フットハットがゆく【302】「新年」|MK新聞連載記事

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フットハットがゆく【302】「新年」|MK新聞連載記事

MKタクシーの車載広報誌であるMK新聞では、塩見多一郎さんのエッセイ「フットハットがゆく」を2001年11月16日から連載しています。
MK新聞2019年1月1日号の掲載記事です。

 

 

新年

 

2019年! 新年明けましておめでとうございます!
今年もフッと思うことハッと気づいたことを書いていきます。
時に最近、「新年明けまして」の言い回しはおかしい、という事を耳にしました。疑問に思ったらすぐにスマホで検索です。
『新年明けましてはおかしい』で検索しますと、「日本語文法的には、旧年が明け、新年を迎える、が正しく、新年が明ける、はおかしい。けど、めでたい言葉として慣用的に使われていて必ずしも間違いではない。」とのことでした。

 

僕は京都のローカルテレビ番組を制作しておりますので、2018年の12月の頭には、年始の放送分を撮ってしまいます。
その時に出演者の中学生の一人が、「新年明けまして」はおかしいと、学校の先生が言っていた。
と言い出したので、僕も気になって調べた次第です。

 

さて、スマホやパソコンで検索すると、検索履歴というものが残ります。
ふと自分の検索履歴を見返すと、なんでこんな言葉を調べたのか、と思うこともあります。
「ゴマ・消化」「蛾・ステルス機」「ゴジラ・体重」いったい何ですかねぇ?

 

職場の忘年会で20代女子と、口に入れた食べ物はどれくらいで排泄されるのか、という話題になり、僕は実体験から「ゴマを噛まずに飲み込んだら、便に混じって出てくるから、そのタイミングを見れば分かる」と、説明しました。
念のため「ゴマ・消化」で調べたら、炒りゴマを噛まないで食べるとやはり消化されにくいようで、早食いの人は特に便にゴマが混ざる傾向がある、とのことでした。
だいたい入ってから出るまで、24時間~48時間。すりゴマは、消化されます。

 

歩道の真ん中に、子どもが好きそうな戦闘機のバッジみたいなのが落ちていましたので、よく見ると、生きた蛾でした。
いわゆる米軍のステルス戦闘機そっくりな形で、僕は初めて見る蛾でした。歩道の真ん中にいてはいずれ踏み潰されるので、葉っぱですくって垣根の方にやりました。
とにかく変わった形だったので一応写真を撮って、もし新種の蛾だったらすごいな、と思い、「蛾・ステルス機」で検索。
スズメ蛾の一種で、「ホシホウジャク」ということがわかりました。新種でもなんでもなく、この蛾を見つけた人は皆、ステルス機を連想することもわかりました。

 

先の中学生と話していた時に、生まれた赤ちゃんの体重は? という話題になり、誰かが、「3千キログラム!」と言いました。
「3千キログラムやったら3トンや!」と、思わず突っ込み。間違いに気づき笑いながら中学生の返し、「3トンやったらゴジラくらいですか?」…「いやいや、ゴジラはもっと重いでしょう。3トンはゾウくらい。」ということで、「ゴジラ・体重」で検索。
ゴジラの身長体重については、世代によって変わって行ったようですが、初代ゴジラで身長50メートル、体重2万トン、ということです。ゾウ何頭ぶんですか?

 

自分の検索履歴を見返すのはなかなか楽しかったりしますが、たまにとんでもなくエロい言葉が残っていたりするので、あとで見て恥ずかしくなることもありますね。他人に見られたら大変です!(笑)

 

田舎暮らし公開中! YouTube『塩見多一郎』で検索!

 

 

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