奈良散策「ならまち」や奈良公園界隈を食べ歩きつつ巡る女子旅
目次
京都のお隣である奈良は、京都に匹敵する見どころ満載のまちです。
奈良の旧市街にあたる奈良町(ならまち)から、鹿と大仏で知られる奈良公園まで、女子が日帰りで食べ歩き旅行してきました。
あれやこれやを食べ歩きしながら散策旅です。
お寺は少し覗く程度で、食べ物メインな奈良の食べ歩き旅になりました!
取材日は2012年10月です。
ならまち界隈の女子旅食べ歩きレポート
① ひがしむき商店街
食べ歩きの女子旅スタートは、近鉄奈良駅から。
地下にある近鉄奈良駅から地上に上がった行基像前から奈良散策の女子旅がスタート!
まずは、奈良中心部の繁華街、ひがしむき(東向)商店街へ。
平城京のむかし、この通りより東側は興福寺の境内で、お店が立ち並んでいるのは通りの西側だけでした。
お店が全て西側なので、東向きに開いていたことが名称の由来とされています。
平日でも賑わう商店街を、食べ歩きできるならまち方面の南へ向かいます。
② 山崎屋の奈良漬
奈良名物といえば…そう、奈良漬け!!!
わたし奈良漬け大好物なんです!
最近は試食コーナーがあって観光客へのおもてなしが素晴らしいですね。もちろんいただきました。笑
公式ホームページ:山崎屋の奈良漬
③ 中谷堂
ひがしむき商店街を抜けると、三条通に出ます。
平城京の条坊制に由来する道路です。
京都と同じく、奈良の三条通は古くからの東西のメインストリートです。
この通りはお土産屋さんが多くならんでいます。正面には中谷堂さんが。
おいしそうな和菓子やおせんべいがいっぱい!食べ歩きにもぴったり。
お店を訪れた多くの有名人の写真も飾ってありました。
中谷堂の公式ホームページ:中谷堂|高速餅つきのできたてよもぎ餅(よもぎもち)を販売。《奈良》
④ 麺闘庵
中谷堂を左へまがり餅飯殿(もちいどの)商店街に入りました。
お昼どきで空腹が最高潮に達した瞬間目に入ってきたのが「うどん」の三文字!!
導かれるようにお店の中に入りました!さすがにうどんは食べ歩きできないので、お店でいただきます。
平日にも関わらず満席に近い状態でした。
麺闘庵の人気メニューは、「巾着うどん」。
以前、日本都道府県の特徴を紹介するTV番組で奈良名物の巾着うどんを見て、それ以来ずっと気になっていました。
まさに運命!さっそく巾着うどんを注文しました!
あれっ!?うどんは!?
ありました!
この巾着は特注の手揚げだそうです。
お揚げの巾着をネギで結んであるという細かいこだわりも♪
おいしくいただきました!
麺闘庵 (めんとうあん) – 近鉄奈良/うどん [食べログ]
⑤ おくた 奈良町本店
食べ歩き旅はさらに南へと向かい、ならまち(奈良町)をぶらぶら。
なにやら修学旅行生でにぎわっているお店を発見!
みたらし団子です!食べ歩きにぴったり!
みなさんの、今さっきうどん食べただろ!というつっこみが聞こえてきますが…笑
女子の胃袋は別腹方式です!もちろん購入。いただきま~す。
食べ歩き旅は最高です!
⑥ 元興寺
食べ歩きつつ進むこと3分。お寺が見えて来ました!
元興寺(がんごうじ)は、蘇我馬子が飛鳥の地に建てた日本最古の寺院、法興寺(飛鳥寺)を平城京に移したものです。
みたらし団子の食べ歩きを終えてから境内へ。
屋根の一部に法興寺から移されたとみられる瓦が用いられているそうです。
公式ホームページ:元興寺 – 奈良の国宝・世界文化遺産
⑦ 遊悠工房
元興寺を過ぎて右の小道に入ると…
遊悠工房というとても雰囲気のあるお店を発見!早速中へ入ってみました。
店内にはかわいい小物がいっぱい!
アクセサリーや万華鏡、お香やにおい袋など。
実はこれらはその場でオリジナルを作れるんです。
ならまちの楽しみは食べ歩きだけではありません。
⑧ 奈良筆 田中
奥には、奈良筆 田中さんのお店もあります。
こちらも筆作り体験ができますよ。
髪の毛で筆をつくることもできるそうです!赤ちゃんの髪の毛で誕生日記念に筆を作るお祝いが多いそうです。
公式ホームページ:奈良筆 田中 | 奈良の伝統工芸奈良筆、書道筆をはじめ、筆作り体験、誕生筆、赤ちゃん筆、胎毛筆まで一品一品手作りの奈良筆を心をこめてお届けしている奈良筆作り筆匠田中千代美のホームページです。
⑨ ならまち格子の家
ぶらりぶらりぶらり、、、、、、次に発見したのがこちら!
「ならまち格子の家」です。
ならまちの伝統的な町屋が再現されており、無料の休憩所として利用することができます。
ならまち界隈の情報センターでもあり、いろんな情報を入手できます。
落ち着きますね。
特に海外の方は、非常に興味を惹きそうな場所です。
風情ある中庭を見ながら、ゆっくりと心とパンパンの足を癒しました。笑
公式ホームページ:ならまち格子の家 – 奈良市ホームページ
⑩ 酒蔵 春鹿
次にお目当ての新薬師寺へ向かいました。
そんな道中で、またまた寄り道を……
日本で最初の国際都市「奈良」は、日本酒発祥の地と言われているそうです。
明治17年創業の老舗酒蔵「春鹿(はるしか)」です。
春日の神々が鹿に乗って奈良の地へやってきたという伝説から、「春日神鹿(かすがしんろく)」と名付けた後に「春鹿」に改め、今に至っているそうですよ!
利き酒こちらではひとり400円で5種類のきき酒をすることができるのです!
きき酒、日本酒好きの方にはたまりませんね!!
そうでない方も、いろんな種類の日本酒を試し飲みできるので、お気に入りを見つけることができるかもしれませんね。
※稀に、イベント等できき酒が行われていない日もあるそうですのでご注意を!
公式ホームページ:春鹿 公式サイト|日本酒発祥の地「奈良」より世界へ羽ばたく。株式会社今西清兵衛商店
⑪ 新薬師寺
新薬師寺は、光明皇后が夫・聖武天皇の病気回復を願って天平19年(747)に創建されたそうです。
当時は100人の僧が住む大寺でしたが、平安時代の落雷や台風で主なお堂がなくなり唯一残ったのが今ある本堂だそうです。
本堂には、日本最古最大の十二神将がご本尊の薬師如来をお守りしています。
残念ながら中は撮影禁止!その迫力ある十二神将たちの表情に圧倒されました!これは必見です!
公式ホームページ:新薬師寺 公式ホームページ
⑫ 奈良公園
さて、ここから東大寺に向けて歩きます!
パンプスで来たことに後悔している気持ちを奮い立たせ、同行者と励ましあいながら一歩一歩。。。
なんだかものすごく癒されました。鹿が道案内をしてくれているようです。
!!!!!!!!!ついに鹿さんが登場!!
東大寺に近づくにつれて、鹿の姿がどんどん増えます!
東大寺の南大門付近には、修学旅行生がたくさんいます!
わたしも○年前の中学時代に修学旅行で訪れたのを思い出しました。
鹿せんべいを買った瞬間に、鹿に追いかけられた恐怖を今でも覚えています。。。
そのため今回、鹿せんべいは遠慮しておきました!
⑬ 東大寺大仏殿
奈良時代に聖武天皇が、国力を尽くして全国に国分・国分尼寺を造立しました。
それらの総国分寺である金錘山寺が昇格して大和金光明寺となりました。
これが東大寺の前身寺院とされているそうです。
東大寺の大仏殿は二度にわたって焼失し、鎌倉時代と江戸時代に再建されました。
現在は3代目!
世界一の木造建築物です。
中にある大仏様はみなさんもよくご存知ですね。
なんと855年に地震により大仏様の首がもげてしまうという惨事が起こったそうな。
大仏様の頭部は江戸時代に修復されたそうです。その技術にあっぱれですね。
奈良公園には、ほかにも春日大社や正倉院、二月堂などまだまだ見所満載です!
ですが今回はこの辺で、、、今夜はゆっくり湯船につかってゆっくりすることとします。
公式ホームページ:華厳宗大本山 東大寺 公式ホームページ
おわりに
京都観光で知られるMKタクシーですが、実は守備範囲は京都だけではありません。
社内観光資格であるSコードを取得するには、京都だけでなく関西一円をご案内できる観光・地理知識が求められます。
中でも、京都に隣接した奈良は、MKタクシーもよく観光のお伴をすることがあります。
中には京都よりも奈良の方が得意だという観光ドライバーもいるくらいです。
今回は、ならまちだけの食べ歩きツアーだったので観光タクシーの出番はありませんでしたが、奈良のあちこちをめぐりたいという方は、観光タクシーがおすすめです。
ただし、出発地か到着地のいずれかが京都である必要があるのでご注意を。
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