2015イギリス語学留学vol.10 語学学校ETCと英語教師養成校ITTCで学ぶ|MKタクシー小山慶祐

ひと よみもの
2015イギリス語学留学vol.10 語学学校ETCと英語教師養成校ITTCで学ぶ|MKタクシー小山慶祐

1992年に始まり、時代に合わせて改善・強化し続けてきたMKの海外研修。
京都MKハイヤー課の小山慶祐社員によるレポートを紹介します。

 

 

MKの海外研修制度

第26期となる今回は、京都MKハイヤー課の野原竜太郎社員、小山慶祐社員、上賀茂営業所の川合幸夫社員の3名がイギリス2ヶ月間の中級コースで、西五条営業所の福山広隆社員が初級コースのフィリピン・セブ島の級コースで学びました。

 

海外研修出発式

9月4日に京都MK本社で「第26回海外研修出発式」を行いました。

 

出発直前インタビュー

海外研修を志望された理由は?
右から野原社員、小山社員、川合社員、福山社員

右から野原社員、小山社員、川合社員、福山社員

京都は国際観光都市であり、仕事上お客様として外国の方にご乗車いただく機会も少なくありません。
乗車や降車される際に、一言二言の気遣いの言葉も添えられれば印象も違ってくると思います。
今まで何度か伝えたいけれど、伝えられないというもどかしさを感じたことがありました。
もどかしさを解消すべく、自分の英語力を上達させるために希望いたしました。

 

出発が近づいてきましたが、今の気持ちは?

今までに海外へは長くても2週間ほどの滞在の経験しかありません。
2ヶ月という期間は、正直不安な気持ちが大きいです。
以前行かれた方の話を聞き、自分でもこんな貴重な経験は普通ないし、とことん頑張ろうという気持ちは十分あります。
充実した日々を送ろうと期待に胸を膨らませています。

英会話担当の職員と

英会話担当の職員と

 

最後に意気込みを一言

将来的には、英語で京都や日本の素晴らしさ、魅力を伝える観光の仕事を希望しています。
外国のお客様が期待以上に満足され、楽しまれるお手伝いができればと考えています。
それができるようになるには、この2ヶ月間の留学で学んだことや培った感覚を元に帰国後も最大限努力し続ける必要があり、ステップアップしていきたいと考えています。
2ヶ月間精一杯頑張ってきます!!

 

 

海外研修レポート

不安でいっぱいだった出発前

出発前は、2ヶ月もの長い期間、海外で生活した経験など無かったので、正直不安な気持ちの方が大きかったです。
しかし渡英後、1週間も経つとその気持ちは無くなっていました。
というのも、現地ボーンマスでお世話になったホストファミリーをはじめ、学校の先生やクラスメートたちが本当に親切でいい人ばかりだったからです。

 

素晴らしい理念を持ったホストファーザー

シャトラーさん一家と

シャトラーさん一家と

私がホームステイさせていただいたシャトラーさん一家は、5歳の娘さんと3歳の息子さんがおられる、とてもにぎやかで楽しいご家庭でした。
ホストマザーのサリーさんには本当に気を使っていただき、学校から帰宅後は「今日、学校どうだった?」と毎日聞いてくれてます。
夕食時も日本への質問や子どもたちの話など、会話をしながら楽しく過ごせました。
ホストファーザーのジェームスさんからは、ホームステイを受け入れているのは、「収入の一部するためではなく、子どもたちの教育のためにしている」と聞きました。
小さい頃から色々な人種の人々と接することで、差別的な意識や偏見を持たない広い視野を持った人間に成長して欲しいという考えです。
本当に素晴らしいことだと思いました。

 

より英語に触れるため2つの学校に通う

ITTCの先生たちとクラスメートとパブにて

ITTCの先生たちとクラスメートとパブにて

通っていた語学学校ETCは、イタリア、スペイン、コロンビアをはじめサウジアラビア、韓国、台湾、カザフスタンなど世界中から生徒が集まります。
みんなしっかりと将来の目標や目的を持って来ているので勉強熱心です。
フレンドリーな人が多いのですぐ友達になれます。
実際、帰国後もメールのやり取りが続いています。

授業が午前中のみだったので、英語に触れる機会を多く持つために、昼からは無料で授業が受けられる別の学校ITTCに行きました。
そこは英語教師を養成するところで、授業は教習中の先生の練習用に行われるものでしたが、内容はとてもよかったです。
担当された先生方がその学校を卒業される最終日には、クラスメートと一緒にパブに行ってお祝いをしました。

 

休日には長年の夢だった建築巡り

平日は、授業や宿題などをして忙しく過ごしますが、土日は学校が休みなので、研修期間中の週末は色々なところへ出かけました。
個人的に行きたい所が3ヶ所あったのですが、全て回ることができました。
1ヶ所目は、大好きなイギリス映画『さらば青春の光』の舞台となったブライトン。
2ヶ所目は、謎のアーティスト、バンクシーが主催する史上最低のテーマパーク、ディズマランドがあるブリストル。
3ヶ所目は、憧れの世界的建築家ル・コルビジュエの建築巡りのためにパリへ行きました。
長年の夢が叶い、言葉にできないぐらい興奮、感動しました。
その他にオランダやベルギーにも行くことができました。
ヨーロッパの国々は比較的近いので長距離バスを利用すれば、時間はかかりますが安価で色々な国に行けます。
かなり疲れましたが、これも思い出のひとつです。

 

気遣いあるホストファミリーとの別れ

ETCでの担任オリバー先生とクラスメートのユンジュと

ETCでの担任オリバー先生とクラスメートのユンジュと

はじめの1週間は本当に長く感じた語学研修でしたが、2週目からはとても早く過ぎて行ったように思います。
充実した生活を送ったからなのでしょう。
研修最後の夜、夕食後自分の部屋で荷造りしていると、普段は気を遣って入って来なかったホストファミリーの子どもたちがやって来て、遅くまでハロウィンごっこをして遊びました。
翌朝はかなり早い出発だったので、前日にお別れの挨拶は済ませたのですが、家を出るときに、僕のスーツケースを見ると上に手紙が置いてありました。
本当に最後の最後まで気を遣っていただき、言葉では言い表せないぐらい心から感謝しています。
シャトラーさん家にホームステイできて本当によかったと思いました。

最後に、この研修を終えてもっとうまく英語でコミュニケーションがしたいという欲求が生まれてきました。
現地での友人やシャトラーさんたちとこれからも、もっと親交を深めたいです。
仕事上でも日本に興味を持って来られる方々に、日本の素晴らしさを伝えられるようになりたいと思いました。
それが今後の英語勉強のモチベーションであり、これからも努力し続けようと決意いたしました。

 

 

おわりに

MKでは、外国語で観光案内をできるドライバーを養成するため、1992年から海外留学制度を開始しました。
営業所でもネイティブ講師によるサロン型の勉強会を毎月数回開催しています。
このような充実した研修制度によって育成したESD(Englishi Speaking Driver)は、海外からのVIPの対応や国際会議の送迎など豊かな経験を積んでいます。
外国語のスキルを活かした仕事がしたい!海外のお客様に日本の魅力を伝える仕事がしたい!
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第26期海外研修レポート記事

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