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京都で蓮を最も美しい時間帯に見るなら早朝拝観の「法金剛院」へ

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京都で「花の寺」として有名な法金剛院では、7月の蓮(ハス)の開花期に早朝7時から拝観できる「観蓮会(かんれんえ)」が開かれます。
早朝に開花し、昼ごろには元気がなくなってしまう蓮は、早朝のうちに見るに限ります。
開花は京都で最も暑い時期なので、法金剛院の早朝拝観で少しでも涼しい時間帯に観光できるのもうれしいですね。

 

 

法金剛院(ほうこんごういん)とは

平安時代の初めの貴族である清原夏野の山荘だった地に、1130年、鳥羽天皇の中宮である待賢門院璋子が寺院を建立したのが法金剛院の始まりです。
法金剛院境内の庭園にある青女の滝(せいじょのたき)は、日本最古の滝石組として特別名勝に指定されています。
春は待賢門院桜、夏は蓮(ハス)が有名で法金剛院は「関西花の寺二十五ヵ所」の第13番霊場にも選ばれています。

拝観情報

開苑時間 9:00~16:00
7:00~16:00(観蓮会期間)
受付はいずれも15:30まで
拝観料 500円
TEL 075-461-9428
住所 京都市右京区扇野町49
アクセス JR「花園」より徒歩3分

公式ホームページ:法金剛院 | 関西花の寺 第一三番霊場

 

夏の花、蓮(ハス)について

早朝に訪ねたい蓮(ハス)の花

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2019年7月10日撮影

夏を彩る花の代表といえば蓮(ハス)の花。
古くから清浄の象徴として仏教とも縁が深く、仏像を支える蓮台は、文字どおり蓮(ハス)の花を模したものです。
極楽浄土に咲く花とされ、実際に蓮(ハス)が一面に咲き誇る光景は「浄土」のようです。
地下茎はレンコンとして食用になります。

早朝に開花し、昼ごろには元気がなくなってしまう花のため、見るなら朝のうちがおすすめです。

蓮の名前の由来

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蓮(ハス)の名前は、花の中心部にできる花托(かたく)が蜂の巣に似ていることから「はちす」となり、「はす」と呼ばれるようになったという説が有力です。
確かによく見ると蜂の巣のようですね。

 

法金剛院の「観蓮会(かんれんえ)」

夏の風物詩、観蓮会とは

法金剛院は、普段は9時開門ですが、蓮の開花期にあわせて「観蓮会」として7時から早朝拝観ができます。
2019年は、7月6日(土)から7月28日(日)まで開催されます。

京都には法金剛院以外にも蓮で知られる寺社が多くあります。
蓮が最も美しいのは朝のうちですが、多くの寺社が開門になる9時や10時には既にピークは過ぎてしまっています。
そこで、法金剛院では、蓮の開花にあわせて観蓮会として早朝開門しています。京都の寺社でもわざわざ観蓮会のように、蓮のためにそこまでやってくれているのは法金剛院くらいです。

なお京都の法金剛院など寺社以外では、京都府立植物園や宇治市植物公園でも2~3日の短期間だけですが観蓮会として早朝開園が行われます。
いずれにしろ観蓮会として長期間の早朝開門をやっているのは京都では法金剛院のみです。

猛暑の京都でも涼しい早朝

最近の京都は7月でも昼間は35度を超える猛暑日が普通になってきましたが、さすがに観蓮会のある早朝はひんやりとし、快適に蓮を見ることができます。

例えば、7/17の京都の時間ごとの気温の平年値は
 7:00  24度
 14:00 30度
と、6度も低いです。

とはいえ、法金剛院の観蓮会の早朝でも京都で長時間直射日光を浴びると危険なことは間違いないので、場合によっては早朝といえども暑さ対策もお忘れなく。

法金剛院の境内案内

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京都市右京区花園にある法金剛院。
「花園」という地名自体が古くから京都でも花で知られる法金剛院に由来するものです。

法金剛院の拝観は南側の表門から入り、中門内に拝観受付があります。
蓮は、苑池内と礼堂東側に並べられる鉢植えで咲いています。
苑池の北にあるのが有名な「青女の滝」です。

礼堂(らいどう)前の鉢植えの蓮

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2017年7月26日撮影

早朝7時の「観蓮会」法金剛院の早朝拝観開始直後に拝観受付を過ぎ、境内へと入ります。
参道を進んで苑池に突き当り、左に曲がるとずらりと並んだ鉢植えの蓮(ハス)が目の前にあらわれます。

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2017年7月26日撮影

観蓮会なのですぐにでも蓮を楽しみたいのもやまやまですが、まずは礼堂から仏殿へ向かい、法金剛院のご本尊である阿弥陀如来をお参りします。

法金剛院の阿弥陀如来像は平安後期の作で、典型的な京都の定朝様の仏像として重要文化財に指定されています。その穏やかなお顔に心が癒されます。

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2017年7月26日撮影

お参りを終え、礼堂前に並ぶ蓮を楽しみましょう。
鉢植えならではの、下から見上げた蓮の花。
青い空に映えます。さすが観蓮会。

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2017年7月26日撮影

法金剛院では実に90品種もの蓮(ハス)が早朝から咲きます。
順次開花する鉢植えの蓮(ハス)は、観蓮会の7月上旬から下旬まで見頃が続きます。
レンコン用ではなく、観賞用品種の花蓮(ハナハス)です。

赤に白に一重八重、様々な色、形の蓮(ハス)が法金剛院を彩ります。

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2016年7月11日撮影

鉢植えの蓮の見頃は、7月上旬~下旬と観蓮会の期間いっぱいです。
もしかしたら、京都の法金剛院では開花状況に応じて観蓮会中は蓮(ハス)を入れ替えてくれているのかもしれません。

苑池の蓮(ハス)

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2017年7月26日撮影

法金剛院の苑池の蓮の見頃は7月中旬です。
年によっては、観蓮会のはじめごろには見頃前で、終わりごろには早朝でも見頃過ぎになっていることもあります。

とはいえ法金剛院でも品種によってばらつきがあり、1つの茎から2つの花が咲くという珍しい「双頭蓮」は、開花期は7月の初めごろです。
観蓮会がはじまってすぐくらいに行かなければ見ることはできません。 

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2007年7月28日撮影

蓮と言えば、見た目だけではなく甘く爽やかな香りも魅力です。そよ風とともにもわっとするくらいの香りが法金剛院の境内のあちこちを包みます。
観蓮会では視覚と嗅覚から極楽浄土へといざなわれます。

法金剛院の苑池を中心とした池泉回遊式庭園は、京都の典型的な浄土式庭園として知られます。
しかしこの時期は一面大きな蓮の葉で覆われていて水面が見えず、他の季節とは様相が異なります。

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2017年7月26日撮影

特別名勝に指定されている法金剛院の滝石組「青女(せいじょ)」の滝。
最古の人工滝と言われ、国の特別名勝に指定されています。

特別名勝は、京都でも龍安寺石庭や天龍寺曹源池庭園、天橋立などわずか14件しか指定されていません。
数でいえば17ある世界遺産「古都京都の文化財」よりも希少価値が高い文化財かもしれません。
今回のテーマではありませんが、観蓮会の法金剛院にはそんな貴重な京都の文化財があるのです。

長らく土に埋もれていたのが1968年に法金剛院で発掘され、今のように整備されました。
数年前までは水は流れておらず、大雨の直後だけ往時のように滝が見られると聞いていましたが、常時水が流れるようになりました。

蓮(ハス)以外も美しい「花の寺」

法金剛院は、関西花の寺第13番霊場にも選ばれるくらいで、蓮(ハス)だけでなく同時期に多彩な花が早朝から咲いています。

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2017年7月26日撮影

境内図前のアジサイが出迎えてくれます。これも雨に濡れて美しいです。

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2017年7月26日撮影

受付からの参道は、雨に濡れたオニユリが彩ります。  

おわりに 

暑い京都の夏は涼しい早朝がおすすめです。かぐわしい香りとともに咲き誇る法金剛院の観蓮会で視覚と嗅覚で早朝から楽しんでください。

早朝7時の観蓮会で法金剛院まで行くのは大変だという方は、24時間営業のMKタクシーが便利です。京都在住や京都泊でも早朝7時はなかなかしんどいです。
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