2006イギリス語学留学vol.2 4週間を経てイギリス人に道を尋ねられるまでに|MKタクシー北野巧

ひと よみもの
2006イギリス語学留学vol.2 4週間を経てイギリス人に道を尋ねられるまでに|MKタクシー北野巧

1992年に始まり、時代に合わせて改善・強化し続けてきたMKの海外研修。
京都MKハイヤー課の北野巧(きたの たくみ)社員によるレポートを紹介します。

 

 

MKの海外研修制度

第15期となる今回は、京都MKハイヤー課の柴田大輔社員と北野巧社員らの3名がイギリスで1ヶ月間学びました。

 

出発直前インタビュー

海外研修出発式 MK新聞2006年10月1日号より(中央が北野社員)

海外研修出発式 MK新聞2006年10月1日号より(中央が北野社員)

私自身10年前に英国に留学したことはあるのですが、久しぶりの外国ということで気持ちの高ぶりを日に日に感じております。
日頃はMKの一ハイヤーマンとして外国からのお客様をお供する機会が多いのですが、今回は私が逆にお客様の立場に立って見聞を広められることを嬉しく思います。

 

 

海外研修レポート

一ヶ月という長いようで短い留学は走馬灯のように過ぎ去っていきましたが、ステイ先で味わった最後の紅茶と硬い握手は、私の脳裏に焼きついて離れる事はありません。

砲台の前で柴田社員と MK新聞2006年10月1日号より(右が北野社員)

砲台の前で柴田社員と MK新聞2006年10月1日号より(右が北野社員)

 

イギリス人に道を尋ねられるまでに

ヒースロー空港に降り立ったときのあの異国の感覚。
外国人観光客の一人として旅したカンタベリー。恋しさ故に食したロンドンでの親子丼の味。
マーゲイトの街中でイギリス人に道を尋ねられた瞬間、自分が単なる旅行者ではなく、英国に住む日本人として認められたのだと何度も言い聞かせました。

初めのうちは、イギリス人の運転は非常に荒っぽい印象を受けましたが、さすがは複雑な交差点「ラウンドアバウト」を使いこなすだけのことはあります。
高速道路では車線がたくさんあるという側面はありますが、総じてマナーも良く、色々な速度域にあわせて固まって上手に走っているようでした。

ガソリンをいかに節約するかといった観点かららしいのですが、9割がマニュアル車で駐停車したらすぐにエンジンを切っていました。
ガソリンよりも軽油のほうがリッターあたりの値段が高いにもかかわらず、燃費の良いディーゼル車が人気です。
ドイツやフランスの高級車がディーゼルでマニュアル車しかも排ガスはクリーン。
日本では絶対にお目にかかれない自動車事情です。

口に合わないと感じた英国料理も住めば都です。
最終的には身体がうまく順応していたことに日本に帰国してから気付かされました。
食事という共通のテーマで、ロシア人、トルコ人、スイス人、韓国人、スペイン人、ポーランド人等といつしか長時間にわたって会話が可能なほどネタに事欠きませんでした。
少なくとも自身の英会話能力の向上に食事が役立ったことは間違いありません。

留学生仲間とくつろぐ MK新聞2006年10月1日号より

留学生仲間とくつろぐ MK新聞2006年10月1日号より

 

世界中から人が集まり政治への関心が高いイギリス

英国到着後すぐにむかえた9月11日は、多くのイスラム教徒を抱え、アメリカをある面で批判しつつ追随せざるを得ないイギリス政府のテロへの警戒感を身近に感じる良い機会となりました。
街角でイスラム教徒を見つけることは容易です。話してみると意外と人懐っこくいい人ばかりでしたが、一部の過激派の暴挙によって彼らへの風当たりが予想以上に強くなっているようでした。

イギリス人は政治への関心が高く、報道番組も非常に充実しています。過激派によるテロ問題に関しての特別番組を朝から晩まで流していたことも印象的です。
派手さはありませんでしたが、公平に堅実にしっかりとした内容を報道していました。

世界一美しいと言われるリーズ城の前で MK新聞2006年10月1日号より(右が北野社員)

世界一美しいと言われるリーズ城の前で MK新聞2006年10月1日号より(右が北野社員)

 

古い街並みが残るマーゲイト

さて、こんな私のホームステイを支えてくれた家族が住み、伝統ある語学学校リージェントのあるのは、マーゲイトです。
マーゲイトの街は、ロンドンから南東へ車で約3時間の場所にあります。
1960年代は海辺のリゾート地として栄え、現在でも週末は多くの海水浴客で賑わいますが、全体的に落ち着いた静かな街といえます。
ウィークデイの朝は、小学生が保護者完全同行の通学で道路も一時込み合いますが、通学時間帯を過ぎればひっそりと静まり返り、広い芝生の公園で犬の散歩や日光浴といった光景を目にします
家々は築150年~200年で修理を重ねて大事に守りながら住んでいました。私のステイ先も築200年で、向かいは第二次大戦のドイツ軍の空爆で焼け落ちたのだそうです。

 

便利な遺跡メンバー制度

マーゲイトから電車で約1時間のところにかつてのフランスへの表玄関ドーヴァーがあります。街のてっぺんには、断崖を利用して建てられた山城形式のドーヴァー城があります
ドーヴァー城は12世紀から13世紀にかけて作られた城塞です。中には1世紀に建てられた灯台も残っており、第二次大戦中は前線基地としての役割を担った場所でもありました。
家族の薦めもあって、地下に何重にも張り巡らされた迷路をめぐるツアーに参加して戦争を身近に感じることが出来ました。
すべての砲台がヨーロッパ大陸の方向を向いていて、ここで何機ものドイツ軍機を打ち落としたことでしょう。

イギリスには遺跡メンバー制度があって、年会費を支払えばカードを発行のうえ、無料もしくは格安で入場できることもこのお城で初めて知りました。
京都にも便利な遺跡メンバー制度が将来できれば、もっともっと歴史を身近に感じ、古いものを大事にすることの大切さを伝えていけるのにと感じました。

 

有意義な案内される側の経験

今回の4週間の短期留学を一言で置き換えるなら、「起承転結」がもっとも相応しいと思います。
「起」1週間で英語に慣れ、マーゲイトの町並みを知り、
「承」2週間目でかつての世界の中心地ロンドンや世界一美しいと謳われたリーズ城を訪れ、
「転」3週間目は時が経つのが遅く、イギリスを離れパリを訪れたり、日本食レストランを探したりで、
「結」4週間目はすぐに過ぎ去っていき、過ぎ去った頃にマーゲイトの街が自分の故郷のように落ち着ける場所になっていました。

英語の勉強もさることながら、日頃は外国からのお客様をエスコートする側から、自分自身が外国人として生活をし、また観光客として色々な案内を受ける側にまわる機会を与えられたことは有意義でした。
今後より一層のサービスの追求に努めていけるものと確信いたしております。

 

 

おわりに

MKでは、外国語で観光案内をできるドライバーを養成するため、1992年から海外留学制度を開始しました。
営業所でもネイティブ講師によるサロン型の勉強会を毎月数回開催しています。
このような充実した研修制度によって育成したESD(Englishi Speaking Driver)は、海外からのVIPの対応や国際会議の送迎など豊かな経験を積んでいます。
外国語のスキルを活かした仕事がしたい!海外のお客様に日本の魅力を伝える仕事がしたい!
そんな方はぜひ一度MKタクシーへお問合せください。

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第15期の海外研修レポート

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