MKタクシーは災害対応用品を全車車載。緊急時にお客様とドライバーを守る

特集
MKタクシーは災害対応用品を全車車載。緊急時にお客様とドライバーを守る

MKグループでは2019年8月に、全国5都市(京都・東京・名古屋・滋賀・札幌)のMKタクシー・ハイヤー全車1,320台に災害対応用品セットを車載いたしました。
その他の3都市(大阪・神戸・福岡)440台につきましても、2019年10月現在、車載の準備を進めております。

大阪・神戸・福岡も車載完了済(追記)

相次ぐ自然災害への備えの必要性

近年相次ぐ自然災害

阪神大震災時に被災地に派遣した無料タクシー

阪神大震災時に被災地に派遣した無料タクシー

2018年は、大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号、北海道胆振東部地震など、甚大な自然災害が相次ぎました。
MKタクシーでは、自然災害の脅威に対する備えの重要性を再認識し、非常時の社内体制を整備してまいりました。
特にお客様乗車中に被災し、運行継続が困難な状況に備え今回の災害対応用品を全車に車載するという取り組みを実施しました。

2018年7月に派遣した京都府北部豪雨災害の復旧支援ボランティア車両運行

2018年7月に派遣した京都府北部豪雨災害の復旧支援ボランティア車両運行

 

災害発生時にはタクシーを無料で派遣

MKタクシーではこれまで、1995年阪神淡路大震災の際は無料タクシーを派遣し、2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震では地元の障害者施設へプロボウリング大会MKチャリティカップの収益からチャリティ金を寄贈するなどの活動を行ってまいりました。

2018年7月13日には、京都府北部豪雨で京都府の職員が復旧支援のために被災地へと向かう際にタクシー7台を無償運行しました。
舞鶴市、綾部市、福知山市、南丹市の被災地に分かれ、現地ボランティアセンターや復旧作業現場などへの送迎運行に従事しました。

昨今の災害発生時には自治体への協力で、タクシー車両を被災地へ派遣する機会もあり、タクシーにも災害への「備え」が必要であることを強く感じ、今回の災害対応用品を全車に車載という取組に至りました。

車載例(車種によってトランク形状等が異なります)

車載例(車種によってトランク形状等が異なります)

 

災害対応用品の概要

カスタネット社の協力を得て選定

全車に常時車載している災害対応用品については、株式会社カスタネット(本社:京都市南区)の協力を得て、災害発生時に緊急性の高い以下の災害対応用品を選定しました。

  • マルチポンチョ
    屋外トイレ時の緊急用目隠し。またその他防寒具や雨対策などにも使用可能
  • 非常用簡易トイレ
    緊急災害時やアウトドアの際に便利な携帯トイレ
  • ポケットティッシュ
    トイレ用。その他衛生管理用
  • 伝言用紙及びシー
    車を放置する際、運転手の連絡先等を記入する際などに使用
  • 水、非常食(クッキー)
    7年保存水と新・備エネバークッキー
  • カイロ
  • ウェットティッシュ
  • エイトバンセット
    絆創膏Mサイズ 、カラーメンボー
  • 軍手
  • ガードマスク
  • 手ぬぐい
    包帯やマスク、ロープの代わりとしても活用
  • シューズカバー
    靴やズボンのすそを水・汚れから守る

※ 専用ボックスに入れています。
※ 夏期高温になるトランク内でも保管可能なものを車載しています。

株式会社カスタネット

 

オリジナル車載用備蓄キット

オリジナル車載用防災備品セット

オリジナル車載用防災備品セット

オリジナル車載用防災備品セット

オリジナル車載用防災備品セット

 

 

その他の災害対策

BCP(事業継続計画)

車両以外についても災害時に備え、BCP(事業継続計画)の一環として以下の取り組みを実施しております。

  •  営業所等 約30拠点への自家発電機の設置
  • 各拠点へのUPS(無停電電源装置)の設置
  • 本社並びに各営業所等の拠点へ食糧、防災グッズの備蓄
  • 社員及び乗車中のお客様の被災状況を把握するための安否確認システムの導入

 

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