MKタクシーの交通安全教育「警察官の安全運転講話」2015年度編

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MKタクシーの交通安全教育「警察官の安全運転講話」2015年度編

MKタクシーでは、毎月全営業所で各2回前後「全員業務集会」を開催しています。
全ドライバーが、いずれかの会に出席しなければなりません。
全員業務集会では、様々な来賓を招いての講話を賜っています。
今回は、2015年度の全員業務集会で行われた警察署の交通課警察官による安全運転講話を紹介します。

西京署管内の事故の特徴と対策

2015年7月23日 洛西営業所

西京署管内では今年6月までに3名が交通事故で亡くなり、既に昨年1年間の死者数を超えてしまいました。
管内で事故が多いのは国道9号線と物集女(もずめ)街道、桂川街道、それから住宅地の信号のない交差点です。金曜日と月曜日、朝8~10時と夕方4~6時が要注意です。事故の形態としては、追突、出合頭、右左折時、歩行者横断中の順に多くなっています。特に夜間のお年寄りの横断には気を付けてください。市街地では明るいのでヘッドライトを下げて運転してもよいのですが、郊外ではライトを上げて速度を下げることが歩行者の早期発見につながります。
事故は様々な要素が重なって起こります。体調管理など、事故を起こさないために自分にできることを考えて運転していただければと思います。

京都府西京警察署 交通課長

 

交通事故を防ぐ3つの心がけ

2015年7月27日 山科営業所

交通事故を防ぐためには、3つのことに注意してください。
1つ目は、危険の認知です。タクシーの運転をしていると脇見運転をしがちになりますが、しっかり前を見て、夜間の運転であれば状況に応じてハイビームを活用するなど、早く危険を発見するように心がけてください。
2つ目は、危険の予測です。あらかじめ、起きうる危険を予測しながら運転しましょう。
3つ目は、ゆとりを持つことです。例えば地図を覚えることは、時間的場所的に余裕を生み出します。私が白バイ時代は、道路を覚えるように言われました。道路事情を知ることで、心にゆとりを持つことができます。
東山峠に交通標語があります。「お土産は 無事故でいいのよ お父さん」。これからも事故無きようお気を付けください。

京都府山科警察署 交通課長

 

周囲の環境に目を配り安全運転を

2015年7月28日 洛西営業所

事故を防ぐためには周囲の環境に目を配りスピードを落とすことが大切です。
皆様ご存知の通り車が止まるまでには空走距離と制動距離があります。制動距離は衝突軽減ブレーキなど技術が発達して短くなってきていますが、ブレーキを掛けるのは“人”です。時速30kmでも1秒で8m進みます。危険を早く察知するために周囲時の状況を見て、危険を想像しておくことも重要です。特に「子供」「高齢者」「自転車」が自宅の周辺で事故の被害者になる場合が非常に多いです。このような方を見かけた際にはスピードを落として細心の注意を払って運転してください。
こうした、全員業務集会などで様々なケースを知り、イメージトレーニングをしておくことが危険予知になります。

京都府西京警察署 交通課 交通総務係 警部補

 

交通環境の変化にも余裕を持って対応する

2015年7月29日 宇治城陽営業所

道路交通法が改正され、自転車の歩道通行や車道の右側通行などが危険行為と定められました。これは普段自転車に乗らない人にも無関係ではありません。車と異なりウインカーもブレーキランプもない自転車が、急に車道に下りてくることもあります。それに対して「危ないなあ」ではなく自転車の次の行動を予測するように心がけてください。
このような交通環境の変化の中でも安全運転を行うために重要なことは、気持ちに余裕を持つことです。自分が交通ルールを守っていても、事故が起こってしまうことがあります。相手の様子を確認すること、相手に自分の存在や状況を知らせること、そして何かあってもいつもと同じように冷静に対応できるようにすることが、安全運転につながります。

京都府宇治警察署 交通課 交通総務係

 

運転時の注意点と過信の禁物

2015年7月30日 八幡営業所

統計から見ますと、昨年7月は事故が増え、薄暗くなる16~20時に多発しました。それを踏まえ、警察からも本年は特に啓発活動として、反射材やコンビニの袋など目立つものの着用を呼びかけているところです。
皆さんに注意していただきたいことをいくつか挙げますと、
①RV車の方がセダン車より見通しはよいものの死角が大きくなること、
②アルコールの醒め方についてビール中ジョッキ3杯(1500㎖)の分解には約12時間かかること、
③人間の脳の処理能力には限界があり、一度にたくさんの情報を処理することは困難なため見落としが多くなること、が言えると思います。
また、年齢とともに動体視力が落ちてくるのは事実ですので、くれぐれも、昔のように過信しすぎることのないようお願いします。

京都府八幡警察署 交通課 交通指導係長

 

交通事故の「未然防止」対策

2015年7月31日 宇治城陽営業所

本年度の交通事故死亡者数は昨年同時期より15名も多く、そのうち6割を65歳以上の方が占めています。
8月20日まで夏の交通事故防止府民運動を行い、被害者になりやすい「高齢者」や道路交通法改正に伴い危険行為を繰り返す「自転車」への取締強化を重点的に行います。いずれの取締りも交通事故を防ぐため行っています。
交通違反の指導経験や交通事故を起こしたことの無い方でも一度はヒヤリハット(危険に気付き、結果として事故にならなかった)体験をしたことがある方はいらっしゃると思います。「危なかった」で終わらせず、事故の予兆と位置付けて、運転手同士で情報共有をお願いします。
一つの事故には様々な要因が絡んでいることを忘れないでください。

京都府宇治警察署 交通課 交通総務係長

 

事故防止のため運転に集中を

2015年8月3日 伏見営業所

人には反応時間というものがあり、目で見てから体が動くまで一般的に0.75秒かかると言われています。つまりこの間は危険を認知しても反応できない時間なのです。
伏見署管轄内での今年度昨日までの事故発生件数は473件、負傷者数は558名、死者数は3名に上ります。これらの交通事故には共通する特徴があります。主要幹線道路での追突事故や住宅街での出合頭の衝突が多く、その多くの原因は運転手が運転に集中していなかったことであり、3件の死亡事故も運転手の甘い認識や確認不足から引き起こされました。
運転中は集中してください。運転者の注意で大半の事故は未然に防げます。危険を認知しても発見が遅れると取り返しがつかなくなるので、+αの注意喚起を常に自分に言い聞かせてください。

京都府伏見警察署 交通課長

 

時間帯によって変わる運転意識

2015年8月4日 西五条営業所

朝の8時~10時、夜の18時~20時の通勤時間帯は事故が多くなります。特に夕方という時間帯は大半の人が疲れています。仕事を終え、家に帰ってからのことを考えがちになっており運転に意識を向けることができていない人が多いのです。いくら自分が注意しながら運転していても相手がぶつかってくる場合があります。夜は居眠り運転をしている人がいます。自分自身が眠いときもあると思います。タクシーの場合は特に、睡魔からの不注意で事故を起こさないためにも、停車してお客様に説明する勇気も必要だと思います。
右京区内では最近大きな事故が立て続けに起きています。警察としても幹線道路を中心に取締りを強化していますが、皆さんにも、意識して運転をするという協力をお願いいたします

京都府右京警察署 交通課長

 

交通事故防止のために

2015年8月6日 上賀茂営業所

思い込みがあれば周りが見えなくなります。交差点で安全確認するときに、絶対車が来ないと思い込めば本来発見できるものも発見できなくなります。
運転に際しては、「まさか~だろう」ではなく、「もしかして~かもしれない」という危険予測を行うようにしてください。情報をいかに早く、多く取得して危険回避を行うか、また、事故の情報を周囲に提供できるかが事故防止のポイントです。
運転に必要な情報はいろいろありますが、何が必要だという正解はありません。たとえば北山通や堀川通を走っていても、対面の信号機の表示や周囲の車両、歩行者の動静確認等も当然のことですが、街路樹の幹の太さも気にしてください。もしかして、歩行者が隠れているかもしれません。

京都府北警察署 交通課 交通総務係長

 

危険予測と減速による交通事故防止

2015年8月18日 伏見営業所

本年7月末現在の交通事故死者数は、前年対比で増加しており、京都市域が4割、65歳以上の高齢者が約6割、歩行中の死者が4割以上となっています。当事者が少し注意をしていれば防ぐことができた事故が少なくありません。当然のことですが、運転中に危険を感じても、実際に車が問う丸までにはどうしても時間がかかります。それは、危険の認知から、判断、操作に至るまでの「知覚反応時間」が大きく影響しています。実際に取り扱っている事故の中でも、危険の認知が5m早ければ防げたはずの事故や、速度を10㎞落とせば防ぐことができた事故がたくさんあります。
危険を予測するとともに、車の速度を落とすことによって、一層ゆとりのある運転を心がけ、今後も引き続き安全運転に努めてください。

京都府伏見警察署 交通課課長代理

 

交通安全教育「警察官の安全運転講話」シリーズ

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