京都洛北の妙満寺「雪の庭」は四季を通じておすすめ!雪月花三名園のひとつ

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京都洛北の妙満寺「雪の庭」は四季を通じておすすめ!雪月花三名園のひとつ

京都洛北の岩倉にある穴場スポットの妙満寺をご存じでしょうか?
妙満寺はそれほど有名ではありませんが、美しい庭園と雄大な景色がすばらしいお寺です。
庭園の「雪の庭」は、「雪月花三名園」のひとつとして知られる美しい枯山水庭園です。
妙満寺が最も美しいのは、冬です。雪の積もった雪の庭はまさに絶景です。
実は冬に限らず春夏秋と四季を通じていつも美しいお寺です。
2022年は久々に雪月花三名園が再興されるとあり、注目を集めているお寺です。

 

 

妙満寺について

妙満寺の位置

妙満寺は、京都洛北の岩倉にあります。京都市内からはひと山超えたところです。
叡山電鉄の木野駅からは歩いて5分程度です。
叡山電鉄沿線から以外では、タクシーでのアクセスがおすすめです。

妙満寺の周囲は静かな住宅街が広がります。
岩倉の観光スポットとして知られる「床もみじ」の実相院門跡からは2kmほどの距離です。
借景庭園の代表として有名な圓通寺(えんつうじ)からは1kmあまりの距離です。

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妙満寺の歴史

雪の庭がある妙満寺は、日蓮宗系の顕本法華宗(けんぽんほっけしゅう)の総本山です。

日蓮宗・法華宗の京都十六本山1のひとつであり、かつての洛中法華二十一ヶ寺2のひとつでもあった格式の高い寺院です。

妙満寺には今も広大な寺域に成就院(じょうじゅいん)、大慈院、法光院、正行院と4つの塔頭寺院があります。

1786年刊行「都名所図会」(国際日本文化研究センター所蔵)

1786年刊行「都名所図会」(国際日本文化研究センター所蔵)

妙満寺は、今をさかのぼること600年以上前の1389年(康応元年)に、日什(にちじゅう)によって創建されました。
当初は六条坊門室町(今の五条室町)に創建されましたが、たびたび火災や戦乱に遭い、応永2年(1395年)に綾小路東洞院、応仁元年(1467年)に四条堀川と場所を転々としました。
天文法華の乱では破壊され、妙満寺は一時堺(大阪府)に避難していました。
豊臣秀吉の京都改造に伴い、天正11年(1583年)に寺町二条へと移転し、以来400年近くにわたって妙満寺はこの地に落ち着きました。

今もかつての妙満寺の境内地付近には妙満寺前町という地名が残ります。
妙満寺の南側には本能寺、北側には要法寺(1708年に東山三条に移転)と、日蓮宗系の大寺院が並んでいました。
今の京都市役所本庁舎は本能寺の境内でした。

1899年刊行 片岡賢三 編「京都名所案内」 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

1899年刊行 片岡賢三 編「京都名所案内」 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

明治時代の観光ガイドにも、清浄華院(浄華院/しょうじょうけいん)、梨木神社(なしのきじんじゃ)、廬山寺(廬山天台講寺/ろざんじ)、下御霊神社、革堂(こうどう)行願寺、妙満寺、本能寺、と今も寺町通りにある神社仏閣と並んで妙満寺が掲載されています。

第二次世界大戦中の1945年には、妙満寺も建物の強制疎開の対象となり、境内南側にあった成就院をはじめとする塔頭4ヶ院の寺地が失われました。
建物疎開の跡地は戦後も妙満寺には戻らず、押小路通りと京都市役所北庁舎になっています。

妙満寺の所在地の変遷

妙満寺の所在地の変遷

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1936年刊行 熊田葦城 著「日本史蹟大系」 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

1936年刊行 熊田葦城 著「日本史蹟大系」 出典:国立国会図書館デジタルコレクション

戦後の高度経済成長のなかで、妙満寺のある寺町二条は次第にお寺とはそぐわない喧騒な環境となってきました。
妙満寺は静かな地を求めて1968年に寺町二条を離れ、岩倉幡枝の現在地へと移転しました。
今から50年あまり前なので、そう古い話しではありません。
なお、妙満寺が移転した1968年といえば、近隣に京都精華大学の前身である京都精華短期大学が開設された年でもあります。

妙満寺・雪が降り積もった境内 写真提供:妙満寺

妙満寺・雪が降り積もった境内 写真提供:妙満寺

妙満寺の旧地からは、建物はもちろん礎石なども岩倉へと持ちさられ、大きなお寺があったことを示すものは何も残っていません。
跡地は長らく駐車場・駐輪場などとして使われていましたが、2019年に京都市役所の分庁舎が建設されました。
分庁舎建設に先立った行われた妙満寺跡の発掘調査では、かつての大伽藍の遺構や陶磁器・金属製品などの遺物が大量に出土し、400年にわたる寺町二条での妙満寺の変遷が明らかになりました。

妙満寺・雪の仏舎利大塔と比叡山遠望 写真提供:妙満寺

妙満寺・雪の仏舎利大塔と比叡山遠望 写真提供:妙満寺

1973年には、インドのブッダガヤ大塔を模した仏舎利大塔が作られました。
日本ではあまり見ない塔のため、妙満寺といえば仏舎利大塔を思い出すという人も多いでしょう。
塔の最上階には妙満寺に古くから伝わる仏舎利が納められており、その他の内部は檀信徒の納骨堂になっています。
トヨタグループの豊田家は菩提寺がかつて妙満寺に属していた縁で、豊田佐吉をはじめ豊田家の方々の分骨も納められています。

本堂前から振り返ると、仏舎利大塔と比叡山が並んで見えます。
京都でも他ではなかなか味わえない雄大な景色です。

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安珍清姫の道成寺(どうじょうじ)の鐘

妙満寺に数ある寺宝のなかでも、最も有名なのは梵鐘です。
展示室に安置されている梵鐘は、安珍清姫伝説ゆかりの鐘として知られています。

伝説では、平安時代に熊野参詣に訪れた修験者の安珍が道中で宿泊時、館の主の娘である清姫に一目ぼれされました。
僧の身であり清姫の思いに答えるわけにはいかない安珍は、熊野詣の帰路に必ず迎えに戻ると口約束して旅立ちました。
安珍にだまされたと気づいた清姫は逆上して安珍のあとを追いかけます。途中で怒りのあまりに蛇へと姿を変えてしまいました。
ついに清姫に追いつかれた安珍は、紀伊国・道成寺の釣鐘の中に逃げ込んで清姫をやり過ごそうとします。
しかし蛇と化している清姫に釣鐘ごととぐろ巻きにされてしまい、中の安珍は焼き殺されてしまいました。
清姫も蛇の姿のまま川へと入り、入水自殺しました。
こうして死んだ二人は畜生道へと落ちましたが、道成寺の僧侶が唱える法華経によって成仏しました。

以来、長く失われていた道成寺の梵鐘でしたが、正平14年(1359年)に再び作られました。
しかし、梵鐘が完成後なぜか災厄が続いたため、鐘は捨てられて裏山へと埋納されました。
天正13年(1585年)に天下統一を進める羽柴秀吉による紀州征伐時に道成寺は焼失し、埋められていた梵鐘も掘り出されて持ちされれました。
京都へと運ばれた梵鐘は、1588年に京都の妙満寺へと奉納されました。
そのときの梵鐘が今も妙満寺に伝わっているのです。

2021年10月24日~11月18日には、釣鐘を寄進した逸見万寿丸の生誕七百年祭りにあわせて、道成寺への「お里がえり」が行われました。
実に416年ぶりの里帰りでした。

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雪月花三名園のひとつ「雪の庭」

座観式枯山水庭園「雪の庭」

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

妙満寺の最大の見どころは、何といっても「雪の庭」です。
かつて京都には、「雪の庭」「月の庭」「花の庭」という名庭があり、妙満寺の庭はそのひとつでした。
この3つの名庭は、いずれも俳諧(俳句)の祖として知られる松永貞徳(ていとく)が江戸初期に作庭したと伝えられています。
3つあわせて「雪月花の三名園」と称されてきました。
三名園のうち、現存するのは長らく清水寺成就院の「月の庭」と妙満寺の「雪の庭」だけでした。

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

前述のとおり、妙満寺は1968年に寺町二条から岩倉へと移転しました。
その際に、石組みをそのまま移し、妙満寺本坊の庭園にしたという枯山水庭園です。

今の雪の庭は奥に見える比叡山を取り込んだ借景庭園にもなっています。
正面やや右奥に比叡山が見えます。岩倉から見る比叡山は「都富士」とも言われるのにふさわしい美しい山容です。
妙満寺が寺町二条にあったころは比叡山が借景であったわけではないでしょう。
岩倉に移転するにあたって、比叡山が借景としてもっとも美しく見えるところを選んで雪の庭を造ったのでしょう。

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

妙満寺の雪の庭はそれほど広い敷地がある庭園ではありませんが、広く見えます。
奥にいくほど狭くなる台形状の地割になっており、実際よりも奥行きが感じられます。

奥にある石組でできた滝から流れ落ちた水が、三段の滝を経て手前の池に流れ込んでいる様子を表しています。
周囲の白砂は真っ白ですが、池の部分は青石が敷かれています。
一見すると実際に池に見えます。なかなか珍しい抽象性と写実性を兼ね備えた枯山水庭園です。
もっとも、積雪時は色の違いはわかりませんが。

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

妙満寺の雪の庭は縁側付近で見るのも良いですが、少し下がって見るのもおすすめです。
本坊の柱と屋根により、額縁庭園としても楽しむことができます。雪の庭がまるで一幅の絵画のようです。
前に出たり後ろに下がったり、立ったり座ったり、右へ行ったり左へ行ったりと、いろいろな角度から楽しめる庭園です。
ぜひいろいろな角度から雪の庭を見て、お気に入りの位置を探してみましょう。

妙満寺・雪の庭のライトアップ 2020年6月16日 撮影:MKタクシー

妙満寺・雪の庭のライトアップ 2020年6月16日 撮影:MKタクシー

今の雪の庭がある岩倉は、京都盆地とは異なる岩倉盆地という小盆地の縁にあります。
岩倉は大原や鞍馬と同じように、京都盆地とは明らかに気候が異なることで知られています。
冬季には、日本海から丹波山地を越えてきた季節風に乗って雪雲がやってきます。
近年は京都盆地で積雪を見ることはまれですが、岩倉は毎年数回程度は積雪します。
「雪の庭」にとっては、岩倉への移転は大正解でした。

妙満寺・雪の庭のライトアップ 2020年6月16日 撮影:MKタクシー

妙満寺・雪の庭のライトアップ 2020年6月16日 撮影:MKタクシー

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雪の庭を作庭した松永貞徳

「雪の庭」は、俳諧(俳句)の祖といわれる松永貞徳によって作庭されました。
松永貞徳は、江戸時代はじめの俳人、歌人です。戦国武将の松永久秀の孫とも伝えられていますが、事実かどうかは疑問視されています。
俳諧の祖として知られ、門下生らの貞門派(ていもんは)は松尾芭蕉以前は俳諧の主流を占めていました。
妙満寺の塔頭のひとつである成就院の住職が松永貞徳の門人であった縁もあり、松永貞徳によって庭園が作られました。

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

雪の庭は1945年の戦時疎開によって妙満寺塔頭の成就院が壊されたときに失われてしまいました。
移転後に妙満寺本坊の庭園として再現されました。

妙満寺・雪の庭 2020年6月16日 撮影:MKタクシー

妙満寺・雪の庭 2020年6月16日 撮影:MKタクシー

寛永6年11月25日に、妙満寺を会場として「雪の会」という正式な俳諧興業を行いました。
そのため、俳句発祥の地とも言われています。
11月25日というと、まだ雪には早そうな気もしますあ、新暦(グレゴリオ暦)だと1630年1月8日です3
ちょうど雪を見ながら俳諧興行ができたのではないでしょうか。

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

妙満寺・雪の庭 写真提供:妙満寺

妙満寺では、2019年から松永貞徳の命日である11月15日の前後に「貞徳忌俳句大会」を開催しています。
事前投句と当日句より優秀作品が選ばれ、表彰と講評が行われます。

 

2022年、「雪月花の三名庭」が再興

前述のとおり、北野天満宮にあったという「花の庭」は現存していません。
しかし、2022年に北野天満宮の「花の庭」が再興されることが1月17日(月)に発表されました。
北野天満宮梅苑が開苑される2022年1月28日(金)に、花の庭が公開されます。
雪月花の三名庭再興にあわせて、三名庭も順次公開されます。

北野天満宮「花の庭」  2022年1月28日(金)~3月下旬
妙満寺「雪の庭」    2022年3月18日(金)~5月8日(日)
清水寺成就院「月の庭」 2022年4月29日(金)~5月5日(木)

久々の雪月花の三名園のそろい踏み、楽しみですね!

 

 

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妙満寺のもろもろ

妙満寺の蔵整理

長い歴史を誇り、総本山寺院として多くの寺院を統括してきた妙満寺には、数々の寺宝が眠っています。
重要文化財に指定されている「絹本著色弥勒下生変相図(けんぽんちゃくしょくみろくげしょうへんそうず)」をはじめ、その数約1,000点程度という文化財が収蔵されています。

1階の棚の一部。茶碗や水入れ、花器などが納められている 2021年12月9日 撮影:MKタクシー

1階の棚の一部。茶碗や水入れ、花器などが納められている 2021年12月9日 撮影:MKタクシー

妙満寺の蔵に収蔵されている文化財は、これまで定期的に収蔵品の状態を確認し、整理することで維持されてきました。
しかし、近年は人手不足によってなかなか鞍瀬入をする時間を作ることができず、手付かずの状態が続いていました。
妙満寺はこんなに広い寺院なのに、常駐されているのは4名程度ということなので、手が回らないのも無理もありません。

それがこの度、妙満寺の近隣にある京都産業大学との縁によって、2021年12月9日に2001年以来20年ぶりの蔵整理が実現しました。
複数回にわたって行われる蔵整理の第1回目の様子を紹介します。

2階の棚には掛け軸や巻物がずらり。高価な宝物も含まれているとか・・ 2021年12月9日 撮影:MKタクシー

2階の棚には掛け軸や巻物がずらり。高価な宝物も含まれているとか・・ 2021年12月9日 撮影:MKタクシー

妙満寺の収蔵品の中には、作者やタイトルも分からない品も多数あります。適切に整理するには、広範囲な専門知識が必要です。
相当な時間・労力がかかる作業となるため、複数回に分けて作業をしていきます。

1回目の蔵整理。
なんと!普段は絶対に見ることの出来ない妙満寺の蔵の中に入らせていただきました。
蔵自体のはそれほど広くはなく、1階部分に陶器や小さな仏像が収納され、2階には掛け軸や巻物が多く納められています。
文化財としてはまだ指定を受けていない品がほとんどですが、歴史的価値の高い品もあります。
慎重に慎重に運び出していきます。

箱に入っておらず作者や題名が不明なものも 2021年12月9日 撮影:MKタクシー

箱に入っておらず作者や題名が不明なものも 2021年12月9日 撮影:MKタクシー

妙満寺の蔵整理1回目の今回は、掛け軸を中心に埃払い・防虫剤封入・リスト化準備を行いました。
棚1段分を取り出すだけでもかなりの数量があり、半日がかりの作業となりました。
外箱があるものはひとつひとつ箱を開け、目録と照らし合わせながら番号を振っていきます。

風通しが良く平らなところにカーペットを敷き、傷がつかないよう慎重に並べる 2021年12月9日 撮影:MKタクシー

風通しが良く平らなところにカーペットを敷き、傷がつかないよう慎重に並べる 2021年12月9日 撮影:MKタクシー

妙満寺の収蔵品は大きさや年代も様々で、保存状態にもバラつきがあります。時間をかけて目録と収蔵品を照合していきます。
なかには虫害にあっていたり、経年劣化によって巻物の紐が切れてしまっているものもあります。
一部が読めなくなってしまっているものもあり、長年保管することの難しさを痛感しました。
通常、文化財の保管・管理を行うのは所蔵者である個人や法人です。
どうしても収蔵品の維持・補修など細かなケアが行き渡らないことも多いようです。

埃を払い1点1点確認しながら番号札をつけて防虫剤を封入 2021年12月9日 撮影:MKタクシー

埃を払い1点1点確認しながら番号札をつけて防虫剤を封入 2021年12月9日 撮影:MKタクシー

妙満寺の蔵整理2回目は、来年2022年の春頃を予定されています。
まだまだ長い作業が始まったばかりです。
全ての調査が完了するには、数年かかるそうです。

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妙満寺の四季

妙満寺と言えば冬の「雪の庭」が有名ですが、冬だけではありません。
春・夏・秋とそれぞれに見どころがたくさんあります。

妙満寺の八重紅枝垂桜 見頃 2019年4月7日 撮影:MKタクシー

妙満寺・大書院前の八重紅枝垂桜 見頃 2019年4月7日 撮影:MKタクシー

妙満寺の春は、境内が美しい桜で彩られます。
特に大書院前は桜園として八重紅枝垂桜が多数植栽されています。
まだ若い樹で、毎年どんどん華やかさが増しつつあります。
頭上から傘のように広がる八重紅枝垂桜は見事です。
八重紅枝垂桜の開花はソメイヨシノよりも遅く、4月上旬ごろに見頃を迎えます。

妙満寺の桜ライトアップ 写真提供:妙満寺

妙満寺の桜ライトアップ 写真提供:妙満寺

妙満寺の桜シーズンには、ライトアップも行われます。
2021年は3月26日(金)~4月6日(火)に桜園ライトアップ特別拝観が行われました。
幽玄な夜桜を贅沢にゆっくりと味わうことができます。
京都でもこれだけ静かに楽しめる桜のライトアップは他にほとんどありません。

妙満寺の新緑 2017年4月23日 撮影:MKタクシー

妙満寺・仏舎利大塔と新緑 2017年4月23日 撮影:MKタクシー

続いて、紅葉の鮮やかな新緑が萌え出てきます。
瑞々しい緑色が妙満寺の境内各所を彩ります。

妙満寺のツツジ 五分咲き 2019年5月2日 撮影:MKタクシー

妙満寺・山門前のツツジ 五分咲き 2019年5月2日 撮影:MKタクシー

ゴールデンウィークごろからは妙満寺の山門前のツツジ園が見頃を迎えます。
赤、白、ピンク、紫など色とりどりの美しい平戸ツツジの植え込みが花で埋め尽くされます。
京都市内よりはやや遅く、5月に入ってから見頃を迎えます。

妙満寺・山門前のツツジ 写真提供:妙満寺

妙満寺・山門前のツツジ 写真提供:妙満寺

妙満寺境内にはあわせて3,000株のツツジがあり、山門前以外にも境内各所や駐車場などあちこちでツツジが咲きます。
京都でも屈指の隠れたツツジスポットです。

妙満寺のかきつばた 見頃 2008年5月17日 撮影:MKタクシー

妙満寺・山門前のカキツバタ 見頃 2008年5月17日 撮影:MKタクシー

ツツジが終わった直後には、カキツバタが開花します。
5月中旬ごろには山門前の池で清楚なカキツバタが見頃を迎えます。
同じころに睡蓮(スイレン)や黄菖蒲(キショウブ)も見頃を迎えます。

妙満寺の紅葉 見頃 2018年11月14日 撮影:MKタクシー

妙満寺の紅葉 見頃 2018年11月14日 撮影:MKタクシー

秋には、妙満寺境内の各所で紅葉が真っ赤に色づきます。
紅葉の色づきは京都市内よりはやや早く、11月中旬ごろから見頃を迎えます。

妙満寺の紅葉 写真提供:妙満寺

妙満寺の紅葉 写真提供:妙満寺

妙満寺の境内から眺める比叡山や、仏舎利大塔との紅葉など、妙満寺ならではの紅葉をゆっくりと楽しむことができます。
そして、秋が終わると妙満寺がもっとも輝く冬を迎えます。

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おわりに

京都市中心部からやや離れた洛北・岩倉にある妙満寺は観光スポットとしてはあまり知られていません。
しかし、古くから知られた名庭である「雪の庭」や安珍清姫伝説ゆかりの梵鐘、大きな仏舎利大塔など見どころがたくさんあります。
特に境内から見る比叡山の雄大な景色は唯一無二のものといってよいでしょう。

雪の時期はもちろん、四季を通じて美しいお寺です。
訪れる人も少なくゆっくりと時間を過ごすには最適です。
ぜひ、洛北・岩倉の妙満寺に行ってみましょう。

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拝観情報

拝観時間 境内/6:00~17:00
本坊/9:00~16:00
拝観料金 境内自由
※桜とツツジ(4月~5月上旬頃)の期間中、及び紅葉(11月下旬頃)の期間中は、本坊に境内を含めた寺域が拝観料の対象となります。本坊/大人:500円 小・中学生:350円
※2022年1月6日から3月初旬までの雪の庭改修工事期間は大人:400円 小・中学生300円
TEL 075-791-7171
住所 京都市左京区岩倉幡枝町91
アクセス 叡山電鉄「木野」より徒歩5分
京都バス「幡枝(妙満寺)」より下車すぐ
京都バス「幡枝」より徒歩3分

公式ホームページ:顕本法華宗 総本山 妙満寺

妙満寺・雪の庭のライトアップ 2020年6月16日 撮影:MKタクシー

妙満寺・雪の庭のライトアップ 2020年6月16日 撮影:MKタクシー

 

MKトラベルの妙満寺関連ツアー

MKタクシーの旅行部門であるMKトラベルでは、これまで妙満寺を訪れるツアーを催行してきました。
妙満寺はMKトラベルいちおしのお寺です。

【2021年1月】妙満寺新春ツアー(夜間拝観)

【2020年7月】妙満寺ライトアップ(夜間拝観)

【2020年10月】妙満寺観月ツアー(夜間拝観)

【2019年8月】五山送り火特別鑑賞ツアー

 

 

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  1. 他に本満寺、妙顕寺、頂妙寺、妙傳寺、立本寺、本圀寺、本法寺、妙覚寺、妙蓮寺、本隆寺、本禅寺、本能寺、寂光寺、大妙寺、[]
  2. 京都十六本山に加えて住本寺、上行院、学養寺、大妙寺、弘経寺、宝国寺、本覚寺[]
  3. 雪の会が行われた年は1629年と表記されている例が多いが、新暦ではすでに年を越しており1630年が正確。[]

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