フットハットがゆく【280】「つぶやき…」|MK新聞連載記事
MKタクシーの車載広報誌であるMK新聞では、塩見多一郎さんのエッセイ「フットハットがゆく」を2001年11月16日から連載しています。
MK新聞2017年3月1日号の掲載記事です。
つぶやき…
最近、またツイッター(Twitter)にハマっておりまして…。ツイッターを始めたのは6、7年前です。
ツイッターとは、パソコンやスマートフォンで、短い文章をつぶやくように投稿する今やSNSの代表格といえるWEB上のサービスです。
ツイッターを始めた頃の知人との会話をいまだに覚えています。
知人「ツイッターしてます?」
僕「何それ、してない。」
知人「ブログの短い版みたいなので、なんでも思ったことをつぶやくんですよ。」
僕「へ~どんなことつぶやくん?」
知人「腹減った、とか、眠たい、とか。」
僕「そんな他人の腹減ったとか眠たいとか知って、何がおもろいのん? 誰が見るん?」
知人「フォローしてる人。」
僕「フォロー!?!?」
知人「例えば今、『僕はどこどこでご飯食べてます。』ってツイートしたら、フォロワーから、『僕も近くにいます!』って返事が来たりするんですよ。」
僕「ふ~ん、別に興味ないなぁ。」
ここで終わっていたら、そこで終わりだったのですが、知人の最後の一言が効きました。
「番組の宣伝にもなりますよ。」
僕は番組のディレクターですから、番組の宣伝になることなら何でもします。
ということで、早速ツイッターを始め、番組の予告や、制作備忘録、撮影日誌的なことをツイートしました。
もちろん個人的なツイートもしました。フォロワーも徐々に増え、ある時、映画館の支配人から僕のツイートをフォローして見ていると、メッセージが来ました。
そして、それを機に番組と映画館でコラボする企画が生まれました。その時は、本当にツイッターをしていてよかったな、と思いました。
さて、それから6、7年経って、僕のiPhoneも同じ機種を持ち続けてかなり旧型になり、ツイッターのアプリも思うように動かなくなったため、しばらくツイートも滞っておりました。
が、去年の暮れから復活しました。iPhoneを最新型に変えたのです。写真や動画はキレイに撮れる、ツイートもサクサクできる。うれしがって毎日ツイートしております。
最近は、食べたものを全て撮って、ツイートしています。
食べ物を撮り始めると気づくことがありまして、自分が作るものは本当にまずそうに写ります!(笑)
やはり外で食べるものはプロが作っているだけあって、とてもおいしそうに写ります。
たまに人のツイートを見て、これ絶対おいしいやろうけど、写真の撮り方が下手だからまずそうに見える! というものもありますね。
とにかく僕の今のツイート課題は、おいしいものはよりおいしそうに、自分の手料理をよりおいしそうに作る(そして撮る)、です。
番組の宣伝もちゃんとしています。最近のツイッターは動画も投稿できるので、30秒の番組予告編もツイートしています!
たまに(ちょくちょく)酔っ払って意味不明なツイートもしますが、まぁ、そんなこんなで、僕のツイッターよかったらフォローしてください。『塩見多一郎』の検索でもトップに出ますし、アカウントは『@foothat』(フットハット)です。
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