MK新聞の社説記事「札幌MK開業は4月22日に決定 札幌地域経済の活性化をめざす」2009年4月16日号

特集
MK新聞の社説記事「札幌MK開業は4月22日に決定 札幌地域経済の活性化をめざす」2009年4月16日号

MKタクシーの車載広報誌であるMK新聞の2009年4月16日号に掲載された社説記事の全文です。
「タクシー再規制は事業者の創意工夫の放棄」と題して論じています。

札幌MK開業は4月22日に決定 札幌地域経済の活性化をめざす

札幌エムケイ株式会社 代表取締役社長 平山 功

開業遅れましたことを市民の皆様にお詫びします

札幌MKの許認可につきまして札幌ハイヤー協会からの妨害により審査が延びましたが、運輸当局や労働当局への説明を果たしたことで疑念は払拭されました。これにより当初の予定より遅れましたが、来る4月22日に札幌MKがようやく開業致します。この場をお借りしまして札幌市民の皆様には、開業が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
これまで多数の激励の言葉をいただき、期待を寄せられていることを感じており、皆様の期待を裏切ることないよう「お客様に感動を与えるタクシー」の実現に努めて参ります。私たちはお客様よりご支持があってはじめて社員の所得の向上と会社の発展があると考え、安くてより良いサービスを提供することを責務と考えます。

札幌経済活性化に微力を尽くす 観光分野でも貢献したい

私たちが札幌でタクシー事業を行うことで、様々な面で札幌の活性化につながればと考えており、新規雇用需要の創出や、信頼されるタクシー文化の創出に全力を注いでいきたいと考えます。
開業時点では約80名、40台の体制でありますが、昨年に発表しましたMKタクシー緊急全国雇用創出計画にもとづき、札幌においても約一千名のドライバーを中心にコールセンタースタッフや管理職なども採用し、早期に四百五十台体制を作ります。
タクシーは唯一のピンポイント送迎が出来る公共交通機関です。ドアトゥドアの移動は高齢化社会を迎えた日本社会においてますます高まる輸送ニーズであり、その時に親切な対応で安心してご乗車頂き、しかもご利用いただきやすい適正な価格であることが必要と考えます。人が移動することで経済は活性化します。タクシーはその移動のための毛細血管です。
また京都で培った観光タクシーのノウハウを札幌MKでも実行し、質の高いタクシー観光の提供と、私たち自らも札幌の観光資源の魅力を高め、関西をはじめとする各地のMKタクシーを展開する都市に情報発信して参ります。情報札幌MKは札幌地域経済の活性化に微力ながら一役を担いたい所存です。

信頼されるタクシー文化と新しいタクシーサービス

残念ながら全国的にみても、タクシーは高くてサービスが悪いもの、とお感じになられる方は多数おられます。私たちMKタクシーが目指してきたものは、お年寄りの方や体の不自由な方や女性の方やお子様が一人でも安心してご乗車できるタクシーをつくることです。教育の行き届いたドライバーによる親切丁寧な接客、清掃の行き届いた快適な車両、安い運賃。これらでタクシーの社会的地位を向上し、タクシーが信頼される公共交通機関としてバスや鉄道と連携することで、マイカーの減少と交通渋滞の緩和をもたらす「都市交通改革」をMKは長年提唱し続けてきました。
京都や神戸においてご自宅まで送迎しつつ高速バス並みの料金の乗合制の空港送迎タクシー(スカイゲイトシャトル)を運行したり、京都において和装の方の移動の手助けにきもの割引(1割引)を実施するなど、マイカーに流れる輸送ニーズをタクシーに向ける取り組みを行っております。

MKタクシーのサービスをお客様の目で判断して下さい

札幌MKは4月22日開業ですが、まずは皆様に一度お試しで使っていただき、MKタクシーのサービスをお客様自身の目で確かめていただきたいと考えます。そのためにオープニングキャンペーンとして、お電話での注文やススキノのMK専用のりばからご乗車いただいたお客様に次回お使いいただける200円券を進呈します。
「MKタクシーが札幌に来てよかった」とお客様にご評価いただけるよう、一生懸命に努力して参りますので、何卒よろしくお願い致します。

この記事が気に入ったらSNSでシェアしよう!

関連記事

まだ知らない京都に出会う、
特別な旅行体験をラインナップ

MKタクシーでは様々な京都旅コンテンツを
ご用意しています。