京都検定2級合格!人事部職員に聞く「合格のコツ」とMKタクシーの取り組み

ひと よみもの
京都検定2級合格!人事部職員に聞く「合格のコツ」とMKタクシーの取り組み

2016年12月11日に行われた第13回京都・観光文化検定試験(通称・京都検定)において、MKタクシーから1級合格者こそ出ませんでしたが、9人の2級合格者が出ました。
今回は、9人のうち唯一の内勤職員であり、MKタクシー内で最高得点でもあった人事部の森島雅世副主任に話しを聞きました。

記事は、MK新聞2017年4月1日号の再録です。
原則として、掲載時点の情報です。

 

 

京都検定合格者インタビュー①「合格のコツ」

2級に合格しての気持ちは?

3度目の正直でようやく2級に受かりました。
ドライバー以外の内勤の職員では唯一の2級合格者です。
直属の上司も一緒に受けたのですが、不合格だったので、少しだけ偉そうな顔ができます(笑)。

人事部として、新卒を中心として若手に「勉強しろ」という立場にあるので、まずは身を以て示すことができてほっとしました。

 

どのように学習に取り組みましたか?

トラベルコーディネーター向けの勉強会にて

トラベルコーディネーター向けの勉強会にて

京都検定公式テキストの暗記中心です。
ひたすらテキストの内容を覚えることに時間を費やしました。
自学自習以外では、仕事が終わってからトラベルコーディネーター向けの勉強会にも参加したりしました。
観光ドライバーとして必要な知識を身に着けるために座学ですが、観光知識に関しては京都検定とも重複する部分も多いです。

実はMKタクシーに入社するまでは、京都観光について、ほとんど興味ありませんでした
生まれも育ちも京都ですが、府内でも南の方に住んでいます。
京都市内へ観光に行くこともあまりなく、京都検定テキストに載っている寺社も大半が行ったことありません

第13回の京都検定2級試験のテーマとなっている「山科・醍醐」に対応するため、醍醐寺だけは足を運びました。
京都検定への挑戦がきっかけとなり、今は京都観光に興味津々です。他のスポットにもこれから行きたいです。

びっしり書き込みとマーカーの入ったテキスト。下には旧版のテキスト。

びっしり書き込みとマーカーの入ったテキスト。下には旧版のテキスト。

 

2級合格の秘訣は?

2級ともなれば、一発での合格はなかなか難しいです。
第13回の合格率も23.7%でした。

合格の秘訣はありきたりですが、落ちてもあきらめずに学習を継続することです。
私の場合は、毎年覚えたことはいったん忘れてしまい、毎回一から勉強し直していました。本当は、落ちても勉強を続けて、いったん学んだことは忘れないのが大事です。

次は1級に挑戦します。諦めなければ10年後には1級に受かるはずだと思っています。
まだ1級の問題を見たことがないですが、文章で書く問題があるらしいので、心配です。
ただ漢字を覚えるのは得意なので、その点についてはあまり不安は持っていません。

 

 

京都検定合格者インタビュー②「仕事と京都検定」

人事部ではどのような業務を担当していますか?

人事部も幅広い業務がありますが、私は新卒者の採用を中心に担当しています。
トラベルコーディネーターを採用するため、東は東京・名古屋から、西は神戸まで、説明会などで全国を飛び回っています。

合同説明会にて。MKグループの人事担当者と

合同説明会にて。MKグループの人事担当者と

 

MKタクシーの京都検定への取り組みは?

第13回の京都検定では、MKタクシーから116人が受験しました。毎年100人以上が団体受験制度を利用して受験しています。
受験料補助制度や合格祝金制度もあり、ドライバーだけではなく私のような内勤の職員もたくさん受験しています。
もちろん、受験のとりまとめを行う人事部は全員受験しました。

新卒研修で新入社員を指導中

新卒研修で新入社員を指導中

 

1年目のトラベルコーディネーターについては?

去年4月に入社したトラベルコーディネーターについては、京都検定の案内はしましたが、受検の推奨まではしていません。
トラベルコーディネーターは、社内の観光Cコードを取得することを優先しています。私も観光Cコード向けの勉強会に一部参加しましたが、京都検定とは範囲が異なります。
両方を並行して学習することは、よほどのやる気がないと難かしいからです。
2年目以降は、ぜひ京都検定の取得に積極的に取り組んでほしいです。

 

 

MKタクシーと京都検定

MKタクシーでは、第1回から社員・職員に対して京都検定の受験を推奨しています。
受験料補助制度や京都検定1級合格祝金制度も整備され、団体受験により内勤者を含めて毎年100人以上が挑戦しています。

京都市では、京都の魅力の発信と「おもてなし」を実践できる子どもたちの育成のため、中高生が京都検定3級に無償で受験できる機会を提供されています。

MKタクシーは、2015年度より毎年、この京都検定を応援する事業に200万円の寄付をするとともに、京都検定対策勉強会への講師派遣の協力をしています。

 

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