フットハットがゆく【100】「She meets heroes!」|MK新聞連載記事
MKタクシーの車載広報誌であるMK新聞では、塩見多一郎さんのエッセイ「フットハットがゆく」を2001年11月16日から連載しています。
MK新聞2006年1月1日号の掲載記事です。
She meets heroes!
2006年、新年あけましておめでとうございます。
このエッセイもふっと思いついたこと、はっと気づいたことを気ままに書き続けて、ついに100回目を迎えました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
さて、2006年といえば、まずは冬季オリンピック!
いったい女子フィギュアスケートの人選はどういう結果になっているんだろう?…
ボクの好き嫌いでいうと、演技力や芸術性というよりも、やはりジャンプのキレや高さを見て「おお~」と思ってしまうので、ミキティこと安藤美姫選手や最近好調の中野友加里選手をぜひトリノで見たい。
先日グランプリファイナルで優勝した浅田真央選手…
年齢制限のせいで出られないなんて残念だなぁ。
個人的に注目しているのは男子スピードスケートだ。
日本人の新旧世界記録保持者の加藤、清水両選手の活躍に期待!
ボクの記憶では、高橋尚子選手(マラソン)や北島康介選手(水泳)の持つ世界記録が破られた今、日本人の世界記録保持者はスピードスケート500mの清水宏保ただ一人であった。
しかし20歳の新鋭、加藤条治が05年の11月にその記録を0秒02更新し、タイトルは日本人から日本人へバトンタッチされた。
最近は低迷が続く清水だが、ボクはやはりあの長野の感動が忘れられないので、ぜひ清水を応援したい。
もし清水が加藤に勝つようなことがあれば、ボクは死ぬほど泣くでしょう。
長野以来応援しているというと、女子モーグルの上村愛子選手…今度こそ悲願達成なるか?
外見に似合わず努力家タイプの彼女がもしメダルを取ったら、これまた泣くやろなぁ。
3月には、野球のワールドカップ的な大会が初開催。
松井君は出るのだろうか?WBC(ワールドベースボールクラシック)と、名前がボクシングのベルトみたいやねぇ。
ボクシングといえば、話題の亀田3兄弟の長男、興毅選手の世界挑戦も多分今年中にあるんだろうなぁ…。
関西で試合してくれるなら絶対観に行きたいんやけどなぁ…。
6月になるといよいよサッカーのワールドカップが!…
日韓開催で騒いでいたのがついこの前みたいに思うが、あれからもう4年…。
ボクはドイツに観戦旅行に行くために計画を進行中だ。
チケット申し込みの抽選が1月中旬にあるので、当たれ、当たれ、当たってくれ~!
ついでに年末ジャンボも当たってくれ~。
1998年のフランスワールドカップの時に、一緒にフランスまで日本戦を観に行った知人は、その後結婚して、2002年の日韓ワールドカップまでに離婚した。
そして今回のドイツワールドカップまでにまた結婚しはった。
2回も結婚できる人がいると思うと、1回も結婚できないボクのようなのもいる。
何にもええことないボクやし、せめて、チケットくらい当たってくれや~。
ついでに年末ジャンボも当てたって~な。
阪神タイガースのセ・リーグ連覇も気になるし、J1に上がった京都パープルサンガの成績も気になるし、2006年のスポーツも本当に目が離せない。
勝利の女神、彼女はいったいどの英雄に会いに行くのでしょうか?
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