2019台湾語学留学 中国語で中国の方に本当のおもてなしを|MKタクシー林直樹
目次
1992年に始まり、時代に合わせて改善・強化し続けてきたMKの海外研修。
伏見営業所の林直樹社員によるレポートを紹介します。
MKの海外研修制度
第34期となる今回は、計4名を派遣しました。
ハイヤー課の片柴宏之社員・米屋七海社員その他の社員は、英語中級コースとして2019年6月29日に出発し、2ヶ月の研修を終えて8月24日に帰国しました。
伏見営業所の林直樹社員は、中国語コースとして2019年6月29日に出発し、2ヶ月の研修を終えて8月24日に帰国しました。
海外研修出発式
2019年6月28日に京都MK本社で「第34回海外研修出発式」を行いました。
出発直前インタビュー
海外研修を志望された理由は?
日本の文化を育んできた地として魅力のある京都をご案内する「観光」の仕事がしたいと思っています。
現地でしか食べられないもの、観光に来られたお客様が普段どんな場所で生活されているのか、などを少しでも近い場所で体験することで「より良いサービスが提供できるのではないか?」と考えたからです。
出発が近づいてきましたが、今の気持ちは?
どんな場所なのか、日本をどう見ているのか、どんな人々が生活しているのか、台湾の観光地で働く方々はどういうサービスをしているのか、自分は何を知らないのか、など知りたいことや興味が尽きません。
生活の中で見て、聞いて、肌で感じて、できるだけ多くのものを日本へ持って帰り、仕事に活かしていきたいと思います。
最後に意気込みを一言
台湾では日常生活で使う言語の習得とともに、文化を肌で感じたいです。
感じたことなどを持ち帰り、自分自身や中国語サロンの仲間のレベルアップを目指したいです。
「MKは中国語が話せるドライバーがいる会社」と中国・台湾の方々に知っていただけるよう、この海外留学制度で培ったものを活かしてレベルアップしたいと思います。
海外研修レポート
中国からのお客様にも本当のおもてなしを
入社して約2年、京都という街でタクシー営業をする中で感じたのは、京都はすこし観光するぐらいでは全然足りないぐらい深い街だ、ということです。
観光に来てくださったお客様がリピートしてくださることで、真価を発揮するのが京都です。
現在の京都は、国内のお客様が減る一方、海外からのお客様は増え続けています。
そのため、自分も世界で話せる方が一番多い英語を勉強し対応しようと考えていました。
しかし、英語も話せるが、母国語ではないという方も多くいらっしゃいます。
例えば、海外から観光にお越しになるお客様のうち、最も多いのは中国からのお客様です。
京都にお越しになった中国の方に対して、いちおう話せるからといって母国語ではない英語で対応するというのは、本当の意味でのおもてなしとはかけ離れているのではないでしょうか。
京都にお越しになる海外のお客様のうち、本当の意味でのおもてなしを目指すため、中国語を勉強することにしました。
自主勉強だけでは限界が
MKには、外国語を勉強したいメンバーが集まって行われる「英語サロン」だけではなく、「中国語サロン」もあります。
まず私はそのサロンに入ることで中国語の勉強を始めました。
少しずつ進歩していたのですが、普段の生活ではなかなか思うように自主勉強ができません。
そんな中で、海外への語学留学制度があるということを知り、家族と相談し応募することにしました。
美味しいもの知り豊かな情報の土壌をはぐくむ
台湾で勉強をしたかったのには理由があります。
メインの中国語習得はもちろん、台湾には美味しいものがたくさんあるということです。
お客様をお供させていただくときに、京都の美味しいものを知っていることはもちろん必要です。
そして、それを伝える私たちは「京都に限らず美味しいものを知っている」ということが、とても大切なことだと思います。
伝える情報の土壌が豊かでないと質のいい情報をお伝えでません。
美味しいものを知るということは、私の中ではとても重要なことでした。
台湾人に言われて初めて気づいた日本食の弱点
実際に台湾に行くと、美味しいものがたくさんありました。
小籠包・魯肉飯・麺線・牛肉麺・芒果かき氷(臭豆腐は苦手でした)・・・などなど、書き始めると止まりません。
台湾に行くまで「日本食は誰が食べても美味しい」と勝手に考えていました。
実際、台湾の方は「日本食は美味しい」と感じてくださっている方が多かったのですが「日本食は塩っ辛い」という話も聞きました。
考えてみると、出汁を効かそうとすればそれなりの塩分が必要になります。出汁を重んじる日本において、台湾の方々が感じる「塩っ辛い」は至極真っ当な意見です。
疑問にも思わなかったことが分かったのは、非常に大きな収穫でした。
分かっていないことが分かった台湾留学
こういった気づきを通して、これからも「自分は何が分かっていないのか分かっていない」というスタンスで貪欲に勉強したいと思います。
ひいてはそれが「最高のサービス」に必要な引き出しになると信じています。
中国語に限らず、英語、京都の観光知識や日本のことをもっと勉強しなければならないと感じた台湾留学になりました。
おわりに
MKタクシーでは、外国語で観光案内をできるドライバーを養成するため、1992年から海外留学制度を開始しました。
営業所でもネイティブ講師によるサロン型の勉強会を毎月数回開催しています。
このような充実した研修制度によって育成したESD(Englishi Speaking Driver)は、海外からのVIPの対応や国際会議の送迎など豊かな経験を積んでいます。
外国語のスキルを活かした仕事がしたい!海外のお客様に日本の魅力を伝える仕事がしたい!
そんな方はぜひ一度MKタクシーへお問合せください。
海外からの大切なお客様の対応の際は一度MK観光タクシーにご相談ください!