「大徳寺三玄院」が特別公開!石田三成の墓がある原則非公開寺院

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「大徳寺三玄院」が特別公開!石田三成の墓がある原則非公開寺院

京都の大徳寺にある塔頭の三玄院は、めったに公開されない原則非公開の寺院です。
大徳寺に数ある塔頭のなかでも、三玄院は石田三成が葬られた墓所として有名です。
その大徳寺三玄院が2023年冬の「京の冬の旅」で数十年ぶりに特別公開されました。
石田三成のお墓は特別公開の対象外でしたが、知る人ぞ知る三玄院の様子を紹介します。

京の冬の旅での特別公開

拝観は事前予約優先

21世紀初の三玄院特別公開

三玄院の門前 2023年2月5日 撮影:MKタクシー

大徳寺三玄院の門前 2023年2月5日 撮影:MKタクシー

2023年の京の冬の旅で、大徳寺三玄院が特別公開されました。
数十年前のことはわかりませんが、少なくとも21世紀に入って初めての三玄院特別公開でしょう。
これまで閉ざされていた三玄院の山門が開いたので、2023年2月4日に訪問しました。

三玄院の門前 2023年2月5日 撮影:MKタクシー

大徳寺三玄院の門前 2023年2月5日 撮影:MKタクシー

人気の三玄院には行列も

日曜日ということもあり、大徳寺三玄院の門前には行列ができていました。
事前予約者が優先ということで、未予約者はその場で予約を案内されます。
京の冬の旅では事前予約が必要なことはまれですが、さすがに大徳寺三玄院は多くの拝観者が訪れることが予想され、事前予約制が採用されています。
予約枠は30分ごとですが、予約枠がいっぱいになることはあまりないようで、その場で予約しても次の枠を予約可能でした。
混雑時以外は予約がなくてもそのまま三玄院を拝観できます。

 

法堂が借景になった枯山水の「昨雲庭」

内部は撮影不可

三玄院の拝観受付前 2023年2月5日 撮影:MKタクシー

大徳寺三玄院の拝観受付前 2023年2月5日 撮影:MKタクシー

大徳寺三玄院の山門をくぐり、初めて境内に足を踏み入れました。
あの三玄院に入ったというだけでもちょっとした感動です。
撮影可能なのは受付までで、内部は撮影不可となっています。

 

ユニークな枯山水の「昨雲庭」

大徳寺三玄院の見どころは、枯山水庭園の昨雲庭と襖絵です。
昨雲庭は七五三形式に石が配され、大海原と滝などが表現されています。
すぐ隣の大徳寺の法堂が借景となっている点もユニークです。
禅宗寺院の枯山水庭園はだいたい南庭として作られますが、三玄院の昨雲庭は東庭です。
大徳寺の法堂を借景として取り込むために東庭として作られたのかもしれません。
三玄院の昨雲庭はシンプルな庭ながら、余計な人工物は見えないこともあってとても広く感じます。

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技法がさえわたる原在中の襖絵

春夏秋冬がテーマとなった襖絵

三玄院本堂の襖絵は、原在中(寛延3年(1750年)~天保8年(1837年)によるものです。
部屋ごとに春夏秋冬のテーマをもってかき分けられています。
たらし込みをはじめとしたさまざまな技法が駆使されており、見ごたえ十分です。

原在中の襖絵は、前述のとおりもともと龍翔寺のものでした。
大徳寺三玄院の襖絵と言えば、漫画「へうげもの」のエピソードでも登場した長谷川等伯のものが有名です。
長谷川等伯の襖絵は、三玄院が合併・移転する際に売却され、高台寺の圓徳院へと移りました。
今は襖絵の実物は京都国立博物館などに寄託されていますが、複製品を圓徳院で見ることができます。

三玄院の拝観受付前 2023年2月5日 撮影:MKタクシー

大徳寺三玄院の拝観受付前 2023年2月5日 撮影:MKタクシー

 

石田三成が眠る墓地は非公開

2023年の京の冬の旅で特別公開されているのは、三玄院の枯山水庭園と本堂のみです。
石田三成をはじめとした墓地は公開されません。
三玄院と言えば石田三成の墓が有名ですが、他に森忠政や古田織部、藪内剣仲、名古屋山三郎、出雲阿国ら錚々たる面々のお墓があります。
いずれも一度はお参りしてみたい方たちです。
古田織部設計として知られる茶室「篁庵(こうあん)」なども非公開です。

妙心寺壽聖院の石田三成供養塔 2023年2月5日 撮影:MKタクシー

妙心寺壽聖院の石田三成供養塔 2023年2月5日 撮影:MKタクシー

 

石田三成にまつわる展示はゼロ

2023年の京の冬の旅の三玄院特別公開では、石田三成のお墓はもちろん石田三成にまつわる展示は何もありません。
三玄院のパンフレットでも石田三成の名前は建立者のひとりとして記されているだけです。

石田一族の展示を見るなら「妙心寺壽聖院」へ

一方で、同じ2023年の京の冬の旅の妙心寺壽聖院(じゅしょういん)特別公開では、石田三成をはじめとした石田一族にまつわる展示がてんこ盛りです。
墓地以外は撮影不可ですが、様々な展示が見られます。
壽聖院も三玄院と同じく通常非公開寺院です。三玄院ほど特別公開がレアなわけではありませんが、拝観するなら今がチャンスです。
お墓ではありませんが、壽聖院は石田三成をはじめとした石田一族の供養塔もあります。

石田正継の肖像(壽聖院蔵) 1907年刊行 渡辺世祐 著「稿本石田三成」出典:国立国会図書館デジタルコレクション

石田正継の肖像(壽聖院蔵) 1907年刊行 渡辺世祐 著「稿本石田三成」出典:国立国会図書館デジタルコレクション

大徳寺三玄院の春屋宗園が選んだ石田三成の戒名は「江東院正岫(しょうしゅう)因公大禅定門」です。
院号の江東院は、石田三成が生まれ育った地であり、領地でもあった近江東部(江東)にちなむものでしょう。
「正」という字が入っている点も、春屋宗園の石田三成への思いが伝わってくる気がします。

織田信長画像「国史大図鑑」出典:国立国会図書館デジタルコレクション

織田信長画像「国史大図鑑」出典:国立国会図書館デジタルコレクション

 

京の冬の旅では「総見院」と「芳春院」も公開

2023年の京の冬の旅では、大徳寺塔頭でも総見院と芳春院が公開されています。
総見院と言えば、織田信長の戒名の院号にもなっているとおり、織田信長の菩提寺です。
同じく芳春院は前田まつ(利家夫人)の院号で、やはり菩提寺です。
いずれも大河ドラマの主役を張るクラスの人物です。
ただし、総見院は毎年定期的に特別公開されますし、芳春院も数年おきくらいには特別公開されます。
レア度では三玄院とは比べ物になりません。

次に三玄院が公開されるのはいつになるかわかりませんが、いつかは石田三成のお墓にお参りできたらうれしいです。

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特別公開情報

大徳寺三玄院

公開期間2023年1月16日(月)~3月13日(月)
拝観時間10:00~16:30(16:00受付終了)
拝観料大人(中学生以上)800円
小学生      400円
住所京都市北区紫野大徳寺町76
アクセス京都市バス「大徳寺前」バス停より7分

京の冬の旅ホームページ:第57回 京の冬の旅(2023年1月~3月開催) – 京都観光Navi

 

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おわりに

石田三成とMKタクシー

MKタクシーは、石田三成を応援しています。
毎年9月15日の関ヶ原の戦いの日前後にツイッター上で繰り広げられる「関ヶ原の戦い」には、MKタクシーのアカウントも参戦するのが恒例となっています。

有名企業も参戦天下分け目の「関ヶ原2020」が大盛り上がり 「すごい、三成迎えにホントにMKタクシーきた!!」

 

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京の冬の旅めぐりはMKタクシーがおすすめ

2023年の京の冬の旅では、15箇所の神社仏閣が特別公開されます。
必ずしも交通の便が良いとは言えないところも含めて京都市内に点在しています。
しかも、京の冬の旅の拝観受付時間は10:00~16:00と通常の拝観よりやや短めです。
限られた開催期間中により効率的にたくさんめぐるには、やっぱりタクシーが便利です。
ぜひMKタクシーを使って京の冬の旅をめぐってください。

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