定年退職社員インタビュー「私と同じくらいの年まで頑張ってほしい」下村能行 社員
MKタクシーのドライバーとして長年“勤め上げた”社員を紹介する「定年退職社員インタビュー」。
今回は勤続22年、去る2008年3月20日に72歳で引退した伏見営業所・下村能行(しもむら よしゆき)社員に話をうかがった
記事は、MK新聞2008年5月1日号の再録です。
原則として、掲載時点の情報です。
下村能行社員インタビュー
MKタクシーへの入社
生まれも育ちも京都市伏見区。
18年間京都にて配送の仕事をした後、知人を応援するため敦賀で4年間ホテルのリース業に携わる。
その後、奥様の知り合いのMKタクシー社員に声をかけられ入社。
入ったからには続けようと思ってやってきた。
当初は国道十条営業所に勤務。相勤ドライバーとは息もぴったりで退職までの22年間、ずっとコンビを組んできた。
国道十条営業所がなくなり、伏見営業所に移った時ももちろん一緒。これだけ長い期間コンビを組むことはかなり稀である。
安全確保を第一に考える
入社当時の車両はマニュアル車でパワステなどついてはいない。
ハンドルが重く、反応がどうしても鈍くなるため、常に余裕の運転を心がけた。例えば、車の発進時には後方車の位置を確認し、車間距離を十分にとるように。
その意識はオートマでパワステがついた車両になってからも常にあり、事故は全くなし。
「あの頃は本当にハンドルやクラッチの細かな操作で肩こりや足のだるさがあった」と振り返る。
MKタクシーだからこそ
MKタクシーの教育は厳しいが、「だからこそお客様がついてくる。」
お客様に選ばれるからこそ、稼ぎも他のタクシー会社に比べたらいい。
他のタクシー会社では苦情にならないことでもMKでは苦情になる。お客様の期待の表れなのだ
元々70歳まではと思っていたが、会社からまだまだがんばってほしいと言われてここまできた。
しかし、体は元気だが、新しいホテルの名前がすぐに出てこないなど反応の鈍さを感じていた。
「何かがあってからでは遅い。迷惑がかかってしまう」と思い、退職を決めた。
在職者へのメッセージ
「事故をしないように、同じくらいの歳までがんばってほしい。こんな年齢まで雇ってくれる会社は他にはないですよ」
現在の日課は犬の散歩。家ではのんびりと過ごしている。
「一日がほんとに長くて。これからは野球のナイターが楽しみですね」と見せる笑顔はしっかり働いてきた人だけのものかもしれない。
MKタクシーの仕事
MKタクシーでは、昼勤専属の観光ドライバーから、夜勤専属のドライバーまでライフスタイルにあわせて多彩な勤務体系を選ぶことができます。
途中で勤務体系を変更することも可能です。
たくさん稼ぎたい若いうちは夜勤専属で、家族と過ごす時間を大切にしたい時期には昼勤専属で、高齢になって通常の勤務がつらくなってきたら、短時間勤務でとライフステージにあわせた勤務が可能です。
高い接客技術と語学を身に着けることで、国賓クラスのVIPや国内外の著名人などの送迎を担当するファーストハイヤードライバーを目指すことも可能です。
海外からのお客様やVIPのお供をするファーストハイヤーを目指すことも可能です。
観光勉強会や外国語勉強会など、会社がキャリア形成を全面的にバックアップします。