MKタクシーの交通安全教育「警察官の安全運転講話」2019年度編

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MKタクシーの交通安全教育「警察官の安全運転講話」2019年度編

MKタクシーでは、毎月全営業所で各2回前後「全員業務集会」を開催しています。
全ドライバーが、いずれかの会に出席しなければなりません。
全員業務集会では、様々な来賓を招いての講話を賜っています。
今回は、2019年度の全員業務集会で行われた警察署の交通課警察官による安全運転講話を紹介します。

特に気をつけていただきたいこと

2019年7月22日 八幡営業所

死亡事故の3分の1 は車両単独の事故です。シートベルトしていたら命は助かっていたと思われる事故も多くあります。時速60㎞で壁に衝突すると、ビルの5階(地上14m)から落下したのと同等の衝撃になります。 タクシーでは、万が一の事故に備え、お客様にもシートベルトをしていただく必要があります。
夜12時に体重70㎏の男性が大瓶ビール3本飲んだら、アルコールが抜けるのは何時か? 実は、翌日の昼12時頃まで抜けません。大瓶ビール1本で4時間以上かかるのです。それも健康で70㎏の人の場合です。体調が悪い方、女性、体重が軽い方はさらに時間がかかります。飲酒運転での原付の死亡事故を見ると、飲酒直後が多いのは当然ですが、飲酒後5時間以降でも全体の8%を占めることには注意です。

京都府八幡警察署 交通課 交通指導係長

 

歩行者を守るために周囲の安全確認を

2019年7月23日 宇治城陽営業所

京都の南の玄関口の宇治市・久御山町は年間を通して交通量が多いため、交通事故が多いです。また、宇治警察署管内の免許人口は約13万人、うち65歳以上の高齢者が約3万人を占め、どちらも京都の警察署の中で一番多いです。今後も高齢者ドライバーは増え続ける傾向にあります。
平成30年度の管内の交通事故発生状況は平成26年度に比べて件数はほぼ半減している一方で、死者数は減らず毎年横ばいの状態です。交通事故の特徴としては出合頭の事故・追突・右左折時の巻込み事故が全体の7割を占めています。疲れを感じたり考え事があって運転に集中できない時は休憩を取る勇気が必要です。また、歩行者を守るために周囲をしっかり確認するなど安全に気をつけすぎて悪いことはありません。

京都府宇治警察署 交通課長

 

万全の状態で責任をもって運転を

2019年7月25日 宇治城陽営業所

交通事故は誰にでも起こりうる問題です。運転者と歩行者、双方が交通ルールを守らなければ防ぐことができません。
実際に、歩行者が交通ルールを守っていたにもかかわらず、運転者の持病による体調不良やスマートフォンでゲームをしていたことなどが原因で痛ましい事故が起こっています。いずれも運転者は少しめまいがしただけ一瞬わき見をしただけ、という意識があったのだと思いますが、車は1秒あれば11mも進んでしまうのです。
運転者は事故を起こさないため、体調が悪いときは車に乗らない、運転中は運転に集中する、といった責任と自覚をもって運転をしなければなりません。また、周囲の人間にも「体調不良に気がついたら運転を中断させる」といった判断が必要です。

京都府宇治警察署 交通課警部補

 

心配事をもったままの運転は危険

2019年7月26日 山科営業所

本日は交通安全講座ということで、交通事故の情勢などお話させていただきます。
今年に入ってから6月末現在で京都府内では人がケガをする「交通事故」は減りつつありますが、人が亡くなってしまう「交通死亡事故」が増加傾向にあります。山科警察署管轄内でも昨年に比べ「交通事故」は減りつつありますが、「交通死亡事故」が増えつつあり府内の状況と同じです。
皆さんは日頃からきっちりと運転されていると思いますが、運転は体調や心理状態の影響がとても大きいです。特にお伝えしたいのは、心配事をもったままの運転は大変危険だということです。体のコントロールと同じように心のコントロールもしっかりして、気を抜かずに、引き続き安全運転をよろしくお願いいたします。

京都府山科警察署 交通課 警部

 

豊かな人間形成こそ交通安全に必要

2019年7月29日 洛西営業所

京都府内の昨年1年間の交通事故による死者数は52人で過去最少でした。全国的にも交通事故は減少傾向にあります。交通事故は減っているのに、体感的に安全を実感できないのはなぜでしょうか。
交通事故防止対策の3つの柱は、「交通安全施設の整備」、「交通指導取締り」、そして道路利用者に対する「交通安全教育」です。最近は「あおり運転」による交通トラブルや交通事故が社会問題となっています。豊かな人間性とコミュニケーション能力が欠けているように思います。私生活を充実させ、趣味などでストレスを解消し、心身をリフレッシュさせることも運転には大切なことです。防衛運転の基本である「スピードを落とす」、「車間距離をとる」を実践し人を思いやる優しい運転に心がけてください。

京都府西京警察署 交通課 交通総務係長

 

交通事故を防ぐには

2019年7月31日 伏見営業所

昨年1年間の伏見署管内で発生した人身事故は642件ありました。これを事故類型別にみると、追突、出合い頭、右折・左折、人対車両の事故等が多く、事故を防ぐには次のことに気を付けなければなりません。出合い頭の事故は見通しの悪い交差点で起こりやすく、そのような場所では、しっかりと徐行運転をし、安全確認をしなければなりません。徐行運転とは、時速約8~10㎞で直ちに止まれる速度のことです。
右折・左折の事故では細部に目をやる必要があります。横断歩道等で起こる人対車両の事故においても、歩行者がいないかしっかりと確認が必要です。
安全確認をしなくてよい道は決してありません。
普段から常に注意し、事故防止に努めてください。

京都府伏見警察署 交通課長代理

 

安全意識を持ち漫然運転を防ぐ

2019年8月1日 西五条営業所

道路に応じた安全速度を意識してください。単に速度制限を守るということではありません。様々な状況に応じて自然に安全速度で走れる技術を身につけてください。結果的にたいていの場合は安全速度が制限速度になっています。
交差点の事故の多くは右折時に発生しています。大津で幼児が亡くなった痛ましい事故を機に、右京署でも管内47の幼稚園保育園を対象に、いかなる場合も安全を最優先して通行するよう注意喚起をしています。
タクシーの場合は、お客様の都合で「急いで」という場合もあるでしょうが、それでも安全に走るのがプロの技です。
一日中細心の注意を払い続けるというのは現実的ではありません。しかし要所要所では安全意識を忘れず、漫然運転を防ぎましょう。

京都府右京警察署 交通課長

 

プロドライバーとして大らかな運転を

2019年8月6日 伏見営業所

季節や月ごとに交通事故が発生しやすい曜日や時間帯が変わります。統計を見ると、交通事故は月曜日と金曜日に多いのですが、8月は水曜日も多くなってきます。夏の暑さも加わり、週の半ばでドライバーに疲れのピークが来ているのだと思われます。追突や右左折時の出会い頭、路肩から出てくる車との衝突など注意力の散漫から来る事故が多発しているのです。
発生時刻は、8時から10時の通勤時が最も多いのですが、夏は14時から16時の日中にも多くなってきます。これは夏の強い日射しによる逆光が影響しています。
このような交通事故は無茶な運転をする人によって引き起こされています。プロドライバーの皆さんは、一般のドライバーに合わせてあげる大らかな気持ちで運転することを心掛けてください。

京都府伏見警察署 交通課長 警部

 

人に優しい運転マナーを心掛けて

2019年8月8日 上賀茂営業所

今年に入って北署管内ですでに2件の死亡事故が発生しました。その両方の事故加害者が飲酒運転でした。アルコールの分解速度の平均は、男性で毎時8g、女性で毎時6gと言われています。睡眠時はアルコールの分解速度が遅くなるので、思った以上に前日のアルコールであっても体内に残ってしまいます。飲酒量によっては9時間あけてもアルコールが抜けきらない場合があります。
また全国的には、ここ数年で携帯電話を使用するなどの「ながら運転」が増えています。それにより死亡事故を含む重大事故が増え続けているため、今年の12月にながら運転が厳罰化される罰則規定の改定があります。この機会に危険運転に関わらず、基本に戻って周囲の人に優しい運転マナーを心掛けてください。

京都府北警察署 交通課 交通総務係長

 

交通安全教育「警察官の安全運転講話」シリーズ

 

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