定年退職社員インタビュー「出会いに感謝以外ありません」石田忠慈社員

特集
定年退職社員インタビュー「出会いに感謝以外ありません」石田忠慈社員

MKタクシーで23年4ヵ月にわたり活躍してきた西五条営業所の石田忠慈(いしだ ちゅうじ)社員が、去る2008年12月20日に引退した。
70歳を区切りにタクシーを降りる決意をした石田社員に話を聞いた。

記事は、MK新聞2009年1月16日号の再録です。
原則として、掲載時点の情報です。

西五条営業所の同僚たちと(前列中央、イスに座っているのが石田社員) MK新聞2009年1月16日号より

西五条営業所の同僚たちと(前列中央、イスに座っているのが石田社員) MK新聞2009年1月16日号より

 

 

石田忠慈社員インタビュー

MKタクシーに入社したきっかけ

私は中学3年で両親を台風で亡くし、1954年、中学卒業とともに京都に来て呉服屋の奉公に入りました。
それ以来約30年間、呉服屋の営業をしてきたのですが、業界が低迷し厳しくなってきたので次の仕事を探すようになりました。
ずっとセールスをしてきたので接客業が向いているかと思い、おそらく新聞折込か何かを見てMKタクシーに応募したのだと思います。

 

当時のMKタクシーはどのような雰囲気でしたか?

今以上にざっくばらんで面白かったように思います。
創業者の青木定雄オーナーは仕事に対して厳しい方でしたが、呉服屋での奉公の厳しさを思えば、MKタクシーに入って厳しいとか苦しいとか思ったことはありません。
MKタクシーに入ってからもたくさんのお客様に出会え、多くの職員や同僚と出会えました。
また青木オーナーが退かれて、その後の今の青木信明社長の下でも働いてこれて幸せに感じています。

 

特に心に残っていることはありますか?

長年やっていると長いお付き合いになるお客様もいらっしゃいます。
お客様がまた別のお客様を紹介してくださったりということもありました。
そうしたお客様が毎年京都にお越しくださり、私を指名してくださるのです。

今年お供させていただいたお客様には、退職の挨拶をさせていただきました。
1988年以来19年のお付き合いになるお客様からは、「あなたじゃなければ京都にはもう来ないかもしれない」と言われて、涙が出るほどうれしかったです。

明日お供するお客様は実は1週間後、私の退職後に京都観光を予定されていたのですが、私が退職すると知って、予定を1週間早めて京都に来られることになりました。
本当に感謝以外の言葉が見つかりません。

 

退職後は何をしたいですか?

いつまでも元気でいられればいいですよ。
私の元気の秘訣は歩くこと、よく寝ること、大食しないこと。
松尾の自宅から西五条営業所まで(約3~4㎞)毎日歩いて出勤してきましたし、妻ともよく歩いて買い物に出かけています。
歩く目標としては、四国八十八ヵ所と小豆島、熊野古道も行ってみたいです。

お盆や正月も仕事で留守にすることが多く、長年よく辛抱してくれた妻にも孝行しなければいけませんね。旅行に行こうかなとは考えています(笑)

 

 

MKタクシーの仕事

MKタクシーでは、昼勤専属の観光ドライバーから、夜勤専属のドライバーまでライフスタイルにあわせて多彩な勤務体系を選ぶことができます。
途中で勤務体系を変更することも可能です。
たくさん稼ぎたい若いうちは夜勤専属で、家族と過ごす時間を大切にしたい時期には昼勤専属で、高齢になって通常の勤務がつらくなってきたら、短時間勤務でとライフステージにあわせた勤務が可能です。

高い接客技術と語学を身に着けることで、国賓クラスのVIPや国内外の著名人などの送迎を担当するファーストハイヤードライバーを目指すことも可能です。
海外からのお客様やVIPのお供をするファーストハイヤーを目指すことも可能です。
観光勉強会や外国語勉強会など、会社がキャリア形成を全面的にバックアップします。

 

定年退職者インタビュー記事

この記事が気に入ったらSNSでシェアしよう!

関連記事

まだ知らない京都に出会う、
特別な旅行体験をラインナップ

MKタクシーでは様々な京都旅コンテンツを
ご用意しています。