京都の台所「錦市場」にあるMKタクシーおすすめのスイーツを紹介
目次
京都のグルメスポットといえば、どこを思い浮かべますか?
「京の台所」とも呼ばれる錦市場商店街は、400年以上の歴史を持つ市場で、昔からたくさんの人に愛されてきました。
現在も地元の方々はもちろん、多くの観光客にも人気な京都のグルメスポットです。
錦市場商店街が続く390メートルの間に、新鮮な魚や、京料理にも使われる京野菜、日本酒などの地元食材や、それらを使った美味しいグルメ、京都のお土産などのお店が並んでいます。
今回は100店舗以上あるお店の中から、2店舗を紹介します。
錦市場商店街のお店紹介
抹茶スイーツ館 茶和々(sawawa)錦店
濃厚プルプルの「抹茶のわらび餅」
1店舗目は抹茶スーツ館 茶和々(sawawa)錦店です。
抹茶スイーツ館 茶和々では、錦店限定の「お濃茶生わらび餅」が販売されています。
本わらび粉を使用したわらび餅の生地にも抹茶が練り込まれており、濃厚な味わいです。
販売されているわらび餅は全部で3種類あり、お濃茶生わらび餅と本わらび餅のきなこ・抹茶があります。
抹茶スイーツ館 茶和々では、わらび餅の注文が入ってから店頭にある実演台でわらび餅をカットしてくださいます。わらび餅をカットする様子を目の前で見ることができます。
わらび餅の他にも、お濃茶タルトや抹茶のバームクーヘンなど、お土産にもぴったりなお抹茶を使った商品も販売されていますよ。
お濃茶わらび餅ジェラート
今回は抹茶スイーツ館 茶和々の「お濃茶わらび餅ジェラート」をいただきました。
お濃茶生わらび餅と冷たい抹茶ジェラートは相性抜群なので、これからの暑い季節にもとってもおすすめです。
わらび餅が2つ入っているので、1つはそのまま、もう1つはジェラートと一緒に食べると1品でいろいろな味わいを楽しめますよ。
抹茶スイーツ館 茶和々の2階はカフェになっています。
お濃茶生わらび餅や抹茶クリームあんみつ、お濃茶生わらび餅パフェなどの抹茶スイーツをいただくことができます。
店舗情報
抹茶スイーツ館 茶和々 錦店
営業時間 | 10:00~18:00 カフェコーナーは17:30まで(ラストオーダーは閉店30分前) |
住所 | 〒604-8121 京都府京都市中京区十文字町456番地 |
公式ホームページ:抹茶スイーツ館 茶和々 | 京都錦市場商店街
京丹波 錦市場本店
独自製法の焼き栗
2店舗目は京丹波 錦市場本店です。
京丹波では、厳選された栗を使った焼き栗「焼きポン」がおすすめです。
京丹波さんが独自で開発した機械を使用し、特殊な圧力製法で焼き上げています。
昔懐かしいポン菓子機と特選栗のコラボ
栗を焼く工程は店内で行われているため、焼きポンができる様子を見ることができます。
焼き上がるときには機械から蒸気が上がり、栗の香ばしい香りがお店に広がります。
栗は一粒一粒に切れ目が入れられているため、皮を剥くのも簡単です。
出来立ての焼きポンはほくほくとしており、栗のやさしい甘みがやみつきになります。
テイクアウトして家で焼き栗をいただく際も、電子レンジやオーブントースターを使って焼きたてのような美味しさを味わうことができる方法もあります。
京丹波 錦市場本店の店頭に置いてある、パンフレットに記載されておりますので、テイクアウトする際は、ぜひ、そちらもお持ち帰りください。
店舗情報
京丹波 錦市場本店
営業時間 | 10:00~18:00 |
住所 | 〒604-8052 京都府京都市中京区錦小路通麩屋町東入鍛冶屋町208 |
公式ホームページ:焼き栗・黒豆茶・丹波栗・丹波松茸の販売は京丹波 京都錦市場本店
その他の錦市場のお店紹介
TNE CITY BAKERY
大國屋 鰻兵衞
麩嘉
賀花
びーんず亭
元蔵 錦本店錦
だいやす
麺ビストロ NAKANO
池鶴果実
錦市場商店街について
糞小路が錦小路に?
鎌倉時代に編纂された宇治拾遺物語には、以下の錦小路の地名起源譚が掲載されています。
清徳聖というえらいお坊さんには人の目に見えない餓鬼、畜生、虎、狼、犬、数万の鳥獣が付き従っており、清徳に出されたご飯を全て食べてしまいます。
そこで、清徳聖に十石(1トン以上!!)もの大量の白米を出したところ、全て餓鬼らが食べてしまいました。
餓鬼らが見えない人々は、全て清徳聖が食べたように見えて、びっくりしました。
その後、清徳聖は四条の北の小路を通ったときに、大量の米を食べた餓鬼らがものすごい量の糞を垂れました。
あまりの糞の量に、四条の北の小路は「屎(糞)小路」と呼ばれるようになりました。
それを聞いた帝が屎小路とはあまりに汚い名前だと考え、四条の南の小路は綾小路ということから、対になる「錦小路」と呼びなさいと命じたのです。
また一説によると、もともと「具足小路」という名称だったのなまって「糞小路(くそこうじ)」となったとも言われます。
糞小路と呼ばれたのが事実かは不明ですが、四条通を挟んで錦小路と綾小路という対となる地名があることが、人々の想像力を搔き立てたのでしょう。
錦市場商店街の歴史
錦市場商店街の歴史は平安時代にさかのぼるとも言われ、少なくとも戦国時代の天正年間には市場として存在しました。
江戸時代に入り、錦市場は六条と並んで公許の市場となり、魚の取引を独占した繁栄しました。
明治になって錦市場は独占権を失い、さらに1928年に京都市中央卸売市場が開設されて移転が相次ぐなどの危機もありましたがしのぎ、関係者の努力によってしのぎました。
観光客でにぎわうようになった今も、錦市場は京都市内の一流の料亭や旅館などを顧客として抱えています。
錦市場商店街と伊藤若冲
18世紀の有名な絵師である伊藤若冲は、錦市場の青物問屋の出身です。
今の錦小路高倉に生家の問屋がありました。今も錦市場の生家跡には看板も設置されています。
若冲は単に錦市場で生まれ育ったというだけでなく、錦市場を救った救世主でもありました。
ライバルだった市場の画策もあり、明和9年(1772年)に幕府は錦市場の営業停止を命じます。錦市場は存亡の危機に立ったのです。
すでに錦市場の青物問屋の主人を隠居して作画三昧の生活を送っていた若冲ですが、錦市場の町年寄りとして奉行所との交渉に奔走し、1774年(安永3年)にあらためて営業を公認されました。
若冲が錦市場を救ったのです。この経緯は澤田瞳子の小説「若冲」で詳細に描かれています。
今も錦市場商店街には、あちこちで若冲の絵を見ることができます。
青物問屋出身らしく、若冲は野菜を主題とした作品も多数残しています。
おわりに
いかがだったでしょうか?錦市場商店街は、「四条駅」「河原町駅」「烏丸駅」など、京都中心街の駅からすぐの場所にあります。
とはいえ、ついつい錦市場でたくさん買い過ぎて持ち歩くのも大変ということも。
そんなときは、ぜひタクシーをご利用ください。
京都の中心部にある錦市場商店街は、旅行プランにも組み込みやすいので一度訪れてみてくださいね!
ただし、錦市場商店街では混雑時の危険を回避するため、食べ歩きは禁止されています。
ルールとマナーを守り、購入した商品は、店内のイートインスペースで食べるようにしましょう。
MKタクシー公式YouTubeのグルメ動画
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