フットハットがゆく【294】「Panasonic」|MK新聞連載記事

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フットハットがゆく【294】「Panasonic」|MK新聞連載記事

MKタクシーの車載広報誌であるMK新聞では、塩見多一郎さんのエッセイ「フットハットがゆく」を2001年11月16日から連載しています。
MK新聞2018年5月1日号の掲載記事です。

 

Panasonic

もともと、父親がPanasonicだったということもあり、やはりPanasonicびいきになります。
もう父親はとっくに定年退職し、亡くなりましたので、いまさら義理立てすることもないのかもしれませんが、やはりPanasonicを中心に買ってしまいます。
最近ではカメラと炊飯器と携帯ウォシュレットを買いましたので、そのレビューを書きます。

 

ミラーレス一眼カメラ ルミックスGH5S

カメラは会社では各種使用していましたが、個人的にはGH3という一眼ミラーレスカメラを愛用し、仕事でも使いました。
一眼カメラも最近はデジタル化してどんどん進化しています。
一眼で写真を撮るとなると、Nikonや Canonのイメージがとても強いのですが、なぜPanasonicを選んだかと言うと、動画撮影に強かったからです。
一眼カメラで動画が撮れる時代になり、もとから動画に強かったPanasonicやSONYの一眼カメラは、レンズの特性を活かした味のある動画が撮れるようになりました。
テレビ番組の仕事をしている僕としてはやはり、動画に強い一眼カメラを選びました。

そんなGH3を5、6年使って、徐々に不具合も出始め、ついに電源が入らなくなりました。
このカメラで撮った何百人の顔、幾千もの風景を思い出すと、無機質な機械に対する感情が実は愛情に近いものであったのかと思うほどでした。
壊れた晩に泣いてしまったことは人には言えません。
そして、修理に出すか、新しいものを買うかのタイミングで、後継種のGH5Sが出ましたので、思い切って買うことにしました。
本体で約30万円です。後継機ということで、レンズはそのまま使えますので、やはり他に乗り換える気はありませんでした。

 

IHジャー炊飯器

自炊生活は30年近くになりますが、20年前に炊飯器が壊れてからは、あまりお米を食べなくなりました。
でもここ最近お米を食べるようになった理由は、カメラのローンのため節約生活をするために、ご飯でお腹を膨らまそうということで、フライパンで米を炊いていました。
が、時間がかかるわりに、なかなかうまく炊けず、思い切ってPanasonicの炊飯器を買いました。
タイマーでセットして、朝起きたらご飯が炊けている、仕事から帰ったらご飯が炊けている、という幸せを最近は感じています。
Panasonicの炊飯器は、はっきりいうと少しお値段高めなのですが、買ってよかったと思っています。
お米をモリモリ食べて、バリバリ働いて、ローンを返します!

 

おしり洗浄器 ハンディ・トワレ

いわゆる、携帯ウォシュレットです。食べたら食べたで出るものが出るのですが、僕は何度かこのエッセイでも告白している通り、かなりの『ぢ病』を持っていますので、ウォシュレットは人類三大発明だと思っているくらいで、しかもそれをハンディタイプで外に持ち歩けるものはまさに『神器』です。
子どもが水鉄砲にして遊べるくらいの水圧を持っていますので、本当に重宝です。

 

この数ヵ月でPanasonicのものを続けて買い、なかなかの貢献度ですね。
Panasonicのおかげで父に養ってもらえて、回り回って今の自分があると思うと、やはり義理は感じます。

 

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