定年退職社員インタビュー「お客様は自分で守る」前田実 社員
MKタクシーのドライバーとして長年“勤め上げた”社員を紹介する「定年退職社員インタビュー」。
今回は勤続25年11ヵ月、去る2008年5月21日に引退した伏見営業所の前田実(まえだ みのる)社員に話をうかがった。
記事は、MK新聞2008年8月1日号の再録です。
原則として、掲載時点の情報です。
前田実社員インタビュー
オーナーが好きで 気づけば長年居続けていた
石川県出身。大工をしていたが、経費減ばかりが求められてレベルが下がっていくのがおもしろくなくなり、MKタクシーへ入社。
「自分でもこんなに長くいることになるとは思わなかった。創業者の青木定雄オーナーが好きだからここまで続いたよ。オーナーは人とのつきあいを大切にする人で、休憩室ではよく一緒に将棋をうったり、話をしたりしたね。」
周りの仲間も気のいい者ばかり。
仕事がなければ乗務の後、皆でチラシをまいた。乗ってもらえれば後はドライバーがどこまで確保できるか。
「こうしたドライバーのがんばろうという気持ちを青木オーナーは嫌がることなく引っぱってくれた。」
青木オーナーの宣伝力と一致団結したドライバーの働きがお客様の信用を得て、MK会員が増えていった。
押しも押されぬ MKブランド
仕事については細かいところまで気を配る。
「さあ仕事をするぞ」と思ってから路上に出る。そう思って初めてきちんとお客様に接客ができる。
車両についてもきっちり整備をする。お客様に安くみられたくない、引け目をとりたくないという気持ちでがんばってきた
「MKは押しも押されぬブランド。でももっと活かせばもっとお客様は増える。自信を持って接客をしなければ。今のドライバーは固いね。マニュアルにがちがちにとらわれすぎ。研修では基本となるマニュアルをしっかり身につけて、実際には接客の中でどこかに入ればいい。その方が乗っているお客様はリラックスしてくれるよ。」
「ドライバーが緊張していると運転も固くなってぎこちなくなり、乗っているお客様はしんどくなる。」
“タクシーはお客様を乗せている”ということにストイックに取り組む姿が垣間見える。
今後は個人タクシーとして
今後は年齢的なことを考えて個人タクシーで活躍することに。
「同じタクシードライバーだから会うことも多いと思うし、会った時はあいさつをしよう」と仲間に元気よく呼びかける。
「乗ったお客様は自分で守らなあかんよ」
MKタクシーの仕事
MKタクシーでは、昼勤専属の観光ドライバーから、夜勤専属のドライバーまでライフスタイルにあわせて多彩な勤務体系を選ぶことができます。
途中で勤務体系を変更することも可能です。
たくさん稼ぎたい若いうちは夜勤専属で、家族と過ごす時間を大切にしたい時期には昼勤専属で、高齢になって通常の勤務がつらくなってきたら、短時間勤務でとライフステージにあわせた勤務が可能です。
高い接客技術と語学を身に着けることで、国賓クラスのVIPや国内外の著名人などの送迎を担当するファーストハイヤードライバーを目指すことも可能です。
海外からのお客様やVIPのお供をするファーストハイヤーを目指すことも可能です。
観光勉強会や外国語勉強会など、会社がキャリア形成を全面的にバックアップします。