【2021年版】秋の京都観光おすすめスポット12選|MKタクシーのとっておき
目次
2021年も京都をゆっくりと観光できるチャンス!
たくさんのお客様をご案内するMKタクシーの観光ドライバーがおすすめする、2021年秋の京都観光におすすめの紅葉スポットを、テーマごとにご紹介します。
テーマごとにそれぞれ京都を観光する際のモデルコースになっています。
2021年の秋に京都を巡る際の参考にしてみてくださいね。
テーマ1. 京都旅ビギナーさん向け!定番の秋の京都よくばり旅
初めて京都を訪れる方や修学旅行生さんにおすすめ!
京都旅ビギナーさんなら絶対に押さえておきたい、人気の観光スポットを効率よく巡るモデルコースをご紹介します。
観光エリアが点在する京都は、観光スポット間を効率よく移動することが大切。
初めての京都もタイムロス少なく、秋の旅行を満喫し尽くしちゃいましょう!
スポット① 伏見稲荷大社<伏見区>
初めて京都を訪れる方には絶対に訪れてほしいのが、伏見稲荷大社。
全国に約3万社あると言われるお稲荷さんの総本社で、どなたにも馴染みの深い存在かと思います。
境内にずらりと続く千本鳥居は圧巻で、日本ならではのエキゾチックな風景が見られるスポットとして海外から訪れる方にも人気になりました。
インスタ映えする風景やポートレートが撮れることで話題で、老若男女たくさんの観光客が訪れます。
京都駅からはJR奈良線に乗車し電車で二駅、最寄り駅の「稲荷」を出てすぐというアクセスの良さも伏見稲荷大社の人気の理由のひとつ。
京都の街中から5分で行ける異世界です。
伏見稲荷大社の紅葉おすすめポイント
伏見稲荷大社と言えば、一番の見どころは何と言っても真っ赤な鳥居がどこまでも続く千本鳥居ですよね。
伏見稲荷大社は本殿背後の稲荷山全体が神域になっていて、鳥居は山頂までぐるりと続きます。
境内全体が大自然に包まれる伏見稲荷大社では、随所で綺麗な紅葉を見ることができますよ。
千本鳥居と紅葉のコラボレーションは、雰囲気たっぷりで格別の風景!
密を避けるなら、中腹の四ツ辻(よつつじ)あたりまで稲荷山を登ってみましょう。
稲荷山を少し登るだけでぐっと人が少なくなるので、京都観光ハイシーズンの秋でもゆっくりと紅葉観賞や撮影を楽しめます。
中でも最も快適に参拝できる時間帯は早朝です。
秋の京都観光で伏見稲荷大社を訪れるなら、予定の一番最初に組み込むのがおすすめ。
朝一番の観光客の少ない伏見稲荷大社で、朝の神社の透き通った神聖な空気を浴びてリフレッシュしてみましょう。
拝観情報
拝観時間 | 日中随時 |
拝観料金 | 境内無料 |
TEL | 075-641-7331 |
住所 | 京都市伏見区深草薮之内町68番地 |
アクセス | JR「稲荷」より徒歩すぐ 京阪「伏見稲荷」より徒歩5分 |
公式ホームページ:伏見稲荷大社
スポット② 高台寺<東山区>
伏見稲荷大社を出たら、京阪に乗って東山エリアへ。
「清水五条」で降りたら、市バスに乗車し「東山安井」へ向かいましょう。
東山安井バス停から歩いて10分ほどで、東山エリアのおすすめ紅葉スポット高台寺(こうだいじ)を訪れることができます。
高台寺は、豊臣秀吉の死後、北政所と呼ばれた正妻のねねが弔いのために建立した菩提寺です。
ねね自身、尼となり余生を過ごした場所でもあります。
そのため、高台寺に沿って続く小道は「ねねの道」と呼ばれています。
高台寺近くの路地・「石塀小路(いしべこうじ)」と共に、京都の情緒が色濃く漂う人気の散策路です。
高台寺の紅葉おすすめポイント
ねねが晩年を過ごした高台寺では、門前の参道から紅葉が出迎えてくれます。
期待に胸を膨らませて境内に足を踏み入れると、広がるのは静かで美しい日本庭園。
秋は鮮やかな紅葉で色とりどりに染まった庭園の散策を楽しむことができます。
東山エリアにあるお寺ながら、観光客が少なめの穴場のおすすめ紅葉スポットです。
時間を忘れてゆっくりと心静かにお過ごしいただけますよ。
高台寺では紅葉の季節になると、庭園と紅葉が夜闇に浮かび上がる夜間特別拝観が開催されます。
池の水面に映る紅葉のリフレクションが、昼間よりも鮮やかに浮かび上がるのがポイント。
昼間とはまた違って見える、秋の夜だけの高台寺の姿をぜひご覧ください。
2021年秋の高台寺の夜間特別拝観は10月22日(金)~12月12日(日)の日程で開催が予定されています。
最新情報など、詳しくは高台寺の公式ホームページでご確認ください。
拝観情報
拝観時間 | 9:00〜17:30(受付終了:17:00) ※夜間特別拝観時は17:00〜22:00(受付終了:21:30) |
拝観料金 | 大人:600円 中学生・高校生:250円 |
TEL | 075-561-9966 |
住所 | 京都市東山区高台寺下河原町526番地 |
アクセス | 市バス「東山安井」より徒歩7分 京阪「清水五条」より徒歩 |
公式ホームページ:ホーム – 高台寺
スポット③ 二年坂・産寧坂<東山区>
東山エリアには京都の風情たっぷりの街並みが広がります。
京都の町家がひしめく坂道の街には小さな路地や袋小路がたくさん!
隠れたおしゃれなカフェやレストラン、雑貨店など、思いがけず素敵なお店と巡り合うことができるかも。
ぜひ宝探しをする気分で街を歩いて探検してみてください。
迷子になるのが怖い方は、東山観光メインストリートの二年坂・産寧坂がおすすめ!
真っすぐ道なりに辿ると、坂道の麓は大通りの東山通、頂上は清水寺へと続きます。
人通りが多いので、入り組んだ街で迷子になってしまう心配なく街歩きを楽しむことができますよ。
二年坂・産寧坂のおすすめポイント
二年坂・三寧坂には道沿いにお土産店が並びます。
定番の京都土産はもちろん、七味唐辛子や梅干し、お漬物、化粧雑貨など、京都らしいお土産が買えるショップがたくさん!
ぜひ街歩きをしながらショッピングを楽しんで。
東山エリアでぜひ注目してみてほしいお土産が、普段使いのできる陶器類。
清水焼で知られるように、東山は古くから陶器の街として有名なんです。
東山エリアのお土産店は、陶器を専門に扱うショップが少なくありません。
店先に並ぶお茶碗やカップなどカラフルな食器に、思わず足を止めてしまいます。
小皿や箸置きなどお手頃価格のアイテムも多いので、掘り出し物を探してみるのはいかがでしょう?
スポット情報
営業時間 | 日中随時 |
アクセス | 市バス「五条坂」「清水道」より徒歩8分 |
公式ホームページ:二年坂・三年坂 | 祇園商店街振興組合
スポット④ 清水寺<東山区>
二年坂・産寧坂の終着点は、東山一の名勝・清水寺。
清水の舞台の写真は、誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか。
清水寺を初めて訪れる方は、実際に教科書のままの風景にきっと驚くはず!
清水寺は清水の舞台が最も有名ですが、見どころはそれだけではありません。
東山の山べりの断崖に建つ清水寺からは、京都の街をパノラマで見渡すことができるんです!
清水寺を訪れたら、まずは仁王門の前で来た道を振り返ってみましょう。
東山のレトロな街並みの向こうに現代の京都の街が広がり、まるで時代の流れをギュッと凝縮したような風景が見られますよ。
清水寺の紅葉おすすめポイント
山の断崖に建つ清水寺は、境内全体が山々の自然に囲まれたお寺です。
秋になると境内が一斉に紅葉する様は、まさに絶景。
「秋の京都を観光するならこの紅葉の景色を一目見よう」と、たくさんの観光客が訪れます。
清水寺の紅葉を100%楽しみたいなら、秋の夜間特別拝観を訪れるのがおすすめ!
本堂や三重塔、そして境内の紅葉が、ライトアップで京都の夜景をバックに浮かび上がります。
紅葉が見頃の時期に訪れると、本堂全体が紅葉に包まれた大迫力の風景が見られます。
まるで清水の舞台が真っ赤な紅葉に焼かれ、激しく炎を上げているよう…。
目を焼くような真っ赤な紅葉と、ライトアップされた清水寺、そして京都の夜景を一緒に楽しめる、秋にしか見られない絶景です。
2021年の清水寺の夜間特別拝観は11月18日(木)~11月30日(火)で開催されます。
上の期間中に京都を訪れる方は、清水寺で京都の秋の夜を満喫してみよう!
拝観情報
拝観時間 | 時期により異なる ※詳しくは清水寺の公式ホームページをご確認ください |
拝観料金 | 大人:400円 小人:200円 |
TEL | 075-551-1234 |
住所 | 京都市東山区清水1丁目294 |
アクセス | 市バス「五条坂」より徒歩10分 |
公式ホームページ:音羽山 清水寺
テーマ2. 中級者向け!秋の京都とお酒を楽しむ旅
いつもとはちょっと一味違う京都旅がしたい、中級者の方におすすめ!
京都は酒造の街だということをご存知ですか?
良質な地下水が豊富な京都は、古くから日本酒造りが盛んな街。
今でもおいしいお酒を造る酒造がたくさんあるんです!
今年の秋は紅葉はもちろん、京都の地酒も楽しむちょっぴりツウな京都旅をしてみませんか?
スポット① 東寺<南区>
東寺と言えば、新幹線や高速・夜行バスの車窓からも見える五重塔が有名です。
京都駅から近鉄で一駅という絶好のロケーションながら、よく見るけれど実際に訪れたことはないという人は多いのではないでしょうか。
東寺は弘法大使こと空海を開祖とする、京都でも歴史の深い古社。
気軽にアクセスのしやすい京都の街中にあるお寺ながら、広い境内にたくさんの国宝や重要文化財があり、見どころがたくさんあるんです!
東寺で一番注目したいのが、空海が作った「立体曼荼羅(まんだら)」です。
曼荼羅とは密教の教えにならい、仏様の世界を描いたもの。
東寺では仏像を並べて立体的に表現することで、よりリアルに密教の教えを伝えています。
東寺の紅葉おすすめポイント
東寺の五重塔周辺は池泉回遊式庭園となっていて、池の周囲にはたくさんの紅葉が植えられています。
紅葉のトップシーズンには、五重塔をバックにした紅葉が見られます。
紅葉を含めて、東寺の庭園全体の美しさをじっくりと味わいたいなら昼間の訪問がおすすめ。
青空に映える五重塔に、その姿を映す水面、美しく作庭された庭園を彩る紅葉…。
すぐそこが大通りなのが嘘のような、静かで美しい空間が広がります。
とにかく幻想的な紅葉を楽しみたいなら、紅葉ライトアップを訪れましょう!
水面のリフレクションで、まるで一面紅葉の世界にトリップしたかのような風景がみられますよ。
2021年の東寺の紅葉ライトアップは10月30日(土)~12月12日(日)まで。
会期を同じくして、五重塔の初層が特別公開されているので合わせてどうぞ!
東寺の秋期特別拝観の詳細は公式ホームページをご覧ください。
拝観情報
拝観時間 | ■金堂・講堂 8:00〜17:00(受付終了:16:30) ■宝物館・観智院 9:00〜17:00(受付終了:16:30) ※開門は5:00~17:00 |
拝観料金 | 境内無料 ※金堂・講堂・五重塔などは有料 |
TEL | 075-691-3325 |
住所 | 京都市南区九条町1番地 |
アクセス | 近鉄「東寺」より徒歩10分 市バス「東寺東門前」「東寺南門前」「九条大宮」「東寺西門前」より徒歩すぐ |
公式ホームページ:東寺 – 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺
スポット② 月桂冠大倉記念館<伏見区>
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月桂冠大倉記念館のおすすめポイント
京都の酒どころと言えば、伏見。
今や日本の主要な酒造メーカーの月桂冠も、ここ伏見からはじまりました。
京阪中書島駅からレトロな伏見の街を歩いておよそ5分。
月桂冠大倉記念館は、日本酒ファンの方はマストチェックの日本酒の資料館です。
月桂冠大倉資料館では、京都・伏見の酒造りや月桂冠の歴史を、創業当時に実際に使っていた酒造用具を見学しながら学ぶことができます。
実際の酒蔵がリノベーションされているので、随所に昔ながらの酒蔵の姿が残されているのがポイント。
酒蔵の中に入って実際に見学できるおすすめスポットです。
もちろん見学の最後には、お楽しみの日本酒のテイスティングも!
季節変わりで色々な種類の日本酒が用意されているのだとか。
テイスティングできる日本酒は月桂冠大倉資料館の売店で販売されているので、気に入ったお酒はお土産にどうぞ!
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伏見には昔ながらの酒蔵が数多く残り、京都でもここでしか見られない伝統的な酒造りの街並みが広がります。
京阪中書島駅周辺は特にその情緒が色濃く残る地域。
十石舟も運行する宇治川派流、映画のロケ地にもなった伏見であい橋など見どころがたくさんあり、街歩きをするのも楽しいエリアです。
ぶらりと街を歩いて、伏見ならではのとっておきの風景を探してみてください。
またこの近辺は坂本龍馬ゆかりの地でもあります。
龍馬が妻・お龍の機転で難を逃れた寺田屋事件の舞台がここ、伏見なんです。
昔ながらの風景を残すこの街で、動乱の最中にあったかつての京都の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
スポット情報
営業時間 | 9:30~16:30(受付終了/16:00) |
休館日 | 8月13日~8月16日 12月28日~1月4日 |
料金 | 20歳以上:600円 13歳~19歳:100円 12歳以下:無料 ※13歳以上の方はお土産付き |
TEL | 075-623-2056 |
住所 | 京都市伏見区南浜町247番地 |
アクセス | 京阪「中書島」より徒歩5分 近鉄「桃山御陵前」・京阪「桃山御陵」より徒歩10分 |
公式ホームページ:トップページ |月桂冠大倉記念館 |月桂冠 ホームページ
スポット③ 梅宮大社(うめのみやたいしゃ)<右京区>
嵐山エリアにある梅宮大社(うめのみやたいしゃ)は、京都で約1300年続く由緒正しい古社。
嵐山駅や渡月橋周辺の観光メインストリートからは少し離れた場所にあるため、知る人ぞ知る、秋の京都でも穴場の観光スポットです。
梅宮大社はお酒に深~い所縁がある、日本三大酒神神社に数えられる一社。
御本殿では御祭神として酒解神(サケトケノカミ)という酒造の神様が祀られています。
毎年11月には年中行事として醸造安全祈願祭が行われ、京都の醸造関係者が数多く参拝しています。
梅宮大社の紅葉おすすめポイント
梅宮大社の境内には四季折々の草花で彩られる、回遊式庭園の美しい神苑が広がります。
秋にはもちろん紅葉が真っ赤に色づき、神苑は秋の情緒一色に。
梅宮大社は秋でも混雑しない上、神苑はかなり広いので秋でも密の心配なく散策が楽しめます。
ゆっくりと神苑の紅葉をひとりじめすることができる、京都の穴場紅葉スポットです。
神苑を見学するには入苑料を納める必要がありますが、梅宮大社を訪れたら神苑は必見!
また、梅宮大社は境内のあちこちで猫に出会うことができる神社として、猫好きの間では知られています。
参拝者が訪れてもなんのその。
神社で飼われている猫たちが自由気ままに過ごしているほほえましい姿を見ることができるのもおすすめポイントです。
拝観情報
拝観時間 | 7:00~18:00 ※神苑は9:00~17:00 |
拝観料金 | 境内自由 ※神苑は大人:600円 小人:400円 |
TEL | 075-861-2730 |
住所 | 京都市右京区梅津フケノ川町30 |
アクセス | 市バス「梅宮大社前」より徒歩すぐ 阪急「松尾大社」より徒歩10分 |
公式ホームページ:梅宮大社
スポット④ 車折神社(くるまざきじんじゃ)<右京区>
最後にご紹介するのは、こちらも嵐山エリアにある隠れたパワースポット、車折神社(くるまざきじんじゃ)!
住宅街の中ひっそりと佇む小さな神社ですが、こちらは京都観光でも人気のスポットなんです。
車折神社の境内にある芸能神社では、その名の通り芸事の神様である天宇受売命(あめのうずめのみこと)が祀られています。
芸事上達のご利益がいただけるため、芸能人がお忍びで訪れることもある神社として知られているんです。
好きな俳優やアイドルの聖地巡礼として車折神社を訪れるファンも。
車折神社の紅葉おすすめポイント
車折神社の境内には、訪れた芸能人が奉納した玉垣がずらりと並びます。
参道を囲む玉垣は壮観。
知っている芸能人の名前も並んでいるかも?
境内を歩きながら探してみてください。
車折神社には境内のあちこちで立派な紅葉が見られます。
本数は決して多くありませんが、とても小さな神社なので境内全体が紅葉に包まれてしまうんです。
境内には真っ赤な玉垣が続いていることもあり、一面が目を見張るような赤に染まります。
車折神社は隠れた桜の名所ということもあり、こちらも優しい秋色に紅葉します。
京都の街の小さな神社で、ノスタルジックな秋のひと時を過ごしてみて。
拝観情報
拝観時間 | 日中随時 |
拝観料金 | 境内無料 |
TEL | 075-771-2204 |
住所 | 京都市左京区黒谷町121 |
アクセス | 京福電鉄「車折神社」より徒歩すぐ |
公式ホームページ:金運・良縁・厄除け・学芸の京都【車折神社】 初詣/パワースポット
テーマ3. 上級者向け!ゆったりと嵐山の秋を堪能する旅
秋の紅葉ハイシーズンには、信号を歩いて渡るにも苦労するほど混雑するほど人気の嵐山エリア。
嵐山と言えば、紅葉の名所はどこに行っても人だらけで、ゆっくり楽しめないイメージがありませんか?
最後にご紹介するのは、京都上級者さんにおすすめのコース。
秋の京都をじっくりと堪能できる、嵐山の隠れた紅葉の名所をご紹介します。
スポット① 常寂光寺<右京区>
嵐山の竹林の小径を抜けてさらに奥。
小倉山の斜面にある常寂光寺(じょうじゃっこうじ)は、秋に嵐山を訪れるならぜひ足を運んでみてほしいお寺です。
こちらは古くから京都では紅葉の名所として知られる古刹。
嵐山エリアの人気スポットから歩いてアクセスできるお寺ですが、少し奥まったロケーションに位置することもあって穴場になっています。
常寂光寺には塀がなく、境内が小倉山の自然にそのまま溶け込んだような空間になっているのがおすすめポイント。
小倉山の紅葉を間近に見ることができます。
境内全体が急な斜面になっているので、歩きやすい履物で訪れましょう。
常寂光寺の紅葉おすすめポイント
常寂光寺の境内には200本を越えるカエデが植えられています。
紅葉の最盛期はもちろん美しいのですが、おすすめは見頃を少し過ぎた頃。
竹林の苔庭に色づいた紅葉が落ち、目に鮮やかなコントラストを楽しむことができるんです。
散ってなお美しい姿を見せてくれる常寂光寺の紅葉。
嵐山に来てここの紅葉を見逃してしまうのは非常にもったいない!
そして常寂光寺は寺内からの眺望もおすすめの理由のひとつ。
山の斜面に建つ常寂光寺には、境内の最奥に展望台があります。
展望台からは、紅葉越しに多宝塔がのぞき、さらにその後ろには嵐山ののどかな街並みを眼下に見下ろします。
展望台は常寂光寺で最も人気の鑑賞ポイントなので、譲り合って紅葉を楽しみましょう。
拝観情報
拝観時間 | 9:00~17:00(受付終了/16:30) |
拝観料金 | 500円 |
TEL | 075-861-0435 |
住所 | 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3 |
アクセス | JR「嵯峨嵐山」より徒歩15分 京福電鉄「嵐山」より徒歩20分 |
公式ホームページ:常寂光寺 JOJAKKO-JI
スポット② 宝筐院<右京区>
このお寺を知っているあなたは京都ツウ!
宝筐院(ほうきょういん)は京都でも知る人ぞ知る、嵐山の超穴場紅葉スポット。
とても小さなお寺なので、有名な観光スポットが集まる嵐山では見逃されがちなんです。
でもあまり馴染みがないお寺と侮るなかれ。
宝筐院では嵐山でも随一と言えるほど美しい、まるで極楽浄土の世界のような紅葉を見ることができます。
宝筐院のお隣にある清凉寺(せいりょうじ)も風光明媚な名刹です。
こちらとあわせて訪れるのがおすすめ!
宝筐院の紅葉おすすめポイント
宝筐院に一歩足を踏み入れた瞬間、まるで別世界のような光景が広がります。
参道は人ひとりすれ違うのがやっとなほど。
その両脇の苔庭は、秋には一面紅葉に包まれます。
まるで真っ赤な世界に迷い込んでしまったかのような感動が味わえるはず。
また宝筐院の小さなお堂からは、建物越しにお庭の紅葉が楽しめます。
紅葉ハイシーズンに見る額縁庭園は、時間を忘れていつまでも見ていたくなるほどの美しさ。
小さな古寺の雰囲気も相まって、どこかもの悲しさも感じる京都の秋のワンシーンを目の当たりにしてみてください。
宝筐院への行き方は、渡月橋から続く嵐山の観光道路をまっすぐ北へ辿るだけ。
アクセスしやすいのに穴場の宝筐院、この秋の京都観光ではぜひチェックしてみましょう!
拝観情報
拝観時間 | 9:00~16:00 ※11月は9:00~16:30 |
拝観料金 | 大人:500円 小・中学生:200円 |
TEL | 075-861-0610 |
住所 | 京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9 |
アクセス | 京福電鉄「嵐山」より徒歩15分 JR「嵯峨嵐山」より徒歩13分 |
公式ホームページ:京都嵯峨野・宝筐院
スポット③ 愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)<右京区>
嵯峨鳥居本にある愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)は、周辺の雰囲気と相まって少し不思議な雰囲気のあるお寺です。
まず何よりも目を引かれるのは、数えきれないほどずらっと並べられた石像でしょう。
実はこの石像は参拝者、つまり素人の手で彫られ奉納された羅漢像なんです。
愛宕念仏寺には何度も興廃を繰り返してきた激動の歴史があります。
戦後、愛宕念仏寺の復興事業の一環として、参拝者自らの手で彫られた羅漢像が納められたのだそう。
その数何と1,200体!そのため愛宕念仏寺は、千二百羅漢の寺とも呼ばれます。
一体一体彫り手が違うので、色んな表情をしているのが見どころポイントです。
愛宕念仏寺の紅葉おすすめポイント
愛宕念仏寺で注目してほしいのは、やっぱり紅葉と羅漢像のコラボレーション。
他のお寺や神社にはない、ミステリアスな紅葉の風景が楽しめます。
秋が深まってくると、より異界に踏み込んでしまったかのような独特な雰囲気が色濃く感じられますよ。
不思議な空気感を味わうなら、少し日が傾きはじめた夕方頃の訪問がおすすめ。
愛宕念仏寺のある嵯峨鳥居本は、京都の伝統的な街並みが残る歴史地区です。
嵯峨鳥居本は、愛宕山山頂にある愛宕神社の参道の出発地として、かつては多くの参詣客で賑わった街。
その頃と変わらない姿がここには残っています。
秋になるとかやぶき屋根の町も紅葉に彩られ、秋の情緒たっぷりの装いに。
ぜひ愛宕念仏寺を訪れたら、嵯峨鳥居本の散策も楽しんで!
拝観情報
拝観時間 | 8:00〜16:30 |
拝観料金 | 300円 |
TEL | 075-285-1549 |
住所 | 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5 |
アクセス | 京都バス「愛宕寺前」より徒歩すぐ |
公式ホームページ:Otagi Nenbutsuji Temple
スポット④ 護法堂弁財天<右京区>
護法堂弁財天は、五山の送り火で鳥居形が点火される曼荼羅山(まんだらやま)の麓にある小さな神社。
山の中に静かに佇む無人のお社で、普通は観光で訪れるようなスポットではありません。
地元の人に大切に守られてきたのであろう神社で、御祭神や由緒などはよく分からないのだそう。
周りを気にせず色んな角度からゆっくりと紅葉が鑑賞できるので、カメラを抱えて訪れる方も。
嵐山の誰もいない空間で、静かに紅葉を楽しんでみたい、ガイドブックには載らない地元民しか知らない紅葉の名所に行ってみたいという方におすすめです。
護法堂弁財天の紅葉おすすめポイント
護法堂弁財天のポイントは、観光神社ではないので嵐山観光の行先としてまず名前に上がることがないということ。
最寄りのバス停にバスが来るのも1時間に1本と、アクセスのしにくさから観光客が訪れることはあまりありません。
御朱印もお守りもおみくじもない代わりに、護法堂弁財天にはただただ静寂だけがあります。
山へと続く階段を登り、護法堂弁財天の鳥居をくぐった瞬間、そこだけに秋色に染まったかのように見事な紅葉が目に飛び込んできます。
あたり一面紅葉!という派手さはありませんが、小さな本殿や苔むした手水など、紅葉が映える被写体がたくさんあります。
まるで護法堂弁財天を守るかのように包んで色づく紅葉の風景をお楽しみください。
拝観情報
拝観時間 | 日中随時 |
拝観料金 | 境内自由 |
TEL | 075-781-5010 |
住所 | 京都市右京区嵯峨鳥居本一華表町2 |
アクセス | 叡山電鉄「修学院」より徒歩20分 市バス「一乗寺清水町」より徒歩20分 |
2021年の京都観光はタクシー観光がおすすめ
2021年の秋も引き続き、例年よりも人が少なく快適に京都観光を楽しんでいただけます。
いつもなら敬遠してしまうような人気の名所も、今ならゆっくり楽しむチャンス!
それでも京都は人気の観光地。
もっとゆったりと安全に京都観光を楽しみたいなら、MKの観光貸切タクシーでちょっと特別な旅にしてみませんか?
MKの観光貸切タクシーはプライベートガイド
MKタクシーの観光貸切タクシーは皆さまだけのプライベートガイドです。
スポット間の移動はもちろん、神社仏閣のガイドやお食事・皆さまの京都観光をドライバーがトータルコーディネートいたします。
今回ご紹介したスポットはそれぞれ、MKタクシーがおすすめする秋の京都観光のモデルコースです。
3つのテーマごとに、6時間のタクシー貸切で、移動から各所での観光、お食事、お買い物まで秋の京都をゆっくりとお楽しみいただけます。
MKタクシー公式HPの「京都紀行」では、秋だけでなく季節ごとに様々なテーマで京都観光におすすめのモデルコースをご紹介しています。
どれもMKタクシーが自身をもっておすすめするコースばかり。
京都観光を特別な思い出にするお手伝いをいたします。
京都観光の行先に迷ったらMKタクシーへご相談ください!
正伝寺もおすすめ
正伝寺は、京都洛北の西賀茂に位置しています。
比叡山を借景にした枯山水庭園が特徴で、晴れの日ははっきりとその姿を眺めることが出来ます。
かつて人気を博した伝説のミュージシャン、デヴィッド・ボウイが来日する度に正伝寺を訪れ、静寂に包まれた庭園の空間で時を過ごしていたそうです。
昨今の世の中の喧騒とは裏腹に静かな時間が流れ、癒しを得られること間違いなしです。
拝観情報
拝観時間 | 9:00~17:00 |
拝観料 | 大人 400円 中学生 300円 小学生 200円 |
TEL | 075-491-3259 |
住所 | 京都市北区北鎮守庵町72 |
アクセス | 市バス「神光院前」より徒歩15分 |
公式ホームページ:正伝寺 京都 | 臨済宗南禅寺派・吉祥山正伝護国禅寺
タクシーは人との接触の少ない個別輸送機関
京都観光になんといっても不安なのは、感染症予防対策。
鉄道やバスといった大量輸送機関は、不特定多数との接触を余儀なくされてしまう心配がぬぐえません。
個別交通機関であるタクシーは、移動中は不特定多数の人と接触することことはありません。唯一接触があるドライバーも万全の感染症予防対策を行っています。
タクシーは、感染症にも強い交通手段です。
万全の感染症予防対策
MKタクシーでは、感染症感染予防対策として、以下の項目を行っています。
- ドライバーはマスク着用、手指消毒。乗務前の体温測定の徹底
- 運転席と後部座席との間に飛まつ感染防止のビニール幕設置
- 乗車ごとの車内消毒。消毒液も車内に完備
- 走行中は換気のために窓を開閉
感染症予防に万全を期すため、お客様におかれましてもご協力をお願いいたします。
- マスクの着用
- 助手席ではなく後部座席へのご乗車
三密を避けた観光スポットへのご案内
移動中は安全であっても、肝心の観光スポットが三密であっては感染の危険性もぬぐえません。
京都を知り尽くしたMKの観光タクシードライバーなら、密閉・密集・密接の三密にはならない観光スポットもご案内可能です。
ご要望にあわせた観光スポットへとご案内します。
タクシーならではの機動力を活かし、鉄道やバスだけでは訪れることが困難な観光スポットへもご案内することが可能です。
これを機会に、これまでは訪れたことない穴場スポットを訪ねてみてはいかがでしょうか。
秋の京都を彩るおすすめの花
紅葉だけではない、京都の秋を美しく彩る花々を紹介します。
彼岸花(ヒガンバナ) 見頃:9月中旬~上旬
萩(ハギ) 見頃:9月下旬~10月上旬
秋明菊(シュウメイギク) 見頃:9月下旬~10月下旬
藤袴(フジバカマ) 見頃:9月下旬~10月下旬
秋桜(コスモス) 見頃:10月上旬~11月上旬