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海を越えて京都へ飛んでくるアサギマダラと藤袴が美しい写真

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はるばる海を越えて京都へやってくる、「海を渡る蝶」アサギマダラ(浅葱斑)。
名前のとおり浅葱(あさぎ)色をした半透明の美しいはねで優雅に飛ぶアサギマダラの姿は、古くから日本人を魅了してきました。
そんなアサギマダラが蜜を吸いに群れ集うのが藤袴(フジバカマ)の花です。京都で見つけた、藤袴に集まる美しいアサギマダラの写真を紹介します。

 

京都のおすすめ藤袴スポットの紹介はこちら  

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アサギマダラについて

アサギマダラ(浅葱斑)とは

タテハチョウ科マダラチョウ亜科の蝶です。
南西諸島などを除き、日本に生息するマダラチョウ亜科の蝶はアサギマダラ1種です。

翅(はね)が浅葱色をしたマダラチョウの仲間であることが名前の由来です。
浅葱色とは聞きなれないかもしれませんが、新選組の衣装の色です。「浅葱色のだんだら羽織」と称されました。
かつて「国蝶」を選定するときにオオムラサキ、アゲハチョウ、ギフチョウなどと並んでアサギマダラも候補に挙げられました。結局選ばれたのはオオムラサキです。

海を渡るアサギマダラ

春には南から北へ移動し、秋には北から南へと移動する「海を渡る蝶」「旅する蝶」としてアサギマダラは知られています。
アサギマダラは春に暑さを避けて台湾や南西諸島から本州へと渡り、秋には逆に本州から台湾や南西諸島へと渡ります。

これまでの調査では、和歌山で放たれたアサギマダラが83日後に香港で発見されたのが最長記録です。実に約2,500kmを旅したのです。また1日に200kmを移動したという記録もあります。
アサギマダラの翅(はね)を広げた長さが8cm程度なので、人間のサイズに換算して2,500kmを20倍すると、5万kmになります。
人間でいうと、実に地球1周以上の距離を移動したことに相当します。

アサギマダラの羽化後の寿命は4ヶ月ほどです。つまり、日本に渡ってきた個体と台湾へ渡っていく個体は異なるということです。
アサギマダラは世代を超えて海を渡っているのです。マーキング調査等により、アサギマダラの生態の解明も進んでいますが、いまだに何故このような長距離移動が必要なのか、何故小さな体で長距離移動が可能なのか、などまだアサギマダラには謎がたくさん残されています。 

なぜアサギマダラは藤袴に群れ集うのか

藤袴には、アサギマダラなど特定の蝶が蜜を求めて群れ集います。
これは、アサギマダラなど一部の蝶は、藤袴などに含まれるピロリジジンアルカロイドの一種を摂取する必要があるためです。
これらの蝶にとってピロリジジンアルカロイドは雄が雌を誘うフェロモンを作るのに必須の物質で、摂取できないと交尾をしないという実験結果が出ています。

アサギマダラにとって藤袴は、単に好きとか嫌いということではなく、子孫を残すには藤袴などの蜜を吸う必要があるのです。 
そのため藤袴に群がるアサギマダラはだいたい雄です。雌雄の見分け方もありますが割愛します。

アサギマダラと藤袴の美しい写真

梅小路公園・朱雀の庭(すざくのにわ)

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梅小路公園・朱雀の庭 撮影:MKタクシー

400鉢もの藤袴が並ぶ朱雀の庭の「藤袴と和の花展」では、あちらでもそちらでもアサギマダラが蜜を吸っています。
ただし、アサギマダラは暑さは苦手なので、朝のうちと夕方がおすすめです。

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梅小路公園・朱雀の庭 撮影:MKタクシー
朱雀の庭の情報

「朱雀の庭」は京都への平安建都1200年を記念し、京都の技術の粋を結集してつくられた池泉回遊式の日本庭園です。
水鏡を中心に、野筋(のすじ)や築山が配され、歩くにつれて大きく景色が変わっていきます。
朱雀の庭(梅小路公園は日中随時園内自由です)

休園日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
入園時間 9:00~17:00(入園は16:30)
入園料 小学生以上 200円
TEL 075-352-2500
住所 京都市下京区観喜寺町56-3
アクセス JR「梅小路京都西」よりすぐ

公式HPはこちら

大原野小塩町のフジバカマ園

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大原野小塩町 撮影:MKタクシー

藤袴の野生種が発見された大原野につくられたフジバカマ園にもはるばるアサギマダラが。

大原野小塩町のフジバカマ園情報

京都西山山腹にある善峯寺へと登る途中の山間にあります。
標高が高く、京都盆地を見下ろすことができます。

開園時間 入園随時
入園料 寸志
住所 京都市西京区大原野小塩町フジバカマ園
アクセス 阪急バス「善峰寺」バス停より徒歩10分

梨木神社(なしのきじんじゃ)

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梨木神社(なしのきじんじゃ) 撮影:MKタクシー

10月中旬に「藤袴祭」が行われる寺町通。梨木神社だけが鉢植えではなく地植えです。

梨木神社の情報

狭い境内には約500株もの萩が植えられており、「萩の宮」とも称される京都随一の萩の名所である梨木神社。
藤袴祭のころには、萩は既に散りつつありますが、萩にまじって藤袴が満開です。

拝観時間 日中随時
拝観料 境内自由
TEL 075-841-7878
住所 京都市上京区下立売通西大路通東入ル
アクセス 市バス「府立医大病院前」より徒歩3分

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廬山寺(ろざんじ)

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廬山寺(ろざんじ) 撮影:MKタクシー

紫式部の邸宅跡に位置します。紫式部はここでアサギマダラも飛び交うなか、源氏物語の「藤袴」の巻を書いたのかもしれませんね。

廬山寺の情報

現在地は紫式部の邸宅跡と推定され、源氏物語執筆の地として知られます。
拝観受付前に数個の鉢植えが置かれています。拝観料が必要な寺院ですが、拝観受付手前なので自由に入れます。

拝観時間 9:00~16:00
拝観料 大人   500円
小中学生 400円
TEL 075-231-0355
住所 京都市上京区寺町通り広小路上る北之辺町397
アクセス 京阪「出町柳」「神宮丸太町」より徒歩15分
市バス「府立医大病院前」より徒歩5分

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革堂(こうどう)

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革堂(こうどう) 撮影:MKタクシー

寺町通の藤袴祭のメイン会場でもアサギマダラが。

革堂の情報

西国三十三ヶ所の第19番札所であり、都七福神のひとつとして寿老人を祀り、洛陽三十三所観音霊場の第四番札所でもあります。
いわば巡礼のメッカとして、四季を通じて多くの巡礼者で賑わいます。

拝観時間 8:00~16:30
拝観料 境内自由
TEL 075-211-2770
住所 京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町
アクセス 京阪「神宮丸太町」より徒歩10分

詩仙堂(しせんどう)

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詩仙堂 撮影:MKタクシー

四季を通じて花が美しいお寺である詩仙堂。これが園芸種のコバノフジバカマなのでしょう。外来種であっても、もともと外国から海を渡ってくるアサギマダラには関係ありません。
コバノフジバカマもアサギマダラの大好物です。

詩仙堂の情報

サツキが美しい枯山水庭園に「コーン」とひびく禅味あふれる音。水の流れを利用して音を発する僧都(そうず・一般には鹿(しし)おどしとも呼びます)は、詩仙堂を創建した石川丈山の考案と言われます。

拝観時間 9:00~17:00(受付は16:45まで)
拝観料 500円
TEL 075-781-2954
住所 京都市左京区一乗寺門口町27
アクセス 市バス「一乗寺下り松町」バス停から徒歩7分

公式HPはこちら

南丹市八木町神吉(かみよし)

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南丹市八木町神吉(かみよし) 撮影:MKタクシー

田園風景が広がる神吉にも藤袴を求めてアサギマダラがやってきました。 

おわりに

原種の藤袴が京都の各所で広がっています。藤袴とともにアサギマダラを見られる京都の観光スポットもどんどん拡大中です!
MKタクシーでは、京都の歴史や文化に詳しい観光ドライバーがたくさん在籍しています。
観光ドライバーをするのに基本的な知識は、会社の座学や現地勉強会などで習得することができます。でも、そこから先は人それぞれです。

人によって得意分野は様々で、歴史や文化だけではなく、グルメや花に詳しい観光ドライバーもたくさんいます。
蝶など昆虫に詳しめの観光ドライバーというご要望にも応えられる場合もあるかもしれません。
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