2018イギリス語学留学vol.2 ノリッジウォーキングツアーの実地練習|MKタクシー岩田直樹
目次
1992年に始まり、時代に合わせて改善・強化し続けてきたMKの海外研修。
ハイヤー課の岩田直樹社員によるレポートを紹介します。
MKの海外研修制度
第31期となる今回は、ハイヤー課の持田歩社員・徳永和彦社員・岩田直樹社員・山本瑠美社員・岡本悠希社員の5名がイギリス2ヶ月間の中級コース、コールセンターの前田希職員がフィリピン3週間の初級コースで学びました。
海外研修出発式
2018年1月12日に京都MK本社で「第31回海外研修出発式」を行いました。
出発直前インタビュー
海外研修を志望された理由は?
2020年の東京オリンピックを前に、日本に来てくださる観光客の方々は日に日に増えています。
そのお客様をおもてなし、再度京都へ遊びに来ていただくために細かな気配りやユーモアを表現できる英語スキルを身につけたいと思い、今回の留学に志望しました。
出発が近づいてきましたが、今の気持ちは?
初めてのホームステイということで、受け入れてくださるホストファミリーの方とうまく打ち解けられるか少し不安には思っています。
それ以上にイギリスでの生活や異なる文化との交流を通して自分自身が成長できると思うと、期待で心躍る気持ちです。
最後に意気込みを一言
語学学校でのネイティブの先生からの授業はもちろん楽しみではありますが、地域の方々ともできるだけ交流したいです。
特に地域の教会について興味がありますので、機会を作って積極的に行ってみたいです。
海外研修レポート
中世の歴史ある建物が残るノリッジへ
今回、計5名の社員がイギリス留学に行ったのですが、派遣先は3ヶ所に分かれました。
私の派遣先は、持田社員と同じくイングランド北東部のノリッジです。
イギリスはイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドの4つの国からなります。ノリッジはイングランドのノーフォーク州の州都で、ロンドンから約2時間半の距離にあります。
中世のお城や教会といった歴史ある建物が数多く残り、なおかつそれらが今もなお現役で使われている街です。
ホストファミリーとラグビーを通して交流
日本を無事に出国したのも束の間、韓国からロンドンまでの便が雪のため4時間以上遅れてしまいました。
結果ホストファミリーの家に着いたのは現地時間の深夜2時頃でした。遅い時間にもかかわらず。温かく迎えていただき安心しました。
ホストファミリーは、40代の夫婦に15歳と11歳の息子さんの4人家族でした。みんな大変親切でとても良くしていただきました。
弟さんは地域のラグビーチームに所属していて、私も高校時代にラグビーをしていたことからすぐに打ち解け、何度か週末の試合をホストファザーと一緒に見に行きました。
そこでは他の父兄の方々とも交流できてとても良い経験になりました。
文法、会話、観光ガイドの3種類の授業
ノリッジでは世界各国から生徒たちが集まる語学学校に通っていました。
学校では3種類の授業を受けました。まず午前中は10人前後のクラスで文法の授業、午後からは10人弱で会話や聞き取り、ことわざなどに特化した授業。
そして最後に、1人の先生に対して持田社員と一緒に2対1の個人レッスンに近い、観光ガイドとしての英語を重点的に練習する授業です。
文法の授業でも会話を中心に進みます。難しい単語や新しい言い回しなどを生徒たちに質問しながら学習をします。教科書の内容だけでなく、時には習った文法を使った様々なゲームを通じて理解を深めていきました。
ノリッジウォーキングツアーを実施
2対1のクラスでは、教室を飛び出して近くにあるノリッジ大聖堂という観光名所へ何度も足を運び、どのように観光地を案内するかを実地で練習しました。特に最後の授業の際には、それまでの集大成として簡単なウォーキングツアーを行います。
学校周辺の観光スポットを歩いて回れるようなコースを持田社員と計画し、これまで一緒に勉強していたクラスメイトたちにも参加してもらいました。
授業の時間だけでなく、毎週行われる映画鑑賞のアクティビティや、留学生活1ヶ月辺りから始まった放課後のボードゲームクラブにも積極的に参加しました。
お昼休みにはよく先生やクラスの友達と一緒にチェスを楽しみ、その先生が放課後に様々なボードゲームを使ったアクティビティを開いてくれるようになりました。
週末には世界遺産のエディンバラへ
週末にはできるだけ出かけるようにしました。
ロンドン・アムステルダム・シェーリンガム・エディンバラなどに行きました。どの街も大変素晴らしい街でしたが、一番印象に残っているのはスコットランドの首都であるエディンバラです。
旧市街と新市街の美しい街並みは世界遺産に登録されていて、石造りやレンガの建物が昔からの姿で残っています。
またスコットランドの伝統料理であるスコティッシュフルブレックファーストも食べることができ、そのボリュームと美味しさには驚きました。
語学留学で学んだこと
この研修で正しい文法や語彙力、表現の仕方など自分に足りていなかったものがある程度向上したと思います。
これを機に継続的に英語を勉強し、一日でも早く英会話観光ドライバーになれるよう精進します。
おわりに
MKでは、外国語で観光案内をできるドライバーを養成するため、1992年から海外留学制度を開始しました。
営業所でもネイティブ講師によるサロン型の勉強会を毎月数回開催しています。
充実した研修制度によって育成したESD(Englishi Speaking Driver)は、海外からのVIPの対応や国際会議の送迎など豊かな経験を積んでいます。
海外からの大切なお客様の対応の際は、一度MK観光タクシーにご相談ください!