西日本豪雨(2018年)にMKタクシーが復旧支援ボランティア車両運行
2018年7月5日から8日にかけて、西日本を中心に死者263人/行方不明8人という甚大な被害をもたらして「西日本豪雨」が襲いました。
京都府北部でも、死者5名の被害が発生しました。
MKタクシーは、7月13日に復旧支援のために京都府北部へと向かう京都府の職員らのタクシーでの無償送迎を行いました。
西日本豪雨(2018年)について
西日本豪雨の被害
本州付近に停滞していた梅雨前線に、台風7号から変わった温帯低気圧が一体化し、梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込み続けました。
7月5日から8日にかけて梅雨前線の活動が非常に活発となり、京都府をはじめ1府10県で大雨の特別警報が発令され、西日本から東海にかけて記録的な降雨となりました。
この豪雨により、全国で死者224人/行方不明者8人を出す大災害となりました。
特に広島県では死者109人/行方不明者5人、岡山県では死者61人/行方不明者3人という甚大な被害を受けました。
平成でも最悪の豪雨被害となり、一般には「西日本豪雨」として知られます。
京都府では「京都府北部豪雨災害(2018年)」と称されています。
京都府の被害
京都府でも7月6日22:50に大雨特別警報が発令され、福知山市坂浦では、7月5~8日の総雨量が522.0ミリを観測するなど豪雨となり、京都府北部を中心に大きな被害を受けました。
京都府内では、死者5人、負傷者7人、床上浸水535棟/床下浸水1608棟などの被害が発生しました。
京都府北部への無償タクシーを運行
7台のMKタクシーが京都府庁から出発
西日本豪雨後、災害復旧支援のために京都府の職員が順次京都府北部へと向かいました。
MKタクシーは、少しでも災害復旧に協力するために、京都府に無償でのタクシー提供の申し入れを行いました。
2018年7月13日、被災地へと向かう京都府の職員と物資等を運搬するため、MKタクシーのアルファードHV・ベルファイアHV合計7台が派遣されました。
朝7時すぎに、乗り込みと物資積み込みのために、7台のMKタクシーが京都府庁に集まりました。
京都府庁の担当者とMKタクシーのドライバー及び配車担当者が注意事項等の打合せを行い、京都府職員の訓示朝礼の後、7時30分に京都府庁を出発しました。
京都府北部へ京都府職員を送迎
7台のMKタクシーは舞鶴市、綾部市、福知山市、南丹市の被災地に分かれ、現地ボランティアセンターや復旧作業現場などへの送迎運行を行いました。
18時すぎ、送迎運行を終えた全7台が無事に京都府庁に帰ってきました。
1日間という極めて微力な協力ではありましたが、必要な時に必要とされるのがタクシーの使命であると改めて考えることとなりました。
MKタクシーは、今後も公共交通機関の一つとして責任を果たせるよう日頃からの備えをしてまいります。