フットハットがゆく【127】「ひとやすみ22」｜MK新聞連載記事
MKタクシーの車載広報誌であるMK新聞では、塩見多一郎さんのエッセイ「フットハットがゆく」を2001年11月16日から連載しています。
MK新聞2007年2月16日号の掲載記事です。
ひとやすみ22
メインパソコン故障中のため、今回は大阪の実家のパソコンを借りて書いている。
それにしてもパソコンというのは便利だ。
特に、インターネットの検索システムは凄い。
…ということで、大手検索システムで検索した結果から、独自の人物検索ランキングを作ってみた。
以前も芸能人などで調べてみたことがあるが、それの第２段である。
公平になるようフルネームで検索し、ヒットした件数が多いほど上位とする。
●日本人メジャーリーガーランキング
イチロー 約５０２万件
松坂大輔 約１１６万件
松井秀喜 約１１３万件
井川慶 約55万５千件
野茂英雄 約34万６千件
（以下、城島、田口、井口など）
イチローがダントツであるが、これはカタカナ４文字という登録名が大きいだろう。
かならずしも野球選手の『イチロー』のみがヒットしているとは限らないが、それを差し引いてもおそらくダントツの１位だろう。
また、今シーズンからメジャー入りする、松坂、井川といった選手が、先輩メジャーリーガーをすでに追い抜いているところが凄い。
検索件数というのは、話題性や人気度に限りなく比例するものなのだ。
●海外クラブ所属日本人サッカー選手
中田英寿 約１８３万件
中村俊輔 約１１８万件
小野伸二 約64万７千件
宮本恒靖 約53万３千件
高原直泰 約48万５千件
（以下、稲本、小笠原、松井など）
昨年引退したとはいえ、われらがヒデがやはり最強。
スコットランドで大活躍中の中村が堂々２位。
すでに帰国した小野伸二の人気も根強い。
女性ファンも多いツネ様こと宮本選手は、ザルツブルクで活躍すればさらにポイントが上がるだろう！
●相撲（現役）
朝青龍 約１４２万件
千代大海 約40万４千件
栃東 約35万７千件
白鵬 約35万３千件
魁皇 約26万１千件
やはり横綱、大関陣が上位を占め、中でも朝青龍はダントツ。
２位千代大海に約１００万件の差をつけているところからも、この横綱の物凄さがわかる。
ちなみにＣＭなどでもおなじみの高見盛は約18万件、琴欧洲は約10万件である。
格闘技ではボクシング亀田兄弟の長男・亀田興毅選手が１２８万件でダントツ。
Ｋ１の魔裟斗が60万件、レスリングでオリンピックを狙う『神の子』こと山本“ＫＩＤ”徳郁が58万件である。
さて、最後にスポーツから離れて政治家の検索数を並べてみると…
安倍晋三 約１７６万件
小泉純一郎 約１４８万件
石原慎太郎 約１２９万件
小沢一郎 約94万９千件
柳沢伯夫 約94万２千件
東国原英夫 約58万件
ちなみに『柳沢厚労相』と打つと１８２万件、『そのまんま東』と打つと１８４万件になり、総理大臣を超えてしまう。いいのか、悪いのか…。
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