定年退職社員インタビュー「”ありがとう”を肝に銘じ35年を走りきる」深川清 社員
MKタクシーに勤めて34年10ヵ月、77歳まで勤め上げられた、上賀茂営業所の深川清(ふかがわ きよし)社員に、入社の経緯や青木オーナーとのエピソード、後輩へのメッセージなどの話を聞いた。
記事は、MK新聞2009年10月16日号の再録です。
原則として、掲載時点の情報です。
深川清社員インタビュー
MKタクシーの新人時代
MKタクシーに入社する前、私は伊豆・修善寺(しゅぜんじ)の温泉街でハイヤーに乗務していました。
温泉街では観光の知識が必要でした。
駆け出しの頃、遠回りをしてしまったのがきっかけで、地理の勉強が必要であることを痛感しました。
その次の日から3日間休みをいただいき、ぶっ通しで周辺の観光バスを乗り潰し道や観光スポットを覚えたというエピソードもあります。
そういった努力のおかげで、5年目にもなると社内では常にトップ3に入るほどの売上げとなりました。
MKタクシーに入社した経緯は?
姉が京都に帰るということで、私も一緒に京都に引っ越すこととなりました。
ひと足先に入洛し、まずは仕事を探すというとき、静岡にいた頃から「京都にものすごいタクシー会社ができた」といわれていたMKタクシーに興味を持ち、さっそく上賀茂の本社(当時)に行きました。
その時、当時の常務に言われた「君は、お客様に“ありがとうございます”が言えるか?」という言葉が決め手でしたね。
必ず”ありがとうございます”と言おうと肝に銘じました。
この言葉がMKタクシーに35年近くもいられた理由じゃないかと思います。
青木定雄オーナーとのエピソード
「ありがとうございます」は、青木定雄オーナー(当時会長)の精神、そしてMKの精神です。
私はそんな青木オーナーとの色々なエピソードがあります。
入社間もない頃、まだ家族は静岡に残っていることを伝えると、「家族は離れたらあかん!」とどやされたり、孫と伊勢志摩へ旅行に行った時にばったり青木オーナーと逢ったり。
そして一番印象に残っているのが娘の結婚式。
ふとオーナーに娘の結婚の話をしたら、出て下さることになりました。
青木オーナーに娘の結婚式に出てもらい、奥様には立派な蘭の花束をもらい、本当に嬉しい出来事でした。
後輩や、これから入社する方々へひとこと
私は観光ドライバーとして、“常に勉強”の意識を忘れずに乗務していました。
休みの日も市内を走り回って勉強し、観光のお客様のお供をしたら、必ず行程をメモし、次回に活かしていました。
やはりプロドライバーとして地理は切っても切れない関係です。
そして、MKドライバーに必要なのは「ありがとうございます」。お客様に「ありがとう」、車に「ありがとう」、自分に「ありがとう」。
これさえ忘れなければうまくいくのです。事故には十分注意して、頑張ってください。
MKタクシーの仕事
MKタクシーでは、昼勤専属の観光ドライバーから、夜勤専属のドライバーまでライフスタイルにあわせて多彩な勤務体系を選ぶことができます。
途中で勤務体系を変更することも可能です。
たくさん稼ぎたい若いうちは夜勤専属で、家族と過ごす時間を大切にしたい時期には昼勤専属で、高齢になって通常の勤務がつらくなってきたら、短時間勤務でとライフステージにあわせた勤務が可能です。
高い接客技術と語学を身に着けることで、国賓クラスのVIPや国内外の著名人などの送迎を担当するファーストハイヤードライバーを目指すことも可能です。
海外からのお客様やVIPのお供をするファーストハイヤーを目指すことも可能です。
観光勉強会や外国語勉強会など、会社がキャリア形成を全面的にバックアップします。