
身だしなみのチェックも忘れずに！
8:00 車庫で車内設備準備
車両の鍵を受け取り、車庫へ。
出庫前の車両点検を行います。
車体や車内に汚れはないか…車内備品は揃っているか…
お客様に一日快適に過ごしていただけるよう、厳しく目を光らせます。
9:00 営業所から出庫
出庫準備が整ったら、お客様との待ち合わせ場所に向かいます。
修学旅行の場合は担当の観光ドライバーが揃ってお迎えに向かいます。
一日ご案内する観光ドライバーとの顔合わせもかねて、出発式を行うことも。
9:30 観光地へ出発
ご案内する学生さんが事前に用意したスケジュールをもとに、1日の観光プランを組み立てます。
修学旅行でも行先はご要望通りに巡るのが鉄則。
車内では自己紹介をしたり、道中でも会話をしながら学生さんにあわせた観光案内をしたり、和やかに京都観光をスタートします。
10:00 1ヵ所目の観光スポットに到着
観光ドライバーは、ご案内先では京都観光のガイドとしても活躍します。
また修学旅行では学校の先生に代わり引率者としての役割も担っています。
12:00 昼食
一般観光の場合は昼食は別行動とする場合が多いですが、修学旅行では学生さんから目を離すことはありません。
昼食も学生さんが希望するお店で一緒にとります。
13:00 お土産を購入
京都観光のお土産を買いにお土産店を訪れます。
学生さんがばらばらになってしまわないよう、気を抜くことなく全員に目を配っています。
観光地ごとに修学旅行生の案内におすすめの大型店がありますが、要望があれば指定のお店を訪問することも。
14:00 2ヵ所目の観光スポットに到着
修学旅行で大切なのは時間配分。
決まった時間の中で希望の観光スポットをめぐるだけでなく、時間通りに学生さんを送り届けなければなりません。
道路状況や混雑具合、天候などを見ながら時間を調整するのも観光ドライバーの腕の見せ所です。
15:00 宿泊先の旅館まで送迎
無事送迎先に送り届けたら、修学旅行のお仕事は終了です。
～休憩～
16:30 タクシー業務
観光ドライバーは観光案内をするだけが仕事ではありません。
お客様をお送りした後は、入庫までの空きの時間を使って通常のタクシー業務を行います。
京都観光のお供の予定が入っていない日も同様です。
MKタクシーには電話や配車アプリから毎日たくさんのタクシー注文が入ります。
「○○から△△まで」のように、タクシー送迎の予約をGPSで受信したら、指定の場所にお客様をお迎えに向かいます。
18:00 営業終了
乗務終了の時間になったら営業所に入庫します。
車体を洗車、車内の清掃をしたら、営業所に報告へ。
乗務の報告書を提出し、売上を入金したら1日の業務が終了です。
鍵の返却もお忘れなく！
観光ドライバーになるには
京都のタクシー会社に入社すれば自動的に観光ドライバーになれるわけではありません。
会社ごとに観光ドライバーとして働くための基準を設けており、その水準を満たしたドライバーだけが観光ドライバーとしてお客様をご案内することができます。
ここではMKタクシーの場合、観光ドライバーになるまでの流れをご紹介します。
MKタクシーの場合
- 入社後は観光ドライバーコースに配属（入社後2ヵ月～4ヵ月）。
タクシーの基本の研修（座学、運転実技など）を受けます。
また京都の街の文化や歴史など、京都観光案内に必要な知識も学びます。
最初は通常のタクシーに乗務していただくことになります。
お客様の送迎をしながら京都の街について肌で学んでいきます。 - 観光ドライバーとして業務するには、MKタクシー独自の観光試験を受けて社内資格の「観光コード」を取得する必要があります。
コードはC～Sまであります。1.の観光ドライバーコースでまずは観光コードのCコードを取得します。
Cコードを取得することで修学旅行の案内を担当することができます。
観光コードB以上になると、一般観光予約のお客様のご案内が可能になります。
定期的に行われる観光試験は何度でも受けることができるので、乗務経験を積みながら観光コードのランクアップを目指しましょう！ - タクシー送迎業務で経験を積んだら、先輩観光ドライバーと一緒に修学旅行案内デビュー！（入社後6ヵ月～1年）
- 修学旅行の案内で経験を積み、社内観光試験を突破すれば、あなたも自身でプランを組み立て京都を案内する一流の観光コンシェルジュへ！
MKタクシーならではの取り組み
MKタクシーでは観光ドライバーを育成するための充実した研修機会を設けています。
京都の観光スポットや歴史を学ぶ観光勉強会には、MKタクシーの社員なら誰でも無料で参加し受講することが可能。
業務をこなしながら観光ドライバーを目指していただけます。
MKタクシーには観光コンシェルジュを目指すドライバーがたくさんいるので、お互いに高めあいながら研鑚していただけます。
またネイティブによる英語や中国語の語学研修も行っており、外国語での会話の基礎を身に着けたい方は自由にご参加いただけます。
このような社員教育があるからこそ、京都のお寺や料亭とのコラボなど、MKタクシーにしかない観光プランや送迎プランをご提案することができるのです。
おわりに
MKタクシーでは現在、私たちの仲間として京都観光の第一線で活躍していただける仲間を募集しています。
普通自動車免許を取得してから3年経過していれば、タクシー乗務未経験者でも大歓迎！（2022年5月からは取得要件が緩和され、普通免許取得1年経過後から）
タクシー乗務に必要な免許の取得費用は会社からのサポート制度あり。
京都にはあまり馴染みがない、よく知らないという方もどうぞお気軽にお問合せください。
入社後には運転技術のほかしっかりとした研修を受けていただけるので、最初は0からのスタートでも大丈夫！
実際に他府県から入社されて京都観光の現場で活躍中の先輩ドライバーが多数在籍しています。
京都が好き、車を運転するのが好き、接客の仕事が好き、観光案内の仕事がしたいなど、入社理由は様々です。
お客様の京都の旅をプロデュースするお仕事をしてみませんか？
京都MKタクシー 採用に関するお問合せ
この記事を書いた採用担当者
志賀 陽子
・京都産まれ京都育ち
・社歴15年
・入社後コールセンターで勤務し営業人事課へ配属
－自己紹介－
現在、会社説明会や面接をおこなっています。
趣味はスポーツ観戦、スポーツを自身ですることも好きです。
最近はカメラにもはまっており、京都の風景も撮影してます。
少しでも興味をもっていただけたら幸いです。お気軽にお問合せください。
