定年退職社員インタビュー「仕事に対する責任感と緊張感が大事」下川芳博 社員
MKタクシーのドライバーとして長年“勤め上げた”社員を紹介する「定年退職社員インタビュー」。
今回は勤続26年8ヵ月、去る2008年3月20日に72歳で引退した西五条営業所の下川芳博(しもかわ よしひろ)社員に話をうかがった
記事は、MK新聞2008年4月16日号の再録です。
原則として、掲載時点の情報です。
下川芳博社員インタビュー
MKタクシー入社まで
下川社員は徳島・池田町(現・三好市)出身。
母校の池田高校では、後に甲子園を沸かせた故・蔦文也先生が社会科の教員として赴任してきた頃。
野球に打ち込みながらも、「文武両道」とよく言われた。
「当時、大阪のある進学校が“文武両道”を体現していて我々の大きな目標でした。その目標にしていた選手の息子が最近、私の営業所の職員となってやってきた。不思議な縁を感じます。」
大学卒業後は池田町役場で働いていたが、結婚したことと町の条例が変わったことを機に退職。
大手重工業会社に長年勤めるが、転勤の連続が負担となり、46歳の時、MKタクシーに入社する。
MKタクシーを選んだポイントは、運転席の後ろに掲げられていた「MKのあいさつ」。
「規律を守っている会社だなあ」と好感を持った。
最初は腰掛けのつもりだったが、「今まで続けてこられたのは何かが良かったんでしょうね。」
人間は 緊張感が大事
入社後は国道十条営業所に所属。現在の結城博・MKグループ会長が営業所長だった。
当時は景気が良く、売上も自然と伸びて、「気持ちにもゆとりがありましたね。」
大学時代にESS(英会話サークル)に所属し英語力を磨いていたことから、営業所での英会話の指導担当も務めたことがある。
子どもは男3人、女1人の4人。「最後の子が大学を卒業して就職するまでは頑張ろう」と思って働いてきた。
50歳を過ぎてから腰に違和感があったが、趣味で野球を始めたら治ったという。
「よく考えたら、人間は緊張感がないとだめ。野球と同じで、ある程度体をいじめないといけないと思う」
ずっと夜勤を続けてきたが、仕事中に注意してきたことは、「寝るクセをつけたらだめ。一度寝てしまうと寝過ぎてしまう。寝ないようにしようと緊張感を持って、規則正しい生活を心がけてきました。生活習慣は家内がちゃんとやってくれたからできたと思います」
これからしたいことと 在職社員への メッセージ
「家内は友達がたくさんいて楽しんでいます。私も健康で、まだまだ大丈夫だとは思いますが、子どもの方からもう無理するなと言ってくれました」
「とりあえずはゆっくりしたいですね」と話す下川社員。
これから仕事を続ける方には、「規則正しい生活習慣が“けじめの元”です。仕事に対する責任感を持って、自己管理に努めてほしいと思います。」
MKタクシーの仕事
MKタクシーでは、昼勤専属の観光ドライバーから、夜勤専属のドライバーまでライフスタイルにあわせて多彩な勤務体系を選ぶことができます。
途中で勤務体系を変更することも可能です。
たくさん稼ぎたい若いうちは夜勤専属で、家族と過ごす時間を大切にしたい時期には昼勤専属で、高齢になって通常の勤務がつらくなってきたら、短時間勤務でとライフステージにあわせた勤務が可能です。
高い接客技術と語学を身に着けることで、国賓クラスのVIPや国内外の著名人などの送迎を担当するファーストハイヤードライバーを目指すことも可能です。
海外からのお客様やVIPのお供をするファーストハイヤーを目指すことも可能です。
観光勉強会や外国語勉強会など、会社がキャリア形成を全面的にバックアップします。