定年退職社員インタビュー 「辞めるんやない、勤め上げたんや」正木惇一 社員

ひと よみもの
定年退職社員インタビュー 「辞めるんやない、勤め上げたんや」正木惇一 社員

MKタクシーのドライバーとして24年勤めあげ、去る2007年2月20日に定年退職した洛西営業所の正木惇一(まさき じゅんいち)社員。
1996年の洛西営業所開設時以来のメンバーで、今でも社内で使われる『接客マナー三原則』の発案者の一人でもあります。
苦情ゼロが勲章である正木社員にお話しを伺いました。

記事は、MK新聞2007年3月1日号の再録です。
原則として、掲載時点の情報です。

 

 

正木惇一社員インタビュー

MK時代を振り返って

社会に出たのは15歳。昼間は実家の電気屋の仕事をこなしながら、夜は定時制の学校へ。
大手メーカーの営業職を経て、36歳でMKタクシーに入社。
旧国道十条営業所で12年勤めた後、1996年洛西営業所開設時のメンバーに。洛西営業所では苦情対策課長も務めるなど、社内での信頼も厚い存在だった。
MKタクシーでの安定した収入によりマイホームのローンも完済。子ども3人も自立、それぞれの人生で活躍されている。

「(MKタクシーには定年後の雇用延長制度もあるが)大卒者と比べて7年早くから働いているので、定年キッカリでの引退を決意しました。引退後は、息子の友達の縁で畑仕事に勤しみます。身体は元気やからボランティアもしたい」(正木社員)

正木惇一社員 MK新聞2007年3月1日号より

正木惇一社員 MK新聞2007年3月1日号より

 

24年間苦情なしが勲章

洛西営業所の苦情対策課長時代、“笑顔の出会い”“全てに気配り”“双方感謝”というMKタクシーの『接客マナー三原則』を考えたメンバーでもある。
「課長として皆をまとめようと思ったら、自分がまず行動で示さなければなりません。皆、上の者の姿を見ていますから。」
「私自身、苦情がなかったことはひとつの勲章だと思います。」

 

子育てと マイホームに邁進

「仕事をするにも何をするにも、“心技体”のバランスが大事。つまりは自己管理です。」
MKタクシーでの24年間は、「子ども3人を養うのとマイホームのローン返済にひたすら邁進」だったという。
飯を食うならMKだと思っています。他社の方が楽そうに見えるからといってMKを離れてしまうのはもったいない。」
「これまで多くの仲間を見てきましたが、結局は離れた後も苦労しているのです。MKでのいろんな経験は必ず自分に返ってきます。今でも忘年会などに誘ってくれる仲間たちもひとつの財産です」

正木惇一社員 MK新聞2007年3月1日号より

正木惇一社員 MK新聞2007年3月1日号より

 

“勤め上げる”社員 を増やすために

「会社、ドライバー、コールセンター――それぞれのバランスが崩れたら、どこかがしんどくなります。言うべきところは言う、我慢すべきところは我慢する、お互いに歩み寄って、良いバランス関係を築かなければなりません。」
「『こうしたらこうなりますよ』と会社が示してくれることで働きやすくなる部分もあると思います。」

在職者への メッセージとして、
「自分を信じて、将来を信じて、家庭を信じて――。まずは仕事が最優先。それが家族のため、自分のために返ってくるのです。雑念を捨てて、今の仕事を勤め上げてほしいと思います。」

 

 

MKタクシーの仕事

MKタクシーでは、昼勤専属の観光ドライバーから、夜勤専属のドライバーまでライフスタイルにあわせて多彩な勤務体系を選ぶことができます。
途中で勤務体系を変更することも可能です。
たくさん稼ぎたい若いうちは夜勤専属で、家族と過ごす時間を大切にしたい時期には昼勤専属で、高齢になって通常の勤務がつらくなってきたら、短時間勤務でとライフステージにあわせた勤務が可能です。

高い接客技術と語学を身に着けることで、国賓クラスのVIPや国内外の著名人などの送迎を担当するファーストハイヤードライバーを目指すことも可能です。
海外からのお客様やVIPのお供をするファーストハイヤーを目指すことも可能です。
観光勉強会や外国語勉強会など、会社がキャリア形成を全面的にバックアップします。

 

定年退職者インタビュー記事

この記事が気に入ったらSNSでシェアしよう!

関連記事

まだ知らない京都に出会う、
特別な旅行体験をラインナップ

MKタクシーでは様々な京都旅コンテンツを
ご用意しています。