京都西陣・興聖寺|癒しの夜坐禅~苔庭ライトアップ~体験レポート
目次
MKトラベルでは、2020年12月16日(水)・12月23日(水)に興聖寺にて『癒しの夜座禅~苔庭ライトアップ~』を開催します。
興聖寺は西陣にある京都でも知る人ぞ知るお寺。
通常は一般開放をしていないので、京都観光ではなかなか訪れることはできません。
しかし、興聖寺は座禅やお参りがしたい場合は問合せをすればどなたでも参拝が可能なんです。
この興聖寺での『癒しの夜座禅~苔庭ライトアップ~』のツアー担当者から声をかけてもらい、実際にツアーを体験してきました!
興聖寺で体験できるという「寝座禅」、体を中から調える「精進料理」…魅力がいっぱいのツアーレポートをお届けします。
(筆者がツアー体験を行ったのは、2020年11月5日です。)
【京都観光】〈禅zen〉興聖寺「癒しの夜坐禅~苔庭ライトアップ~」タクシーツアー(西陣)
興聖寺の夜坐禅を体験
興聖寺の情報
電話受付時間 | 9:00~18:00 |
TEL | 075-451-4722 |
住所 | 京都市上京区堀川通寺之内上ル |
公式ホームページ:臨済宗 興聖寺 (織部寺)
興聖寺に到着!
興聖寺は京都市上京区の堀川通沿いにあるお寺です。
堀川通は京都の街を南北に貫く大通り。いつもたくさんの車が行き交います。
しかし一歩門をくぐると、京都の街中とは思えない、非日常の空間が広がっていました。
興聖寺の門をくぐると見えてくるのは、本堂へ続くまっすぐな石畳と両脇の紅葉。
そして夕暮れの参道を照らしてくれる行灯です。
一般開放がされていないのがもったいないほどの美しさ…。
京都の街の真ん中に、こんなに素敵な空間が広がっていたなんて初めて知りました!
まずは読経体験
綺麗な境内にすでに感動を覚えつつ、望月住職にご案内いただき向かったのは本堂の中。
本堂では読経の説明を受け、ご住職の木魚の音に合わせて般若心経を唱えます。
経本をご用意いただいているので、お経を読んだことがない方でも安心して参加できますよ。
興聖寺の本堂は声がよく響くように作られているのだそう。
意識的に声を出して読経すると、日々のストレスが発散されて、なんだか体がスッキリしました。
興聖寺でくつろぎのひととき
般若心経の読経が終わると、次は興聖寺の広間へ案内していただきました。
ここからは癒しのフリータイムです。
参道が美しい興聖寺、お庭もまた京都の風情たっぷりの素敵な景色が見られるんです!
お食事までのしばしの間、興聖寺のお寺内やお庭を見学させていただきました。
興聖寺のお庭はご住職が丹精込めてお手入れされています。
木の一本から地面の苔まで、こだわり抜いて作庭されています。
京都のお寺らしい落ち着いた侘び寂びを感じる雰囲気で、毎日でもここで過ごしたい気分になります。
通常では見られない特別な景色が見られて、ちょっぴり贅沢な気分です!
精進料理に舌鼓
このツアーは、興聖寺でのお食事つき。
肉や魚を使わない、お寺で普段から食べられている本格的な精進料理がいただけます。
興聖寺の美しいお庭を眺めながら、お寺ディナーをいただきました。
お寺の精進料理と聞くと、修行中のお坊さんが食べられているような質素なものを想像していたのですが、実際の内容はボリューム満点!
炊き込みごはんに天ぷら、お野菜たっぷりのっぺ汁など、和食のコース料理のように次々とお料理が次々と提供されました。
この精進料理には興聖寺のお庭で作られている野菜が使用されています。
中でものっぺ汁はご住職ご自身で調理されたもの。
ごろっとお野菜をたっぷりいただけて、満足度たっぷり。
体の中から調えられて、芯から温められるような、そんな優しいお味で絶品でした。
個人的にはシンプルにお野菜の旨味を堪能できる天ぷらがお気に入り!
興聖寺のお寺猫さんにご挨拶
興聖寺にはお寺猫さんが3匹いらっしゃるのだとか…。
噂を聞きつけた私たちはぜひお会いしたいとご住職にお願いし、お寺猫さんたちにご挨拶させていただきました。
はじめは知らない人間がたくさんいて緊張されていたご様子でしたが、職員が座っていた椅子でうとうととリラックスされていました。
※「猫が見たい」という私たちの希望に沿っていただき、猫アレルギーの人がいないことを確認したうえで広間に猫を入れてくださっています。
寝座禅でリフレッシュ
精進料理をいただいたら、ツアーのメインディッシュの寝坐禅です。
寝坐禅という名前ではありますが、通常の坐禅を組むもよし、広間に並べられた布団で寝ころぶもよし、廊下に座ってお庭を眺めるもよし、椅子に座ってくつろぐもよし。
とにかく興聖寺で一時日常を忘れて、自由にゆっくりとくつろいでほしいというのがご住職の本意だそうです。
どのように過ごしてもよいということで、私は布団に入って寝転ぶことを選びました。
私の他にも社内から数人、体験に来ていたのですが全員「せっかくだから…」と布団で寝転んでいました。
全員が布団に入ると、ご住職は「チーン」という高めの鐘の音が鳴らし、マントラを低くゆっくりと唱えてくださいます。
温かい料理でお腹がいっぱい、ほどよく暗い空間、お寺の心地よい香り、優しく灯るガラスランプの光、暖かくなるようにいくつもストーブも点灯している静かな部屋に住職の低い声がゆっくり響きます。
ぐっすり寝ました。
最初は天井画を見たりしようかと思っていたのですが、いつの間にかぐっすり眠っていました。
また高い鐘の音が鳴り目が覚めて周りを見渡すと、一緒に来た職員もよく寝ていたようです。
気が付いたら20分ほど経過していて、なんだか目元もすっきりし爽やかな気分でした。
お寺という非日常的な空間にも関わらず深く眠れたのは、住職の心地よいマントラを唱える声やお寺の雰囲気など、かなりリラックスができる条件が揃っていたのかと思います。
その他参加職員の声
- 実際に興聖寺に行かないと分からない、非日常な体験ができました。
- お寺の本坊は普段は緊張感のある空間なのに、住職のマントラを聴いていると不思議とリラックスができて、つい眠ってしまいました。
- お寺の精進料理と聞いて、「ツアー体験後に晩ご飯食べないと」と思っていたら、想像していたものと全く違いました。
お寺で育てた有機野菜を使ったお料理はどれもおいしくボリュームがあって、大満足です。 - お食事がとにかくおいしかったです。精進料理はお寺ならではのフルコースだと思います。
- お寺といえば寒いイメージがあったのですが、お食事と寝座禅の会場の広間を暖かくしていただいていました。
ポカポカで寝座禅がとても気持ちよかったです。 - 大通り沿いにあるのに、お寺の境内に足を踏み入れた瞬間にガラッと景色が変わって驚きました。京都にこんな場所があったのかと、大発見です!
おわりに
この『癒しの夜坐禅~苔庭ライトアップ~』は、貸し切りのお寺の中でゆったりくつろぎ癒される内容になっています。
お寺が好きな方以外にも、「最近気晴らしが出来ていないなー」という方どなたにもおすすめのツアーです。
興聖寺は通常非公開のお寺。
門をくぐるとまるでタイムスリップしたかのような異世界の京都が広がっています。
隠れた京都の絶景スポットを、訪れてみませんか?
日々の疲れを癒しに、気分転換に、ぜひご参加ください!
ツアー詳細・お申込み
催行予定日 | 2020年12月16日(水)・23日(水) |
旅行代金 (お一人様) | 15,800円 |
旅行代金への給付額 | 5,530円 |
お支払い実額 (税込) | 10,270円 |
MKタクシーの感染症予防対策
MKタクシーでは、感染症感染予防対策として、以下の項目を行っています。
- ドライバーはマスク着用、手指消毒。乗務前の体温測定の徹底
- 運転席と後部座席との間に飛まつ感染防止のビニール幕設置
- 乗車ごとの車内消毒。消毒液も車内に完備
- 走行中は換気のために窓を開閉
感染症予防に万全を期すため、お客様におかれましてもご協力をお願いいたします。
- マスクの着用
- 助手席ではなく後部座席へのご乗車
この記事を書いた人:MKタクシー公式Twitter中の人