洛中の酒造りの伝統を守り伝える|佐々木酒造株式会社
目次
二条城からほど近い京都市上京区日暮通椹木町下ルにて明治26年に創業した「佐々木酒造」。MK新聞5月1日号では代表取締役の佐々木晃(ささき あきら)さんにご登場いただき、「洛中伝承」の酒造りについてお伺いしました。
佐々木酒造について
洛中で唯一の蔵元
かつて豊臣秀吉の邸宅であった「聚楽第」跡地のちょうど南の端に位置している。
京都の造り酒屋は洛外に位置している伏見が盛んだが、もともと京都の酒造りの起源は洛中にあり、室町中期には300軒、佐々木酒造が創業した1893年でも131軒の蔵元があった。
しかし、洛中の蔵元はもともと小さな蔵元が多く、転廃業で減少し、現在では洛中で酒蔵を営む蔵元は佐々木酒造のみとなった。
千利休が茶の湯にも使ったとされる「金明水・銀明水」を仕込み水として使用し、洛中における酒造りの伝統を守り続ける「洛中伝承」の精神のもと、伝統を継承している。
佐々木酒造株式会社 佐々木晃社長インタビュー
酒造りについて
「私は未だに継ぐ予定だった次兄のピンチヒッターだと思っていますが、ありがたいことに長く続けさせていただいています。佐々木酒造の社員全員で良いお酒を作り上げる、伝統を守ることを大切にしてこれからも頑張っていきたいと思います」
日本酒の魅力について
「旬の食材と新酒や熟成酒といったその時期の日本酒を飲むことで食の中から季節を感じていただけたらと思います。このような楽しみができるのは日本酒だけです。日本酒は懐の深いお酒ですので、どんなお料理にも合います。自分なりの日本酒の飲み方を見つけて楽しんでください」
ひとことお願いします
「京都の日本酒は京料理とともに高め合ってきた歴史と文化があります。タクシーに乗って京都を巡りながら日本酒と京料理をお楽しみください」
佐々木社長おすすめ 福実鳥 古都 特別純米
「飲んだ人の元に福が実るように」という願いが込められた『福実鳥(ふくみどり)』。
コロナの影響で日本酒販売量が激減する中、手にとりやすいお酒を造り、従来の酒米消費量を維持することで、京都の酒米農家や日本酒文化を守りたい!そんな熱い思いから2021年夏に募集したクラウドファンディングがきっかけで誕生した。
佐々木酒造の契約農家で生産された京都産山田錦を100%使用した純米酒。
ふくよかな味わいと優しくまろやかな口当たり。
京都洛中酒蔵ツーリズム
普段公開されていない佐々木酒造の酒蔵見学ツアーをはじめ、まちあるきや京料理、日本酒の飲み比べをお楽しみいただけるツアーを随時開催。開催日程や参加方法などは佐々木酒造ホームページから。
蔵酒場 佐々俵2024
「たった一日だけ佐々木酒造の酒蔵が居酒屋になる」
タレントや大学教員として活躍する越前屋俵太さん。書家としての号、「俵越山(たわらえつざん)」がプロデュースする佐々木酒造とのコラボ企画「佐々俵」が5年ぶりの開催が決定。
今年のテーマは「能登復興応援」。
佐々木酒造では、現在も能登杜氏の流れを汲む酒造りを続けており、何百年もの間、技術を磨き、紡ぎ続けてきた能登杜氏集団達のおかげで今の佐々木酒造があり、そこには日本酒を通じて深い繋がりがある。能登で生まれたお酒と京都で育まれたお酒の共宴を存分に楽しんでみては。
開催日時
2024年5月18日(土)
昼の部 11:00~13:00
夕の部 14:00~16:00
夜の部 17:00~19:00
※1日3回。2時間の入替制
会場
佐々木酒造酒蔵内特設会場
料金
日本酒回数券付きチケット 前売り券5000円/当日券5500円(佐々俵オリジナルぐい呑み・佐々俵特製手ぬぐい付き・日本酒ドリンクチケット11杯分)
チケット購入方法
①チゲット(https://tiget.net/)(クレジットカード・コンビニ決済)
②佐々木酒造小売部レジにて数量限定販売(現金・クレジット・電子マネー可)
③当日券(現金・クレジット・電子マネー可)※当日、枠がある場合のみ限定販売
佐々木酒造株式会社
京都市上京区北伊勢屋町727
小売部営業時間:午前10時~午後5時(日・祝・お盆・年末年始は休み)
☎075ー841ー8106